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2006年10月

2006.10.31

天木直人さん講演会がネットラジオに

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 2006年10月21日高知市の高新文化ホールににて、元レバノン大使天木直人さん講演会「軍事力で平和は実現できない」が開催されました。市民310人が参加しました。
 いろんな立場の市民が多数参加しました。講演会終了後は天木さんとの質疑応答も行われました。

 アンケートも多数の市民が回答いただきました。高い関心を示しています。
 このたび講演内容をインターネットラジオにしました。以下のリンクを参照下さい。

<松尾美絵さん挨拶>

<天木直人さん講演[前]>

<天木直人さん講演[後]>

<質疑応答>

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シーカヤックマラソンへ参加しませんか

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 YASU海の駅クラブでは、11月3日(金曜日)に「シーカヤック・マラソン」を開催します。ただいま登録を受付中です。

http://www1.quolia.com/yasu-uminoeki/kayakumarason.htm

シーカヌーは簡単な講習の後、すぐに乗ることが出来ます。パドルの基本的な使い方をマスターし(すぐできます)、バランスのとり方を海の上で体で覚えればなんとかなるものです。

 自然はその都度変化します。波が多少あったり、風があったりもします。その場合は注意します。安全対策には救助艇が出ていますので、子供達でも大丈夫です。

 運動不足の方々も手軽に海を楽しまれたらいかがでしょうか?

NPO法人 YASU海の駅クラブ

高知県香南市夜須町千切536-19

TEL&FAX 0887-57-1855

e-mail yasu-uminoeki@star.quolia.com

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(昨年のシーカヤックマラソンの様子)

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2006.10.30

ずるした教育者を信用出来ますか?

 安倍内閣は「熱心に愛国教育」(アメリカ従属ー格差社会賛美)を推進し、世界に誇る日本の義務教育制度を破壊する為に、教育基本法を改悪したいようです。しかしながら足元の教育でそのもくろみは破綻してしまいました。

 ほとんどの県の公立高校で必修科目が履修されず、大学受験優先の教育体制が構築されていました。全く本末転倒の話です。教科書だけ購入させ、一切授業をしなかった県立高校が続出。センター試験を直前にした受験生の動揺は大変ですね。
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(高校の運動会風景)
 大学受験の為にしたことが、結果為にならなかった。「ずるがしこさ」「嘘つき」は教育とは一番遠いところにある筈のもの。笑うに笑えない出来事。しかも大学受験に熱心な県教育委員会ぐるみの不祥事でしょう。お笑いですね。

 昔私も1単位足りず高校を卒業出来ませんでした。その経験から言えば厳密にやるべきでしょう。大学受験の為に高校教育をおろそかにしましたという理屈は通りません。もう1年高校で再履修すべきでしょう。教育関係者の厳正な処分はすべきです。ここを曖昧にしますとろくな人間は日本社会に出てきませんので。「救済措置」などナンセンスです。もう1年ゆっくり勉強すれば良いことですね。
 幸い「低学力」と評価されていた高知県の県立高校はインチキをしていませんでした。今春受験生でしたうちの子供はセーフでした。それは何よりでした。家庭や保健体育の講義も試験もぶつぶつ言いながらしていましたし。履修科目が多いとわめいていた理由がようやくわかりました。

 高知でも学芸、土佐塾、高知、土佐女子の私立高校が必修科目を履修させていない不手際をしていました。「進学」を標榜しながら高校課程を履修していないことに情けなさを感じないのでしょうか?県下の公立校はきちんとしているのにです。

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2006.10.29

町内会連合会と防災フォーラムと交流会

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 今日は町内の副会長の代理で出席しました。午後2時からの会合。県と高知市の防災対策課の責任者が「南海地震についの講義」をそれぞれ1時間行いました。参加者の平均年齢は65歳程度でしょうか。


 講演会に参加された方は、各町内より230人でした。質疑応答ではなかなかするどい意見がでましたな。

 「町内の自主防災に県営住宅の班は消極的。高知県庁でも指導をお願いしたい。

 「ハザードマップをもっとわかりやすい表示をしていただきたい。」

 「タナスカと中ノ島の石油施設の地震対策、津波対策は大丈夫。タンクが壊れ、流失した油r類に引火爆発し、津波が押し寄せたら逃げる場所は、高知市中心部は皆無です

 それをどうしていくのか?それが今後の課題と言えるでしょう。

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端から端までかけはし祭り

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 今日は、高知市の中心街商店街であるはりまや橋商店街、大橋通り商店街、おびさんろーど商店街が主催する「架け橋まつり」が開催されていました。
 各商店街は様々なイベントが開催されています。良い天気でよかったですね。
はりまや橋商店街では、中国から帰国された皆さんが本格的中国餃子をこしらえ、販売されていました。」
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ほにやと言うレベルの高いよさこい踊りのチームも来ていました。多くの人達が見ていました。OPEN HEARTの皆さん方もお寿司とてっぺんトマトの販売をされていました。
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 おびさんロードではアーチストの皆さん3人が路上アートに挑戦されていました。中央公園からおびさんマルシェにかけてはフリーマーケットのゾーンでしたがそのなかにお洒落な空間が出来ていました。
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 西の大橋通り商店街では「餅投げ」も行われたようで集客していました。昔から持ち投げはほ人集めのコンテンツですね。「今年でイベントの補助が行政からなくなるのでなんとかせんといかん」と商店街の幹部。
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お金はいりませんよ。商店街の皆さん方が商品を少しだけ提供いただき、餅投げの経費だけなんとかすれば集客は大いに可能であると尾見

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メジャーなブログとは? 11月3日(金)放送

西村 今月のけんちゃんのどこでもブログは、ブログの最近の傾向についてコメントします。高知シティFMの戸田健史さんにもご意見を伺います。今回のテーマは「メジャーなブログとは?」です。
 2002年ごろから日本でもブログが普及し、最近では800万人が作成しているとも言われています。そのなかでも多数の読者を獲得しているメジャーなブログがあるようです。

きっこのブログ」というのがあるようです。1日に16万人が読んでいます。たいへん多数の読者を獲得しているようです。時局ネタが得意のようです。
 原則毎日更新され、画像(写真など)はないものの、かなりの長文での文章。決して感情的にならず淡々と書いているようです。プロのジャーナリストかライターなのではないでしょうか。
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戸田 わたしも「きっこのブログ」を見たのですが、とにかく文章が長い。読んでいてしんどくなりました。内容によりましては深いところまで書いているるのもありましたね。
 プロであるのかそうであるのか。その辺はどうでも良いのですが。最初はテレビで見た芸能人の話から入り、もっと深い話にもっていく。その文章の書き方は人を惹きつけるものがありますね。上手いですね。


西村 2006年の日本ブログ大賞の「読者大賞」に選ばれていました。そのコメントですが、
きっこのブログ
by きっこさん

 今、日本で一番読まれているブログではないでしょうか。
毎日休まずに50,000文字の長文には頭が下がります。(推薦者:ねこたまさん)
 第1回読者賞は、今年一番の話題を呼んだこのブログが、1,296票を集めて堂々の受賞! ニュースコミュニティFPN主催の「アルファブロガーをもっと! 探せ2005」でも「多くの影響力のある読者に読まれているブロガー」である「アルファブロガー」に選ばれました。(2006年日本ブログ大賞より)

戸田 2006年のブログ大賞の票数が以外に少ないかなとも思います。本として出版もされていますが、どういう評価になるのか。見てみたいですね。


西村 マスコミなども「きっこのブログを読んでいて、「後追い取材」をしているようです。一種の世論誘導にもなる可能性もあります。耐震偽装問題などはきっこのブログの後追い取材をマスメディアがしていましたから。
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(こうした草の根ブログサロンが増えますとやがてメジャーなブログも出てくるでしょう。)
戸田 情報ソースはどこなのか?というのは見つからないのですが。プロの字ぁーナリストを動かすのですから只者ではないでしょう。
 確かに情報としての価値はあるでしょう。ただこの種のブログが増えてきますと当然デタラメを流すブログも出てきます。うそで大騒ぎなんてこともなりかねません。

西村 一種の世論誘導にもなるので、読者の側にも真偽を見る目が必要ですね。


西村 作者は女性ということですが、普通の市民が知りえない情報「耐震偽装問題など」込み入った問題が多く、取り巻きに情報通がいるのではないでしょうか。プロのライターがいるようです。複数の作者のようですが・・。


戸田 きっこということで作者は女性になってはいます。文体は女性ではないようですし。複数ライターがいるのかなとも思いますね。
 複数の人が書いているのでは。とは最初は思いつきませんでした。でもこれだけの量の文章を毎日書いているのですから、「きっこのブログ」というプロジェクトがどこかにあって、毎日新聞を発刊するようにブログを書いているのでは徒も思いました。

西村 私も文章を書くのが好きで苦痛ではありません。ブログも毎日5つ更新していますし。だらだらと雑文を書くぐらいですから、簡単です。
 ところが「きっこのブログ」に記事の内容はかなり取材をしないと架けないような内容が多いですね。
 裏も獲っている。マスコミが後追い取材するぐらいですから。取材力と情報力がないと書けない内容なんですね。1人で取材し、文章を書くことは仕事をこれで専門にしていても出来ないことですね。

戸田 取材源は明かさないでしょう。マスコミも明らかにしません。しないのは当たり前でしょう。県庁なんかにある「記者クラブ」には個人のブロガーなどは入会できませんし。どのように情報を集めているのか。
 「たれこみ」「密告」だけの情報だけでは成立しませんし。どういうところでしょうか。
 

西村 最近本も出版されたようですね。出版社も「命がけで出版する」と言うことですね。かなり情報源には自信があるということなのでしょう。

戸田 大手のメディアはやっかんでつぶそうとしますからね。


西村 「2ちゃんねる」の管理人氏は「逃げ回っている」ようです。その点、「きっこのブログ」は社会的な影響力も増しながら堂々としているようですね。

戸田 2ちゃんの管理人。ネット上で巨大掲示板を立ち上げ功績は大きいです。あれだけのものを管理するのはお金持ちの道楽なんでしょう。

西村 あれだけ巨大になり掲示板もメデイァになりますと自分ではコントロール出来なくなりますね。そのあたりが限界になるでしょう。

戸田 今まではなかったシステムイですからね。多数の人が匿名で書き込みが出来る仕組みは従来はなかったですし。

西村 ブログの場合は今後どうなるのか?2チャンネルは巨大化しましたし。そのあたりが今後のみどころではないかと思いますね。

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2006.10.28

昭和小学校校区防災フェア実行委員会

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 12月3日開催予定の昭和小学校校区防災フェア。実行委員会が校区の関係者を集めて昭和小学校で開催されました。17人が参加していました。
 今日は隣の校区である新堀小学校の防災フェアでした。関係者はそれぞれ見学してきています。私も少しだけ見てきました。関係者は準備は大変ですが、なかなか行事としては難しいと思いますね。

 今日は当日の防災フェアのメニューの打ち合わせです。18あるメニューを精査し、検討しました。一番集客が期待できそうなのは、はしご車体験と、起振車体験でしょう。そこに人が集まりすぎて列が出来、後のコーナーは閑散と言う可能性がありますね。

 出たアイデアは「起振車の隣に救命コーナーを置くとか。とにかく無駄にしない。」「スタンプラリーも効果的に」「地域の人たちをなんとか多く参加させる工夫を」との意見が出ました。

 今日の新堀小での防災フェアにも3人行っておりました。その経験も活用して次回は直前の11月25日に準備会を開催することになりました。

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新堀小学校校区防災フェア

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 はりまや橋商店街と新堀小学校にて「新堀小学校区防災フェア」が開催されていました。
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 はりまや橋商店街では、高知ファイティング・ドックスの選手たちも協力して、啓発をしていました。わくわく広場では炊き出しをしていました。
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 一方新堀小学校では非常用水道貯水槽の使用実験を水道局が.
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消防署は赤バイ隊.
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。日本赤十字社は炊き出しや、救命方法の指導。怪我人の運搬方法の実演もされていました。
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 なかなか多彩な行事であり、準備段階から関係者は大変であったと思いますね。

 ただ学校関係者以外の集客はと言いますとなかなか難しいですね。12月3日に昭和校区でも同様の防災フェアがありますが、こちらもなかなか集客が難しいと思いますね。
 写真は関連写真です。せっかくですので可能な限りブログに入れます。
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映画子狐へレンを鑑賞

 招待券をいただいたので、朝10時から映画を鑑賞しました。
 盲目で、耳も聞こえない子狐を少年が道端で拾う。獣医の協力も得てキツネも、少年も懸命に生きる映画。悪くはない映画でした。

 ヘレンケラーのように懸命に生きる子狐と少年との友情は涙を誘いますね。

 映写はhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/tanabe.html田辺高英さんがされていました。200人ほどの人が来ていました。いつもより子供の姿が多いようでした。
 

