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2006年9月

2006.09.30

高知スーパーさえんば店閉店

 伝統ある地元資本の高知スーパーですが、10月15日で全店閉店。その前に今日でさえんば店が閉店しました。写真は朝通りがかりに撮影。ゴンドラには商品が並んでいません。
閉店ですが人もまばらで寂しい限りです。
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 昨日自転車で家内が行きましたが、既に雑貨用品などは殆どなかったようですね。「買うものがない」と言って戻ってきました、やはり近くの人がすぐに行くからないのでしょう。

 歴史には「かもね」はありません。地場スーパーとすれば、中村スーパー、野市スーパーに続く廃業。子供の時、このサエンバ店へ祖母に連れて行かれたことがありました。
 漬物を新聞紙でくるんで販売。魚は木製の舟形のお皿にのせ、肉は竹皮に包んで販売していました。それも遠い昔の思い出ですね。
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 高知スーパーは高知でも老舗のスーパー、サニーマートもサンシャインもサンプラザも元はと言えば高知スーパー。ひとつにならないところが高知人らしい。まとまれば香川のマルナカや愛媛のフジと対抗出来ていたかもしれませんね。

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防災世帯調査がようやく終了

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 海が近く低地で、すぐ目の前に石油施設もある下知地区。公共の避難所は現在自宅近くに存在していませんし。町内でこのたび自主防災組織を立ち上げることにし、西やんのご協力を得まして、準備のための講習会もようやく実施したばかりです。
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 僅か100メートル足らずの道路の両側の世帯を調査担当した町内。建物の数は21棟。アパート、マンションなどの集合住宅と1戸立て住宅との混在した地域。1人暮らしの高齢者もいます。
 都市部ゆえ、休日にも在宅していない人もいます。昼夜逆転の生活をされている人もおられますし。

 高齢者(80歳以上)がこの界隈には、11人。90歳以上が2人おられます。障害を持たれた人と幼児が1人ずつ。「災害弱者」と言われる人達も多いですね。
 担当し調査した界隈には53人が居住。高齢者が11人。20%を超えています。(65歳以上と言う普通の高齢者割合で行きますともっと比率は高くなりますね。)1人暮らしの高齢者の方も3世帯あります。玄関でお声をかけても出て来られません。そういう方はヘルパーさんやご家族が訪問されたときにお断りして家に上がらしていただき、聞き取り調査をしました。災害弱者といわれる人達のこの地域の比率は24%を超えますね。
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 町内では4人に1人は自力で歩行が困難であると思われる人たちです。
 なにかと個人情報が絡むため、全員に面談し、同意を得て調査をしました。町内会へ入っていない人もかなりいます。しかし「南海地震対策のため」とお話しますと皆さん全員協力的でしたね。それだけ意識はしています。

 高知市下知地区は低地で海が近く、水害などの被害を受けてきました。しかも公共での避難場所がない地域(それも広域で)、内閣府の地震被害対策協議の「モデル地区」にもなっておりました。
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津波避難ビルガイドライン検討会 内閣府防災担当

 古い木造住宅も多く、低地で、海も近く、運河を挟んで石油施設もありますし。典型的な都市型災害が発生が予想される地域でもあります。自主防災組織はきちんと丁寧にこしらえなければならないと強く思いました。これからやらねばならないことはいくらでもありますね。
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2006.09.29

9月最後のはりまや橋サロン

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 早いものでもう9月も明日でおしまい。実質今日が月末ですね。
 はりまや橋サロンは上天気。知り合いの葬儀がお昼にあったので、昼過ぎからのサロンへの参加。先ほど遅い昼食を金曜市で調達し、食べました。

 先週はOPEN HEARTさんがサロンにこられブログを更新されましたし。だんだんとブログも普通のコミュニケーンの道具となりうれしい限りですね。

 七輪の火もそれほど暑くは感じなくなりました。干物を焼いて食べると美味しい季節です。
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映画ホテル・ルワンダを鑑賞

 話題の映画であるということで、映画「ホテル・ルワンダ」を県立美術館ホールへ家内と見に行きました。最近自主上映の映画と言えば、「ベルンの奇蹟」を見に行って以来ですね。あの映画はサッカー好きには良かったのですが。鑑賞者は残念ながら少数でした。

 5つぐらいの映画愛好者グループが共同で上映会をやった成果でしょうか。かなり人出がありました。私は午後5時半からの3度目の上映を鑑賞しましたが、昼間の上映でも凄い人だったようです。
 見終わって最終上映は入場制限する人達でしたから。まずは高知の映画関係者の皆さん良かったですね。
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 アフリカ版「シンドラー」のお話でしょうか。
 わたしなどは文化的な素養がないものですから、映画は娯楽と言う意識が先に来ます。ストーリーが単純で派手なハリウッド映画も嫌いではありません。インディー・ジョーンズのような荒唐無稽な映画のほうが好きで、「深刻系」の映画は見ないですね。

 しかし真実の重みというのでしょうか。映画は当然字幕表示でしたが、画面に引き込まれて見ていました。
 途中白人達だけが撤退するシーンであるとか、先進国の身勝手さが表現されているシーンであるとか印象に残りましたね。国連平和維持軍の難しさも初めて理解することが出来ました。

 外国人が撤収した後も、主人公のホテルの支配人は懸命に家族と住民を助ける努力をしますね。決して現実に絶望しません。ホテル本社(フランス)への救援支援だけでなく、虐殺当事者の軍や民兵の将軍にも賄賂を送って結果的に住民の命を救いました。実に勇気のある行動でありました。

 この映画欧米ではヒットしたようですが、日本では配給されなかったようです。配給料金が高額であること。社会派映画でヒットが望めないこと。レンタルビデオでの収益も望めないことから、配給元が躊躇したとか。

 SNSで火がついたようで、全国で上映運動が行われたようです。高知でもこうちコミュニティシネマ大西みちるさんや、とさりゅうピクチャーズ田辺高英さんたちの映画愛好者グループの頑張りで今回の上映会が開催されました。
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 映画関係者の皆さん本当に良い映画を見せていただきありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

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ワークショップをやってみれば

 意見の対立するのは当たり前。それが多様な社会と言うものです。「ぷらっとこうち」に関する考えも思いもそれぞれあるでしょう。高知県総務部県政情報課が運営する公共電子掲示板「ぷらっとこうち」をいつまでも「ロックアウト」することは、県民の税金を投与して以上は許されない筈。(2006年8月24日からロックアウトされています。)
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 「あれもだめ」「これもだめ」と言っているうちに選択肢が狭くなり、自分でコントロール出来なくなったのですね。狭い価値観を県民に押し付けようとしても破綻するのは目に見えていますね。
情報化時代に「鎖国」をしようとしても出来ないのと同じですね。

 このまま「一部の書き込み者が悪い」という泣き言を言って、公共掲示板を閉鎖されるのでしょうか?そんな「やわな精神」では県政の重要課題など到底解決などできませんね。
 またぷらっとこうちに県庁の業務で関わられている7人の県職員もこの程度のことで「閉鎖」したのだとすれば、事務処理能力、問題解決能力にも疑問符がつくのではないのでしょうか?

 安倍内閣は「道州制導入」に熱心。市町村合併どころか、都道府県合併の時代になり、高知県庁など愛媛県に吸収合併されるかもしれませんね。そんな場合こそ直接県民との壮絶なやりとりが「経験」になるのです。県民と直接対話しているチャンネルが生きると言うものです。
 でも「ぷらっとこうち」運営委員会なるものはそれを「放棄」したのですから、難しいでしょうね。
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とうとう9月での復旧はありませんでしたね。
 ぷらっとこうちを再建する為に「まちづくりワークショップ」の手法で再建のための総会を県庁正庁ホールで開催すれば良いと思いますね。

 お互い土佐弁が通じる相手です。イスラエルとイランが同居するようなお話ではありません。立場こそ違えぷらっとこうちに登録している人たちは高知をなんとかしようという思いのある人ばかりです。
 自由民権運動の伝統の土佐ですから、議論から新しい道もきっと見えてくるでしょう。「対話」を恐れることからは何も生まれせん。今回の事態もぷらっとこうち運営委員会なるものが県民との対話を恐れ、耳をふさいだことから派生した出来事ですから。

 一方的に話も聞かず排除するから「破綻」するのですねぷらっとこうち運営委員会と事務局のやりかたは。もう一度原点に戻るべきでしょう。運営委員会と事務局は公式に県民に謝罪し、誤りを認め、県民とワークショップをしながらぷらっとこうちを再建すべきでしょう。それ以外に「ぷらっとこうち」再建の道はありません。

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2006.09.28

伝統ある市民団体が県議会へ陳情

 高知市の伝統ある環境保護市民団体「浦戸湾を守る会」から高知県議会へ陳情書が出されています。
その内容は「どぶ川と言われていた新堀川が、高知パルプの廃液垂れ流しが終結して35年。新堀川に自然が戻りました。新堀川で高知県の絶滅危惧種1aという最高位ランクのアカメやシオマネキが確認されました。
 もはや安易に暗渠化が許されない川になりました。むしろ新堀川を活用し、都市部の親水空間として最大活用すべきです。新堀川は岡本寧穂、武市瑞山、中江兆民のゆかりの地であり、歴史の宝庫でもあります。
 観光資源としての活用も考慮すべきです。」とのこと。
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「shoinbori-mm.jpg」をダウンロード

 チラシをまとめるとそういう趣旨になります。

 35年前浦戸湾を守る会の会長と事務局長が、決死の思いで、高知パルプの排水溝に生コンを詰め込み、公害の異常さを広く県民に知らしめました。やがて高知パルプは廃業し、その後の市民と行政の努力で浦戸湾に自然が戻りました。

 新堀川もまた浦戸湾の一部です。江戸時代の初期に、江ノ口川と堀川を繋ぐ運河として、商人たちが掘削したとのことです。土佐の山林から切り倒した木材を筏にし、江ノ口川から新堀川へ運び、階段護岸から陸へ運び込み加工したと言われています。
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 材木の加工場周辺を材木町と呼び、階段式護岸は潮の干満に関係なく荷揚げできる知恵の産物でした。先祖の知恵の産物なのですね。

 高知県議会でも高知新聞でもようやく新堀川は取り上げられるようになりましたね。

高知県政問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.27

高知県議会を傍聴

 高知県議会を久しぶりに傍聴しました。今日の質問者は県民クラブの坂本茂雄議員。冒頭に都市のあり方として「県道はりまやー一宮線は最近自然も回復し、歴史資源も多くあります。当初の計画どうり工事を進めるのは時代合わないのでは?」と質問しました。
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 橋本知事は「昨日の谷本議員の質問にも回答はしたが、新堀小学北で交差している追手筋ー桜井町線との連動があり、平成21年度までの完成が必要である。それから南はまだ時間があるので、県民の皆さん方と検討すべきであると考える。」とのことでした。

ただ先行して工事する工区の中に歴史的資源である階段護岸があります。それなどどうするのかが問題になるでしょう。
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(階段護岸で夏至にはキャンドルナイトが行われました。)
 赤水門は現在取り壊されていますし。はたして自然や歴史資源と「共存」した道路ふくりになるのでしょうか。注目ですね。

 高知新聞2006年9月27日朝刊にもそのあたりの記事が掲載されています。
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安倍新内閣の性格は?

