2006-今年最後の七輪サロン
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昨日で仕事の片付けと家の片付けも徹底的にしましたので、今日は余裕が。家人も「海へ行ってもいいよ。」と言うので、急遽段取りして夜須の海へ。
ところが愛車である軽トラがなんとパンク。あわてて近くの契約スタンドでタイヤ交換しました。急な段取りにはトラブルがつきものですね。
ようやく夜須へつきまして、ぎ装をしました。意外に風が強い。さすがに今日は年の瀬ですので、ハーバーには誰もいません。どうするのかは完全に自己責任の世界。危ないなと思えなすぐやめる覚悟で海へ。
ほどよい風でセーリングは快適。ハイクアウトもしなければいけないほど。とっても気持が良い。こんなに気持の良いのは久しぶり。12年ぶりでしょうか大晦日のセーリングは。K君とUさんと3人でセーリングは強風でK君が流され大変な思いをしたことがありました。
そんな記憶がありましたが、なんとかヨットをコントロールし、1時間足らずのセーリングでしたが無事に終わることが出来ました。とても爽快でした。やはり海で癒されますね。
世の中面白くないこともありますが、広い海に浮かんで風に乗っていましたら、せこいことなど忘れました。皆さん良いお年をお過ごし下さい。
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とうとう2006年も今日で終わりです。「あっと」いう間に終わったような気がします。私個人としての印象は「不本意な1年」でありました。全般的な調子はあまり良くありませんでした。
個人の出来事に絞り、順位をつけず、重要であった出来事を列挙してみました。
「けんちゃんのどこでもコミュニティ終了」
2003年4月から継続していました高知シティFMの「けんちゃんのどこでもコミュニティ」が3月で終了しました。多種多彩な出演者の皆さんに出ていただきました。そしてそれを自分でホームページにするという超ハードな番組づくりでした。
後継番組は4月から大西みちるさんの番組と笹岡和泉さんによる番組が隔週交代で放送されています。私は金曜日に「けんちゃんのどこでもブログ」を作成、出演中。
腰椎分離症にて長期離脱。現在もリハビリ中
なにはなくても体力だけは自信がありましたが、5月に腰椎分離症と診断されました。MRIによると神経が圧迫されています。「鉄筋がずれた」状態のようでした。
格別な治療法はなく。ひたすら歩き、体操をしています。とうとう年末には完治しませんでした。
二葉町自主防災会が発足
8月の準備講習会から、全世帯調査と名簿作り。規約や役員の選任などを経て11月20日に結成。高知市内中心街町内会では珍しいとか。
12月には幹部役員がNHKや高知シティFMに出演しました。
ブログで二葉町防災新聞を発刊しています。
ぷらっとこうちから登録抹消に
高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理運営している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」より、さしたる理由がなく、一方的に7月24日登録抹消されました。その後8月24日にロックアウトされhttp://www.nc-21.co.jp/hoeru/plat-k-2006-11.html、11月30日に運営委員会なるものは掲示板から「逃亡」してしましました。現在県民から県政情報課に対して、住民監査請求と裁判がおこなわれています。
高知県物産公社構想を構築中
高知県の自立的経済発展を道筋とするため、沖縄県物産企業連合の宮城弘岩さんと6月に沖縄で面談し、確信しました。前田正雄さんと連携して構想を来年は具体化していく予定です。仮オープンサイトを11月に作成しました。
パソコン2台が相次いでクラッシュ
体調も悪いところへ11月から12月にかけては併用して業務と個人用に使用しているデスクトップパソコンとノートが相次いでクラッシュしました。まずノートが突然画面が真っ暗になり、起動しなくなりました。
ショップの診断は原因不明だがOSがなくなっていると。ハードティスクは無事でしたが、再インストールしました。デスクは突然焼けた臭いがし、クラッシュ。こちらの診断はCPUが焼き焦げていました。
今年は体調不良もありパソコンを酷使はしなかったのですが。こちらの体調井不良が乗り移ったようでした。
10月に合同番組出演者交流会を開催
いつものはりまや橋商店街わくわく広場にて「けんちゃんのどこでもコミュニティ同窓会」「みちるのどこでもトラットリア」「いずみのどこでもトラットリア」「西やんとハッシーの防災フォーラム」「けんちゃんのどこでもブログ」の合同交流会を開催しました。
仕事でも家族レベルでもいりいろほかにもあります。でも半年間というもの社会活動が制約されたのはこたえました。
来年は体調の回復に努め、より積極的に行動したいと思います。
品川正治さん講演会 天木直人さん講演会を開催
サロン金曜日(松尾美絵代表)のメンバーですが、体調不良ゆえ殆ど活動できまsねんでした。合間を見てブログに上げ、戸田健史さんにお願いして、インターネットラジオにしました。
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来年は「選挙の年」です。4月に始まる統一地方選挙。首長選挙もあります。7月には国政選挙である参議院選挙があります。11月は高知市長選挙と高知県知事選挙があります。