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足元からの教育改革を

 安倍内閣は「熱心に愛国教育」(アメリカ従属ー格差社会賛美)を推進し、世界に誇る日本の義務教育制度を破壊する為に、教育基本法を改悪したいようです。しかしながら足元の教育でそのもくろみは破綻してしまいました。

 ほとんどの県の公立高校で必修科目が履修されず、大学受験優先の教育体制が構築されていました。全く本末転倒の話です。教科書だけ購入させ、一切授業をしなかった県立高校が続出。センター試験を直前にした受験生の動揺は大変ですね。
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 大学受験の為にしたことが、結果為にならなかった。「ずるがしこさ」「嘘つき」は教育とは一番遠いところにある筈のもの。笑うに笑えない出来事。しかも大学受験に熱心な県教育委員会ぐるみの不祥事でしょう。お笑いですね。

 昔私も1単位足りず高校を卒業出来ませんでした。その経験から言えば厳密にやるべきでしょう。大学受験の為に高校教育をおろそかにしましたという理屈は通りません。もう1年高校で再履修すべきでしょう。教育関係者の厳正な処分はすべきです。ここを曖昧にしますとろくな人間は日本社会に出てきませんので。

 幸い「低学力」と評価されていた高知県はインチキをしていませんでした。今春受験生でしたうちの子供はセーフでした。それは何よりでした。
 履修科目が多いとわめいていた理由がようやくわかりました。
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世界史と言えば塩野七生氏の「ローマ人の物語」を最近読破しました。世界観が変わりました。古代ローマのスケールの大きさには関心しました。
 この「ローマ人の物語」などをしっかり学習すれば日本人ももっとスケールが大きくなると思いますが。

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2006.10.27

活き活き100歳体操

 活き活き100歳体操が、はりまや橋商店街で行われました。介護予防の為に高齢者が多数参加されています。
 はりまや橋商店街の「風物」になりました。2年続いています。

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10月最後のはりまや橋サロン

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 残暑があり、季節は秋ですがなかなか涼しくなりませんね。でもお天気は最高ですね。10月最後のはりまや橋サロンへ来ています。1週間前は「第8回番組出演者交流会」でこのわくわく広場を活用させていただきました。久々の開催で盛り上がりました。
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 今日はOPEN HERATの皆様がお昼の時間帯にお寿司を販売されていますので、今日のランチはお寿司です。西岡謙一さんのセットしている七輪の火で目の前の金曜露店市で販売されている干物や野菜を焼いて食べると美味しいです。体験されていない人は是非、高知へ金曜日のお昼頃来たらお試し下さい。
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今日はウエイノという音楽グループ(プロ)の商店街ライブも行われています。グループにはペルーのアーチストもいるようで、優雅な南米音楽が流れていました。音楽の調べがあることはとても良いことですね。

 ぼつぼつブログサロンも無理なくできれば良いですね。情報発信の道具として定着しましたね。ブログも。
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スーパーもない都市部中心街過疎地域

 高知駅のすぐ北側の高知市北本町。区画整理事業の最中で、多くの家屋が立ち退き、過疎状態に。この地区にはサニーマートとサンシャインの2つの地元スーパーがありましたが、立ち退き今はありません。写真は日赤病院前のサンシャイン高知跡。下水管工事などをしていまして、同じ場所に同程度の規模で店舗はつくられますが、早くて来年の5月頃になると思われます。

 サニーマートは小規模な食品スーパーを廃し、コンビニが跡地に出来ました。
 自家用車を利用できない高齢者は不便極まりない。サンシャインが送迎バスを出し、2キロ程度離れた一宮(いっく)の店舗へ買い物客を送迎しています。
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 ここだけではなく、高知市下知地区。こちらも高知スーパーのさえんば店と下知店の2店舗が閉店し、ここも過疎地区に。高齢者はコンビニへ買出しに行くか、親戚が週に1回車で買い物したものを届けるような状態です。

 山間部の万屋がなくなり過疎化が問題になっていました。今度は地方都市の中心部が過疎化し、取り残された高齢者が困窮しています。都市政策の誤りがこういう不便な都市を形成しているのです。

 しかし行政はそんな事実に目もくれず、新堀川を埋め立て暗渠にする道路工事を辞めようとはしません。実に愚かな公共事業です。道路よりは生活用品のお店の誘致がこの地区は必要なのですから。
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(新堀川の工事。赤水門は撤去されました。)

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2006.10.26

軍隊行きで再チャレンジか?

 安倍内閣は教育基本法の改革にやたら熱心である。多少問題はありますが、日本の義務教育制度は世界1であると私は思っています。その理由は「99が出来る」「読み書きが出来る」「自国語の新聞が読め政治評論が出来る。」。日本人は全員できるのですから。世界で言えば「知識人」ですね。

 その義務教育制度を破壊しようというのが安倍内閣です。つまり学力の低い子供は学校へ来なくて言い。中学校でも退学処分にしますよ。ということを出来るようにするのでしょう。ではどうなるか。就職が難しくなりますね。
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 そうなりますと自衛隊へ志願するしかなくなります。危険な海外へも派遣覚悟で。でも除隊後は大学へ進学できたり、就職も国の機関が斡旋してくれまます。なにせお国の為に働いたのですから。
 それを「再チャレンジ」と言うのではないでしょうか。つまり義務教育制度を破壊してより「格差社会」をつくりだします。進学,就職できない若者を自衛隊が受け入れ兵士として海外へ派遣する。

 そのための教育基本法の改正なのでしょう。私は義務教育制度の破壊には反対します。日本人の勤勉さと、学習能力を奪う政策ですから。
教育改革を標榜する政治家はどこか信用できないと思うのはわたしだけでしょうか?

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介護の支援体制は大丈夫なのか?

 若者達が介護職を嫌い次々と離職しているとのこと。医療福祉の専門学校を卒業し、介護福祉士とか専門の資格を取得しながら介護の現場を離れていると言います。景気の回復もありきつく大変でありながら報酬の低い業界でもあるようですね。

 わたしも両親が高齢なので、介護の2級ホームヘルパーの資格を取りました。個人商店ですが一応経営者なので一銭の補助もなく10万円近くの受講料を支払い取得しました。僅かな期間の現場での研修でしたがその過酷で厳しい現実に人生観が変わりました。
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 研修先は認知症の高齢者の収容所。部屋にもエレベーターにも鍵がかけられていました。叫び声、ブザーが鳴り、トイレの介助と歩行介助。時間ないは休み暇はありません。少し油断するとひっくり返る人もいますし。食事の介助も大変。麻痺している人もいます。
 入浴の介助はまさに肉体労働。ヨットで体を鍛えている私でも大変でした。女性のヘルパーさんたちは偉いと思います。
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 デーサービスは車で朝迎えに行きますが、自宅がすべてバリヤフリーではありません。2階から介助しながら車まで移動します。車椅子の人はリフトで積み込みます。施設に到着すれば水分補給からはじめ、点呼して、それぞれの場所に送ります。高齢者の保育所。

 そうこうするうちに風呂の時間になっていグループの介助もしました。足の麻痺のある人でも栄養状態が良いので介助は重労働。リフトで釣り上げて入浴させ体を洗います。食事は認知症の人たちより楽。自分で食べれますからね。でも送迎は大変。
 
 訪問介護はまた格別。訪問先の93歳の人は一見しっかりしているようでしたが、話すうちにそうではないようでした。役目が部屋の掃除ということでしたが、片付けているうちに怒り出し、ゴミを移動できなくなりました。
 調合している薬を誤飲せずに飲んでもらうのがまたまた大変。
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(車椅子体験も介護研修では受けました。)
 人間と接し、神経を使う仕事なのに格段に給与が良い訳ではありません。テレビで見た介護施設の若者達も「ここにいたら結婚も出来ないので転職を考える」とも。
 現実や最前線は過酷なのに、介護報酬が切り下げられたり、なんか政策がおかしいと思いましたね。

 今後も日本は高齢化社会になります。その現実をどう政府閣僚は見据えているのでしょうか?北朝鮮との戦争準備ばかりに国民の目をそらそうとしていることばかりしていますし。

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2006.10.25

天下分け目の沖縄県知事選挙

 10月22日投票の衆議院の補欠選挙。神奈川と大阪で自民党の勝利。もともと自民党の議席だし、当然でしょう。民主党も小沢一郎代表のもとそこそこ頑張りましたが届きませんでした。民主党はお馬鹿な細野議員の不倫スキャンダルも影響しましたね。永田元議員と言いろくな人材がいませんね。

 もともと自民党の選挙区でしたのである意味どうでもいいのです。今年の選挙で一番重要なのは11月の沖縄知事選挙です。現在の保守系の稲峰知事の後継として自民・公明が推薦する候補か、珍しく野党がすべてまとまって推薦する候補者なのか。一騎打ちです。来年の参議院選挙が「天下分け目」と言われていますが、沖縄県知事選挙のほうがより重要です。

 先日政府は高市沖縄・北方担当大臣を沖縄へ派遣し、「普天間基地の県内移設と北部振興策はセットであり、振興策だけということはありえない。」と高飛車な態度で意思表明をしておりました。基地と振興策のリンク発言でしょう。ふざけるなと申し上げたいですね。
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(沖縄には米軍基地は不要なのです。それが県民の意志です。)

 安倍内閣は盛んに北朝鮮問題を出し、メディアも無批判に報道するので米軍再編問題と沖縄基地の問題が複雑に絡み合っていることがわからなくなっています。

 米軍再編問題は、「9・11」以来、「テロとの戦争」をブッシュ政権が声高に宣言して世界中に軍隊を派兵し、市民を大量殺戮しています。これでは恨まれるのも当然ですね。

 沖縄も自立していく志向の人たちもいます。沖縄物産企業連合の宮城弘岩さんたちがまさに実践しています

 保守も革新も米軍基地は「ノー」と言っています。高飛車な安倍内閣の閣僚の態度には本当に腹が立ちますね。でもそれが「本音」でしょう。国民の生活よりもアメリカのご機嫌取りが大事なのですからね。

 公共事業や基地関係の投資をしましても雇用情勢が格段に良くなる筈がありません。「歯止め」程度です。そうした政府に依存する沖縄経済のありかたはいかにもおかしい。未来永劫米軍基地を拡大して居座らせることになるからですね。

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(沖縄国際大学への米海兵隊ヘリ墜落から2年が経過しました。z)

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市民参加の梯子段について

 アメリカの社会学者S・アーンスターンは住民参加・参画の形態を下の段から、「あやつり」「セラピー」「お知らせ」「意見徴集」「懐柔」「パートナーシップ」「住民への権限委譲」「住民自治」の8段階にわけました。(imidas2006 598ページ 市民活動)

 6段階目から8段階目を本当の意味での「市民参加」と言うのですね。そうした事例を私はまだ見たことはありません。卑近な例で言いますと、高知県庁総務部県政情報課が管理している公共電子掲示板は「あやつり」「お知らせ」「セラピー」段階です。
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 高知県庁職員の一部にいとも簡単に県民との「パートナーシップ」や「県民との協働」を発言される人もいますが、言葉の意味をよく理解していないのではないでしょうか。とくにぷらっとこうちに関与している県職員の皆さんたちはそうですね。

ぷらっとこうちでの私への誹謗中傷発言の一例
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 なにやら文体から行政職員ではないかと思われますが、匿名で書いているので詮索はしません。「ちるちる」なるものがおかしいのは、私があたかも大声をあげて人を威嚇しているとか、私を「特定市民」とまで例示をして誹謗中傷していることですね。実に卑劣な発言ではありませんか。自分は匿名で、安全地帯にいて平気で実名発言者を公共電子掲示板で誹謗中傷する。それが許容されていた「ぷらっとこうち」は異常でした。(民間の落書き掲示板とは違うでしょうに。)

 「ぷらっとこうち」が破綻したのはこうした無責任な発言者が多いことと、自分の言動に責任をとらない人間が運営委員会にいて県民の税金で運営されている公共電子掲示板をメチャクチャにしたのです。だから再開できないのです。
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 平気で匿名で誹謗中傷する連中に支配された「ぷらっとこうち」。私を登録抹消にしたばかりか、787人の登録者の書き込みまで出来なくなりました。
 さて先日の「メモ書き」ではなく、すべての登録者と県民に「説明責任」があることをぷらっとこうち運営委員会なるものと高知県総務部県政情報課は忘れてはならない。

 つくづく「市民参加の梯子段」を眺めていると高知県政のありかたが良くわかりますね「あやつり」「お知らせ」「セラピー」段階であることがよくわかりますね。

 県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについてという資料集をご参考ください。

市民参加のありかた | | コメント (1) | トラックバック (1)

2006.10.24

新堀川非電化七輪サロン


 秋も深まる中、10月24日の夕方高知市中心街の新堀川河畔にて、久しぶりの新堀川七輪サロンが開催されました。心地良い秋風の中、中江兆民を偲び、アカメの生態に心しながら、懇談をしました。今回の趣旨は「電気を使用しない 非電化サロン」それで灯りもガス灯のランタンなのです。

 炭の火が恋しい季節になりました。人間は人ともに生活してきた生き物です。最近は火の回りと(台所)と居間が分離する生活が当たり前になりました。家族の崩壊、子供の虐待が増えているのも,「人と火の分離生活」と無縁ではないと思います。
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 どこでもMLへの西岡謙一さんの投稿で、里見和彦さんが参加いただきま
した。座は大いに盛り上がっていますが、私は腰痛もあり体調
が今ひとつなので中座させていただきました。

 なにはともあれ新堀川のありかたについて、参加者一堂「熱い」議論をしていました。

新堀川市民大学 | | コメント (0) | トラックバック (0)

平和の為になにが出来るのか?