 郷土出身の山本有二さんが待望の閣僚入り。金融・再チャレンジ担当大臣とか。安倍氏から支援を依頼されたそうですから、縁があったのでしょう。同期当選の中谷元さん(元防衛庁長官)に入閣では先行されていただけに喜びもひとしおであると思います。
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(昨年「けんちゃんのどこでもコミュニティ」での収録の様子です。)
さて安倍内閣ですが、地方居住者にとっては良い内閣かどうなのかについては、厳しく査定しなければなりません。小泉内閣の5年半は、「地方切捨て内閣」でした。「地方は死ね」に等しい政策の内閣でしたし。

 「道州制への移行」なども政策の目玉であります。他に「拉致問題」「憲法改正」「教育基本法の改正」なども並立されていますが、いずれも異次元のヘビーな課題でありますね。実行はとても難しい物ばかりです。

 安倍首相は、極右思想の持ち主だけに近隣アジア諸国との関係は上手く行くのでしょうか?冷戦時代であれば「反共」ということで共通項目がありましたが、最近各国は民族主義傾向を出しているだけに対応がとても難しく微妙ですね。

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2006.09.26

ローマ人が構想し実現した公共財

 塩野七生氏著作の「ローマ人の物語」を近くの図書館で借りて読んでいます。古代ローマの壮大なスケールに驚きます。なぜローマ帝国は広大であり、長い間帝国は維持されたのか?
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 「すべての道はローマに通ず」という項目で1巻あります。これはローマ人の公共事業について書かれてあります。道路網は帝国全土に張り巡らせています。石で舗装され、馬車が通行できるようになっていまして、軍隊の移送や物資の輸送の役割を果たしています。

 水道は高架橋やトンネルを建設してにより水源地から運ばれています。大河には石積みで橋が架けられています。今の時代であれば、地方にも高速道路と高度情報通信網(インターネットなど)がすべて行き渡り公共サービスを国民全てが享受していることになりますね。
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 イタリア本土だけでなく、軍事的に征服した地域も属州として、ローマ帝国本国と変わらぬ公共設備をこしらえています。道路や水道、浴場や競技場などが帝国各地で建設されています。
 殆ど無料で使用できたとのことです。ローマ時代は税金も上がらなかったそうですし。

 地方切捨ての日本の政策。人がいないところに高速道路など無駄だと言う議論が都市部の人達が主張しています。そこまでいうのなら、ゴミなども都市で処理すべきでしょう。田舎へ産廃など捨てないように。原子力発電所も都市部の海岸へ建設すべきでしょうね。
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 ローマは地域間の不均衡などなかったようです。また宗教や習慣の多様性には寛大で一つの価値観を押しつけることはしなかったようですね。国のあり方で考えさせられました。ですので、あまりにスケールの小さな最近の日本の指導者の発言にはがっかりしますね。

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2006.09.25

無残に解体中の赤水門

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 新堀川大正橋北の赤水門が取り壊されています。県道「はりまやー一宮線」による工事のためです。計画では大正橋も取り壊され、ビートープと歴史資源の宝庫である新堀川は暗渠にされ、埋め立てられ自動車道路になるようです。

 その工事の為に赤水門は壊されます。対岸から大きな橋が架けられ、水面はコンクリートで覆い尽くされるようです。子供達は最近、はぜなどの釣の楽しみがこの付近でありましたが、それも今後は出来なくなりますね。
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 何でもかんでも壊して道路にする。それでいいのでしょうか?歴史的遺構である階段護岸もすぐ近くにあります。こちらは道路の下に埋められ地中に保存されるようです。

 予算がないとはいいつつ、歴史資源への配慮も、ビオトープの配慮も見られない道路工事のようです。
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 東京の日本橋の高架高速道路が撤去しようという構想が出る時代です。まして歴史資源やビオトープが都市中心部にある新堀川。単に道路にして埋めるのはもったいない話ではあります。

新堀川釣り大会も市民有志で開催されていました。赤水門付近がよく釣れたそうですが、ポイントが移動したので、やや苦戦しているようでした。
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2006.09.24

地域づくりファンド中間報告会

 高知県庁正庁ホールで、「公益信託こうちNPO地域づくりファンド中間活動報告会」が開催されました。18年度活動資金を助成された高知県下の16のNPO法人や市民グループが参加していました。
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 NPOハートリンク・コミュニティ(竹内隆志理事長)も参加しました。活動内容は「ニートのためのほっとカフェ」についてのものでした。パワーポイントを活用して竹内理事長が活動内容を報告しました。
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 回を重ねるごとに、参加者ごとの交流が自然に出てこられました。ゲスト・スピーカー講師には、元ニート生活をされていた人もいまして参加者も力づけられたようです。現実に自己PRセミナーや就職セミナーへ参加される若者達も出始めました。

 会場から取り組みを評価いただく意見も出ました。中学・高校時代の部活がハード過ぎて、就学も就職もできない子供達もいるとの報告がありました。教育研修活動されているグループとの連携も提案されました。

 リハビリのため、ハートリンクの後は退席しましたが、有益な会合でした。ただ配布資料も活動団体の住所、連絡先、ホームページなどを表示いただきたいですね。すぐに連携をする必要性があると思いました。単なる「報告会」ではもったいない会合でした。
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総務省もブログの効用に注目 9月29日(金)

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西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」(高知シティFM76.2Mhz)は、ブログに関連した話題をお話します。
 高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「総務省もブログの効用に注目」です。
 総務省では情報を円滑に流通する手段としてブログに着目し、これまでもビジネスブログやビジネスSNSの活用事例発表会などを開催、その普及に取り組んできました。日本ブログ協会の設立により、総務省が取り組んできた活動を協会が発展・拡充する形で、ブログの普及促進を図っていくようです。。
 活動予定期間は2006年2月28日から2007年3月末までの約1年間だそうです。
 政府機関も具体的にブログの効用に気がつき利用促進をはかっているようです。日本ブログ協会には多数の企業が参加し、企業内でのブログの活用法の発表などをしています。
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  (日本ブログ協会)

 ビジネスブログが主体のようですが政府がブログ普及に力を入れているのは驚きました。
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(iインターネット書店も従来の概念をくつがえしました。)
戸田 そうですね政府機関がここまで力を入れているということは、注目すべきことですね。
 いままでインターネットではいろんなツールが出てきましたね。掲示板であるとかチャットであるとか。あるいは会話するものでISQとか。
 いままでそうしたツールの研究が公的機関で行われてきたかどうか。私の知る限りなかったようでしたが。
 ところがブログやSNSに関しては政府機関が興味を示しているのは、これは大きく広がる可能性があるものと考えているからなのでしょう。


西村 ブログ協会の目的は以下のとおりです

.目 的
ブログに関する啓発、表彰、研究、調査、交流、支援、提言等を行うことを通じて、我が国におけるブログの普及促進を図る。

 活動内容

1) 啓発活動:会員を対象としたブログに関する講演会やシンポジウムの開催等

2) 表彰活動:会員投票によるビジネスブログの優秀事例の表彰等

3) 研究活動:会員有志によるブログの役割・市場動向・将来予測等の理論的分析等

4) 調査活動:会員の協力による意識・利用動向アンケートの実施・集計・公表等

5) 交流活動:各ブログ関連団体との総合リンクサイトの構築等

6) 支援活動:会員を対象としたブログに関する相談や情報提供の実施等
7) 提言活動:ブログの利用者やブログサービス提供事業者に対する提言等

 ビジネスブログの普及を目的としているようですね。

戸田 ビジネスブログはまだかっちりと定義はされてはいませんね。ユ主事例の表彰まで行うとは驚きです。良いものをつくれば表彰されるということになりますと、自ずとレバルも上がりますし。一つの産業としてブログが成り立つようですね。
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(橋本大二郎高知県知事も2004年3月からブログを始めています。)

西村 個人の日誌とか普通のおしゃべり日誌。そういう印象がぶろぐにありましたね。「お手軽ホームページ」とか。総務省がここまで力をいれるのは只事ではないと思いますね。

戸田 ブログをコミュニケーションの道具として注目していますね。コンピューター上の道具ですが、やはりリアルな場で話し合っていく行為は必要ですね。
 人と人が向き合ってコミュニケーションすべきことですね。それを全部パソコン上でやることは無理ですね。向き合うことは絶対に忘れてはいけないことですね。

西村 ブログを「コミュニケーションの道具」として総務省は重要視しています。また
地域SNSも検討していまして、電子掲示板からの移行も視野に入れているようです。

戸田 確かにSNSの代表格であるミクシィは若い人たちを中心に多数の人が参加していますね。電子掲示板より参加者が多いようです。
 これを地域同士の交流とか十分に使えるのではないでしょうか。

西村 地域コミュニティの「補完物」としてSNSを活用しようということですね。ある地域ですが、地域版SNSをこしらえ、地域の人たち全員が加盟、やりとりをされているようです。
 

戸田 yahooまでがSNSサービスを始めましたし。これからもどんどん広がるでしょう。


西村 総務省がブログに注目していますが、今のところ中国のように国側が露骨な検閲や介入の様子は見られません。ブログの利用促進がブロードバンド社会の推進になることで後押ししているようです。
 インフラ整備は世界水準になりました。後はその活用法だからです。「情報は発信すればより情報は入って来る」ことを全国民がやろうとしているのではと思いますね。

戸田 今インターネット利用者全体からみれば、ブログやSNSの利用者は一部です。大きな動きになっていまいから国側も介入などしていないのかもしれませんね。
 今後大きな動きになれば当然介入も考えられると思います。一時期インターネットの掲示板も殺人予告やテロ予告もあったことがあり、国がどうのこうのという話もありました。
 今後の動向には注目ですね。


