終戦61年目を想う
今年は1945年に終戦を迎えた年から61年目の年です。最近の世論調査では「戦争が近づいてきた」と予想する国民が増え、過半数に迫っています。
5月13日に経済同友会終身幹事の品川正治さんの講演会がありました。品川さんは「戦争ばかりしているアメリカと、平和憲法を遵守している日本が同じ利害で一心同体などというわけがない」とお話されました。
具体的に憲法改正の動きもあります。再び日本を「戦争の出来る国」に構造改革しようと言う動きですね。しかもアメリカの軍事戦略に組み込まれた形での海外派兵までどんどんしようという動きもあります。
敗戦後、日本国憲法の発布を聞いたときは、日本人の殆どが「2度と戦争はしない」と言う強い決意を持ったと聞きました。しかし今や戦争を知る世代は高齢者となり、「戦争をしてはならない」と言う声は小さくなっています。
憲法がどうであれ(アメリカの押し付けだとか)、61年間も戦争をしなかったことは立派です。世界に誇れると思います。これからも日本は軍事力での国際貢献ではなく、日本の得意な技術と分野で世界貢献が出来ると信じています。
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