 仕事を持っている中高年のおっさんが出来ることはたかが知れている。体力は若者のようにないし、かといって長者ではないので経済力もない。特別な資格もないので、名誉も社会的地位もない。平凡なおっさんがなにをわめこうが世間は注目はしない。

 でも日本国民は今声を上げないと、アメリカ政府の言う「テロとの闘い」に巻き込まれていましますね。日本人はテロに遭うような活動はしていません。恨みを買うようなことはしていません。技術供与や経済支援で感謝されることはあっても恨まれることはありません。
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今年市民有志の会である「サロン金曜日」が主催した「品川正治さん講演会 憲法改悪にものもうす」
 と「
天木直人さん講演会 軍事力で平和はつくりだせない」を聴講しましてその思いを強くしました。
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 アメリカやイギリスがテロの攻撃対象になるのは圧倒的な軍事力で介入し、市民を虐殺しているからでしょう。そうでなければあれほどのテロにはならない筈です。経済支配をしてますし、やはり「帝国主義的」なのですね。すべてが。

 ですのでアメリカ主導の「テロ戦争」には日本は参加しないように、国政を市民運動で動かすことですね。絶望せずありとあらゆる手段を講じてやりたいと思います。

 出来ることは限られていますが頑張ってやってきたいと思います。やはり自分なりに発言しないといけないと思いました。
 いままで講演会の手伝いを主体にしてきました。今年からは「もう一歩前」に出て行くべきではないかと思います。
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メモ書きでごまかすな「ぷらっとこうち」

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 とうとう今日で高知県総務部県政情報課「土居寛道課長」が管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」が、「ロックアウト」(閉鎖)されて2ヶ月が経過しました。私が登録を不当にも抹消されて3ヶ月目でもあります。

 自分勝手な理屈で閉鎖し、787人の登録者の書き込みも出来なくしました。その後42回から44回の「秘密会議」として運営会議なるものを開催していますが、情報公開もせず密室で開催し、ようやく10月19日付けで「メモ書き」を公表しました。
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(昔の画像ですがとにかく「削除」「削除」「削除」のオンパレード。おかしいのは「削除」権限の運営委員が「匿名」で不適切な発言を繰り返していました。それはぷらっとこうちでは「削除」されないのです。おかしいと思いませんか?)

 この一連の出来事は小さな問題ではありません。高知県の情報公開がいかに県民にとってされていないか。ほしい情報をいかに高知県庁は開示しないのか。ということをまざまざと見せ付けた出来事でした。

 密室で運営委員会なるものは議論をしている為に、今でも「異論を排する」愚かな考え方に取り付かれ、ますます事態を悪化させていることに気がつこうともしません。

 どうやらメモ書きによりますと11月末まで「ロックアウト」し、運営委員なるののはそれまでつとめられるようですね。それで退任して責任を放棄するようではないのでしょうか?
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 現在のぷらっとこうち運営委員と事務局の皆様方です。(敬称略)

(2006年7月28日現在)
大木達榮
片岡 淳
竹村朱美 (高知県県政情報課)
知名 誠
萩野由夫*副議長
松尾晋次*議長(高知県政策推進課)
松岡好江
宮地北斗
森木 隆*副議長
山中誌朗
山本千香子(高知県保健福祉課)
横山 拓
好浦 こう一(*)
(こう=「かねへん」に「光」)

ぷらっとこうち事務局

(2006年7月28日現在)
河野和弘(高知県人事企画課)
竹村朱美(高知県県政情報課)
田中芳輝(高知県県政情報課)
知名 誠
西村悦一
萩野由夫
森木 隆
弘田 均(高知県人事企画課)
松尾晋次(高知県政策推進課)
森本絵里(高知県県政情報課)
山本千香子(高知県保健福祉課)

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2006.10.23

新潟中越地震から2年

 新潟中越地震から2年が経過しました。さきほどテレビのニュースで見ましたが、未だに自宅に変える事が出来ず、仮設住宅住まいを余儀なくされているとか。災害復旧というものは時間がかかりますね。
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 写真は以前西田政雄さんが現地へ行かれて撮影したものを借用しました。行政や学者の情報だけではなく市民が現地を視察することはとても大事です。以前西田さんからクイズ問題を出されました。
Yamakoshi3
「地震などの大災害で一番先に現場に駆けつける民間人は誰でしょう?」という質問。みんなは災害ボランティではないかとか言っていました。実は正解は「泥棒」でした。こういう話も現地へ行き、罹災した人たちとの交流のなかで入手したお話です。
Tamugiyama4

 これだけの甚大な被害を出した新潟中越地震。しかし地震の規模は小さ目と言われています。将来高知で起こる南海地震は大きな揺れと、津波の恐れがあります。
 身の引き締まる思いです。
 

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核廃棄物処理施設と環境問題について 10月27日(金)

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは松尾美絵さんと下司孝之さんです。
2人は10月21日に開催される「天木直人さん講演会」のお世話役です。
 今回のテーマは「核廃棄物処理施設と環境問題について」お話を伺います。
高知県津野町にひきつづき、東洋町でも核廃棄物処理施設を誘致する動きがあるようです。
(高知新聞9月10日)。どうしてであると思われますか?

高レベル放射性廃棄物問題の講演会
Syuroku_1
下司 それは日本はアメリカのエネルギー戦略に従っているからです。細かなことから言えば、政府が地方自治体への財源支援を止めてしまったということです。
 東洋町と津野町が悲鳴を上げたということです。


西村 南海地震が起こるのではないかと言われている高知県。安全性の問題はないのでしょうか?30年以内にM8・3以上の巨大地震が起こるとも言われています。
 スマトラ沖地震規模の地震が起きるとも言われています。津波も高知へ来るだろうとも言われています。
Matuomm_3
松尾 お金の問題が絡んでいると思います。核廃棄物はガラス固化されたものであると思います。この中に残存していますのは殆どが「死の灰」です。放射能を持っているものです。
 元素が崩壊していく中で、何百年かはストロンチュウムとか、半減期が30年ぐらいのものが一緒になります。その後はどんどん壊れていく中で、強い放射能が何万年も出されるものです。

 これを報道によりますと地下300メートルに埋設する。たかだか地下何百メートルのところへ、埋める。埋めた後はそのまま。その間にガラス固化したものでありましても変化し、形も変わるでしょう。
 コンクリートで固めた施設とはいえ、時間の経過ともに変化し、劣化していきます。地震が起きまして、どのように地殻が動くのか全くわからないです。放射能漏れがあったとき、どのように確認するのか。

 人間の生活圏を放射能が脅かさないのか。それを確認する方法はありません。その状態で地下に埋めてしまう。それは無責任であると思います。次の世代どころか何世代にわたって無責任なことをするkぉとになります。私たちの世代がすることになってしまうのです。
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西村 高知県は豊かな自然を生かして、「移住者を募集」しています。津野町は清流四万十川の源流域でもありますし、イメージダウンは甚だしいものがありますね。
 多少の交付金が周辺自治体にばら撒かれ、一時期土木業者が潤ったところで、地域船体、高知県全体のイメージダウンは計り知れませんね。被害総額は算定できませんね。国が考えねばならない問題であり、過疎の自治体に問題をふるのは根本的におかしな話です。
 以前そういえば、20年以上前に旧窪川町(現四万十町)に原子力発電所誘致問題がありました。最近では核廃棄物処理施設が佐賀町でも計画されたようにも報道されていました。根っこはあるのでしょうか?
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下司 そうですね。狙われるところは地理的に言いまして、人口が少ない高知県などは最適地なのでしょう。窪川原発の時でも周辺自治体はひじょうに冷静でした。
 佐賀町の時のそうでした。今度の津野町(旧葉山村と東津野村)の時も周辺自治体も冷静な対応をしています。
 ということはこれは「お金」の問題でしかありません。安全性の問題が最重要視しなければ、ならないと思いますね。

西村 私もこの問題について、ブログなどにも取り上げました。ある人がコメントをしてきまして「旧東津野村は、表向きは自然保護での村づくりと称して、欧州の先進事例を幹部が視察したりしていました。そういう反面、刑務所の誘致や産業廃棄物施設の誘致も行っていました。今回の騒動もさもありなんと思う。」とのことでした。
 そこらあたりに「つけこまれた」のではないかとその人も指摘していました。そのあたりはいかがでしょうか?
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下司 自分は津野町は知りません。隣の大野見村へ産廃施設の誘致問題が起こったときに現地へ行ったことがありました。そこは四万十川の清流に面した場所でした。
 青いシートで覆い、土で覆い投げ込むと言う手順でありました。普通の産廃ですら、やがてシートが劣化し破れて地中にしみ込む可能性があるだろう。今度の核廃棄物の場合はかなり気をつけなければならない。
 須崎港から核廃棄物を上げて、運搬するようになるでしょう。高知県で消費された電力消費されたものではなく、大都市から持ってくるもにになりますね。
 自分達の暮らしの問題を真剣に考えていかなければならないと思います。
 西村 今後なにか行動を起こされますか?お構いない範囲でお話しください。

下司 私たちがどうのというものではありません。浦戸湾を守る会で活動してきました。産廃というのであれば生コン事件(高知パルプ廃液問題)もそうでした。
 地獄谷のアジロ谷も産業廃棄物投棄で問題になっています。日高村の産廃処理施設問題もあります。
 核廃棄物問題は桁違いの大きな問題です。行動に移すべきことは、写さなければならないと思います。

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2006.10.22

天木直人さん講演会が開催されました。

 10月21日高知市で「軍事力で平和はつくりだせない」(サロン金曜日主催)で天木直人さん講演会が開催されました。。その講演テーマどうり実行しないといけない最近の日本です。あまりに軍事力をあれこれ安倍内閣の閣僚が発言しています。核兵器の容認発言まで出ましたし。
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会場には300人を超える市民が参加していました。今回は広報も満足に出来ず出足を心配していました。用意した250席では足りず急遽椅子を追加。310席かまえました。みな熱心に天木直人さんの講演に聞き入っていました。イラクや中東の情勢は天木さんの予言したとうりになりました。本当に危険な状況です。

 現在3年前天木さんが予想した最悪の事態にイラクはなっています。またレベノンにイスラエルが軍事侵攻する事態も7月に起こりました。圧倒的な軍事力を持つイスラエルであっても自分の思いどうりの結果にはなりませんでした。
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 さらにそれが日本のすぐ近くでも同じようになりつつあります。まさに日本の近所が「イラク化」する危険性も出てきました。やはり市民として行動を起こすしかありませんね。

 会場は政党として、労組として立場の異なる人たちも来られていました。また政党関係者ではない市民も大勢来ていました。「週間金曜日」の記事で見たとのことで岡山から来られた人もいました。
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 質疑応答も活発にされました。どんな質問にも天木直人さんはきちんと答えていました。そして「全国を講演で廻っていますと良心的な市民のがたくさんいます。平和を願う人達がいます。しかしそれが国政に全く生かされていない。市民を1つにまとめ、国会議員を1人でも送り出すことが今後は必要です。」とも言われました。
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 「外交力でアメリカを超える」「マンデラの南アフリカ」「9条新党宣言」「アメリカの不正義」の著作は殆ど売れてしまいました。天木さんは丁寧に本にサインをされていました。
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 会場撤収後、高知城などを散策しまして、懇親会へ行きました。35年間外務官僚をされ、大使まで勤められて人ですが、偉ぶったところはなく気さくな人柄でした。高知の夜の街も堪能されたと思います。
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2006.10.21