政治は公共性そのものの仕事です。真摯な心で大衆に奉仕する精神がなければ「職業としての政治」をおこなってはならないと思います。今年は宮城、和歌山、宮崎と県知事が逮捕される事態になり、現職閣僚も辞任する事態になりました。
「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演されました皆様のなかには、それぞれの場で政治に志をされている方がいます。立場はそれぞれですが、皆様は真摯な心で挑戦されておられると思います。
初心を忘れず、市民の立場で政治の舞台で活躍されることをお願いします。
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南海地震対策を市民の立場で積極的に活動されている西やんが、「西やんのなんでも高知アンケート」をこのたび開設されたようです。
以前にも西やんは高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理運営していて11月30日に閉鎖された公共電子掲示板「ぷらっとこうち」を市民本位に解釈した電子掲示板
「ぐらっとこうち」「ふらっとこうち2」を開設されていました。
高レベル放射性廃棄物問題や、高知県知事選挙の問題などもテーマになっています。草の根市民のサイトとして注目されますね。
(確かに国民投票すべき課題はいくつかありますね。)
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厚生労働相の諮問機関、労働政策審議会分科会は二十七日、労働時間規制を撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)導入を求める報告書を提出しました。
有能なホワイトカラーは残業代など請求してはなたない。という労働法案が制定されるそうです。たぶん過労死は増加し、子供をこしらえる人は増え、ますます日本は少子化になるでしょう。最近珍しい悪法。
やはり「大企業経営者に媚びへつらい」「勤労国民負担を増し」「格差社会をこしらえ地域社会を破壊し」「ネオコン日本をこしらえる」安倍内閣ですね。本質が明らかになりましたね。
あきらかな「階級」をこしらえる愚かな制度。日本人が日本人であることをやめる悪法。断固反対します。
「生類哀れみ法」とかいう悪法が昔ありました。人より犬を大事にした将軍の思いつき。この悪法も歴史に残るでしょう。世界史的には「禁酒法」と並ぶ悪法であると思いますね。
(階級をこしらえ、軍隊をこしらえるための法改正としか思えませんね。)
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いつも留守にされているお隣の教授が帰郷されました。依頼があり、自然になっている文旦(ぶんたん)を落とす作業をお昼休みにしました。
なにも肥料もやらず、手入れもしていないのにちゃんと実がなるようです。
教授に聞きますと、40年ほど前に日曜市で購入した苗木を庭に植えると成長し、毎年たわわに実がなるとか。桃も同時期植えたのですが、土地に会わないのか枯れてしまったとか。
毎年お手伝いをしますが、都市の中の果樹園は今回も豊作のようでした。無農薬ですので、ママレードにすれば良いとの事です。何個もいただきました。この作業をしますと年末を感じますね。
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さよなら原発ネットワークと、津野町高レベル放射性廃棄物問題を考える会の2つの市民グループ代表が、27日高知県庁企画振興部を訪れ、「核廃棄物の県内」持込拒否条例」の制定を橋本大二郎県知事あてに提出しました。
津野町は断念したものの、東洋町長は推進に前向きな姿勢を見せています。隣の室戸市議会も先日「核廃棄物施設反対」決議をしました。徳島県でも今後動きがあるでしょう。
今後県議会への条例制定への請願署名(1万3千通必要)も必要になると思います。
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(高知市役所本庁舎)
高知県知事と高知県議会は対立構造であることがしばしばです。年末の時期ですが、またもや3度目の「100条委員会」が県議会に出来ました。「よこはま水産」をめぐる県水産局幹部の釈然としないの説明に県議会が納得せず追及したからですね。
一方県都高知市。共産党を除く会派が「オール与党」で緊張感がまるでなし。12月26日高知新聞の「話題」欄で、市役所幹部は有力市議会議員のいきつけの居酒屋まで現れ、「打ち合わせ」をしているという記事を見て唖然としましたね。まだこんなことをしているのでしょうか。高知市は。
私が得ている情報では、市役所の人事問題まで、ある市会議員が「アドバイス」を居酒屋でしているやにも聞いています。ここまで来ると「癒着」と言えるのでしょう。そういえば市役所幹部はかつては、特定の業者の飲食店に参集し、「個人的」に店の売り上げに協力していたような釈然としない話も聞いています。当然市役所の公金ではなく、市幹部がオフの時簡に、私費でしていることなのですが・・。
特定の業者や個人に市政のいたることろで介入され、弊害がでているとの情報は寄せられています。市役所をチェックすべき市議会がチェック機能を果たしていない可能性もありますね。
しかしながら岡崎誠也市長は高知シティFMに対しては「執行部と市議会は車の両輪。議員が難色を示す以上、市としては支援は出来ない。」と歯切れの良い答え。全国のコミュニティFMでも市役所が支援しない数少ない放送局です。
市役所とシティFMが一時トラブルがあったのは開局直後の2000年4月のこと。それ以後局側も謝罪し、関係修復に努めて来ました。市長も、執行部も体制が変わりました。
