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2006.10.13

いじめの根絶は不可能ですが・・

 毎年痛ましいいじめの事件が必ず起きますね。随分前にも中学生が体育館で体育マットを簀巻き状にして、同級生たちがリンチして殺害した事件もありましたね。

 私も父の仕事の関係で小学校を5回も転向したことがあり、虐められた経験もあります。小学校から中学生の間は体も弱く、体力もなかったので、いじめの「標的」になったこともあります。

 たわいもない理由ですね。遊びについていけない。その土地の言葉が喋れない。先生に告げ口をした(多くはでっち上げ)。がり勉で良い子ぶっている。実にアホらしい理由ですね。

 深刻なのは虐めるほうは多数ですが、標的となり虐められるほうは1人の場合が多いのです。級友に助けを求めても多くは知らん顔をされ、逆に友人と思っていた級友から虐められるることもしばしばです。後で事情を聞けば、虐めのグループに入らないと自分が虐められるからだそうです。子供なりの「保身」なのですね。でも虐められるほうはたまらないですね。
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(学校現場はたのしいことばかりではありません)

 教育委員会や学校側が、虐めに耐えかねて遺書を残して自殺した子供が出ますと「指導が足りませんでした。」とマスコミの前で謝罪しますね。この間の小学6年生の時もそうでした。これはマスコミによる学校管理者への一種のいじめ行為でしょう。集団リンチですね。それはともかく虐められたほうはなかなか学校の教師に虐めの事実を言わないし、言えないのですね。親にも言えません。私も親にも教師にも言えませんでした。

 教師に「ちくった」といじめグループにわかればより陰湿ないじめにあうからです。私も虐めグループに下校時に待ちぶせされ集団暴行を受けたこともありました。
 では私はどうやっていじめを克服したのか。それは偶然の結果ですね。
「他人が真似できない趣味」を持ち、サッカー好きがこうじて体格も良くなり、虐められることがなくなりました。また文章を書くのが好きで、当時は謄写版で週に1回「新聞」を印刷し、配布していました。政治運動にも興味を持ち、集会などへも参加していました。
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 中学になるとサッカードッチボールを流行させ、小学時代に虐めた連中の顔面めがけてボールを蹴りまくり報復しました。しかし私の事例は例外的。では普遍的な法則はないのかと言いますとやはり「他人に、負けない趣味を持つa/>」ことではないでしょうか。その趣味が精神的に救うのですね。大人でも同じであると思います。

 多くの趣味のおかげで、わたしは幾多の窮地を乗り越えらましたし。精神的な余裕なのでしょうね。それは。でも最近の虐めはその程度のことで克服できるとは思えません。個人的な問題ではなく社会問題として学校も、教育関係者も地域社会も取り組む必要があります。
 いい加減少子化と言われつつ、人間を大事にしない、辱めることが続ける社会は健全ではないからです。
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(ラジオ番組の制作も趣味の1つです)

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コメント

中学2年生の問題は教師の問題だったとか。ありえる話ですね。教師の配慮のない「心無い」発言は子供の心をずたずたにします。
 内申書があるため子供は反論もできず、ひたすら沈黙するしかないのですね。やはり子供を守るのは親ですね。
 学校へ出かけて教師を監視する。査定することを親はすべきです。カメラを持っていって。子供を大切にしない社会は嫌なものですね。

投稿: けんちゃん | 2006.10.17 08:04

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受信: 2006.10.23 22:19

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