第8回番組出演者交流会

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 10月20日午後7時から、はりまや橋商店街わくわく広場にて、高知シティFM番組出演者合同交流会が開催されました。
 2003年4月~2006年3月まで3年間継続した「けんちゃんのどこでもコミュニティ」の同窓会。2006年4月よりスタートした大西みちるさんの「みちるのどこでもトラットリア」と笹岡和泉さんの「いずみのどこでもトラットリア 笑顔をつなごう」と西田政雄さんの「ハッシーと西やんのラジオがつなぐ防災フォーラム」と「けんちゃんのどこでもブログ」です。
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 この時期、行事が重なっています。同時刻に竹内隆志さんは「ニートと親子の為のホットカフェ」を主催していました。外京ゆりさんは高知大学にて「高レベル核廃棄物問題」の講演会を主催しておられました。
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 本山町では故河島英吾さんの息子さんの河島翔馬さんがチャリティ・コンサートをするそうで、主催者側として豊後彰彦さんたちが関わられています。
 大橋通り商店街では自主防災組織立ち上げの説明会があり、元気応援団の
隅田紀子さんと松岡好江さんはそちらへ出席されていました。
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 そんなことで参加者が少ないのではと心配しましたが、50人が参加し盛り上がりました。2月以来ですからね。

 交流会では、七輪を囲みまして、本当の意味での「異業種交流会」が各所で展開されました。よくある世間の「セミナー」や交流会にはない本物の世界があり、誰もが積極的に交流されていました。

初めて会った人も抵抗なく打ち解けるのが番組出演者交流会です。それには七輪の火も大きいですね。火を囲んだ生活を最近の日本人はしていませんし。そのあたりは生活習慣が大きく変化しましたね。でも火は人間にやすらぎを与えるものだとつくづくわかります。
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 はりまや橋商店街のご協力、西岡謙一さんの尽力で都市中心部で七輪サロンが出来ることは他では見られない現象であると思います。写真も撮影しましたが、画面がぶれています。ふだんは会わない、接点がない分野の皆さんとお話できることは素晴らしいことです。
 
 終了後は参加者全員で片づけをしました。参加者のみなさんお疲れ様でした。
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2006.10.20

10月20日のはりまや橋サロン

Hb1201
 今日は午後から集金と支払日。郡部へも出かけないといけないので、ブログサロンは中止にしました。でもお昼ははりまや橋七輪サロンへ行きました。
 ここでは露天市でなんでも食品は揃いますし、近くの商店街でも調達できます。今日はビビンバを食べました。
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 日中は汗ばみますが、露天市で販売されているものは「実りの秋」そのものですね。もうすぐみかんや柿なども安くでまわるでしょうね。今日は久しぶりに高知は曇り空。でも雨の心配はないようです。

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ブログで離島活性化?

 先日のGoogleニュースに「ブログで離島を活性化のアイディア募集」とありました。
ブログで離島を活性化のアイディア募集
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(写真は高知県沖ノ島)
 マイクロソフトが支援するとか。
 「ブログで離島応援計画」は隠岐諸島(島根県隠岐の島町など)、トカラ列島(鹿児島県十島村)、式根島(東京都新島村)の3つの離島の自治体や青年会議所などが観光や教育などの地域活性化のアイディアをブログで募集する取り組み。まず12日に隠岐諸島のブログを開設し、11月にはトカラ列島、式根島のブログも順次期間限定で設置する予定だと記事には書かれています。

 本気であれば良いと思いますね。タレントのブログなどがはびこっていまして、見るには見ますがありきたりで。田舎の「特だね」や「面白い風習」などのほうが個人的には興味がありますし。
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 個性的な田舎者にどんどん登場していただきたいものです。高知なども過疎地ですし、人の少ない地域です。都市部においても人口が減少しています。
 高知の良いものは「お手軽」ではありませんが、中へ入って楽しみますととてつもなく楽しい自然がたくさんあります。

新しいOSの発売などうわついた話題ばかり提供していますが、この話が本当であれば少しは見直したいものです。

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勇気ある政治家とは

 10月17日は、はりまや橋商店街にて、四国アイランドリーグの高知ファイティングドックス報告会へ橋本大二郎さんは夫人を伴って現れました。わたしも知事夫妻が来られるとは聞いていませんでしたので正直驚きました。
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 この報告会、はりまや橋書店街事務局長の挨拶 監督、知事の挨拶、の後、観光コンベンション協会の人が乾杯の音頭をとると、一気に参加者が入り乱れた立食大宴会。みな七輪で肉、魚を焼いて食べること、飲むこと。宴会になって人数は増え200人を超えていたようです。

 それにしても橋本大二郎さんは勇気のある政治家と思いましたね。なにを言われるかわからない一般県民に奥さんと混じって七輪サロンをやっていましたから。当然あやかりや、文句言いもおるからです。

 しかしそこは土佐人。自分の食べること、飲むことに一生懸命で他人のことはおかまいなし。そのなかで橋本さんはゃんと奥さんをエスコートしていましたね。(実は商店街の関係者の人にそれとなく知事夫妻の近くにいてガードと言うわけではないが気をつけておいてくれ)と言われていました。

 それで観察していましたが、県民大衆に混じって物怖じせず、ぱくぱくと食欲旺盛で食べておられました。奥さんにも食材を取ってあげたりされておられました。自然の振る舞いでしょう。このあたりも政治家であると思いました。
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 そういえば以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」番組出演者交流会へ寒い中もこられたこともありました。また衆議院議員で元防衛庁長官の中谷元さんもひょっこり1人で来られ、気さくに番組出演者交流会参加者と交流しておられてこともありましたね。
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 大衆を恐れず、大衆と混じってきさくに対話する。公共的な存在のリーダーはそうあるべきですね。誰かを通じたり、フィルターが偉くなるとできます。それをたまには外して直接県民と対話する知事も代議士も立派でした。

 それにひきかえ「ぷらっとこうち」の関係者は今どうしているのでしょう。県民との対話を拒絶し、「ロックアウト」したまま2ヶ月が経過しようとしています。ひたすら県民大衆との接触を控え何をお考えなのでしょうか?
ようやく「メモ書き」を公表したようですが、一読しましたが独りよがりで「県民不在」のコメントが目立ちました。
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2006.10.19

飲酒運転は社会問題

 福岡での悲惨な事故以来、世間は飲酒運転厳罰主義が広まってきたようです。しかしそれは個人の自覚ではない。飲酒運転は社会問題。厳罰主義でも防げません。「アルコール依存症対策」と平行して進めなければいけない問題でしょう。
 最近「アルコール検知器」が爆発的に売れ、品切れ状態とか。また呼気でアルコールを検知し、検知されたらエンジンがからない車も開発されました。車メーカーの社会貢献でしょうそれは。
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(香南市赤岡町のどろめ祭り。一気飲みを賞賛するイベントのあり方も見直すべきでしょう。)
「車は凶器」にもなるのですから、車自体がアルコール検知をし、エンジンがかからないのは良い試みであると思いますね。そうやっていくつもバリヤーをこしらえませんと飲酒運転は根絶できないでしょうから。

 それから「酒文化」のありかたも再考する必要がありますね。「飲みにケーション」と称してお酒の懇親会が盛んですが、そのありかたも再考する必要がありますね。お茶や茶菓子でも懇親会でしたらコストもかあkりませんし、飲酒運転をする不心得物も出てきませんし。文化の問題もあると思います。
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酒文化の変革と社会対策
 社会全体で解決しませんと大変な問題になります。被害者はたまりません。加害者も一度の過ちで一生が台無しになりますし。
 アルコールに依存しないで生活できる社会造りもまた必要です。

高知アルコール問題研究所のサイト

 http://www.kochi-al.org/

社会問題一般 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.10.18

相変わらず県民不在のぷらっとこうち

 高知県庁が9年ぶりに「県民世論調査」を実施するらしいですね。選挙人名簿から県民を無作為に選びアンケートを郵送、回答を回収するやりかたらしい。費用の割りに回収率が悪いので一度は取りやめにしていたそうです。

 公募による「県民モニター」や「県政モニター」は積極的に県政に関与しようとする県民。「サイレンとマジョリティ」の意見を集約する為に実施するのだといいます。それはそれで意義のあることでしょう。

県政運営へ「声なき声」把握 県9年ぶり世論調査 高知新聞2006年10月18日朝刊
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 さて県民の自由闊達な意見を集約するために県民の税金でつくられたはずの公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。8月24日から運営委員会なるものによって「ロックアウト」しています。

 その後も一切の会議の情報も公開せず「密室」で議論をされてきたようです
 さて今日(10月18日)ようやくコメントらしきものがぷらっとこうちに記載されています。
「ぷらっとこうちの今後のあり方」について:途中経過1」といった「メモ書き」程度の文章がようやく掲載されました。一体この2ヶ月間なにをしていたのでしょうか?県政情報課も運営委員会なるものも、7人の県職員達もです。

 「密室」で議論した結果が「メモ書き」では呆れ果てますね。なにも議論を進化させていないし、なにも本質の議論をしていませんね。

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その意見は以下の記述がありますね。

3.今後の方向性について

運営会議では、今後の対応の方向性について、これまで以下のような意見が出ています。

(1)ぷらっとこうち再開のために必要な条件

・前向きな人が集まり、ルール無視の人が、速やかに退場すること
  →ルールが速やかに実行されること(書き込み削除、参加登録抹消など)
・訴訟等の対象にならない体制にすること(時間をとられないこと)
・県事務局(県政情報課)の関わりを見直すこと

(2)管理(問題発言等に対応するため)の基本的な姿勢

○選択肢1(管理者対応型)
  管理者が、迅速にルールを適用(書込み削除、参加登録抹消など)できる仕組み、体制にする。

○選択肢2(参加者自己責任型)
  運営側は基本的に管理しない。参加者自らの対応に任せる。

○選択肢3(第三者依頼型)
  専門家、専門機関に任せる。

(3)機能、システム、ルールの見直しによる対応

 相変わらず「規制型の電子掲示板」にこだわっている様で何も進歩がみられません。
情報公開にも応ぜず「密室」で議論した結果が「メモ書き」なのでしょうか。

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 リアルな場で「ワークショップ」でもすればいかがでしょうか。金曜日のランチタイムの七輪サロン、ブログサロンへでも来られたらいかがでしょう。密室の議論ばかりでなく県民市民と議論をしませんと。

 永遠の「エンドレス」な議論となるでしょう。解決策もなく予算も削減され自然消滅するでしょうが、ぷらっとこうち運営委員会なるものの責任、事務局の責任も同時に消滅することは絶対にありえません。県民を恐れては未来永劫解決策はありませんね。

 現在のぷらっとこうち運営委員会 事務局の皆様です。(敬称略)

ぷらっとこうち運営会議委員名簿(敬称略)です。

(2006年7月28日現在)
大木達榮
片岡 淳
竹村朱美 (高知県県政情報課)
知名 誠
萩野由夫*副議長
松尾晋次*議長(高知県政策推進課)
松岡好江
宮地北斗
森木 隆*副議長
山中誌朗
山本千香子(高知県保健福祉課)
横山 拓
好浦 こう一(*)
(こう=「かねへん」に「光」)

ぷらっとこうち事務局

(2006年7月28日現在)
河野和弘(高知県人事企画課)
竹村朱美(高知県県政情報課)
田中芳輝(高知県県政情報課)
知名 誠
西村悦一
萩野由夫
森木 隆
弘田 均(高知県人事企画課)
松尾晋次(高知県政策推進課)
森本絵里(高知県県政情報課)
山本千香子(高知県保健福祉課)

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 社会学者の考案した「市民参加の梯子段」を眺めていますと、現在のぷらっとこうち運営委員会なるものは情報公開を極端におそれ、一方的な情報伝達や形式的参加機会増大を「県民との協働」などと言っているにすぎませんね。

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レジ袋は有料化になりましたが・・・

 東京の杉並区は量販店などが無料で配布していたレジ袋(使い捨て買い物袋)を1枚5円で有料販売するとのことです。ゴミと使い捨て文化を改める「啓発運動?」を始めました。
 しかしこのやりかた量販店はコストダウンになるし、消費者は罪悪感が消えるし「ただそれだけのこと」になりかねないですね。
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(レジ袋だけの問題でもあるまいに)
 行政側の「アリバイ環境政策」とも言えなくもない。痛みが伴わない。痛みは包装関係業者に負わすだけのポーズに過ぎません。地球環境問題を考えるのであれば、「夏場「エアコンを使用しない」宣言でもすれば良いのに。遥かに実益がありますね。私は実践しましたので。
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(高知スーパー宝永店も10月15日閉店しました。)


 地方においても駐車場の少ない街中の量販店が次々に閉店し、広い駐車場を設置した大型量販店がどんどん進出し、商店街が壊滅しています。車が集れば廃熱は凄いし、郊外の田畑を潰して量販店は出店するので自然破壊も凄いもの。