西村 現状はブログやSNSの利用者は1割程度ですね。ブログや地域SNSがかなり普及(全国民の3分の1以上が利用)とかいう水準になりますと、社会構造の変化につながりますね。
 例えば電子投票など選挙制度の改革にもなるのではないでしょうか。ホームページの更新は選挙期間中も出来るとか。公職選挙法も改正される見込みですね。そのためには議員の人たちがブログをどんどん作成していただく必要がありますね。
 ブログ議員連盟などもこしらえていただきたいものです。

戸田 小泉純一郎氏が総理大臣になったことはメールマガジンでしたね。次の内閣では「内閣ブログ」が出来てもおかしくないですね。

西村 安倍首相の奥様は山口のコミュニティFMで番組までもたれていましたし。ブログもやるのではないかと思いますね。
「メデイァとしてのブログ」のありかたをビジネスの観点だけではなく、もっと大きな社会的な視点からの議論が必要であると思います。
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2006.09.23

もくもくランドへ行きました

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 高知市仁井田の木材団地。「高知もくもくランド2006」いうイベントがありました。木材を利用して住宅を建設すると言う主旨で関連会社のブースが並んでいました。木工教室なども行われていました。
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西やんこと西田政雄さんたちもブースを出し、防災関連用品や南海地震情報を発信されていました。そこで先週に高知シティFMの「いずみのトラットリア」に出演されておられた四国特殊機器販売の澤田差登士さんにもお会いしました。
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(写真は澤田さんです)
 阪神大震災を体験された神戸市から市議会議員の浜崎ためし氏も視察に来られていました。長田商店街の石井会長とご一緒されたようです。西やんに紹介いただきました。
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(津波体験コーナーの水槽。子供達に大人気でした。)
 なかなかリアルな地震の写真と、適切な防災機器が展示されていました。また津波体験コーナーは子供達に大人気でした。ですので行政側も一緒になり防災展示会を規模を大きくして開催すべきでしょうね。つくづくそう思いました。
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 会場に展示してありました西やん提案の「防災カード」「高齢者用カード」「障害者用カード」は必要であると思いました。
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愛国心教育について

「日の丸・君が代」の強制を違法とした東京地裁判決は、「国旗・国歌は国民に対し強制するのではなく、自然のうちに定着させるというのが法の趣旨」と述べ、国旗国歌法を背景に、教職員の処分を強める都教委を強く批判しているものでした。

 当然と言えば当然。しかし小泉首相や安倍次期首相は判決を批判しています。「国旗や国歌を認めない教員が教育現場にいることが問題」と安倍氏は教育基本法の改正に本腰を入れるようですし。

 現憲法の元では当然の判決。しかし事は学校行事では一番厳粛な卒業式や入学式で引き起こされる問題だけに、教育現場に政治的な対立を持ち込むのはいかがなものかと思いますね。
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(写真は文章とは関係ありません。ある小学校での課外授業の様子です。)

 国際社会では「異論」は当たり前。宗教的な感覚も異なります。日本では「終戦記念日」が、韓国では「光復節」(日本の植民地支配からの解放記念日)。中国では「対日戦争勝利記念日」です。全然価値観が異なっています。

 1国で経済が成り立たない以上、異論も受け入れ、共存する道も必要です。民族の気概も必要。新しい国のありかたもまた問われるでしょうし。

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2006.09.22

個人情報審査会が開催

 9月22日(金曜)午後2時半より、高知会館にて「高知県個人情報審査会」が開催されました。先に県政情報課の意見陳述があったようです。
 私は、「ぷらっとこうち」関連の私に関する「発言の一切」を情報開示を要求しています。
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 そのなかで県職員の電子メールのやり取りが「部分開示」されていた文書がありましたので、全面開示を要求、部分開示に関して「異議申立」を行いました。その件の審査会でした。

 山本会長、山岡副会長、池田委員、漁師委員の4名が高知県個人情報審査会の委員です。初めての陳述でしたので、どぎまぎしながら発言させていただきました。

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9月22日のはりまや橋サロン

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暑さ寒さも彼岸までと言いますね。でも昼間は結構暑いようです。金曜市で販売されている産物も秋の要素が濃くなりました。お好み焼きなども熱くはなくなりましたし。
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 今日はOPEN HEARTの皆さんがお寿司を販売されています。いつも正午前には売切れてしまいます。七輪の火もまだまだ熱く感じますが、これからは気持ちよく感じる季節になるでしょう。
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ブログサロンもまだ本格的には再開していませんが、もはや「当たり前のたしなみ」として普及していけば良いと思います。どんどん機能も充実していますし。

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安倍内閣は亡国の内閣

 自民党は安倍晋三氏が総理に指名された。予想どうりの大差での総理就任。初挑戦で、閣僚経験も官房長官しか経験のない安倍氏が何故自民党内で人気があったのか不思議です。
 彼が誇れるのは「家柄」しかないのではないか。実に不思議な自民党の人事ですね。政策論争も殆どありませんでしたし。

 国民の1人として心配なのは安倍晋三氏は極右思想の持ち主ではないかという心配ですね。テレビ討論番組で、歴史認識を問われた時に「学者が100年後に評価するもので、自分がどうこういうものではない。」との見解を話していましたが呆れました。

 閣僚経験が乏しくても、思想的基盤や、しっかりしたビジョンや政策提言を行えれば良いが、それもあるようには到底思えない。何故この人物が政権政党である自民党の代表者になるのか今でも理解できませんね。

 何度もレポートしましたが、2003年の自民党幹事長時代に、参議院選挙の地元候補の応援に来られスピーチも聞きましたが、全く印象も残らず、波動も感じませんでした。

安倍晋三幹事長が候補者応援に来高
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 来年の参議院選挙の「顔」として安倍氏に皆期待していますがソフトな容貌とは裏腹の、極端な思想の持ち主だけに期待どうりにはならないと思いますね。[憲法改正」と「教育基本法の改正」がメインテーマだというのですから。いずれも国民の大多数が賛成しないと出来ない事ばかり。国論が分裂し日本国は弱くなりますね。

評論家立花隆氏も珍しく「危険な内閣」として語気を強め批判をされていますし。

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2006.09.21

ロックアウトされて1ヶ月の「ぷらっとこうち」

 8月24日に「ロックアウト」された高知県庁の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。まもなく」閉鎖されて1月になろうとしています。
 ぷらっとこうち運営委員会なるものは7月24日に私たち2人を
登録抹消にし、それで終わるとでも思っていたのでしょうか?
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 その後住民監査請求や地位保全仮処分申請も出され、最近は西やんが「ふらっとこうち」(県政情報課長の抗議で閉鎖)「ふらっとこうち2」「ぐらっとこうち」の市民電子掲示板を立ち上げておられます。
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 高知県総務部県政情報課長は、あろうことか「ふらっとこうち」の民間サーバーレンタル会社にメールを出され、閉鎖に追い込みました。しかしそんなことをしている「暇」があるのでしょうか?
 何よりも1000万円の県民の税金で運営されていた「ぷらっとこうち」。ロックアウトの結果787人の登録者にきちんとした説明もされていないようです。
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 高知県庁の情報管理のありかた、「県民との協働」のありかたが問われます。日を置けば置くほど事態は悪化するでしょう。恥ずかしいと思わないのでしょうか。職務怠慢と言われても仕方がないですね。
 また置けば「ほとぼりが冷める」とでも思っているのでしょうか?絶対にありえません。
 ぷらっとこうち運営委員会なるものは「火に油」をそそいでいますから。
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(画像は西やんのふらっとこうち2より)

 税金を使用した公共電子掲示板ですので、県民への説明責任もありますね。運営委員とおぼしき人がある民間掲示板などに熱心に書き込んでいるようですが、そんな暇があるのなら「ぷらっとこうち」をどうにかすべきでしょう。

 ただし自分達のご都合で辞めるのなら運営委員会の皆さん全員は分担して1000万円を県に返還すべきです。その覚悟があるのなら辞めたらいいでしょうが・・。(高知県警も県に捜査費の一部を返上しましたし。9

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2006.09.20

お洒落なバイオリン・コンサート

 今日は夕方、はりまや橋商店街わくわく広場へ。バイオリニスト吉川安子さんのコンサート。いつものわくわく広場とは随分雰囲気が異なり、お洒落な感じ。主催者(はりまや橋商店街イベント実行委員会)の桑名真紀さんによれば、昨日かなりお掃除をされ、飾りつけもされてとのことでした。
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 コンサートは40人の聴衆が聞き入りました。広場奥では谷ひろ子さんが中心になり、ドリンクやフードサービスをされていました。サーバーでビールがあり、ワインも販売されていましたので、始まる前から良い気分状態でした。

 コンサートは気さくな雰囲気。吉川さんはバイオリンは「木で出来ているので湿気には敏感。伸びて音が狂います。」と言われました。バイオオリンの弦と、本体をこしらえる職人は別々であることも初めて知りました。

 演奏される曲はクラッシックの名曲もあれば、映画音楽や、日本の童謡などいろんな分野の音楽が演奏されました。吉川さんは「本来なら空調の効いた室内での演奏会のほうが音は安定しますが、屋外で皆さんと気さくに交流できることもまた良いですね。」とも言われました。
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 日曜は雨の中のラらら音楽祭。あちらはブルース。今日はクラッシックと家内と音楽演奏を楽しませていただきました。

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下落する地方都市の地価

 東京と愛知などの地価は上昇。高知などの地方都市は軒並み下落。どんどん地方都市は凋落していますね。中心商店街からは量販店や百貨店、映画館なども撤退していますし。
 全国的にそうなっていますね。これは自然現象ではありません。この数年小泉内閣の「大企業のための規制緩和」で、地方に次々と大型量販店が進出、地方商店街が壊滅したからですね。
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(写真は愛媛県新居浜市中心商店街)
 政府が率先して地方都市の「まちこわし」をしたのですね。それでいまになって「新まちづくり3法」などをこしらえ、ばら撒きをしていますが、「時 既に遅し」です。どうしようもありません。
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(高知市中心街はりまや橋付近。旧とでん西武百貨店跡。商業ビルの計画はありますが・・・・)
 もっともそれでも地価が高いとのこと。アメリカの都市再開発は地価が0に近くまで下落してから再開発プランも出てきたのですね。

