you tubeの凄さについて 9月15日放送
西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」は、ブログに関連した話題をお話します。
高知シティFMでインターネット事情に詳しい戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。テーマは「you tubeの凄さについて」です。
簡単にブログなどに動画が貼り付けられるようです。世界上ですでに多数のユーザーが利用しているようです。
例の亀田の世界タイトルのボクシング。朝のワードショーでの「やくみつるVS亀田父」のバトルはテレビの放映時間帯が平日の通勤時であったためテレビで見た人は少なかったようです。するとその画像がyou tube上に流され、結果多くの人たちがネット上で見たようです。テレビよりより多くの人が見たようです。
戸田 ちょうど平日の朝のワイドショーの時間帯は勤労者が見る事は出来ませんね。実際you tubeで取り込まれた画像を見た人は相当な数になったようですね。
いかに皆インターネットを活用しているということを実証したようなものですね。
西村 素人が画像を手軽に自分のブログなどに貼り付けて投稿できます。それで全世界の人たちが見ることができます。レバノンの戦闘の画面や、イラクの市街戦の様子なども配信されています。
普通のテレビでは見ることの出来ない動画などがどんどんアップされています。
戸田 今まで文字主体のブログが動画まで貼り付けられることは凄いこことですね。現場の映像をインターネットに上げることで世界中の人たちが見ることが出来ますから。これは他のメディアにとっては十分な脅威になります。
西村 サーバーはアメリカにあり、日本の著作権が及ばないようです。一時ウィニーが問題になりました。動画のダウンロードに便利だからです。今は子供達が使用して問題なっていますね。、you tubeはそれ以上ではないでしょうか?
戸田 そうですね。動画を簡単に投稿できるということでいろんなテレビ番組を勝手に投稿している人もいるようですね。各テレビ局対応に苦しんでいます。見つけるたびに指摘して削除依頼してと、「いたちごっこ」が続いています。
これを逆手にとりましたのが、東京地域のローカルテレビ局「東京MXテレビ」です。ここでやっている番組で「ブログTV」では著作権問題をクリアした動画をyou tubeやグーグル.ビデオなどに自ら配信しています。これも1ユーザーとしてyou tubeに投稿しているだけであり、提携などはしていません。
これは他の放送局がいまいましく思っている中では、インターネットで動画をあげているのはこの番組だけのようですね。他の番組がyou tubeで上がっていれば警告をだすと東京MXテレビも言っているようですね。
東京MXテレビ
西村 テレビ同様の機能があり、「視聴率」も良いのではないでしょうか?実際にはどのようにすればyou tubeは活用できるのでしょうか?
戸田 you tubeは不特定多数の人が動画をアップすることが出来るものですね。その活用法を少し解説してみます。
You Tubeの活用法
1、ユーザー登録する。英語のページですがまあ何とかなります。
2、携帯電話のムービー機能を利用してムービーを作る又はデジタルカメラで作品等を作る。
3、作品を投稿する。WEBフォームがありそこから投稿します。
4、作品を見にいくと、リンクソースとプラグイン(画面の貼り付け)ソースが表示されている。そこには自分のページ(ブログなど)に貼り付けれるかどうか可能かの仕様が書かれています。
5、プラグインソースをHTMLページまたはブログに貼り付ける、掲示板はこのタグには対応していないよう。
6、自分のHPやブログで、プラグインして極簡単にストリーミング再生が出来る。
7、ストリーミングサーバーと割り切れば、使い勝手有り。
8、ストリーミング方式なのでダウンロードは通常不可、作品の無制限な流失は防げます。
9、いつでも自分で削除可。
10、米国のサーバーですので、日本のうるさい著作権がどうのこうのという面倒がない世界です。
やって見ませんと解説だけでは良く理解できないかもしれません。
西村 実践はしていませんが友人が貼り付けたものを見たことはあります。画面が動いてびっくりしましたね。
今でも「一日に4000万回のアクセスと35000作品の投稿」が有っているそうです。大変な時代になりました。yahooやGoogle以上のメディアになっているのではないでしょうか?
戸田 実際に著作権に抵触しない動画がどれ位あるのかが問題でしょうね。確かに見てみますと明らかにテレビのものを上げているような違法なものが多いです。これだけの利用者があるということはいかにパソコンで動画があつかいやすいかということなのでしょう。
一昔前でしたら動画にパソコンの性能が追いつかない時代もありました。ハードディスクも高価であり容量も小さいものでした。今やハードディスクの容量も大きくなるは動画も携帯電話で気軽に撮影できる時代ですし。
それこそ「街中で変な格好で犬がいましたよ。」ですぐに動画投稿できてしまう。実に昔のテレビの「面白テレビ」が市民が手軽にリアルタイムで出来てしまう。これは本当に凄いものですね。
西村 音楽関係者や映像関係者は潰すことに必死であると思います。結果はどうなるのかわかりません。
でもGoogleニュースも一時日本の新聞社と著作権問題で係争していましたが、いつもまにかクリアーしていましたし。どうなることやらわかりませんね。
戸田 結局は著作権問題ですね。著作権を無視するのはよくありませんね。テレビ番組も膨大な制作費用と人の協力で制作されています。それを1人の人がその番組を撮影し、簡単に自分勝手にインターネットで流してしまうのは製作者の意図にも反していますし、著作権も無視しています。それは許されないと思います。
日常生活には「著作権」を意識はしません。インターネット社会では著作嫌の教育が必要となって来ると思いますね。
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