(みちるのどこでもトラットリア収録風景。知事室にて)
高知シティFMも努力し、南海地震対策番組「ラジオが繋ぐ防災フォーラム」や、市民参加型のトーク番組「みちるのどこでもトラットリアやいずみのどこでもトラットリア」など意欲的な番組を作成しています。
これ以上市長が「木で鼻をくくった態度」をし、市議会との「車の両輪」を強調するのであれば、心ある市民は黙っていないことを2007年は宣言しよう。(注*別に選挙へ出るのではありません。あしからず)
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(安倍内閣も前途多難ですね。最初は良かったのですが・・)
安部内閣を見ていると「世も末」「日本沈没か」という不手際が目立ちますね。国や地方の行政をスリム化して財政赤字を削減しようとしう行政改革担当大臣が、あろうことか自らの政治団体の不正経理問題にて引責辞任とか。
それも1億円近い金額というから呆れる。安倍首相ももう少しまともな人を閣僚にしないのだろうか。先日も公務員宿舎は贅沢だと批判していた税調会長が自分がちゃっかり入居していた「不適切な」処置で辞任したばかり。
教育基本法の強行採決後には、「やらせタウンミーティング」問題があり、でたらめな民意の把握問題がありましたし。どれもこれも駄目ですね。
安部内閣も発足当時は、中国、韓国を相次いで訪問、ポイントを稼ぎましたが、郵政法案に反対した「造反議員」の復党問題もあり、人気も急降下とか。でもそれでも50%程度の支持があるというから日本国民もおかしいのではないかと思いますね。
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お昼のNHKニュースで見ました。
東洋町が誘致を検討している高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致の問題。反対署名と、「核廃棄物拒否条例を制定する要望書」を外京ゆりさんたち市民グループが県企画推進部に提出されておられました。
それがたまるか
私も個人的には反対です。
東洋町長は施設誘致を断念せよ
NHKニュースでは隣の室戸市議会も「誘致に反対」を決議 しましたし。
県会議員のみなさんもこぞって核廃棄物拒否条例を制定されるようにお願いしたいと思います。
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行政の皆様はあいつぐ国からの交付金の削減や、地域経済の不振から税収もあがらないので縮小気味の予算にやる気を失われているかもしれません。でもものは考えようです。こういうときこそ、街へ飛び出だして県民との真摯な対話をすれば良いのです。
真摯な対話は、対等な立場ですので、お金は一切かかりません。一方的に「異論を排除する旧ぷらっとこうち運営委員会なるもの」のようでなければ、情報は無限に県民から収集できます。
コンサルタント会社へ丸投げせず、現実社会への情報収集に、昼休みの時間帯に、「はりまや橋サロンへ気軽に立ち寄れば良いのですね。生の市民活動の情報が得られます。また予算消化の為の印刷物など行政には無駄遣いが多いので、圧縮することは可能でしょう。
本当に必要な事業は防災対策です。「市民の命と財産を守る」ことが行政機関の最大の仕事。
県庁職員同士で、あるいは知り合いのコンサル会社やその知り合いだけで、ワークショップをしたり、県民が見ない、見れない印刷物を年度末に作成しようとするから予算が不足するのです。不要です。ブログですれば良いのです。
「県民との協働」という生煮えの言葉を検討せずに濫用するから破綻したのです。ぷらっとこうちのようになってはいけません。
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正式には高知市防災害対策課へ11月20日に届出しました。高知市中心部東部に属する二葉町。中心街には自主防災会がなかったようですが、最初に出来ました。
もっとも出来上がってからすぐに年末モードに突入。具体的な活動は来年からになります。
今までも南海地震関係は、このブログでも「南海地震対策」というカテゴリーに記事を投稿していました。経緯についは参考下さい。
二葉町自主防災会の動きをお知らせするために「二葉町防災新聞 ブログ版も作成しました。二葉町の自主防災活動の動きや、南海地震関係の情報を掲載していくようにしていきます。
(中心街の自主防災会ということでNHKの生番組で取り上げられました。)
発足直後の活動は、12月3日の昭和校区防災フェアへの参加呼びかけ(町内から40人参加)や、12月15日は幹部3人が高知シティFMに出演しました。20日もNHKの生番組へ出演しました。
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県道「はりまやー一宮(いっく)線はもはや不必要な道路です。計画当初から算定していました道路交通量は減少しているはずです。都市構造が変化し、高知市中心部からは1つの百貨店といくつかの映画館が撤退しましたし。
(新堀川を埋め立て暗渠にし道路にする計画はもはや必要性はありません。都市中心部のビオトープと歴史資源をつぶす愚かな行為を県民の税金でおこなう緊急性はありません。)
私は公共事業不要論者ではありません。必要な工事は最優先でやるべきなのです。高知県で必要な公共事業とは何か?それは南海地震対策のための公共工事です。
浦戸湾と関連河川の堤防の改修費で300億円かかるとか。