 そうした事実を何も語らず、見せ掛けのレジ袋を有料化したところで、環境対策にも何にもならないことは誰が考えても理解できることですね。
 むしろ日本の森林を守るために木材チップからこしらえる「バイオプラスチック」を食品包装資材に活用するとか、導入するとかをすべきでしょうに。
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(同じ石油製品から使われるトレー。業者が店頭から回収しているのであまり最近は話題にもなりませんが)

 相変わらずコストの安い石油資源の食品包装資材を大量に使用し続け、そのごく一部のレジ袋を有料化したところで、問題の解決にはなりません。

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2006.10.17

高知FD今期残念会

 四国アイランドリーグ所属の高知ファイティングドックス。残念ながら今年は前期優勝したものの、後期優勝の香川にプレーオフで破れ、総合優勝出来ませんでした。でも選手の労を労い、来季に繋ぐ為に、はりまや橋商店街では「励ます会」を開催しました。
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 はりまや橋商店街の谷ひろこさんたちが企画し、連絡は七輪サロンをいつもされている西岡謙一さんより連絡がありました。
それで人が集まっているのかと思いきや、なんと前期優勝祝賀会にも匹敵する人達がはりまや橋商店街へ来ているのではありませんか。根強いファンの存在を感じました。
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 しかも高知ファイティングドックス名誉会長である橋本大二郎高知県知事までがご夫人を伴って来られていました。それもあってか県下のマスメディア局も参集していましたね。スポンサーの協賛も得られ、食材や飲食物はなかなかのものでした。
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 挨拶の後は高知ファイティングドックスの藤城監督や、全選手が来まして、市民との交流がされました。橋本大二郎知事夫妻も挨拶してお帰りになるのかと思いきや、市民や選手たちと一緒にはりまや橋七輪サロンにて秋刀魚や焼肉を暫く楽しんでいました。
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 「地元球団」として精進され来年は優勝して頂きたいですね。またそのためには「ナイター」になれる必要があります。是非高知市営球場に夜間照明施設が必要であると思いました。

 普通ならホテルでの懇親会でしょうが、野外の広場で七輪でというきさくで常識破りな企画が「当たり前」になっています。なにせ知事夫妻まで来られたということは、公式な会場となっているのですから。
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無為無策の都市政策

 高知市の都市政策は「無為無策」と言えますね。高知市も高知県にも都市計画は存在していません。高知市は人口が減少し、高齢化が進行しています。にもかかわらず相変わらず郊外部の住宅団地造成は規制がかかりません。

 統合病院は郊外につくられ、県立大学も郊外へ移転する計画も言われています。一方で「インナーシティ計画」「中心商店街の振興」を言いながらも、やっていることが相変わらず道路建設のみです。
Baruza
(大橋通りのバルザも閉店しました。)
 10月15日に閉店廃業した高知スーパーの前を通りました。シャッターが降ろされ、「閉店」の張り紙がされています。店の前からが賑わいが消えました。
 都市の市街地を「縮小」する都市計画は高知市にも高知県にも存在していません。早急にそうした都市政策の立案が必要です。
Bheiten

 はりまや橋商店街は11月11日に高知商業高校と提携し、好例の「はりまや橋ストリートフェスティバル」を開催します。売上金でラオスに小学校を建設する運動で7回目になります。

 このような努力もされています。県も新堀川を暗渠にして道路を建設するのではなく、生態系と歴史的遺構は活かしながら街の誇りを再生すべきでしょう。
Hariyambashi

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2006.10.16

高レベル放射性廃棄物問題の講演会

10月15日は高新文化ホールでの講演会に行きました。「高レベル放射性廃棄物について学ぶ講演会」です。外京ゆりさんが熱心に取り組まれています。津野町議会では「断念」したようですが、東洋町では誘致の可能性があるようです。サーファーの皆さんも環境問題に関心を持っていただきたいものです。
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 「高レベル放射性廃棄物ですが、原子力発電で使用した燃料を再処理する際に分離した放射性レベルの高い廃液です。硝子で固められ、高さが1・34メートル、直径43センチ、重さは500キログラムあります。
 日本全体で年間900トン、硝子固形体で1400本。2020年までに4万本になります。初めは強い放射能を出し、表面温度は300度。これを30年から50年冷却して、100度以下になってから地下300メートル深さの安定した地層に埋設します。

 4万本の最終処分場の面積は2キロ四方が必要。建設費は1兆円。60年間操業する費用が2兆円で、3兆円かかると言われています。(原子力廃棄物を考える旅 松田美夜子著 電気新聞ブックス)」
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講演会は原発問題に関心のある熱心な市民が200人ほど集まっていました。徳島県から来られた人もおられました。東洋町は徳島県の県境ですから他人事ではないのですね。

 講演会は熱心に原発問題を取り組まれている広瀬隆さん(市民活動家)と、小林圭二さん(元京大原子炉実験所講師)の話でした。
 硝子の筒に入れて、高レベル廃棄物を地中に埋設すると言うことですが、日本は地震列島であり、発見されていない活断層もたくさんあります。まして東南海、南海地震を想定している時期に、何故四国の高知での処理場なのか。の背景を丹念に説明されていました。
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 広瀬氏は「東京電力と関西電力の原子力発電所の核廃棄物は全容量の70%を超えています。廃棄物は排出者責任が第一の原則。人口の少ない過疎地域に捨てると言う発想が間違いです。」とのこと。
 「調査費」といって、自治体が一度手を上げたら、二度と引き返すことはできない道です。とも広瀬氏は言われました。岡山県で反対運動を展開されている石尾禎祐さんも「甘い誘いに乗って手を上げたら降ろせなくなります。そうなれば周辺市町村や知事が反対してもどうしようもなくなります。」とも言われました。

 小林氏は、1999年に東海村で放射漏れ事故があり、被爆し亡くなった人は14シーベルトの放射能を浴びました。7シーベルトで死に至るといわれています。高レベル廃棄物は1つで300シーベルトあり、それが4万本55基ある日本の原子力発電所から廃棄されることになります。大変な放射能です。
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 会場との質疑応答の中で「採算面や危険性も指摘されている。燃料電池の研究をまじめにやらずに日本は何故原子力発電に固執しているのでしょうか?」という質問に対し広瀬氏は「核兵器の開発も念頭に置いているのでしょう。電力会社は実は原発は辞めたいと思っている。国策でやっているのですから。とくに安倍晋三首相は危険な存在。核武装を公言していますし。」

 処分のできないものはこしらえてはいけない。代替エネルギー手段を1人1人が真剣に考え、補助金で地域を売り渡すのではなく、地域を大切にして地域の経営に関与する市民にならないといけないとつくづく思いました。

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2006.10.15

憲法改正問題をどう考えますか? 10月20日(金)

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは松尾美絵さんと下司孝之さんです。
 2人は10月21日に開催される「天木直人さん講演会」のお世話役です。今回のテーマは「憲法改正問題をどう考えますか?」でお話を伺います。
「amakip1_1.pdf」をダウンロード


先月自民党総裁選挙で圧勝した安部晋三氏は首相になりました。従来の自民党の首相と異なり極右思想の持ち主のようで大変イデオロギー的です。
 はっきりと内閣の目的を「憲法改正」と「教育基本法の改正」においているようですがそのあたりはどう思われますか?
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松尾 憲法を変えるという目的は、現在の日米軍事同盟を一段と強化して、集団的自衛権を行使し、アメリカ軍と一緒に、日本の自衛隊が世界の何処へでも派兵することができることがもくていだと思います。
 アメリカと一緒に守りたい利益を持っている人がいます。グローバル経済化する中で世界中でのごく一部の企業の経営者の意志が働いていると思います。
 それと軍事産業に絡んで儲けたい人ももちろんいます。日本国憲法は国民主権、個人の人権を大切にしています。大きな理想を掲げています。その理想を実現する為に現在の教育基本法があります。
 憲法を変えるということと、教育基本法を変えるということは、車の両輪であると思います。憲法の理想を実現する為に教育基本法があるのです。憲法改正したいと言う側にとっては、現在の教育基本法はとても邪魔なのです。
 国を愛すると言う言葉。君が代や日の丸などは。シンボリックなものを持ち出してきまして、政府のやろうとする国策の中に国民をまとめていこう。としていようとする動きであると思います。

西村 8月15日に小泉前首相の靖国神社参拝問題ですが、新聞などの世論調査は賛否半々でした。ところがインターネットの調査では多数が賛成でした。この現象をどう思われますか?
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下司 インターネットを実際に扱っている人達は、、パートであるとか職業的に不安定な人達が多くおられると思います。その人達の気持は、小泉さんのプロパガンダに乗っかってしまった。短い言葉で簡単に言い切るからですね。
 そして靖国参拝に賛成だということになりますね。それはとりもなおさず、自分が一番助けてもらいいたいところの政党とか、労組とかが自分といかに疎遠であるか。そういうところの拒絶感。そういう反応ではないかと思いますね。

西村 護憲を唱えておられる人達のブログやホームページはあるのでしょうか?あまり目立たないようですが、おかまいなければご紹介下さい。

下司 ご紹介はしたいのですが、殆どないですね。松尾美絵さんの「ネット9条高知」があるぐらいですね。探せばあるでしょうけれども、来たことがないというのが現状ですね。
 いかに護憲運動というものが、自分の頭で考えるのではなく、誰かの指示で動いていたかということでしょう。
憲法問題は自分の頭で考えるしかありません。ここで大きな動きが出来なければ安倍さんの思う壺になりますね。
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松尾 ブログこそ、私は思いますのに年配の人には有効なコミュニケーション手段であると思います。遠くに出かける必要もないし、自分の意見を自宅で書くことが出来ますし。
 今こそいろんな形で戦争を体験されている人達が、実話や自分の思いをブログで語っていただきたいのです。ネットを活用して後の世代に伝えていただきたいと思います。
 若い世代それを見られて意見を出し合って、ブログで論議を深める必要性があると思いますね。

西村 そうですね。インターネットが日本で普及し始めたのは1995年以降で10年程度の歴史。ブログなどは2004年頃からで2年程度の歴史ですね。まだまだ参入者ですね。
 利用者は40歳以下が殆どで、50歳代、60歳代は殆どしていません。ブログは日本語の文章が書ければ、情報が簡単に発信できる道具ですね。もっと年配者がやっていただければとは思いますね。

下司 従来の手紙や電話ではないので最初は抵抗を感じるでしょう。そういう意味の抵抗はあるでしょう。もともと文章を書きたくないとか、目立ちたくないという日本人の心情もあるので、そこらあたりが抵抗になっていると思います。
 それとブログは何も犯罪集団ではないので、これは「道具」として憲法改悪に対してこれを活用して戦うべきではないかと思います。
 ブログは自分達にとって有効な武器になるんだと。日本を助けることが出来るのだと言うことで頑張らなくてはならないと思います。

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2006.10.14

津軽三味線ライブ・イン・はりまやサロン

 夕方7時からははりまや橋商店街わくわく広場にて、津軽三味線演奏者の今井田歌氏ののライブが行われました。市民有志が60人ほど集まっていました。
 この企画ははりまや橋商店街イベント実行委員会が主催。先日のバイオリンコンサートに続く第2弾ですね。
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 実行委員会には桑名真紀さん谷ひろこさんがおられました。西岡謙一さんは七輪を会場で食事用に利用していましたので「火の番」で担当。音響関係の担当は青山清水さん。お客では大西みちるさん隅田紀子さんにも会場でお会いしました。
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 津軽三味線は初めて聴きましたが、「日本のブルース」のようでした。旋律が物悲しい
ような。でも基本的にはどんな曲でもいけるのでしょう。沖縄の歌である喜納庄吉の
「花」も演奏し、歌っておられましたが聞き応えがありました。

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ISO認証協定農家の農産物直販市

杉本久典さんからの告知もありましたので、夜須から帰ってから、自転車こいで、大橋通りのひろめ市場前へ駆けつけました。

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 JA安芸とかれいほくの農協の人たちで、環境保全型農業に取りくまれている農家が栽培した野菜の即売会でした。私も一つピーマンを購入しました。アンケートに回答しましたので、ししとうをおまけにもらいました。
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 杉本さんのコメントは「その取組の一つとして、企業や地方自治体などが取り組んできた環境保全に関する国際的な規格、ISO14001認証を農家さんレベルで取得するという「無謀な」ことをやっています。現在、600名以上の方がISOに取り組んでいますが、特に県内での認知度が極めて低いということで(唯一れいほく八菜が最近有名)、一昨年からイベントを行っています。」とのことでした。

 今日は結構街中も暑いですね。午前中5ヶ月ぶりにヨットで海の上にいまして、駆けつけてせいか喉が渇きました。会場で「野菜ジュース」などがあれば飲んでみたかったのですが。
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やはり海は最高

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 5月に腰を痛め全く夜須の海へは行けませんでした。今日は夏の名残が残る海へ、そっとディンギーを出しました。腰痛は完治はしていませんが、今年は最後のセーリングになるかもしれないので思いきって夜須へ行きました。