 行政に依存した形の都市再開発の時代ではないでしょう。道路ばかりこしらえて、分散的で非効率な都市をつくりあげるからです。歴史的資源もビオトープも埋め立て新堀川を暗渠にすることを平然としますし。

 市民の知恵で都市を再興する時代になりました。既にいくつか芽は出てきています。頑固に行政側が市民の意見を取り入れないので、都市づくりがうまくいかないだけなのですから。
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(写真はボルティモアやセントルイスの再開発事例です。)

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2006.09.19

特定市民とプロ市民について

 何かと自己主張の強い人たちを揶揄して(というか蔑視して)、「特定市民」や「プロ市民」という言葉を使う人達がいるようです。そこで言葉の意味を調べてみました。

まず「特定市民」ですが、最初に使用始めたのは共産党の人たちのようです。なぜ繰り返される「特定市民」問題
Shiytakusho
(高知市役所本庁舎)
「高知市の業務に関わって市職員にささいなことから執拗に「苦情」をふっかける「特定市民」の圧力に屈して、幹部職員が「解決」のため現金を支払い土下座をさせられたり、「特定市民」が経営する飲食店に通わされるなど考えられないことが行われていたことが高知市政の大きな問題になっています。」(2004年9月5日 高知民報)

 利害が絡んでいて、行政職員幹部に不当な圧力をかけ、利益誘導する人達のことでしょうか。

 一方「プロ市民」という言葉は、いろんな解釈があるようです。
これはインターネット辞典であるWkipediaに掲載されていますね。

 プロ市民は以下のような言葉である。

1)「自覚・責任感を持つ市民」(=プロ意識を持つ市民)を意味する造語。余り普及していない。

2)一般市民を装い市民活動と称して政治的・営利的な活動を行う(とされる)者を指す造語であり、批判又は誹謗中傷する目的で使用される隠語(スラング)、蔑称。ほとんどの場合、こちらの意味で使用されている。 Wkipedia

プロ市民
Kenchou
(高知県庁本庁舎)
1)は「プロ意識を持った市民」という前向きな意味で使用されていたと思いますね。行政にないものねだりをするのではなく、自力で専門性があり、解決能力を持っている市民層でしょうか。
 アメリカの都市再開発関係の本を読みましても、都市計画の中での検討委員会にこのような市民が出てくるようです。専門性があって非営利で活動する人たちですね。街並み保存運動とか歴史資源や環境デザインプロジュースなどが出来る人たちのようです。

2)は民間掲示板などでよくみられる俗語。というか蔑称用語。
 論調は「そもそも手弁当でこのような活動にのめり込むことができること自体が普通ではなく、初めから金持ちであるか、特定思想を喧伝して寄付を集めているか、何らかの利権で生計を立てているに違いない。そうでなくとも、通常の市民生活を営みながら行うことが可能とは考えづらい。例え可能であったとしてもそれはごく少数の人だけであり、それ自体が普通でなくそのような者が市民と称して活動することには違和感がある。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2)の意味で新聞社やテレビ局など「プロ市民」という表現は使用していませんので、一種のスラングなのでしょう。

 電子掲示板等での「レッテル貼り」で使用されているようですね。平和運動や環境保護運動をしている人たちまで「プロ市民」とレッテル貼りをして、主義主張に耳を塞ぐ偏狭な感覚の人たちによって使用されているようです。
 確かに労組や政党の専従の人たちは職業で活動しています。「プロ活動家」と言われたらそうであると思います。しかし大多数の平和運動や環境保護運動を展開している人たちは報酬とは無縁で、むしろ持ち出しばかりでしょう。ただ運動自体も旧来型で「まどろこしい」形態も多いですね。それで揶揄されているのでしょう。

 どちらの言葉も「レッテル貼り」であり、多用することはその人の品性が疑われる言葉と言えるでしょう。
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(沖縄での米軍基地移設反対運動の様子。主張に耳を貸さず「プロ市民」がどうのと言うのはいかがなものか。)

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2006.09.18

金融センター街?

 高知市の中心街はりまや橋近くのビル。びっしりと消費者ローンの看板が出ています。日曜も休日も夜間も営業しています。自民党の金融部会では「貸し金法」の検討が揺らいでいるようです。

 都市銀行や地方銀行は、消費者ローンに融資して大儲けしています。消費者ローン側もも儲けています。なにせ利用者が1400万人を超えているそうですので。多重債務者も200万人いるとの言われ、データにあらわれない高額の利息を取り、債務者を追い込むヤミ金融も別に存在しています。
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 市中銀行が機能しない部分をフォローしている消費者金融。無担保、保証人なしでの融資ではどうしても高金利になります。宣伝では「借り入れは計画的に」とは言います。県民所得が全国最下位県ですので、多くの消費者金融業者がひしめいているのでしょうか?

 
 対照的に徳島県三好市の池田町。消費者金融業者の看板と店舗を街中で見たことがありません。生活が健全であり、実は豊なのでしょう。身の丈以上の借金をしないのですね。

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2006.09.17

雨の中のららら音楽祭

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 今年で5年目を迎えるという「ららら音楽祭」高知市の中心市街地商店街や公園など12箇所で様々なジャンルの音楽演奏が楽しめます。
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 ロックあり、ブルースあり、ラテンあり、ジャズあり、フォーク調ありでこの日だけは高知市の中心街は音楽が溢れますね。
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 今日は生憎の雨模様。大型台風13号の影響か時折、激しい雨も降る天気。どうだろうかと思っていましたが元気に開催されていました。
 今日は私は雨なので、ジムで午前中はリハビリトレーニング。昼過ぎにうどん屋へ昼食に行きますとそこへギターを抱えた人達が。ららら音楽祭へ出ているという。それで見学に。
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 JC(青年会議所)で一緒に活動したこともある故堀田昌一郎君などが発案者。今や大きなイベントに育っています。なかなかたいしたものですね。

 こうした文化的なイベントはどんどんやるべきでしょう。今日は平行しておびさんマルシェの予定でしたが、こちらは来週に順延されました。カフェの椅子に座ってビール飲みながら演奏を聞くのが楽しみでしたが・・。
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ネット上の検閲は社会の自殺行為 9月22日(金)

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」は、ブログに関連した話題をお話します。
高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「ネット上の検閲は社会の自殺行為」です。
 中国当局は検索エンジン会社GoogleやYahooの協力を得まして、インターネットでの検閲を進めているようです。キーワード検索で「天安門事件」「法輪講」とい言葉を入れましても、「データがありません」とエラー表示される具合です。とても危険なことですね。

戸田 試してみました。yahoo 中国で「6・4事件」(1989年の天安門時間のことです)で検索しますと、結果はエラー表示でした。検索できません。何度トライしても結果は同じでした。
 明らかに何らかの規制が入っているのですね。

yahoo中国
Yhologo_a
西村 日本であれば「天安門事件」とGoogleあたりで検索しますと何10万件もヒットしますね。

天安門事件  168万件ありました。

 それが中国の検索エンジンでは出なかったのですね。

戸田 実際にそうでした。普通は全く差しさわりのない検索結果がでたり、「そんな言葉はありません」とか出ます。

西村 最近ではブログや動画配信も規制を中国は加えようとしています。「中国では自作のショートムービーやフラッシュアニメ、パロディー作品をブログなどで発信することが大流行。こうした作品中には社会や政治、政策の矛盾を揶揄(やゆ)した作品も多く、1億2300万人のネットユーザーを抱える中国としては、その影響力は見過ごせないようだ」(yahooニュース 8月19日)

 こうしたパロディもご法度らしいです。

マッド・アマノのパロディタイムス
Mad
戸田 中国のお国柄からしますと、ここまで自由にやられますと、たまったものではないですからね。ましては動画ともなりますと、そのなかの100分の1コマに政治的な批判があったりしましたり。それを探すのは不可能でしょう。
 どういう風に規制を加えるのか見守る必要がありますね。

西村 中国のインターネット検閲官は3万人以上入るといわれています。それが交代で24時間インターネットを監視しています。
 ただあまりにそれをやりすぎますと、表現の自由の制約だけでなく、映像クリエーターなどの創造力も制約されるため、将来の中国社会においても良い影響が得られないと言われています。若手のWEB関係者の国外流出が加速されるのではないでしょうか。


戸田  十分考えられますね。

西村 「自由度」はインターネット関連や情報化社会では必要な社会環境条件です。それを規制する中国社会はやはり歪んでしまいますね。

戸田 なにもインターネットに限りません。ラジオ放送もそうです。ラジオの電波は国境がありませんのでどんどん飛んでいきます。
 実際に中国当局はあるラジオ放送に対して妨害電波を出しています。将来どうなるのか想像がつきません。


西村 ローカルレベルでも高知県庁の電子公共掲示板の「ぷらっとこうち」も制約要件が多く、ルールも複雑。結局運営委員の恣意性が目立ち、公共電子掲示板とは言えない状態に陥っています。遂に8月24日に「一時閉鎖」の事態になりました。
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戸田 公共の掲示板。高知県を良くする為に設置された電子掲示板。私が偶然見たときに以下の書き込みを見ました。とても印象的でした。あえて一部を読ませていただきます。

[672-36] わーい!ほめられた!(^ ^)/ てっぺん 2006/06/08(木) 07:18:26
>672-26
西村健一さんは言いました。
> 特に最近のノエルさんに対する「ふくろう」「てっぺん」「JUKURA」なる人物の書き込みには知性のかけらも感じません。
(略)
> 「ふくろう」「てっぺん」「JUKURA」はノエルさんに謝罪すべきでしょう。そして2度と品性のない書き込みはしないようにしてください。

日本一(二番目?(笑))知性も品性もない人に、知性のかけらもない、品性がない、って言われたってことは、知性も品性もあるってことだ!
わーい!ほめられた!
うれしいな!うれしいな!ワーイ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪ワーイ

 前後の関係があっての文章でしょうが、なんだか大人げない文章という感じはしますね。個人の中傷があるのでなんですが、こうした書き込みがあるところにあなたは出入りしたいですかといえば「めんどくさい」とか「関わりたくないよ」になりますね。
 実際私もあるところで電子掲示板を運営していた身としまして、いくら決まりや制約をしましてもこういう風な書き込みがありますと管理人はどうしようもありませんね。

