失業問題の解決を
「失業問題が福祉の充実では解消しきれない問題である。失業とは生活手段を失うだけでなく人間の存在理由まで失うことになる。」(塩野七生・著 「ローマ人の物語Ⅲ」
ローマ時代も失業は社会問題であり、大きな社会不安でした。高知県は有効求人倍率が0・48であり、全国でも最低水準です。それだけ企業活動が低迷しています。大変な事態になりつつあります。
企業誘致もひとつの手ではあります。しかしそれだけでは効果は上がりません。自発的な内発的な経済の発展の仕組みをこしらえませんと高知は駄目になりますね。その方策を今模索しています。目処はありますが、形にして表現することが少しだけ難しいのです。
全国の地方都市はどこも大変。高知は不況とダブルですのでもっと大変です。大都市や大企業は好景気だそうです。でもそれは過酷に働きすぎているからではなういでしょうか?
「負け組」とされる高知県。今更東京のようにはなりたくはありません。でも仕事は必要です。ハローワークの駐車場はいつも満車。人間の存在理由を明示する仕事を再構築する必要性がありますね。
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