指定避難所になっている小中学校を耐震構造にすべきです。また町内に公共避難所のない地域にはこしらえるべきです。その防災対策を最優先にすべきです。
(昭和南海地震で被害を受けた高知下知地区の城見町。公共工事で最優先は防災工事です。写真は高知市防災対策課ホームページより)
県道路課の「ココマーク高知」の実験も緊急性は皆無でしょう。漁港整備の港湾整備も大幅な見直しが必要です。沿岸の津波対策や、避難所建設をすべきであると思いますね。
高知駅前の県民文化ホールは「民活」でやるべきです。直轄事業にはふさわしくはありません。県立大学と図書館は財政が好転するまでは諦めるべきでしょう。高知市も土佐橋高架歩道橋は廃止すべきですね。
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高知県土木部道路課(久保博道課長)がしている「ココマーク!高知」の社会実験。実際に歩いて検証しましたが、さほど意味のあるものではありませんでした。
まず高知市宝永町。「C」のシールが表示されています。これだけでは意味不明。
暫く歩きますと高知市で一番有名なはりまや橋交差点。ここには「H」という表示がされています。宝永町が「C」だから何番目から「H」なのか、はりまや橋の頭文字で「H」なのか意味不明ですね。
高知城前交差点(公園通は)「J」という表示が。さっぱりなんのことなのかわかりませんね。関係者だけで盛り上がってもいけないとは思いますが・・。
ガソリンスタンドには、「海抜何メートル」という表示がかけられています。こちらはとてもよい事です。高知市中心部は津波に襲われる危険性のある都市です。であるならば、各信号機や目立つ道路表意識に「海抜何メートル」という表示をしていただきたいですね。
それもゲージで「海抜1メートル」「海抜3メートル」という具合に。そして公共の避難場所も矢印などで表示していただきたい。「ココマーク!高知」は全く無駄であるとは言いませんが、もっと市民のためになる「表示」を県道路課は意識していただきたいと思います。
(写真は高知市防災対策課ホームページより。昭和南海地震下知地区の様子)
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12月23日の高知新聞朝刊記事で、東洋町の田嶋町長は、高レベル放射性廃棄物の応募を相変わらずするようですね。
候補地への応募後でも辞退できる保証を求めていた町側に対し、原環機構などは「意に反して調査は進めない」と文書で回答した。国側がこうした意向を文書で示したのは初めてだそうです。
南海地震が30年以内に襲来する可能性が高い高知県。東洋町は震度6強の地震と大津波の襲来が予想されています。行政のトップの仕事は住民の命と財産を守ること。すべて行政の手で防災対策はできません。
(阪神大震災以上の地震規模が南海地震では予測されています。)
住民同士が自主防災組織を作り上げ、避難の方法や減災害についての意見交換や訓練をすべきなのです。高レベル放射性廃棄物最終処分場問題は、こうした住民意識を分裂させ地域に不毛な対立を生み出すだけです。
ただちに応募を辞めるべきです。まずは地震の減災害対策をすべきです。南海地震について学習すればするほど、東洋町の田嶋町長の行動履歴は承服できかねますね。住民の命と財産を守ることがリーダーの使命です。不謹慎であると私は思います。
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西村 けんちゃんのどこでもブログの今回のゲストは外京ゆりさんです。外京さんには「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、自力整体や映画東京原発について出演いただきました。また原発問題をテーマに「それがたまるか」ブログも新たに作成されています。
今回のテーマは「原子力発電の是非は?」でお話をお聞きします。
外京さんは「さよなら原発ネットワーク」の世話役もされておられます。そもそも原子力発電が必要でない理由はどのようなところにあるのでしょうか?
外京 放射能です。放射能汚染の危険性。どれだけ地球環境上の命を脅かしてきたか。原爆が投下されて以降に白血病や癌が増え続けているのです。
今の日本は「3人に1人」が癌になります。
西村 日本の電力の3割強は原子力発電所から供給されています。四国はもっと比率が高いかもしれません。原子力発電がなくなると困るのではないでしょうか?
外京 一般市民は全く困りません。現実に東京電力が原子力発電をすべて停止したことがありました。そのときも停電はありませんでした。
原子力発電は制御が効きません。ですので火力発電や水力発電をセーブしているのです。
西村 プルサーマル計画やMOXはなぜ問題になるのでしょうか?核燃料を再利用することは良いことなのではないでしょうか?リサイクルのようですし。
(愛媛県伊方原子力発電所)
外京 どう考えましても危険ですね。プルサーマル計画は、核兵器になるプルトニウムを普通の原子炉で、しかも老朽化している原子炉で燃やすと言うものです。
それはもし制御ができない事態になればどうなるのでしょうか?
高知県民は愛媛県伊方原発の風下にいます。偏西風に乗って、もじ事故になれば放射能が流れ込んできます。大変危ないことです。
西村 最近の世界動向は、石油価格の上昇と、京都議定書の推進ということで、石油や石炭での火力発電を制御し、原子力発電にシフトしているようにも聞いています。フィンランドも原子力発電を再開するようです。
アメリカも原発建設を再開しましたし、中国では多数の原発が建設されています。そのあたりはどのように考えますか?