 単純にモラルとは言いませんが、直接このような表現で話し合いをしていましたら最後は暴力沙汰にもなりかねませんね。 インターネット上で自分が書き込んだことは、自分で責任を持つ。「他の人が見たらどう思うか?」そこだけは押さえていかないとどんなシステムもなりたたないのです。
 「ぷらっとこうち」の存在の是非以前に見ていて首をかしげたくなるような書き込みをする人。こういう人がいること事態システムがなりたたないのです。
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西村 大企業などでも業務で使用するパソコンの利用制限をしています。機密漏洩問題、個人情報が漏れた事件もありました。私的な電子メールのやり取りは、調査したりしているようです。機密保持、公共情報の漏洩対策、個人情報の漏洩対策は必要です。
 でもそれが過ぎますとかえって社員の活力をそぐ結果にもつながりかねません。

戸田 そうですね。全部ととりげ、制約すれば簡単です。個人情報を扱う会社で万が一「写メール」で個人情報が撮影され流失する恐れがあるというので個人の携帯電話を取り上げました。
 そうするとお客様とのやりとりも携帯電話で出来なくなり、担当者と連絡がなかなかつかない。そうした弊害(結果的に売り上げが激減)もおきています。やりすぎはいけませんね。
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西村 最近は「テロ対策」を名目に政府機関の個人の通信内容の盗聴が目立っています。アメリカでも問題になりました。
 そこらの問題については社会的な議論が必要で、必要以上の政府の介入は危険極まりないと思います。
 アメリカでも中国でも日本でも同じです。日本でも「共謀罪」というものが出てきたりしています。
 実際の検閲、密告、監視の社会になるのでとても危険ですね。

戸田 インターネット社会ではどうしても特定の人が眉をひそめてしまうことも起きます。それを解消するために盗聴というのはどうでしょうか?なんとも言えませんね。
 「どこでもトラットリア。笑顔をつなごう」ではありませんが、盗聴なんかしなくても人間同士うまくやっていく方法はあるのではないかと思います。

西村 ネット社会も「性善説」で行きたいと思います。でも高い技術を持っている人がスパイ.ウェアをこしらえたり、ハッカーしたりしますし。

戸田 子供たちまでがウィルスを簡単にこしらえ送信する時代ですからね。なんとかしていただきたいものですね。

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2006.09.16

高金利から債務者を救うべき

 とにかく自民党の金融調査会の動きは緩慢。委員であった後藤田氏は辞任したぐらいですし。
 「貸金業に対する規制強化問題で、自民党金融調査会の幹部会は14日、貸金業規制法改正の金融庁案を一部修正したうえで15日の関係合同会議で決着させる方針を固めました。
Kinyu1mm
 金融庁案が設定した特例の高金利融資を認める期間を5年から3年程度に短縮するほか、当初案で年28%だった金利も25%程度に引き下げます。さらに、多重債務問題に取り組む総合対策本部を首相官邸に設けることも新たに盛り込み、規制強化を訴える若手議員らに理解を求める考えのようです。 (朝日新聞9月15日)

 全国に高金利の民間消費金融機関の利用者は1400万人。うち200万人が深刻な「多重債務者」と言われています。データに現れない「ヤミ金融業者」から借り入れ深刻な多重債務者もいます。

 年間3万人を超える自殺者がいる日本。過半数が多重債務を苦にしたものとも言われています。緩慢な措置ではなく、国民を救う政策を実行すべきです。政治家は業界の代弁者になるのではなく、国民の為に働くべきでしょう。
Goudou1tirashi

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2006.09.15

9月15日のはりまや橋サロン

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 久しぶりに昨日から上天気になりました。秋晴れは気持ちが良いですね。はりまや橋七輪サロンももう少ししますと秋刀魚が安くなるので、シーズンになります。
 わくわく広場で午後1時半から始まります介護予防体操である「活き活き100歳体操」も今日でまる2周年だそうです。

 うちの母も友人と通いだして健康になりました。今年81歳ですが自分の足で歩いて、帰りに買い物して、友人とお茶して帰るようですので。介護施設や公民館などの活き活き100歳体操と異なり、街中でのサロンのなかでの体操は意味が異なりますね。
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 やはり人間高齢になりましても「身なりを整える」ことが大事なのです。はりまや橋商店街は高知市のど真ん中の商店街。大丸百貨店も近いですし。「街へくる」のは「ハレの場」なのです。そうしてお洒落をしながら体操に来ることが、元気になることなのです。このあたりが施設で行われている体操とは違いますね。

 明日は夕方はりまは橋わくわく広場にてバイオリンの演奏会が開かれる予定です。バイオリニスト吉川安子さんが演奏されるそうです。午後7時からあhりまや橋商店街わくわく広場で開催されます。(雨天は順延。バイオリンの弦が伸びるからだそうです。)

 日曜日は中心商店街各地で「ららら音楽祭」と「おびさんマルシェ」が開催されます。お天気であれば良いのですが・・。」
Wakuwakumm

どうやら台風17号の影響で、明日(16日)は高知は雨模様。それで演奏会は中止になりました。同じ時間帯で20日(水曜)に順延しました。

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どうなるの「ぷらっとこうち」

 高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」が8月24日にぷらっとこうち運営委員会なるものにロックアウトされてから20日が経過いたしました。

 一体今後どうするのでしょう。非公開で9月6日に「第43回運営委員会」なるものを「非公開」で開催しています。西やんがポケットマネーで開設したパロディ電子掲示板「ふらっとこうち」に対してはクレームをつけ、結果閉鎖に追い込みました。

西やんのブログ参照

Fkheisa
 恥ずかしいと思わないのでしょうか。高知県庁のトップページに「ぷらっとこうち」はバナーでリンクされています。そして「一時閉鎖のお知らせ」とこれまた恥ずかしい内容の文章が掲示されています。

ぷらっとこうち一時書き込み停止のお知らせ

 「さて、最近のぷらっとこうちの状況をご覧いただき、皆様いろいろとご不安を感じていることと存じます。一部の参加者の方々によるニックネームを特定しようとする書き込みや運営の妨害とも取れる書き込みなど、参加者の皆様が安心して書き込みをできる状況ではなくなっているのではないかと危惧しております。」

 「また、運営に関して法的手続きもとられている現状を考慮し、誠に申し訳ありませんが、本日よりしばらくの間、ぷらっとこうちへの書き込みを一時的に停止させていただきます。
 停止させていただいている間に、ぷらっとこうちの本来の目的である協働の場、高知県をよくする場としてのぷらっとこうちのあり方(継続、廃止を含め)を検討させていただくことといたします。」
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 県民有志が自腹でこしらえた電子掲示板である「ふらっとこうち」には攻撃を加え閉鎖に追い込む。1000万円の県民の税金でこしらえた公共電子掲示板は身勝手な理由で勝手に閉鎖する。そして上記の情けない文章を掲示するセンス。

 高知県民が「情報化」に疎い県民であることを「県民との協働」を標榜している立場の県職員が明らかにしたことですね。
 なぜ「関係者集会」(当然登録抹消された私も出席する権利がありますね)を開催しないのでしょうか?自信がないのなら辞めるべきでしょう。その場合は1000万円は県に返還すべきです。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.14

地域の一存では決められない問題

 津野町や東洋町で、核廃棄物処理施設の候補地応募をめぐり誘致の動きがあるという地元紙の報道には驚きました。南海地震が今後30年以内に起こるということで、ご近所でようやく勉強会に参加した私には驚きです。

高知新聞2006年9月13日朝刊記事
Futabamm
(写真は二葉町町内会での自主防災準備のための講習会の様子)
 調査段階で何億円という調査費が関係機関から交付されることをあてにしているのでしょうか?しかしそのことによる「イメージダウン」と万が一の放射漏れした場合の風評被害で高知の農業も漁業も壊滅的な被害を被ることは間違いありません。

 高知県庁はホームページにて橋本知事自らが「高知で田舎暮らしをしてみませんか」「海・山・川などの自然に恵まれた場所あります」と呼びかけています。せっかく四万十川というブランドが見直されつつあるこの時期に、対極の核廃棄物処理施設とは全く相反する考え方です。

高知田舎暮らしポータルサイト
Hashimoto
 ですので仮に津野町や東洋町が議会や住民投票で賛成しても、私は高知県民として反対します。高知県民投票をすべきです。これからの高知県のありかたを見直すべきです。来年の統一地方選挙、参議院選挙、高知県知事選挙でも「核燃料処理施設」問題を取り上げるべきであると思います。
Okinoshima2

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2006.09.13

厚生労働白書ではりまや橋商店街サロンが紹介

 はりまや橋商店街金曜市七輪サロンをいつも企画・運営されている西岡謙一さんから情報が寄せられました。
 18年度の「厚生労働白書」に「商店街を中心とした地域づくり」というレポート記事ではりまや橋サロンが取り上げられていました。

 この白書にあるように、はりまや橋商店街は「活性化」は十分に成功しています。それも行政側の補助などをあてにせずにです。
 各商店がそれぞれの商店の顧客をどう獲得するかどうかでしょうね。

厚生労働白書

 PDFファイルで186ページ付近に掲載されていますね。「13b1.pdf」をダウンロード
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 物を購入するだけの商店街ではなく、「人と人の?がりが生まれる場」としての商店街サロン。
 金曜日は普段の3倍の人手になります。情報化社会になればなるほど、人と人の直接のコミュニケーションはとても大事になるのです。

 はりまや橋商店街金曜七輪サロンはまさにそれを実践しています。私もそれにあやかり傍らにて今週も「けんちゃんブログサロン」を開催する予定です。
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パロディ掲示板14日に廃止とか!

