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2006.11.21

ぷらっとこうち第1回公判

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高知地方裁判所での裁判を傍聴に行きました。事件名は以下のとうりです。

高知地方裁判所、事件番号、平成18年(行ウ)第21号 
事件名、怠る事実の違法確認と損害賠償請求事件
平成18年度分委託費326529円の支払い差し止め。
平成17年度分委託費の一部400029円の返還請求

 原告は森武彦さん。被告は県知事であるが県政情報課。第1回口頭弁論は訴状の確認と次回公判日の確認をして30分程度で終了しました。次回公判日は12月20日です。
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 原告側は「随意契約であるのに、県政情報課と請け負う業者との契約要件がおかしい。業者は業務だけ請け負うべきなのに、情報を知りうる事務局にも入っている。インサーダー取引の可能性が強いというもの。

 県側は委託契約の書面はないが、違法性はないと主張しています。
 裁判官とのやりとりのなかで森さんは「県政情報課が申請の書類をきちんと開示しない。2週間経過して開示しないので、次回公判を延期してほしい」」との申し入れをしました。

 「ぷらっとこうち運営委員会」であるのに「県政情報課の業務打ち合わせで」県庁内の会議室が予約されていることを森さんは指摘しています。業務打ち合わせであれば県職員だけの会合であって、外部の民間人がはいっているのはおかしいとの指摘も。

 県内のマスメディアも4社傍聴に来ておりました。公判終了後森さんに丹念な取材をされていました。
Saibankouhan
 公判の様子を図にしました。法廷内は写真撮影は出来ませんので。新しい裁判所での裁判の傍聴は初めてのことでした。」

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