外京 原子力産業を牛耳っている人達がどこにいるのかということを考えていただきたいですね。世界中でいろんなモノが「グローバル化」と称して溢れています。
例えばファーストフードであるとか。タバコであるとか。それから原子力であるとか。世界中に輸出されています。その胴元はそういう人たちであるのか?考える必要があると思います。
原子力産業が市場として狙いをつけていますのはアジアです。中国にもたくさんこれから原発ができます。日本はそこに技術輸出ということで出向こうとしています。
でもよく考えてみてください。アメリカのカルフォルニア州では、あの広い国土(州の面積は日本とほぼ同じ)たった2つの原発しかありません。それに比べ日本は、55も原発があります。しかも地震列島です。日本列島は地震がくりかえし起きています。大陸のプレートと、太平洋のプレートがせりあって出来た「地震で出来た列島」です。
そこに55も原発をつくることは恐ろしいことですね。11月10日の高知新聞の夕刊紙上で高知大学の岡村教授も言われています。「原発のロシアン・ルーレット。どこがはじけても不思議ではない。」ひじょうに危険です。
西村 エネルギー消費の問題で、電力資源をどうするのかの議論はあるようです。私の個人的な生活に関してお話します。
今年の夏なんかも大変暑かったですね。私の家では会社の事務所もそうですが、一切エアコンを使用しませんでした。「暑くてこれがたまるか」という生活をしておりました。
敷布団が暑くで寝れないので、床やたたみの上にそのまま寝ました。そうやって熱帯夜をしのぎました。
外京 素晴らしい生活ですね。
西村 私の場合は都市部に住んでいます。ですので放射熱。他の家からのエアコンの廃熱。車の廃熱。などでたまらないほど今年は暑かったですね。梅雨末期に雨が多かったので、水不足の心配はなかったこともあり、朝晩は道路に「湿を打つ」(水を撒く)ことをしました。
なんとか耐え抜きました。エアコンを使用せずに。そのかわり汗をたくさんかきました。水分もたくさん補給しました。それが秋口になりますと夏場そんなことで新陳代謝が良くなったのか、体調は良いですね。
家族皆健康になり高齢者の両親も含め病気一つしなくなりました。自然の摂理にかなったせいかつだったかもしれません。冷房の温度、暖房の温度と言いますが、設定温度を2度程度調整するだけでも大変な省エネになると思いますね。
(自力整体を指導されている外京ゆりさん)
外京 そう思いますね。素晴らしいですね。最近の若者や子供達は自律神経失調症になっている人が多いようです。それはエアコンに浸りきりで、自分で体温調整ができない体になったからでしょう。
暑いときに汗をかく力もないし、寒い時鳥肌になって寒さを防ぐ体の力もないのですね。それで自律神経が失調してしまうのですね。是非自然の摂理にかなった生活を実践していただきたいですね。
みながやれば電力消費量は抑えられるでしょうし。
西村 どうしても生活のうえでエアコンが必要な箇所もあります。パソコン作業の場所であるとか。食品の保管であるとか。
普通の生物は、人間のようにエアコンのなかで生活していません。暑い最中に鳥が飛んだり、セミが鳴いたりしていますね。生物は一番暑い最中に子孫を残す生殖活動を営んでいます。いきものたちが一番元気な時期が夏なのです。
人間もいきものです。そのことを皆が見直せばいいとおもいます。これから冬になり寒くなります。重ね着をするとか。なるべく暖房を使わない生活をこころがけることですね。
エネルギーの節約にもなり、生活習慣の見直しにもなると思います。
外京 体は便利なほうに安易に流れてしまいますね。車に乗っている人は体の関節が固まってしまいます。足の股関節も固まりますね。
これは自力整体の講習でもよく言うのですが、若い人ほど体が固まってきています。体が硬いです。
西村 体を動かさなくても良い社会に生きているので、人間は生き物としての能力が退化したのでしょう。
外京 そう思いますね。早寝早起きの生活習慣。夏は汗をかき、冬は震える生活。それが大事であると思いますね。
来年からはみなさん実行しましょう。
西村 わたしも1昨年から実行しています。エアコンを使わない生活を実行しています。来年からは身近な生活のレベルからエネルギー問題を見直したいと思います。
外京 よろしくお願いします。
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今日の讀賣新聞1面には橋本大二郎高知県知事が、讀賣新聞のインタビューに対し、「6選目を目指す。」と意思表明されたとのことでした。
一部にある多選批判に対しては、「和歌山や宮崎の知事は多選知事ではない。決めるのは県民である」との独自の見解を示されました。それはどうだと思います。わたしも以前コメントしたことがありました。
元宮城県知事であった浅野史朗氏が先日テレビで言われていましたね。「選挙のやりかたや仕切りで癒着が生まれやすい。」とのこと。橋本大二郎さんの場合は、良くも悪くも「スーパースター」ですから、月並みな知事のように業界のひもつきにはなってはいないとは思います。
ただ高知県庁改革も「志道半ば」という感じはします。「改革」を標榜していた一部の県職員に「弾圧」された体験が私にはありますので。なにやら「改革派」を標榜することが出世の処世術になっている疑いも持っています。
讀賣新聞は独自取材での記事でしたが、地元高知新聞は元橋本知事の特別職秘書であり、現在安芸市助役の川竹大輔さんが、今月28日付で辞職し、来春の高知市選挙区から高知県会議員に挑戦されるとの記事が掲載されていました。
お2人とも以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただいたことがあります。独特の政治観を持たれている方々でした。
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なにやら夕張市役所職員は3分の1以上が退職するらしいです。「居残れば地獄」であるからでしょう。市内から市民の転出も多いようです。でも移転できない人はどうなるのでしょうか?その報道を見ていますととても他人事とは思えないのです。