高知県総務部県政情報課が管理する公共電子掲示板「ぷらっとこうち」は、8月24日から「ロックアウト」されたままになっています。
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 そこで県民有志が立ち上げたパロディ掲示板「ふらっとこうち」がどうやら県政情報課とぷらっとこうち運営委員会の「圧力」により明日9月14日に廃止されるようです。
Fk1
 私が「個人情報開示請求」で取り寄せた、「ぷらっとこうち第39回運営委員会」の議事録なるものの中にちゃんと発言履歴があります。
 スキャナーで取り込んでいますので読みづらいとは思いますが・・

第39回、第40回ぷらっとこうち運営会議議事録 緊急運営会議議事録なるものについて情報公開します

(上から5枚目にちゃんと発言履歴が残っていますね。)

「リンク先のブログ管理者にも削除依頼を出すべきではないか。出したところで削除してくれるわけではないが、県政情報課として、あるいは運営委員会名としてブログ管理者に削除依頼は出せないか」

 という発言がありますね。ここでもわかるように、県政情報課を彼らは前面に出しています。運営委員会ではなく、県政情報課を先に名前を出しているのです。
Hikeshipk
(上のイラストは西やんのふらっとこうち2より転用させていただきました。よく表現されています。)
 高知県庁からクレームが来たら、事情を知らないレンタル掲示板会社は「びびる」のは当然。それで14日には「ふらっとっこうち」は廃止されるようですね。なんと「素晴らしい官・民協働」の姿ではありませんか。

 でも県民有志である西やんはは逞しく「ふらっとこうち2」や「ぐらっとこうち」という掲示板もあらたに立ち上げているようです。

高知県政ぷらっとこうち問題 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.09.12

面白い「ぷらっとこうち」掲示板

 先月の8月24日に高知県総務部県政情報課が管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」は、ぷらっとこうち運営委員会なるものによって「ロックアウト」(閉鎖)され続けています。
Plk
 9月6日に運営委員会なるものが開催されたようですが、非公開でした。「県民とともに」考え実行する気概が全くないことを自ら証明してしまいました。
Fkouchi

 そんなおり西やんが、パロディ掲示板「ふらっとこうち」を設置しました。市民有志のボランティア活動での電子掲示板の設置です。コストは殆どかかっていないとのこと。

ぷらっとこうち
Ftk
 結構活発な意見が県民有志から投稿されていまして、見逃せませんね。総費用1000万円がかった「ぷらっとこうち」。どうするつもりなのでしょうか?
ただ早くも「当局側」?からクレームがついているようです。ロゴが「ぷらっとこうち」に似ているとかなんとか言っておられますね。であるならば、さっっさと「ぷらっとこうち」を再開すれば良いとは思いますが・・。

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2006.09.11

9・11から5年

Nywts1988
写真は1988年に撮影したもの。「世界貿易センター」の姿は今はありません。別のビルが建設中とか。
  2001年の衝撃的な旅客機による世界貿易センター突入から5年が経過しました。直後アメリカはアフガニスタンを空爆、地上軍も繰出し、タリバン政権を打倒しました。
 2003年には「大量破壊兵器が隠され世界に危険が迫っている。」と言う名目でイラク戦争を引き起こし、フセイン政権を打倒しました。

 アフガニスタンやイラクにアメリカ流の「民主主義政権」が樹立され、「テロの脅威」はなくなり、あわせて石油資源も獲得、民主主義の守護神アメリカの威光を見せ付けるシナリオであったはずでした。

 しかし実際はアフガニスタンでは旧タリバン支持勢力が盛り返し、治安は不安定。イラクにいたっては終戦後3年を経過しても米軍は撤退できないばかりか、「内戦の危機」とまで言われています。

 「テロの脅威の除去」を名目に、レバノンのヒズボラ討伐を名目に軍事侵攻したイスラエルははかばかしい成果も上げることも出来ず、レバノン市民を多数殺傷して、逆に反イスラエル感情を高揚させてしまいました。

 米国とは断交状態になるイランは核開発を辞めず、中東地域への影響力がこの5年間増したようです。ブッシュ大統領の唱える「テロとの戦い」はアメリカの敗北による結末が待ち構えているようです。
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(写真は1988年世界貿易センター前。安岡正博さんの説明を聞きました。世界の金融センターであるとの説明でした。)
 「アメリカはかつての古きよきアメリカではない。」「フレンドリーなアメリカ人は姿を消したようだ。」と安岡正博さんは言われていました。
 日本ではアメリカの「ネオコン」(産軍複合体)の支持の高い安倍晋三氏が次期日本のリーダーになるようです。憂うべき事態に日本国はなりつつありますね。

国際問題 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.09.10

新堀川草の根観光祭り

 西岡謙一さんの発案で、9月10日(日曜)は午後4時過ぎから。「新堀川草の根観光祭り」が、大正橋付近で開催されました。上の写真は、炭焼き体験コーナーで、ご近所で山光精肉店(魚の棚)を経営されている山本明さんの差し入れです。骨付き肉と高級カルビです。たれまで持参いただきました。
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 草の根祭りは釣り大会も開催されていました。子供達だけでなく、大人の人もされていました。RKC(高知放送)も取材に来られていました。西岡さんは「どぶ川と言われていた新堀川ですが、魚類も多く、かにもいます。市民が価値を見直していただきたい。自分も楽しみながらその価値を見直す行事をしています。」と答えられていました。
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 放送は11日(月曜)今日の夕方のRKCのローカルニュースコーナーで放映されるようです。また昭和46年の「生コン事件」のDVDも上映されていまして、無理なく環境問題を考える企画でありました。
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 新堀川のアカメもキャラクターデザインになっているようです。

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you tubeの凄さについて 9月15日放送

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」は、ブログに関連した話題をお話します。
 高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「you tubeの凄さについて」です。
 簡単にブログなどに動画が貼り付けられるようです。世界上ですでに多数のユーザーが利用しているようです。
 例の亀田の世界タイトルのボクシング。朝のワードショーでの「やくみつるVS亀田父」のバトルはテレビの放映時間帯が平日の通勤時であったためテレビで見た人は少なかったようです。するとその画像がyou tube上に流され、結果多くの人たちがネット上で見たようです。テレビよりより多くの人が見たようです。

戸田 ちょうど平日の朝のワイドショーの時間帯は勤労者が見る事は出来ませんね。実際you tubeで取り込まれた画像を見た人は相当な数になったようですね。
 いかに皆インターネットを活用しているということを実証したようなものですね。
Mxtv
西村 素人が画像を手軽に自分のブログなどに貼り付けて投稿できます。それで全世界の人たちが見ることができます。レバノンの戦闘の画面や、イラクの市街戦の様子なども配信されています。
 普通のテレビでは見ることの出来ない動画などがどんどんアップされています。

戸田 今まで文字主体のブログが動画まで貼り付けられることは凄いこことですね。現場の映像をインターネットに上げることで世界中の人たちが見ることが出来ますから。これは他のメディアにとっては十分な脅威になります。

西村 サーバーはアメリカにあり、日本の著作権が及ばないようです。一時ウィニーが問題になりました。動画のダウンロードに便利だからです。今は子供達が使用して問題なっていますね。、you tubeはそれ以上ではないでしょうか?

戸田 そうですね。動画を簡単に投稿できるということでいろんなテレビ番組を勝手に投稿している人もいるようですね。各テレビ局対応に苦しんでいます。見つけるたびに指摘して削除依頼してと、「いたちごっこ」が続いています。
 これを逆手にとりましたのが、東京地域のローカルテレビ局「東京MXテレビ」です。ここでやっている番組で「ブログTV」では著作権問題をクリアした動画をyou tubeやグーグル.ビデオなどに自ら配信しています。これも1ユーザーとしてyou tubeに投稿しているだけであり、提携などはしていません。
 これは他の放送局がいまいましく思っている中では、インターネットで動画をあげているのはこの番組だけのようですね。他の番組がyou tubeで上がっていれば警告をだすと東京MXテレビも言っているようですね。
 
東京MXテレビ
News_index04
西村 テレビ同様の機能があり、「視聴率」も良いのではないでしょうか?実際にはどのようにすればyou tubeは活用できるのでしょうか?

戸田 you tubeは不特定多数の人が動画をアップすることが出来るものですね。その活用法を少し解説してみます。

You Tubeの活用法

1、ユーザー登録する。英語のページですがまあ何とかなります。

2、携帯電話のムービー機能を利用してムービーを作る又はデジタルカメラで作品等を作る。

3、作品を投稿する。WEBフォームがありそこから投稿します。

4、作品を見にいくと、リンクソースとプラグイン(画面の貼り付け)ソースが表示されている。そこには自分のページ(ブログなど)に貼り付けれるかどうか可能かの仕様が書かれています。

5、プラグインソースをHTMLページまたはブログに貼り付ける、掲示板はこのタグには対応していないよう。

6、自分のHPやブログで、プラグインして極簡単にストリーミング再生が出来る。

7、ストリーミングサーバーと割り切れば、使い勝手有り。

8、ストリーミング方式なのでダウンロードは通常不可、作品の無制限な流失は防げます。

9、いつでも自分で削除可。

10、米国のサーバーですので、日本のうるさい著作権がどうのこうのという面倒がない世界です。

 やって見ませんと解説だけでは良く理解できないかもしれません。

西村 実践はしていませんが友人が貼り付けたものを見たことはあります。画面が動いてびっくりしましたね。

イスラムの心

 今でも「一日に4000万回のアクセスと35000作品の投稿」が有っているそうです。大変な時代になりました。yahooやGoogle以上のメディアになっているのではないでしょうか?

戸田 実際に著作権に抵触しない動画がどれ位あるのかが問題でしょうね。確かに見てみますと明らかにテレビのものを上げているような違法なものが多いです。これだけの利用者があるということはいかにパソコンで動画があつかいやすいかということなのでしょう。
 一昔前でしたら動画にパソコンの性能が追いつかない時代もありました。ハードディスクも高価であり容量も小さいものでした。今やハードディスクの容量も大きくなるは動画も携帯電話で気軽に撮影できる時代ですし。
 それこそ「街中で変な格好で犬がいましたよ。」ですぐに動画投稿できてしまう。実に昔のテレビの「面白テレビ」が市民が手軽にリアルタイムで出来てしまう。これは本当に凄いものですね。


西村 音楽関係者や映像関係者は潰すことに必死であると思います。結果はどうなるのかわかりません。
 でもGoogleニュースも一時日本の新聞社と著作権問題で係争していましたが、いつもまにかクリアーしていましたし。どうなることやらわかりませんね。

Googleニュース

戸田 結局は著作権問題ですね。著作権を無視するのはよくありませんね。テレビ番組も膨大な制作費用と人の協力で制作されています。それを1人の人がその番組を撮影し、簡単に自分勝手にインターネットで流してしまうのは製作者の意図にも反していますし、著作権も無視しています。それは許されないと思います。
 日常生活には「著作権」を意識はしません。インターネット社会では著作嫌の教育が必要となって来ると思いますね。

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2006.09.09

失業問題の解決を

「失業問題が福祉の充実では解消しきれない問題である。失業とは生活手段を失うだけでなく人間の存在理由まで失うことになる。」(塩野七生・著 「ローマ人の物語Ⅲ」

 ローマ時代も失業は社会問題であり、大きな社会不安でした。高知県は有効求人倍率が0・48であり、全国でも最低水準です。それだけ企業活動が低迷しています。大変な事態になりつつあります。

 企業誘致もひとつの手ではあります。しかしそれだけでは効果は上がりません。自発的な内発的な経済の発展の仕組みをこしらえませんと高知は駄目になりますね。その方策を今模索しています。目処はありますが、形にして表現することが少しだけ難しいのです。
Harouwork
 全国の地方都市はどこも大変。高知は不況とダブルですのでもっと大変です。大都市や大企業は好景気だそうです。でもそれは過酷に働きすぎているからではなういでしょうか?

