無残に解体中の赤水門
新堀川大正橋北の赤水門が取り壊されています。県道「はりまやー一宮線」による工事のためです。計画では大正橋も取り壊され、ビートープと歴史資源の宝庫である新堀川は暗渠にされ、埋め立てられ自動車道路になるようです。
その工事の為に赤水門は壊されます。対岸から大きな橋が架けられ、水面はコンクリートで覆い尽くされるようです。子供達は最近、はぜなどの釣の楽しみがこの付近でありましたが、それも今後は出来なくなりますね。
何でもかんでも壊して道路にする。それでいいのでしょうか?歴史的遺構である階段護岸もすぐ近くにあります。こちらは道路の下に埋められ地中に保存されるようです。
予算がないとはいいつつ、歴史資源への配慮も、ビオトープの配慮も見られない道路工事のようです。
東京の日本橋の高架高速道路が撤去しようという構想が出る時代です。まして歴史資源やビオトープが都市中心部にある新堀川。単に道路にして埋めるのはもったいない話ではあります。
新堀川釣り大会も市民有志で開催されていました。赤水門付近がよく釣れたそうですが、ポイントが移動したので、やや苦戦しているようでした。
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コメント
溪慈さんコメントありがとうございます。
県高知駅周辺都市整備事務所は工事を推し進め、汚濁まで進んでいます。環境を破壊していますので、新堀川近辺の市民から「申し入れ書」が知事宛に提出されました。
投稿: けんちゃん | 2007.01.18 16:29
埋め立て計画は反対にあって中止されてはいないのですか!開いた口が塞がりません。道路作りが都市と地方を破壊し弱者と自然を切り捨てることは既にハッキリしていますので、県には断固No!!を叩きつけましょう。
投稿: 溪慈 | 2007.01.18 16:18