全く高知市民も他人事ではありません。経費を食う箱物(かるぽーと)などがたくさんあるからです。建設当時は「有利な借金ができた。さすがに中央省庁出身の市長のおかげである」とか言っておりましたが、税収が減り、国の交付金が減りますと市民にずしりと負担が増えます。
(巨大な「金食い虫」となった文化施設かるぽーと(高知市総合文化施設)
1昨日床屋へいきました。店主が言われるのは「理容組合の総会がありましたが、幹部の発言は良い話がなく、廃業した理髪店の話とかばかり。嫌になりました。」とのこと。就労関係の仕事をしている知人も、努力をしてもそれ以上に失業者が増えるのでお手上げ状態であるとか。
高知県の完全失業率は7%を超えました。昨年より9000人増加しています。景気が良いのはトヨタ自動車と輸出に関連している企業なのでしょう。関係のない地域は冷え込んでいます。
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さすがに暖冬とはいえ冬至ともなりますと夜間は冷え込んできます。12月22日。北風が吹きますと寒いですね。わたしは最近体脂肪が少なくなった(健康と言うことですがその分寒い)ので、アンダーウエアを着込み、カイロも貼り付けて来ました。
完全防寒できたので、見学や作業の手伝いはなんとか大丈夫でした。
キャンドルナイトは環境保全や平和の祈りなど意味合いがあるようですね。「100万人のキャンドル・ナイト」という社会運動もあるうようですね。
午後8時から10時の間電気を消してロウソクの光で生活を見直そうということですね。県道はりまやー一宮(いっく)線工事の為に、都市部のビオトープである新堀川、歴史資源のある新堀川が暗渠にされ、埋め立てられようとしています。
車優先のエネルギー多消費型の経済の見直しの意味もあります。
キャンドル・ナイトの後はいつもの新堀川七輪サロンで参加者は盛り上がりました。
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12月も下旬だというのに暖かい年です。体は楽で良いのですが、冬は寒くないと冬ではありません。やはり商売も暦どうりの気象でないと売り上げが良くないそうですし。
今日のはりまや橋金曜市では。OPEN HEARTのみなさんがお寿司を販売されています。お昼はお寿司を購入します。
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去る12月2日に高知県庁の正庁ホールにて橋本知事も出席して、高知駅前への複合施設計画の説明会と対話集会がありました。知事のブログ「だいちゃんぜよ」にもコメントがされています。民の声を聞く難しさ(12月2日)
この種の「討論会」や「説明会」は一度で合意形成というわけにはいきません。意見が多く出て、地元新聞の記事では一部紛糾したとの報道も。でもそれだけ県民が関心があるわけですし、本音で議論が出来たので良かったのではないかと思います。
(7月7日の県都市計画部による県道はりまやー一宮線説明会。担当部署は対話には慣れていないようでした。
あの悪評の「タウンミーティング」などとは異なり、県のお役人の「仕込み」や「やらせ」はなかった珍しい例ではなかったでしょうか。
ともすれば従来は県サイドで「決めてきたこと」を住民に「説明」するだけの意見交換会でしたし。住民との間で意見が異なり紛糾することは人事のほうでマイナスポイントにでもなるのでしょうか?そうすると「異分子」は排除し、民間企業の株主総会のようなワークショップやシンポジウムになりがちですね。
とくに高知県庁の優秀な職員の皆様は、「市民参加のありかた」を勘違いしないようにしていただきたいのです。
説明会で紛糾することは、担当部署の説明が悪いとか、変な県民がまぎれ込んでいたとなどとか総括しないようにしてください。
県と県民の対話の機会などなかなか実はなかったのですから。双方が「対話」に慣れていないのです。決して「減点主義」で人事の部署が担当部署を評価しないでいただきたい。今までの県庁の「常識」は県民との対話集会では通用しないことを認識してください。
せっかく知事が県民との対話を試みていますのに、公共電子掲示板「ぷらっとこうち」は県政情報課の判断で閉鎖されてしまいました。県民との対話をすることなく、誰を対象にかは全く不明ですが「県民アンケート」なるものを実施するそうです。
県民は武器を持って集って県に意見を言っているのではありません。民主主義は気苦労の多いものです。それだけに今回の県庁正庁ホールでの対話集会は評価されるべきであると思います。
問題はそれ以後の県庁の対応でしょう。「それっきり」になるのか。もう一歩踏み出すのか。高知県庁の情報公開度とともに対話姿勢も今後注目しています。合意形成には時間がかかるものなのです。そのためには相互不信の除去が第一です。
「言いたいことを言う」ことがその1歩ですので。議論が熱くなることを喜ぶべきでしょう。自由民権の土佐なのですから。
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昨日でしたが郵便ポストに封筒に入ったチラシが投函されていました。「ココ!マーク高知が交差点をわかりやすく道案内」とのことです。
説明によりますとアルファベット1文字で交差点を示します。例えば「高知駅から南へ向かい交差点Hを右折、交差点Kを右折すれば県庁です。」ということらしいです。
都市社会工学の学者が座長の委員会があり、高知県土木部道路課がやろうとしている「社会実験」なのでしょうか?そのためチラシを個別配布していたのでしょう。
県道路課のホームページでは「この情報を取り込んだ実験専用カーナビを車に搭載して、走りやすさや安全性の検証を行ないます。また、高知城周辺では、歩行者を対象とした実験も行なう予定です。観光事業所へのヒアリング調査も予定していますので、皆さんのご協力をお願いします。」とのことですが・・・。