 「負け組」とされる高知県。今更東京のようにはなりたくはありません。でも仕事は必要です。ハローワークの駐車場はいつも満車。人間の存在理由を明示する仕事を再構築する必要性がありますね。

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2006.09.08

9月第2週目のはりまや橋サロン

 9月も2週目、9月8日のはりまや橋サロンです。まだまだ昼間は残暑厳しく夏のなごりがあります。しかし朝晩はずいぶん涼しくなりました。
 open heartさんたちがお寿司を販売しています。お寿司を買いました。
Open_haeart_r_1
 同じころ怪我をした松井秀樹選手は選手生活に復帰しました。対する私の方はまだです。よる年波には勝てないのでしょうか。気長にリハビリしています。でもパソコンを担いではりまや橋ブログサロンにこれる様になりました。

 はりまや橋サロンはいろんな人と交流ができます。こうしたリアルな人間交流のサロンが都市のなかには絶対に必要なのです。いろんな意味でコミュニケーション力が鍛えられるからですね。
Syazai_r
 今日は京都の大学生2人が「地方のまちづくり」を取材するということであはりまや橋商店街サロンへ来られていました。高知のまちづくりの第1人者の1人である西岡謙一さんが応対されていました。

 サロンへは先週に引き続き田辺高英さんも来られました。

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原則情報公開が原則です。

 岐阜県庁の問題は、それだけ岐阜県庁が情報公開が進展している証拠であり、良いことではないかと思います。高知県の場合は、「情報公開に逆行する」現象をしています。

 なぜ関係者皆を集め、正々堂々と討論をしないのか。いろんな意見が出て1回では収拾できない事態になるやもしれません。でもそうした社会実験をしないと皆の意識は変わりません。

 「ぷらっとこうち」の県職員の投稿に関しては部署によっては規制がかけられているようにも聞いています。また代表して発言すべき管理職も「下手なことは言えない」と竦んでしまっているようです。せっかく1000万円の税金でこしらえた公共電子掲示板を県民との対話の機会として活用することが出来ていません。

 もはやぷらっとこうち運営委員会には当事者能力はありません。早急に県民関係者集会をやるべきでしょう。たまには「直接民主主義」というものも体験すべきでしょう。
 怖くて県庁職員の皆さまにはとても出来ないことかも知れませんね。一般市民はそれこそ何を言い出すかわかりませんから。
Blog_2hariyama_1


 今日ははりまや橋商店街にて金曜サロンの日です。ランチタイムにはサロンへパソコンかついでブログサロンをします。直接市民と日常的に接していればコミュニケーション能力もつくと思います。

 受付へ出るとか、スーパーでの研修も悪くはありません。市民と日常的にコミュニケーションすることを「生活習慣」としなければ、ぷらっとこうち運営委員会の皆様がたの様に、県民とは「ずれた」反応を引き起こしてしまうのですから。

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ジコピー講座を見学

 9月7日は雇用能力開発機構高知センター主催の「ジコピー講座」(自己PR講座)が開催されました。講師は羽根拓也氏(アクティブプランニング代表・デジタルハリウッド大学教授)でした。

 参加者は56人。専門学校生、大学生、求職中の人など、自己PR力を高めたいという若者達がつめかけていました。羽根氏の演題は「ハッピー(良いPR)&グッピー(悪いPR)です。NPOハートリンク(竹内隆志理事長)も共催なのでメンバーの一員ですので私も見学しました。

 午後6時からの3時間という講義。長くて大変かと思いきやそれは感じません。導入部分で「自己PRは、知識ではなく、技術トレーニングである。」ことを説明しました。参加者を4人1組に分け、グループでお互いの発言や態度をチェックすることから始まりました。

 まずお互いが自己紹介(氏名、今やっていること)を1分間でしました。終了すると羽根氏は「日本では学校時代に自己PRの方法を習っていません。アメリカは学校時代からしています。誰でもトレーニングすれば上手になります。」と講座の意義目的を説明。

「面接で自分の長所は?と聞かれたら、相手側が欲しいと思われることを話をしないといけない。」ことを提示しました。早速グループにて自分の良い点、悪い点を言いあうようにしました。観察しているとすらすら言っている人もあれば、なかなか言葉に出ない人もいるようでした。
Hane23_r
 適度に参加者に緊張感を与えながら、説明していきます。4人の組で、自分以外の3人の仲でPRの良かった人を指差して選ばせます。羽根氏は「何故自分が選ばれたの?」と高評価に人に質問。「しっかり話していた。」との答え。選んだ人に聞きますと「笑顔が良かったから」との評価。

 ここで羽根氏は自己PRは「自分の言いたいことを言うのではなく、相手が聞きたいことを話すこと」であることをもう一度言われます。参加者は一度「体験」しているのでよく理解したようでした。

 何が相手は良いと考えているのか、ふだんはなかなか気付かないものです。4人1組でお互いを評価させるワークショックによって「相手の視点が自己PR上達の鍵」ということを実感すると思いました。

「あなたはどんな時にやり甲斐を感じますか?」「どんな職場が良いと思いますか?」というとっさの相手の質問にとっさに答えることもとても大事であるようです。
 それには手法があり、雛形があることを説明されました。

 「やりがいがあることを一言で言いますと」を最初に短く話し、
「具体的にはこういう体験をしたので、そう思いました。」と具体例を交えて話します。
「そういうわけでやりがいがあることをまとめますと」と話の最後にまとめます。

 そして見て目の印象もとても大事であること。それは体の中心線がずれたり、揺れてはいけないことです。軸はしっかりして、笑顔や、手を動かしながら話すことです。

 伝えることはトレーニングであります。練習すれば上手になります。
「教えることは学ぶこと」ということも言われました。参加者の理解度のよって講義の内容も変更するようです。

 目からうろこの講義であり、参考になりました。

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2006.09.07

津野町での高レベル放射性廃棄物最終処分場建設の動きには反対

 いくら交付金や補助金を削減されたと言いましても、全国どこの市町村も今更手を上げない津野町で高レベル放射性廃棄物最終処分場を誘致するなど言語道断ではないかと思いますね。

 高知県は自然と文化を売り物にし、高知県庁のホームページでも(高知田舎くらしポータルサイト)団塊世代の移住を呼びかけているのではなかったのでしょうか?津野町は(旧葉山村と東津野村)は自然環境が豊かなところです。高知のイメージダウンは必至ですね。
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 いくらお金がなくなったとはいえ、少し急ぎすぎているのではないかと思いますね。
 高知の特色を考え「メイド・イン・高知」にこだわった自立的な経済システムを構築しようとしている矢先なので、津野町議会は余計なことをしないでいただきたい。

 沖縄物産企業連合の代表の宮城弘岩氏は「自立的な経済システムはまもなく基地経済の1500億円の規模を超えるだろう。そうなれば政府の補助金、公共事業、大手企業の思惑に振り回されずに沖縄経済が発展する」と言われました。">」
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 もっと高知県民であることを誇りに思うようになっていただきたいものです。地域の「あるもの探し」を本気でやるべきです。今回の事件は「ないものねだり」の行き着く先の結論になるようです。

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2006.09.06

Xoopsとblogの関係は?

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」は、ブログに関連した話題をお話します。
高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「Xoopsとblogの関係は?」でお話をします。
 高知シティFMのホームページも4月からXOOPSに変わりました。従来のホームページ作成からするとかなり変わっているのではないでしょうか?

戸田 いろんな人から言われました。良さそうと思いまして局のホームページに導入しました。更新のしやすさに特長はありますね。
 今までのホームページであれば、htmlでサイトを更新する場合にFTTPソフトを使ってしなければなりません。Xoopsはその作業がブラウザ上からできるので、とても楽ですね。

西村それはブログと同じですね。私が契約しているXoopsのレンタルサーバーはblogがおまけについているタイプです。相性が良いのではないでしょうか。

戸田 そうですね。同じですね


西村 どこでも情報がアップできるところでは、Xoopsもblogも同様です。1台のパソコンに縛られる従来型とのホームページとの違いでしょうか。

戸田 家のパソコンでホームページの基本を作成して、それを会社のパソコンでも更新しようとしますと、ローカルファイルが2つになってしまいますね。
 自分でもどちらのパソコンに入っているものが最新だかわからなくなり、うっかり古いほうをアップロードして失敗したなんてこともありますね。
 そういうことはXoopsではありえません。何処でも更新できることは楽です。


西村 高度な技術が簡便に利用できる特典が両者にはあります。XoopsはYahooのようなポータルサイトを市民が制作できる特典があります。
 アンケートやニュース、BBSやブログなど情報提供の道具が豊富であり、「モジュール」という道具は増加しつつあるからです。
 従来ではCGIの技術を覚えたり結構な作業量でしたし。
Xoops
戸田 Xoopsの全体のしくみのなかで、いろんなひとが開発した掲示板システムとか、アンケートシステムなどがモジュールという形でありますね。今までならアンケートならそのプログラムをそ¥独自に作成しなければなりませんせんでした。
 このサーバーで動くんだろううか。どこを書き換えないといけないのでは。とか気にすることが多くありました。
 実際うまく動かないこともありました。Xoopsは基本要件でけ満たしていれば、掲示板であるとか動きますね。アンケートシステムも立ち上がります。
 デザインも重要です。昔は「軽い」ページが重宝されましたが、デザイン変更も簡単にできるのもXoopsの特色です。

西村 見てくれも大事ですね。
 Xoopsについては現在研究中。従来型のホームページとは体系が異なっているようです。新しい道具なので、なかなかうまく使えません。でも使いこなしたら凄い情報伝播力があるしくみであると思います。
 ブロックが分割されて画面にあり、ブロック細工をする感覚ですね。まだ良く慣れてはいません。従来型と作成の仕方が異なりますね。

戸田 Xoops自体はまだ発展途上のものですね。インターネット上でいろんな人が参加してプログラムを組み上げている最中です。どんどん変化しています。
 ですので仕様書どうり動かないこともあります。でも数年もすれば変わると思いますよ。
 

西村 使いほうは「サイト管理者」である自覚はブログ同様に心がけ、技術の取得が必要です。ですので自分がサイトの主人公になります。そこの自覚がとても大事なのではないでしょうか。
 どちらも「管理人」の権限が大きいのですから。

戸田 そうですね。普通に従来htmlでホームページを開いても意外と欠如している観点ですね。1「つのページを公開すればその瞬間からあなたはその責任者である。」
 にもかかかわらず個人情報を全部載せてしまったり、安直なページをこしらえたりするものです。先月のゲストの中平公哉さんのお話もありましたが、「無駄なページはそれこそ、環境を破壊する」ものですし。
 なかなか自分が管理人で情報発信者であるという意識を持つべきでしょう。

西村 動画やフラッシュなども取り入れ、skypeなどとも連動すれば、それこそマルチなメディアになると思います。携帯電話との対応がどうなのかXoopsのほうはわかりません。blogは対応していますが。


戸田 Xoopsはまだ携帯への対応はこれからではないでしょうか。高知シティFMのサイトもパソコンのほうはXoopsですが、携帯からのほうは、従来型のhtmlのままです。
 なかなか携帯のサイト各社で違いますし。制約までありますし。xoopsはできるでしょうが、これからですね。
 でもこれからは携帯電話の対応もXoopsで取り組んでいかないといけないですね。

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2006.09.05

岐阜県庁の裏金づくりは他人事なのか?