 風が強くなるヨットのシーズンはこれからです。自然相手のスポーツは体の調子が完全に治らないと難しいです。またいろんな人に迷惑を結果的にかけるかもしれません。そんな意味でも自己責任のスポーツですので.
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 今日は少しだけ海を堪能。波が心配でしたがそれほどでもなく、風もそこそこあり最高のセーリング。ちょうど5ヶ月も海へ行けなかったのです。でもブランク関係なしに海は受け入れてくれました。

 高知大学と夜須中、それと高校生のヨットが出てきましたので、あわせて20艇が海へ出ました。

そしてヨットを丁寧に洗いました。腰痛が完治しないかぎりは今年最後のセーリング(?)ですので。艇庫近くで入念にストレッチをしましたが、屋外でしますとまた格別ですね。
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(艇庫の前でストレッチと腰痛体操をしました。)

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朝鮮学校への嫌がらせは日本人の恥

 北朝鮮の核実験は言語道断。すみやかに経済制裁などを周辺各国と行うべきでしょう。「やってはならない」ことをしてしまったのですから当然です。
 その関連なのでしょうか最近日本国内にある朝鮮人学校への嫌がらせが核実験の後増えていると言います。しかしそれは日本人としてそれは恥ずかしい行為です。

 日本社会の中での外国人ですから、孤立させ迫害することはいけないと思います。抗議し批判すべきは北朝鮮政府であって、朝鮮人学校ではないはずです。そこを理解しない卑劣な日本人がいることに恥ずかしい限りです。
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(日本にも多数の外国籍に人達が生活しています。)
 これから多様な社会に日本社会もなります。価値観の異なる人たちもおられます。偏見を持つことなく異文化を受け入れることが日本社会の成熟になるのですから。

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2006.10.13

10月第2週目のはりまや橋サロン

 秋も深まりました。金曜日のはりまや橋商店街の露店市でも秋の作物に変わっています。また今日はOPEN HEARTさんたちがお寿司を販売されています。
 はりまや橋フレッツスポットとでのブログサロンも順調に繋がっています。まだまだ昼間は暑い高知市のお天気です。

 明日の夕方はこのわくわく広場で、津軽三味線のコンサートがあるようです。何かと商店街の皆様にはお世話になりますので、家内と2人で鑑賞しに行く予定です。
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 今日はOPEN HEARTさんたちがお寿司の販売をされていました。ランチに確保しました。
ブログも現地から更新されました。さくさくと出来る様になられました。
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 また田上圭一さんもマックのパソコンを持参されました。3Dを活用した潮江地区でのまちづくりワークショップを画像で見せていただきました。すごくリアルでした。
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いじめの根絶は不可能ですが・・

 毎年痛ましいいじめの事件が必ず起きますね。随分前にも中学生が体育館で体育マットを簀巻き状にして、同級生たちがリンチして殺害した事件もありましたね。

 私も父の仕事の関係で小学校を5回も転向したことがあり、虐められた経験もあります。小学校から中学生の間は体も弱く、体力もなかったので、いじめの「標的」になったこともあります。

 たわいもない理由ですね。遊びについていけない。その土地の言葉が喋れない。先生に告げ口をした(多くはでっち上げ)。がり勉で良い子ぶっている。実にアホらしい理由ですね。

 深刻なのは虐めるほうは多数ですが、標的となり虐められるほうは1人の場合が多いのです。級友に助けを求めても多くは知らん顔をされ、逆に友人と思っていた級友から虐められるることもしばしばです。後で事情を聞けば、虐めのグループに入らないと自分が虐められるからだそうです。子供なりの「保身」なのですね。でも虐められるほうはたまらないですね。
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(学校現場はたのしいことばかりではありません)

 教育委員会や学校側が、虐めに耐えかねて遺書を残して自殺した子供が出ますと「指導が足りませんでした。」とマスコミの前で謝罪しますね。この間の小学6年生の時もそうでした。これはマスコミによる学校管理者への一種のいじめ行為でしょう。集団リンチですね。それはともかく虐められたほうはなかなか学校の教師に虐めの事実を言わないし、言えないのですね。親にも言えません。私も親にも教師にも言えませんでした。

 教師に「ちくった」といじめグループにわかればより陰湿ないじめにあうからです。私も虐めグループに下校時に待ちぶせされ集団暴行を受けたこともありました。
 では私はどうやっていじめを克服したのか。それは偶然の結果ですね。
「他人が真似できない趣味」を持ち、サッカー好きがこうじて体格も良くなり、虐められることがなくなりました。また文章を書くのが好きで、当時は謄写版で週に1回「新聞」を印刷し、配布していました。政治運動にも興味を持ち、集会などへも参加していました。
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 中学になるとサッカードッチボールを流行させ、小学時代に虐めた連中の顔面めがけてボールを蹴りまくり報復しました。しかし私の事例は例外的。では普遍的な法則はないのかと言いますとやはり「他人に、負けない趣味を持つa/>」ことではないでしょうか。その趣味が精神的に救うのですね。大人でも同じであると思います。

 多くの趣味のおかげで、わたしは幾多の窮地を乗り越えらましたし。精神的な余裕なのでしょうね。それは。でも最近の虐めはその程度のことで克服できるとは思えません。個人的な問題ではなく社会問題として学校も、教育関係者も地域社会も取り組む必要があります。
 いい加減少子化と言われつつ、人間を大事にしない、辱めることが続ける社会は健全ではないからです。
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(ラジオ番組の制作も趣味の1つです)

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2006.10.12

平和運動は女性が主導

 高知のローカル事情だけではないでしょうが、最近は平和運動は女性が主導的ですね。わが市民グループ「サロン金曜日」の代表は松尾美絵さん。2004年の「安田純平さんイラク現地講演会」を手始めに、翌年も「安田純平さん講演会」。今年は5月に「品川正治氏講演会 憲法改悪にものもうす」を実施しました。
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 そして10月20日には「天木直人氏講演会 軍事力で平和はつくりだせない」を開催します。

 また外京ゆりさんも昨年は「東京原発」上映会を見事に成功させました。その後も環境保護運動や反核運動を展開されています。その精力的な動きには頭が下がります。
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 普段は何かと対立している政党や労組幹部や市民活動家同士も、松尾さんや外京さんの呼びかけには、両方の陣営からもたくさんの人達がそれぞれ参加しています。それぞれが集会や講演会をしても一方は来ないのですから。対立しがちの両方の平和運動を担ってきた人達が来るのですから凄いことなのですね。
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 今年は2度の開催。私は品川正治さん講演会の直後に腰を痛め、そのままの状態で本調子ではありません。10月20日の参加者が心配です。
 核実験もあったことですし、にわかに緊張が高まりました。「軍事力で平和はつくりだせない」ことを実証しなければいけませんね。
「amakip1_1.pdf」をダウンロード

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2006.10.11

逃げ場のない下知地区

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 高知市中心部に近い下知地区。低湿地区であり、海抜ゼロメートル地帯。埋立地のようで地盤も弱いと来ています。「砂上の楼閣」という言葉がありますが、泥の上の構造物なり建物ですね。泥舟に乗っているといっても良いぐらいです。

 昨年だか内閣府の危機管理担当が、「モデル地区」(公共施設がなく地震の被害が出やすい地区)で高知市の下知地区を選定し調査をしていました。しかしあまりの条件の悪さに仰天し、尻尾を巻いて撤収したようですね。どうでも良い報告書があるだけです。内閣府防災担当のホームページ
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 先日高知市防災対策課による地震の説明会がありました。画像で印象に残るスマトラ沖地震による津波。都市部に侵入し、車や家屋を押し流し、勢いを増した津波は僅か水深は80センチであったそうです。巻き込まれた人々は打撲死されたそうです。あの時も丈夫な建物に逃げ込んだ人たちは助かったそうです。
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(西やんを講師に招いて町内での自主防災準備説明会)
 結局ご近所で民間の所有する鉄筋や鉄骨の建物に一次避難(8時間程度)させていただくほかはないようです。それも耐震診断など事前にできるはずもなく、大地震時に建っておればOKということでしかありません。大変心細い限りですね。
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(古い建物が多い町内。土地は低い。液状化も心配です。)

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2006.10.10

高知は文化水準の低い県と言われしまいます

 2000人収容するホールがない中核市というのは高知市ぐらいではないでしょうか?高知県民文化ホールでも1500人が最大収容。高知県下最大です。
 200億円かけて大赤字を垂れ流している高知市のかるぽーとという文化施設は1000人収容のホールしかありません。「文化過疎」を推進する愚かな施設ですね。
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(ようやく改修修理が終わった1500人収容の現在の県民文化ホール)

 予算が高知県議会で認められるのかどうかは不明ですが、県側はようやく2000人収容ホールの計画案を提案しました。高知市にはDUKEという四国四県の音楽興業を仕切れる会社(DUKE)もあるのに、こと文化行政になると全く意見を行政側は聞かないらしい。高松市のサンポートなどは最初から評議委員になっているというのに。一番文化ホールを利用している会社を無視して愚かな文化施設である「かるぽーと」が出来たのでした。

 こうした文化に理解が低い県関係者の極めつけは、大河ドラマ「功名が辻・高知県推進協議会」でしょう。丸の内緑地を仕切り、見世物小屋を建てて、「歴史を切り売り」するイベントの主催者です。
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(県の広報誌に掲載されていました。)
 こともあろうに「皆山集」や「高知県史要」などの貴重な歴史的資料が、県立図書館から「功名が辻・高知県推進協議会」へ貸し出され、その後行方不明になっているようですね。県の広報誌に「探しています!」が掲載されていました。

 実に見苦しいではありませんか。県民として恥ずかしい限り。社会常識があるかと思われる県職員関係者の落ち度だけに、文化行政は一体どうなっているのか不安ですね。

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2006.10.09

ありふれた小河川ですが・・・

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 10月8日は午前中に新堀川の魚類調査がおこなわれました。そのおりは引き潮でした。後で話を聞きますと、アカメの幼魚が18匹確認されたそうです。大きなもので10センチを超えるもの。小さい幼魚は数センチのものとか。確実に生態系は戻っています。
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 新堀川草の根祭りでは、子供達が釣をしていました。上手な子供はハゼなどを10匹以上釣り上げていました。都市中心部で安全な釣り場となっている新堀川ですね。
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(満潮の階段護岸の様子)

 日も暮れた頃に、古地図を持参した年配の男性が来られました。「刑場跡はどのあたりでしょうか?」と聞かれました。地図からしますと解体中の赤水門西のあたりでした。
 中江兆民生家の近所。兆民は子供の頃、切腹している勤皇の志士を兵の隙間から眺め衝撃を受けたらしいとも言われています。

 ビオトープとしての価値が上がる新堀川。歴史を感じさせる新堀川ですね。
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(道路工事はビオトープに迫ってきています。)

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2006.10.08

「清流」新堀川 豊富な魚類を確認

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 高知市の中心街を流れる新堀川。江戸時代初期に町民力でこしらえられた江ノ口川と堀川とを繋ぐ運河です。浦戸湾の一部といっても良いです。その新堀川で今日の午前11時過ぎから「新堀川魚類観察会」が行われました。

 場所は大正橋付近の新堀川。アカメ研究家の長野博光さんや、高知大学理学部関係者6人が新堀川へ入り、網ですくいながら魚類を調査しました。
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 ほどなく絶滅危惧種1A類の指定されているアカメの幼魚が見つかりました。他にはシマイサキやウナギなどもいました。「清流」新堀川を感じさせました。

 NHKテレビの取材班がテレビカメラを持ってきておりました。地元新聞社や全国紙の記者も来られていました。市民10人が見守りました。
 コアマモという水草の付近によく魚はいるようですね。
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天木直人さん講演会について 10月13日(金)

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは松尾美絵さんと下司孝之さんです。2人は10月21日に開催される「天木直人さん講演会」のお世話役です。
 今回のテーマは「天木直人さん講演会について」でお話を主体にお聞きします。
10月21日(土曜日)高新文化ホールで元レバノン大使天木直人さんを招いて「軍事力で平和は実現できない」と講演会を開催されます。
 天木さんを呼ぼうと言うのはどういういきさつからなのでしょうか?
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「amakip1_1.pdf」をダウンロード

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松尾 私たちはずっと平和をテーマにしてサロン金曜日という市民グループで活動してまいりました。安田純平さんの講演会を2回、品川正治さんの講演会などを開催してきました。
 その流れの延長にあります。今年の5月に品川正治さんの講演会を開催しました。テーマは「憲法改悪にものもうす」でした。
 その講演会を聴講に来られた年配の方が、私のところを来ました。品川さんの話を聞いて奮起したとのことでした。「憲法9条の旗を降ろしてはならん。これからもあちらこちらで、いろんな活動をやりつづけねばならん。」とお話がありました。
 ついては講演会も次々やろうと。ひじょうにわたしは背中を強く押されました。ではもう一度と言う気持になりました。
 たまたま東京で天木直人さんに会う機会がありました。「高知のほうへ来ていただきたい。」とお話をしましたら、こころよく引き受けていただきました。
 そういうことで今回の天木直人さん講演会になりました。


西村 今年の7月にイスラエルはアメリカの承諾を受けてレバノンに軍事侵攻しました。ヒズボラ討伐を名目でしたが、壊滅させることは出来ませんでした。天木さんの言われるように「軍事力で平和は実現できない」事態になりました。そのあたりはどのように考えられますか?
 また政府は自衛隊をレバノンに派遣することも言っているようです。

松尾 軍事力は最大の「暴力」であると思います。攻撃する側にとっては戦争は「合法的」でありましても、攻撃される側にとっては、理不尽な殺人になります。
 攻撃されて黙って殺され続けるばかりではいけない。と言うのが正直な気持であると思います。そうなりますと闘いに終わりはないと思います。軍事力で解決することは難しいと思います。
 
西村 今年は2001年の「9・11」から5年が過ぎました。テロの脅威はむしろ拡大したようです。テロはどうすればなくなると考えられますか?
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下司 テロなんですけれども、経済格差をなくなさないとテロはなくなりません。それからアメリカの大きな力が働いています。アメリカも反省しないといけませんね。
 アメリカ国民の半分は今は「イラクから手を引け」と言っています。それからまた自分達ものんきに知らん顔は出来ないでしょう。そういうところがありますね。


西村 天木直人さん講演会の市民の反応、メディア関係者の反応はいかがでしょうか?

