世界史を何故忌み嫌うのか?
必修科目の履修をしていない大学受験に熱心な高校ほど、世界史を履修していないようですね。「覚えることが多くてめんどくさい」からが理由とか。
私などはあちことで当時多発的に「事件」(というか歴史の転換点)が起こり、大きく歴史が変わることが楽しくて仕方がなかったのですが・・。
古代であろうが中世であろうが、近世であろうが、近代史であろうがドラマがありますし。もっとも安倍晋三首相は「歴史認識など歴史学者に任せておけば言い」と放言する人物だけに、歴史をないがしろにする風潮が世の中に蔓延していることもあるようですね。
最近読んだ「ローマ人の物語」(塩野七生著)などは、壮大な歴史物語でした。ローマ人のスケールの大きさ、公共財へのきちんとした考え方には感心するばかりでした。世界観が少し変わりましたし。
世界観のない人間がリーダーになると自分勝手な解釈で社会を滅茶苦茶にしますし。70時間であろうが、140時間であろうが勉強することは大事です。世界史はやるべきでしょう。「受験に関係ないから勉強したくない。」という学生は大学側は合格させない「配慮」も必要であると思いますね。
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