アルファベットはAからZまで26文字ですね。一体誰を対象にした実験なのかわかりません。外国人観光客を高知に大々的に誘致するための社会実験なのでしょうか?それですと理解できないこともないのですが・・。
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新堀川の行く末を心配するある県民から情報が提供されました。彼は仕事の合間に県庁へ行き、高知県土木部の予算要求を調査したようです。それによりますと新堀川の大正橋付近の工事は、埋め立て暗渠にする工事に7・5億円の概算要求を高知県土木部はしています。
(計画は変更されず当初の埋め立て暗渠の計画どうりの実施)
図面も見ましたが、全く当初の計画と何も変化はありません。7月7日に住民説明会が開催されました。その時に県民各位からだされていた質問にも回答しないし、再度の説明会もしませんでした。
全く「意見を聞いたふりして無視する」ことは得意なようですね。呆れました。ぷらっとこうちもそういでしたが、新堀川の担当部署である高知県高知駅周辺都市整備事務所も体質は全く同じです。
お金はないといいながら7・5億も建設費用を出すのですからね。おかしいですね。高知県庁は。最初の計画どうりの予算要求ですね。
今日は昭和南海地震から60年。低地で海に近い高知市中心部。私が居住する下知地区は災害時逃げ場がない地区。7・5億円でさして必要性のない道路を「行政の意地」で建設するよりも、災害対策工事を最優先していただきたい。
市民のほうは、自主防災会を短期間で立ち上げたり努力はしていますので。
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午後4時過ぎに西やんが来ました。近くの下知図書館からの中継のリハーサルが午後4時半からあるので、2人で見学することにしました。図書館横には中継車が横付けされています。衛星回線を利用して電波を送ります。
11月20日に結成されたばかりの高知市二葉町自主防災会。NHK高知放送局が中継車を出して午後6時半過ぎから下知市民図書館から中継しました。
出演されたのは二葉町自主防災会の森会長、荒木副会長、山下消火班班長。高知市防災対策課の山本係長でした。NHKは内アナウンサーが聞き手でした。
二葉町はゼロメートル地帯であり、過去の昭和南海地震や、1970年の台風10号では水没し多大な被害をだしました。町内には公共避難施設はなく、高齢者の比率も高いので、なにも防災対策をしなければ地震が起これば多大な被害が予想される地域です。
(入念なリハーサルもしました。)
3年後に下知図書館が防災機能をもった建物に新築されます。そういうこともあり、下知図書館からの中継となりました。高知市中心街での初の自主防災会でもありますので、注目度は高かったのでしょう。
後で録画してあった番組を見ました。画像はあらかじめ隣の田村病院屋上から撮影した二葉町町内の様子。海(堀川)がすぐ近く。低地で古い木造の低層住宅が多いようです。公共避難施設はなく、民間の3階建て以上の建物に持ち主と交渉して津波1時避難場所(8時間程度)の確保がとても大事です。
(本番の様子です。)
僅か6分半の現場中継。多大な労力と準備、リハーサルととても大変な様子が理解できました。出演された皆さん、関係者の皆さんお疲れ様でした。内さんをはじめNHK高知放送の皆さんありがとうございました。
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任天堂DSのゲームソフト「ご当地検定」(株式会社スパイク)があります。このなかに全国141の有名おみやげの収録されています。高知県は高知市長浜にある浜口福月堂の「野根まんじゅう」が選ばれているとのこと。
店主の浜口伸二さんに聞きました。子供さんの友人からも「野根まんじゅうが掲載されている」と言われたそうです。最近観光業界を中心に「ご当地検定」が盛んになっていますし。これはメジャーな話ではないでしょうか。
141の有名おみやげと言いますが、日本には47都道府県ですので、1つの県なりで3つのおみやげしか選ばれないことになります。
浜口福月堂の野根まんじゅうが、高知県を代表するお土産の1つになったと言うことですね。これは凄いことではないでしょうか。
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県警の「不祥事問題」と、県海洋局が絡んだ「よこはま水産不正融資問題」。県議会の対応はばらばらであり県民には地元紙記事を読んでも理解しづらい。
「よこはま水産」問題で県議会は「100条委員会」設置に踏み切りましたが、多数決での決議であり、全会一致での決議になりませんでした。
県警の問題にしても県議会側の対応は「腰砕け」のように見えますね。どうこの2つの問題。重要な問題ですがどうもわかりにくい。各派、各議員の思惑も絡んでいるのではないのでしょうか?そうなりますとよけいにわかりにくいです。
2つの問題とも県監査委員の奮闘は良いのではないでしょうか。「開かれた県警」「開かれた県政」が共通項であるからです。
県議会もより一層の情報公開の推進の観点で取り組んでいただきたいと思います。
(ぷらっとこうち問題でも高知県庁は情報公開には消極的なところがあります。)
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今年の流行はどのメディアも上げているのは「WEB2・0時代」であるということ。一部の技術者とオタクのものであったインターネットが市民大衆が当たり前に使用し始めたということなのでしょう。
ことさら「定義」づけなくてもインフラ(社会基盤整備)のひとつになっていますので。ブロードバンドの普及。携帯電話の普及。ブログや動画配信、音声配信をだれでも簡単にやれるようになりました。
とは言いましても地元新聞の力は高知では絶大。テレビの力も大きい。お笑いでもやらせでも視聴率がとれれば何でもありのテレビ界は健在。小泉前総理はそのテレビの波で総選挙で大勝。結果日本社会は格差社会でめちゃくちゃになりつつあります。