 各種報道によると岐阜県庁の裏金づくりは県庁ぐるみ、労組も結託したものでしたね。調査が進むほどその悪質な実態が明らかになりました。高知県庁はどうなのでしょうか?

 20年前からの高知ではオンブズマン有志の皆さん方の活動で、高知県庁の「官・官接待」を廃止させ、「空出張」「ヤミ給与」などが廃止されました。熱心な情報開示請求の活動が、情報公開度を進めたのです。

 今でも市民オンブズマンの人たちを揶揄し、偏見をもたれている人がごく一部にいますが、理解不足ですね。始めは1枚20円もかけて公文書を公開請求しましたも黒線だらけでとても情報公開とは言えなかったそうです。それが今日わたしのような市民でも個人情報開示請求が手軽に出来るようになりました。
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 常に監視をしませんと県庁のような行政組織は腐敗します。小さな例ですが「ぷらっとこうち」が良い例ではありませんか。県民を抹殺する為に有能だとされる7人の県庁職員が業務で活動していましたし。
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 橋本県政は改革県政と言われていました。それがぷらっとこうちでは改革派職員とされる人たちが、仕事で私を抹殺したのですから。
 橋本県政15年の実態を市民レベルで徹底的に調査しないといけないと思いますね。

 組織だった行動。業務時間帯に画策する。私を抹殺する為に7人の高知県庁職員は淡々と作業をしていました。とにかく調査です。情報公開です。高知県庁には徹底した査察が必要です。

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2006.09.04

ローマ(ぷらっと)は1日にして成らず

 昨日は雲ひとつない晴天でありましたが、怪我が回復しない為、残暑厳しい高知市内に留まりました。部屋は暑いので、日陰で風通しの良い隣の倉庫のコンクリートの床にダンボールを敷き、読書をしました。

 以前から読もうと思いつつ読めなかった「ローマ人の物語」(塩野七生著・新潮社)を近くの図書館で借り読みました。さすがに名著だけあって第1巻目から面白い。

 ローマは建国の時代からイタリア半島を統一するまでに約500年もかかっています。その間に政治体制,統治体制の模索が行われ、当時の先進国ギリシャの都市国家へ代表団を送り、1年間に渡り調査をしたそうです。

 それでアテネの政治体制でも、スパルタの政治体制でもない、「ローマ式」の政治体制を徐々に拡大していきました。貴族・平民・奴隷のカーストが固定されることはなく、奴隷もローマでは解放可能であったとか。

 なにより興味を惹かれましたのは、征服した他国の国民を奴隷にするのではなく、対等の市民として処遇し版図を拡大して行く手法というか政治体制のユニークさでした。

 「護民官制度」「元老院統治」「執行官制度」など時代に応じて民意を反映し、志向しながら強国になっていく過程が目が話せない物語ですね。発売当時にこの本が中央省庁の官僚に人気であった理由もなんとなくわかりますね。

 「ぷらっとこうち」のありかたも簡単にいくはずはありません。歴史では了見が狭いギリシャは滅びましたし。今回偏狭な運営委員会なるものは亡んだと見るのが通説です。大きな観点で県民各位が「県民の為の公共電子掲示板」として再生すれば良いのでしょうから。

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2006.09.03

昭和小学校地域住民の命を守る地域づくり、まちづくり防災訓練校区準備会

 あそぼうさいと名づけられた防災訓練。昭和小学校交区の様々な団体が集り準備の為の会合「昭和小学校地域住民の命を守る地域づくり、まちづくり防災訓練校区準備会」が9月2日にあり、オブザーバーで見学に行きました。熱心な市民が多く集っています。実はこの会合、8月31日に暴力追放センター主催の「不当要求防止責任者講習会」で福祉交流プラザへ行ったおり、地域づくり支援課の隅田紀子さんに言われるまで知りませんでした。
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 準備会は地区の民生委員の方達。町内会の世話役。地域安全推進協議会の人。昭和小学校の校長以下教員、保護者代表のPTA役員、県の地域づくり支援課の隅田紀子さんや、高知市防災対策課、高知県警察下知交番の警察官など27人が参加しました。二葉町からも自主防災組織準備会で中心になられている荒木副会長も参加されました。

 第1回目の会議でしたので、各人の自己紹介のあと意見交換をしました。昨年は始めての試みでしたが、12月24日(土曜)の開催であり、全体で300人程度しか集められませんでした。師走のどん詰まりではなく、もっと始めにという意見もだされ、今年は12月3日(日曜)の開催になりました。
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 昭和小学校校区は南は鏡川、北は久万川に挟まれ、低地です。西は桜井町、東は葛島、弘化台と校区は広いです。最近はマンションも多く出来、古くからいる住民との融和もうまく行かない地域もあります。
 隣の地区の新堀交区は「あそぼうさい」が3回目になりプログラムを見ますとなかなか充実しているようです。こちらはまだまだこれからであると思いました。

 次回打ち合わせは10月7日(土曜)になりました。高知市防災対策課防災係長の話と地震のビデオを見まして、各人アイデアを出そうということになりました。

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2006.09.02

身近な石油施設の脅威

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 堀川を挟んで対岸の中ノ島地区には石油基地があります。溝渕石油の石油タンクと日和崎石油のタンク(LPガス。タクシーの燃料補給基地)があります。当然危険物安全対策をされており、消防の検査も経ていまして現行ではなんら問題のある施設ではありません。
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 ただ東南海地震で大きな揺れがあり、津波が押し寄せてきた場合、その施設は耐えられるのでしょうか。万が一石油タンクが揺れで倒壊、油やガスに引火爆発炎上という最悪の事態になれば、対岸の二葉町、若松町地区はひとたまりもありません。
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 押し寄せる津波の脅威に、火の油の脅威。考えたくもありません。地震は勤務時間帯に起こるとは限りません。今後は危険物施設の管理者とも協議の必要性があると思いますね。Futaba4_r_1
 以前見た県の計画では確かこの中ノ島地区の石油タンクはタナスカ地区に移転する計画であり、跡地は緑地公園になる図面を見たことがありました。
 例によって予算がないので「絵に描いた餅」であるのではないでしょうか。

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2006.09.01

9月のはりまや橋サロン

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 9月最初のはりまや橋サロンです。まだまだ今年は暑く、残暑きびしい毎日です。でも朝晩は涼しくなりました。
 金曜のはりまや橋サロンに来ています。秋の果物などが露店には並んでいます。
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 はりまや橋フレッツスポットでの接続も順調です。そろそろブログサロンを再開しようと思っています。リアルな場であるはりまや橋七輪サロンには暑いにも拘らずいろんな人たちと出会うことができました。
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9月最初の「活き活き100歳体操」も始まりました。15日ではりまや橋商店街わくわく広場での体操は2周年になるそうです。参加されている皆さん方は皆健康長寿な皆さんです。

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ぷらっとこうち問題は橋本知事が解決すべき

 2006年8月24日にぷらっとこうち運営委員会なるものが、突然「ぷらっとこうち一時書き込み停止のお知らせ」を表示し、登録者の787人が一切書き込みが出来なくなりました。

ぷらっとこうち一時書き込み停止のお知らせ
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 実に身勝手で、相変わらず責任を他者に押し付ける「ひ弱な」精神が見られますね。そんな弱い性根でよくも「県民との協働」などと言えたものです。到底県政の重要課題など解決能力がないことを露呈しましたから。結局彼等の言われる県民との協働など「絵空事」であることを自ら暴露してしまいました。

 高知市の1市民けんちゃんがそのあたりも吠えています。

ぷらっとこうちの一時書き込み停止について
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 「ぷらっとこうち」問題は小さな問題ではありません。もはや県庁職員のレベルでは解決できません。高知県知事橋本大二郎氏が表へ出て解決すべき問題であると私は思います。

 県職員の「再教育」も含め、「県民との協働」を身をもって社会実験できる良い機会ではないかとわたしは思うからです。

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不当要求防止責任者講習会

 社団法人暴力追放県民センター主催の「不当要求防止責任者講習会」へ参加しました。8月31日は午後1時から4時半までの講習。
 案内状には「代理人出席は出来ません」と明示されています。月末のせわしい商売人ですが、大事なことですので駆けつけました。

 不況になりますと暴力組織も実に巧妙に不当な要求を突きつけてきます。先日も大阪ではNPO法人の人権団体を標榜する組織が恐喝で逮捕されましたし。そのあたりの講義は確かに迫力がありますね。辻褄合せの出席では駄目だとの意味は理解は出来ました。

 現在高知には暴力団の構成員が約300人、準構成員が200人いて約500人いるそうです。仮称右翼団体との連携もあるそうです。
 暴力団対策法の施行により、指定暴力団構成員は「恐喝行為」をしたら即逮捕刑務所送りになります。暴力団を恐れず、正しい対処の仕方を暴力追放センターと、警察と連携してやりましょうという講習でした。

 ロールプレイも迫力があり、ビデオも説得力がありました。やはり予備知識があるとないとでは大違いですね。一般市民は弱いですが、対処次第では暴力に立ち向かえるものだと関心しました。

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