松尾 天木直人さんは著書「さらば外務省」を書かれています。なによりもイラク戦争のとき、ベイルートでレバノン大使としてイラク戦争に反対されました。
 「この戦争は間違っている。日本は外国的な努力で早く戦争を終わらしていく必要がある。」と電報を日本国政府に打ったのにもかかわらず、それが元で本国に召還され、解任されました。
 そういう話題性のある方なので、今回講演会の案内をしますと、「あの人ね」とか、天木さんという名前が出なくても「そういう人がいたよね」との反応がありました。
 話を聞きたいねと言われる人もいます。メディアの皆様にもご案内をしたところ、何人かは来られるように伺いました。
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西村 ブログを通じての反応などはありましたか?

松尾 私のブログ(ネット9条高知)ですが、写真入りで天木直人さん講演会を掲載しています。その記事を見られて、「戦争はいけないわね」というコメントもいただきました。

西村 日本政府は自衛隊をイラクに続いて、今度はレベノンに派遣すると言われています。そのあたりは市民の反応もあるのではないでしょうか。

下司 今度はただではすまされないでしょう。かなり危機感を持たねばならないでしょう。組織化された人たちは、政党や労組からそうした文章は回覧されてくるでしょうが、市民にとりましては、どこでなにをしているのかがわからないのです。
 ブログと言うのはかなり重要な役目を今後するのではないかと思います。


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2006.10.07

第2回昭和小校区防災協議会

10月7日土曜の午後7時から、昭和小学校で第2回昭和小学校校区の防災協議会が開催されました。最初に高知市役所防災対策課から、南海地震関連のVTRや説明があり、具体的な協議に入りました。

 前回の会議で防災のイベントを12月3日にしました。それのための会議です。関係者40人が集りました。はじめに高知市防災対策課山本係長より、パワーポイントを使用した南海地震とは?の説明がわかりやすくされました。
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 約1時間の説明でしたが、あらためて「なるほど」と思うようなところがありました。津波と風による波(高潮など)との違いは、大量の水が壁ととなって押し寄せるのが津波であることですね。

 自助、共助、公助の比率は。7対2対1だそうです。阪神大震災も97%は自力で家族でご近所の協力で助かったと言います。しかしその情報を伝達する方法も、昔の知恵のある人が土手に桜を植えお花見を町民がしました。それは人を楽しい思いをさせて集めることで土手を踏め固め、丈夫な堤防をこしらえることにあったと。

 アイデアはその後の討論でいくつか出ました、次回打ち合わせはは10月28日の予定です。その日は新堀小学校の「新堀小学校防災ファア」の日です。あらかじめ見学して参考にしようということになりました。

 二葉町でも自主防災組織の立ち上げの為の世帯調査が現在行われています。調査は大変でした。わずか100メートルの地域住民全員に面談するのに2週間かかりました。でも皆真剣で茶化す人は1人もいませんでした。ふだん町内会活動に熱心ではない人もそれは真剣でした。
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 ですので次回のテーマは「情報の共有化」ではないかと思いました。大人もこ子供も、行政も市民も情報を共有化することですね。

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エコツーリズムは高知の救世主?

 昨日は高知エコデザイン協議会のセミナーが高知女子大で開催されました。松田高政さん岡田充弘さんからもご案内がありましたので、開始時間に遅れましたが参加しました。
全くの部外者ですが、テーマに興味がありましたので、聴講いたしました。22人が参加していました。
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 講師はホールアース自然学校代表 日本エコツーリズム協会理事の広瀬敏通氏。演題は「エコツーリズム導入と地域の活性化」ということでした。
 広瀬氏は「エコツーリズムと言う言葉。1989年頃日本にはいって来ました。言葉の定義がない言葉です。それは外国でも提唱する人により定義が異なっています。」
 
 「社会的な背景から出てきた言葉ですから、背景が異なれば定義もことなります。ただ普及活動のためには説明が必要。そこで考案された概念は「資源の保全」「地域の振興」「観光の推進」が対立せずに推進されることです」とのこと。

 従来の観光振興策は、自然破壊につながりました。物をつくることばかりに関心が向き、人の心はなおざりでした。観光とは「光を見る」という国の宝を見る巡礼から由来をしています。四国はお遍路の伝統があるので可能性はあるとのこと。
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 地域の「あるもの」を地域の人たちが「誇りを持って観光客をもてなす」ことで、エコツアーが地域経済にとって経済波及効果をもたらすようになったという沖縄などの実例が紹介されました。

 ただ「案内人」がキーマンですが、案内人を養成するにはコストがかかります。そのためにはエコツアー案内人養成の「スクール」が必要です。と広瀬氏は言われました。参加者からも「ぜひ高知につくりますので、ご支援を」との声が出ていました。

 「日本は今まで資源小国と言われて皆そう思ってきました。山の緑と水がこれからの資源。そう考えますと高知は大変恵まれた地域です。それを生かすためには人が一番の資源であることを忘れずにエコツアーをともに考えましょう。」と言う事でした。
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 講演内容は納得のいくことばかりですね。20年前に同じ思いで、夜須でヨットを活用したまちづくりを考案、趣味の延長ですのでビジターでありながら関わりを深くして取り組みました。アメリカへ2度研修旅行に行ったり、講演会やフォーラムも主催し、お手伝いもしました。

 地域の中の対立も政治問題化し、一時は大変な時期もありました。ヨットの仲間達も2002年の国体前後は頑張りましたが、その後見解の相違があり離れて行った友人もいます。今YASU海の駅クラブというNPOがこしらえられ、行きがかり上関わりを持っています。
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 20年間の経験、失敗の経験を活かし、使える資源は活用して高知の浮上の為に何かできるのではないかと講演を聞きながら思いました。当時は高知県庁は「国民休暇県構想」を推進しておりました。その総括もまた必要なのではないでしょうか。

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2006.10.06

10月最初のはりまや橋サロン

 秋も本格的。露天市の産物にも「実りの秋」の気配が漂います。
ようやくはりまや橋フレッツスポットも安定してきました。今後は本格的にはりまや橋サロンの情報発信をしませんと。せっかくのスポットですからね。Harimaya01_1


今日は西岡謙一さんが七輪を2つ持ってきました。秋になり七輪が恋しい季節になるのももうすぐですね。今日は人がたくさん通行しているようです。
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漫画にならないキャラクター

 安倍晋三首相は前任者の小泉首相のように、強烈な個性がないので、漫画になりにくい。モノマネ芸人達も安倍氏の個性のなさに苦戦しているらしい。特色を笑いに出来ないからですね。

 それは本会議の代表質問でのやり取りでも原稿棒読み状態で、官僚の作文どうり回答していたからでもあるでしょう。また来年の参議院選挙で勝利し、自分のやりたいことはそれから先というあざとい「猫かぶり作戦」もあるのだと思いますね。

 今後の予算委員会などで、特に野党側が鋭い質問をし、論理破綻した場合に本性が現れ、漫画にできる個性が出てくるかもしれません。それまで期待しましょう。
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(2003年に参議院選挙で地元候補の応援に来られた安倍晋三氏)

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仕切り直しは当たり前-県立大構想

 高知県議会の県立大学の検討委員会があったそうですが、高知県側と、高知女子大学側の見解が対立。県議会としては調整のしようもなく、「差し戻し」をしたとか。

 移転の問題や学部再編。男子も入れて共学の有無。大学側は薬学部の設立を希望。県側は法学部をこしらえ共学の構想。全く構想がかけ離れています。どうなっていると言えるのでしょうか?

 もう一度議論が必要です。この不況(地方の)の時期、県外へ子弟を大学へ進学させるのは大変。県内大学へ行ってくれればそれは言うことはない。とくに男子は進学率が高知は低いのですから。

 よく聞いていないとどちらの言い分が正しいのかわかりませんね。少子化で大学経営も難しい時期ではありますね。公設民営の高知工科大学の経営はどうなのでしょうか?
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(高知工科大学は順調に発展しているのでしょうか?)

 確かに国公立は定数が少ないから、受験生のレベルの高い人が集まることは事実。でもそうなれば県内枠でもこしらえない限り。県内生の入学比率は高くはならないでしょうし。簡単に結果がでないのが教育の難しいものです。

 県内枠をこしらえればレベルは下がるでしょうし。そうは考えず4年間でも高知に県外出身者が高知に居るわけですから、高知県のファンになっていただければ良いと思いますね。おおらかに考えるべきです。

 旧制高知高校も多くは県外出身者でしたが、(作家の三浦朱門氏も確かそうだったのでは)高知時代を懐かしむ文章を見たことがありますし。

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2006.10.05

注目の沖縄県知事選

 沖縄県知事選はようやく野党統一候補が出馬し、保守系候補との一騎打ちになりました。とは言いましても選挙は今年の11月ですね。選挙結果は沖縄ローカル事情だけではなく、日米協調を第一に考える安倍政権にとっても大きな影響を与えますね。

 普天間基地の代替基地として、沖縄名護市辺野古への移設で進んでいることが、沖縄の人たちにすれば釈然としないことですね。まして辺野古沖には,希少動物のジュゴンまで生息している海ですし。軍事基地は似合いません。
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(2004年の米海兵隊ヘリコプターの墜落事件現場ボ沖縄国際大学構内。改めて普天間基地の危険性が思い知らされました。)
保守の稲峰現知事は、政府の「傀儡」でした。太田前知事時代は「沖縄振興策」が政府に凍結された経緯がありました。米軍基地の増強と「引き換え」に沖縄振興策をちらつかせてきた政府。しかしそれが良いことなのでしょうか?

 政府のいいなりになっても得するのは公共工事に関係する一部の人達。多数の人たちは関係ないのですね。基地の脅威を感じるだけですし。しかも沖縄の失業率は一向に改善しません。ですので日本政府が恩着せがましく沖縄振興策をちらつかせることは本末転倒です。そんなばら撒きよりも1996年当時のように「全島フリーゾーン構想」や「国際都市構想」のほうが夢も希望もありましたね。
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(3月に3万人が宜野湾市に集り基地移設反対集会を開催しました。)
 今の政府はあまりに露骨です。ですので、個人的には野党候補に勝って頂き、政府をもっと困らせてやっていただきたいと思いますね。「知事はやんちゃでなくちゃ」と言われていた沖縄の自立的経済発展をめざしておられる沖縄物産企業連合の宮城弘岩さんの言葉が印象に残りました。

沖縄基地問題 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.10.04

後退している高知県の情報公開

 ロックアウト(閉鎖中)の高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理する公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。このたび第42回、43回、44回の運営委員会なるものの議事録、資料一切、会議召集通知書、録音テープ、出席者の氏名などの「情報公開請求」と私に関する「個人情報開示請求」を9月27日にしていました。
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 10月4日の午後高知県庁へ受け取りに行きました。なんと「個人情報不在決定通知」と「公文書不在決定通知」が交付されました。全く驚くべき事態です。
 8月24日にぷらっとこうちがロックアウトされて、2度秘密会議(43回、44回)を開催しています。「個人情報」を理由に開示しないとはどういうことなのでしょうか。
「存在しないから存在しない。」というそっけない回答にあるのでしょうか?またそれがまかりとうるのでしょうか?高知県庁の情報開示に大いに疑問があります。

 県民の税金で運営しているという意識は県政情報課長や事務局の7人の県職員にはあるのでしょうか?全く理解できません。公開しない公共性が見当たりません。ほとほとぷらっとこうち運営委員会なるものの閉鎖性、秘密主義には呆れるばかりです。
Kozinj02

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2000人ホールの設置は当然

 高知県の公共ホール建設案が出たようです。県議会の委員会で検討されているとの地元新聞で報道されていましたね。高知新聞10月3日朝刊

人口30万を超える都市で、2000人程度のホールのないのは高知市ぐらいでしょう。ようやく県側も提案をしたということですね。これで高知も「文化過疎」から少しは脱却できるでしょう。
Cal1_1

 高知市が単独で「かるぽーと」というどうしようもない文化ホールに200億円の費用をかけ、毎年数億円の赤字を出していますし。そこは巨費をかけたにも関わらず1000人しか収容できないホールしかありません。

 県側の構想では90億円程度かかるらしいですが、是非こしらえていただきたいですね。なお市民として空論を申し上げれば、高知新聞社ビル、NTTの建物、郵便局から大橋通りまで、共同ビルを建てます。そのなかに2000人収容ホールをこしらえれば中心市街地再開発にもなるのですが。
Ftosa18
1988年以来高知では大規模なコンサートは開催されていません。「文化過疎」といわれるゆえんですね。

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2006.10.03

ミサイル発射失敗は錆?塗料は軍事製品?

