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2006.11.14

モノを売るな!体験を売れ!

 11月13日は高知県産業振興センター「e商人塾」主催のセミナー「モノを売るな!体験を売れ! 講師藤村正宏氏に出かけました。(写真はセミナーの様子)
 まず「コピー」というか「つかみ」が面白いと思いましたので、講演の前にamazonの代引きで「モノを売るな!体験を売れ!」を購入し、読んでいました。
Monohon
「事前学習」をした上で講演を聞きました。やはり私と同じように「必死な思い」で駆けつけた参加者で会場は満席状態でした。

 「売れないのは価値を伝えていないから。」

 「価値の伝え方を工夫しよう。」

 「買う理由のないものは購入しない。」

 「買う理由をこしらえれば購入する。」という説明。こうして書けばなんだそんなことなのと言うことですが、忙しさにかまけて周りが見えなくなると気がつかなくなりますね。

 これほど豊かな市民社会になりますと、「自分の関心ごと以外のことにはすべて言葉が記号になります。」従来のマーケチング手法や市場調査の手法は陳腐化し、経費をかけて広報をしても効果が上がらない時代になりました。
Fmeishi
(藤村正宏氏の名刺。名刺サイズでパンフの体裁。お見事なセールスプロモーション)

 それは自分のメッセージを明確にして、「誰に」「何を」「伝えたいのか」をもう一度整理してみて、即改善しなければならないと思いました。
 そのためには「ターゲットを明確にする。」「何を伝えたいのかを明確にする。」「目標を明確にする。(それをもみてどうしてほしいのか)の整理が必要であると言われました。

 商売にも市民運動にも共通する普遍性があると思いました。
 従来のITセミナーは講師の独りよがりや、「SEO対策をせよ」「アクセス数を増やす為に検索エンジン対策をせよ」と言うばかりで、どうすれば「売れるのか」を提案するセミナーは殆どありませんでした。

 久しぶりに内容の濃いセミナーでしたね。藤村氏は演劇の手法を屈指されているようですね。
 水族館や商業施設、ホテルなどでの指導体験が活用されています。また折込チラシなどからも「有効に情報を活用する」手法なども大変参考になりました。

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