 北朝鮮の長距離弾道ミサイルノドンの発射実験に失敗した原因は「錆」であった。インターネットのニュースである軍事筋は明言していました。
 ジェット燃料を充填して、発射までが長時間待機しているうちに、腐食が進行し、発射直後の爆発につながったとのことです。

 ジェット燃料を貯蔵するタンク内部の塗装と言えば、ショットブラストで二アワイトメタル以上で、無機ジンク(カーボジンク11)の塗装。もしくは同様の素地調整からフェノール系の厚膜塗料(フェノライン373)などの特殊塗料の領域ですね。
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(橋のように錆びていたらタンクが劣化し爆発するのは当然)

 燃料を注入してすぐに発射されるのが弾道ミサイルの特性。北朝鮮の場合は「瀬戸際外交」で政治的な駆け引きに、しばしばミサイル発射は利用される。駆け引きに長引いているうちに、上記の防錆処理も塗装もしていないので、内部で錆が進行したのでしょう。

 軍事と防錆対策。意外にも私の専門知識が軍事と絡んでいるとは・・。軍艦の底塗り塗料などもスピードに関連しますし。意外にも関連があるようです。塗料は軍事物質のなかに含まれるようでして・・。民間人は知るよしもないのですが想定することはできますね。
Misairu
(海の上も防錆対策をしていないと肝心のときに使用できません。)
 そのあたりやはり進んでいるのがアメリカ。1年以上潜行していて腐食しない潜水艦塗料とか。レーダーに探知されない戦闘機用塗料は日本のメーカーが開発したようですが・・。
 世界上に軍隊を展開しているだけあって、あらゆる気象条件で検討しています。ですので今でも建築用塗料でもアメリカのメーカーのほうが優れているようですので・・。

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2006.10.02

誰の為、何のための教育改革なのか?

 明日はココログ・ベーシックのメンテナンスで長時間投稿が出来ないらしい。それで明日の朝投稿予定の文章を今日投稿します。教育問題というエンドレスナテーマで、どちらかというと苦手な分野ではありますね。

 安倍内閣の最重点課題は、「教育改革」とか。それは現在の義務教育制度の破壊であり、イギリスモデルの教育制度に改革することらしいです。
 私の持論ですが、「日本の義務教育制度は世界1ではないかと思います。」暗算が出来、九九が出来て、自国語の新聞がすらすら読めて、自分の名前が書けて、社会評論が出来る国民は「世界水準」からすればインテリ(知識人)になりますね。
Kyouiku1
 そうしますと日本人全員がインテリです。安倍内閣はその義務教育制度を破壊するというのですから。公的負担を減らし、国民負担を増やすようです。教育の上で格差が生まれます。今でも子供を大学へ進学させることは地方の人間にとっては大変。(おかげで私事ですがこの7年間でビールの消費量が激減しました。)
 友人に公立中学で教員をしている人がいます。「荒れた中学」で有名どころでした。あるとき「クラス費で水性ペイントを購入したい。白のペイントと刷毛とローラー一式を持参するように。」言われたので、配達しにその中学へ行ったことがありました。

 事情を聞けば、壁に落書きした生徒達が、卒業前に教室を塗り替え、きれいにして後輩たちに使用してもらいたいという真摯な気持からだといいます。そのおり目撃したのは、1人の教員が生徒の机を一つ一つ電動カンナで削っていました。

「こうやって落書きを消して、あとでニスを塗る。この作業で休日はほとんどつぶれるね。」とか。教員組合の熱心な活動家の教員だそうですが、無料の奉仕活動も、生徒に対する熱い思いも熱心な人でした。こうした教員が思想の右左関係なくいるんですね。教育現場には。
Kitatyousen01
(兵士を大量供給するために教育に格差をつける目的ではないでしょうか?)
 安倍内閣の教育政策は、こうした教員を評価しないでしょう。おそらくアメリカのような「教育格差社会」をこしらえ、兵士を大量にこしらえる政策があるのでしょう。現在の日本の義務教育制度を破壊して、100万人位低学力の人をこしらえれば、徴兵をしなくても軍隊を常に世界中に派遣することが出来ますね。

 安倍内閣は、アメリカのネオコン(産軍複合体)への奉仕者ではないのでしょうか?国民生活を今以上に破壊し、格差を拡大させ、軍事国へ「構造改革」するための義務教育破壊=教育改革ではないかと思いますね。

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県庁組織に「自浄作用」は期待できない?

 岐阜県庁の腐敗ぶりには呆れるばかり。県職員労組までが深く関与していまいしたね。職員による公金の着服は40億円を超えているとか。組織ぐるみの犯罪は際限がない事実ですね。

 一方の福島県庁。旧来型の談合事件のようですが、県庁の土木部ぐるみで談合に関与したとのことで検察庁が捜査に県庁に入りました。事実が今後明白になっていくことでしょう。

 高知県庁はどうなのでしょうか?「よこはま水産」事件は全貌がわかりません。ある県庁幹部職員は「公文書はない」と発言。県議会の委員会で問題になりました。過去に高知商銀事件やみ融資事件。別件やみ融資事件もありました。高知県庁の体質改善は成功しているとは言えません。
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 それは情報公開が不十分であるからです。せっかく県民との自由な対話のチャンネルとして高知県庁総務部県政情報課が、管理している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。高知県庁は都合がわるくなると「説明せず」すぐに「閉鎖」してしまします。閉鎖されて1ヶ月が経過しました。

 大きな組織では、上司や先輩から「悪への協力依頼」が来たら、「自分は実力者から認められた」ことになるらしいですね。なかなか誘いは断れません。冷や飯を食わされるからですね。
 誠意ある県職員をどうやって「悪の魔手」から救うのか。それには徹底的な情報公開でしかありません。その一つの「検査装置」が「ぷらっとこうち」です。
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 再開するかしないかで、高知県庁の情報公開度が判明します。自分に都合が悪いと素早く閉鎖する体質では永遠に県民との対話など出来ないことでしょうから。

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2006.10.01

小さな社会貢献

小さな社会貢献

 金曜日の夕方日赤から電話があり今日の午後3時に献血ルームへ。私の血液(成分献血)を土佐清水市へ運ぶのだと言う。私の血液(日本人は少数のRHマイナス型)は少ないからそうした融通は必要ですね。献血できるということは自分は健康であるから前向きに考えています。 私の小さなひとつの社会貢献ですね。

 ただ日曜日の午後のせいか、日赤側から時間指定されていたのに30分近く待たされました。頭にきたので帰ろうかと思いました。成分献血は場合によっては1時間半かかる場合があるからです。時間的余裕がないと時間がもったいない。
 日赤も人を呼び出した以上はちゃんと配慮すべきでしょう。そのあたりはきちんとしたシステムではないようですね。今後は呼び出した係員の氏名と部署を聞きだして責任の所在を明確にしませんと「わやこ」にあいますね。

 それはともかく、待たされるほど献血者がいたということは良いことですね。
献血ルームは雨にもかかわらず多数の人が来ていました。日本人の良心も捨てたものではありません。待たされながらもそう思いました。

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ブログと市民運動について 10月6日(金)

西村 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは松尾美絵さんと下司孝之さんです。
 2人は10月21日に開催される「天木直人さん講演会」のお世話役です。今回のテーマは「ブログと市民運動について」でお話をお聞きします。
松尾さんにお聞きします。ブログのほうは「ネット9条高知」を作成されておられます。「ネットで戦争と平和を語る」とありますが、作成の目的とブログの反応などお聞かせ下さい。
Matuomm
松尾 これからの時代はインターネットの活用はとても大きいものがあります。地域を問いません。人の顔が見えませんが、見えない分だけ自由に意見を言うことが出来ますね。
 わたしは「ネットで戦争を語る」という主旨で「ネット9条高知」というブログをこしらえました。今の時代、「憲法改正」の話もありました。
 もっともっと市民サイドで論議を深めていく必要があると思ったからです。私は過去の戦争(二次大戦)についてや、イラク戦争や、今問題になっている在日米軍再編問題など、おりおりに自分の考えや情報を自分のブログの中で書いています。

西村 下司さんは「にっこり高知」や「高知遺産 新堀川」などブログを複数作成されておられます。それぞれ分野の違うブログのようですが、反応などはいかがだったのでしょうか?
Geshimm
下司 ブログを始めまして当たり前の事ですが、みなさんが興味があることと、自分が手入れが出来る分野はカウントが伸びています。自分でやれる範囲でブログをやることですね。
 いくつも立ち上げまして皆様にご迷惑をおかけしました。自分の力の及ぶ範囲でブログを作成する。それが原則であると思います。


西村 他の人が作成されているブログに「トラックバック」などをかけておられるのでしょうか?

下司 これはわたしもひじょうに反省しなければなr4あないところですね。ブログを始めたばかりの頃、トラックバックというのが良くわからなくて、浦戸湾を守る会の運動で「新堀川の自然と歴史を守る」というところがあります。
 橋本知事さんのぶろぐ「だいちゃんぜよ」にトラックバックをかけよう。それでやたらトラックバックをかけましてご迷惑をかけてしまいました。
 それで知事も腹をたてられたのか、トラックバックを受付、表示することをブログから外してしまいました。そういう点では反省しています。
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西村 松尾さんもトラックバックなどはいかがでしょうか?

松尾 そうですね。時々講演会をする場合に、お知らせの意味もあり、トラックバックをかける場合があります。


西村 市民運動を積極的にされているブログなどとの交流はありますか?

松尾 自分のブログを訪ねて来ていただいた人には、履歴をさかのぼりまして自分のほうから、訪ねて行きます。賛否両論の意見に遭う事ができます。
 やはり自分の意見に同意してくれる意見がありますと勇気づけられますね。

下司 そのとうりです。これからますますブログは媒介物として重要になりますね。

西村 ネットの社会では平和運動というカテゴリーは少数派のように思います。従来平和運動を担ってきたと自称する政党や労組などはブログなどでも見かけませんが、どうなっているのでしょうか?

下司 やはり「上から命令されて」「指示されて動く」という「待ちの運動」では人は動かない時代になりました。ブログは自分で情報を発信するものですので。
 おのおのが情報を発信する力を持って、支持政党はめいめいあっても良いと思います。明確な自分の立場をつくらないとやっていけません。
 そうしないと今の世の中大きく変わらないと思いますね。

西村 確かに「上意下達」式の組織であれば、ブログをやる人は少ないということですね。

下司 そうですね。正規の労組の人たちはおっとりしていますね。かえって安倍さんなんかにそそのかされて、普通の仕事ではなくアルバイトでご飯を食べているような人達が、夜中に掲示板やブログに書き込んでうごめいていますね。
 
西村 自民党筋のほうが活発にブログやネット社会では活発に動いていますね。そのあたりの傾向をどう思われますか?

下司 そうですよね。理解力決して深くはないですが・・。意見は反対意見を彼らは書いてきますが、親しみを感じますね。

西村 松尾さんはどう思われていますか?


松尾 下司さんも言われましたが、社会情勢として正規の労働者とパートの労働者や派遣の労働者のような分断された形になっていますね。
 自分達が安定した状態ではないところと、「狭いナショナリズム」などが、感情的になってしまうようね。入りやすいので危険であると思います。
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(まだまだ平和運動の担い手はブログの活用は活発ではないようです。)

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