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2006年度の高知シティFMの忘年会は春夏秋冬にておこなわれました。番組スタッフやパーソナリティのみなさんが出席されました。
メンバー構成も女性が多いので華やかになりますね。参加者13名中6人は女性ですので。女性パーソナリティも片岡ママさん以外は全員出席です。
私も2000年の開局以来番組を制作/して、出演させていただいていますので末席に座って出席しました。「業界関係」の背広姿のおじさんばかりとは異なり、また話題も全然違うのでとても良い刺激になりますね。
会話は親父グループの集まりとは異なり、ヤング・ママさんたちの子育て奮闘や、独身女性の「常識」など、親父には到底理解不能な会話の連続。
お陰さまで、「頭のストレッチ」が出来ました。日本語でも言葉が通じない世界は貴重ですね。
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11月に要望しておりました、平成17年度に廃止されました高知県政策総合研究所のデータの一部が閲覧可能になりました。
県民生活に深く関わった政策の提言をしてきた高知県政策総合研究所が財政難を理由に廃止されました。とても残念でした。
県庁の組織から離れて政策を提言するシンクタンクは難しい時代になればこそ、必要ではないかと思います。現在は高知県庁企画振興部政策推進室のホームページに一部の政策総研のデータが表示されるようになりました。
やみ融資であるとか、別件やみ融資であるとか、県民とは無縁なところで何十億という税金が無駄遣いされてきた高知県庁。政策総合研究所はきちんとした情報を県民に提供していただけに、一部でもその資料の復活は喜ばしいことではあります。
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高知市桜井町の旧高知県立中央病院跡。建物は解体され、更地になっていました。この跡地は、公園にしてほしいなどとの一部住民からの要望があったようですが、どうやら穴吹工務店に売却され、2棟のマンションが建設されるようです。
今年の10月に高知スーパーのさえんば店と宝永店が相次いで閉店したため、この周辺地域住民は、車に乗れない高齢者を中心に「買い物難民」となりました。噂ではそのマンションの1階部分に、マルナカという香川県が本社のスーパーが入居するとか。
ただ道路も拡幅されており、車の通行量が増加するでしょうから、高齢者が歩いて安心して買い物に行けるかどうかは、道路の設計その他が出来ないと現時点ではわかりません。
道路の拡幅で立ち退き、地域を去った人もいます。地域がかつての賑わいを取り戻すにはかなりの時間がかりそうです。
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高知市旭にあるソーレで開催されました。主催はNPO高知市民会議。夕方南海地震特集で、NHKが地元町内会を取材に来ると言いますので、見学しないといけませんね。
会場は80人程度(主催者側発表)の市民が来ておりました。だいたい地域の自主防災組織のリーダーの市民が参集しているようでした。今年は何か行事が重なったせいか昨年より参加者が少ないようでした。
「地域で救う命」と題して西山勤吾氏(高知赤十字救命センター 医師)の講演がありました。病院側も罹災者になるので市民も自分の命を自分で守る自覚が必要であるとのことです。
災害後の医療現場では、「トリアージ」(選別)を瞬時に医療者はしないと多くの人命は救えないとのことでした。阪神大震災でも地震後13分以内に死亡した人は57%。6時間から24時間以内が25%。9割が地震後24時間以内に死亡しています。
「災害は忘れる前にやってくる」ので、まず自分が助かること。それから後、人を助けることをしなければなりません。
また下元佳子さん(うえるぱ高知)が司会をされて、西山氏のほかに、中嶋信恵氏(高知県健康福祉部)と辻井章氏(元消防勤務。NPO神戸の絆)が参加し、実践的なやり取りがおこなわれました。
防災において、元気な人達ばかりが防災訓練に参加されているうようです。自宅で介護されている人いたちも、自分の存在を地域の人たちに情報を発信して、地域の人たちとの交流が大事であるとの発言がされました。
阪神大震災と異なり、南海地震は罹災地域が広域になり、公的支援はなかなかあてにならないと市民は想定すべきであるとの事。ですので、自分の薬は自分で管理すること。普段からこの薬がなくても何日は大丈夫とかを医師と相談することなどが指摘されていました。
また会場では防災備品の展示や、簡易トイレの展示もありました。高知市消防局職員の皆さん方が、救命法の講習をしていただきました。人形を使用したAED(自動体外式除細動器)の活用法も教わりました。
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西村 けんちゃんのどこでもブログの今回のゲストは外京ゆりさんです。外京さんには「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、自力整体や映画東京原発について出演いただきました。また原発問題をテーマに「それがたまるか」ブログも新たに作成されています。
今回のテーマは「高レベル放射性廃棄物とは?」でお話を伺います。
そもそも津野町や東洋町で「話題」になりました「高レベル核廃棄物」とはどのような廃棄物なのでしょうか?
外京 「高レベル」と言いますのは、青森県六ヶ所村で現在試験をしています。その再処理をした後に出てくる廃棄物です。日本全国に現在原子力発電所は54基稼動しています。燃やした後の核のゴミをもう一度使用して、使うためにプルトニウムやウランを引っ張り出します。
その残りのゴミ。リサイクルもなにも取り出すことの出来ないゴミ。それを「高レベル放射性廃棄物」と言います。ちなみにブログでも書きましたが、ウラン鉱石の場合は、放射能の単位で1キログラム当たり「ベクレル」というものですが、235000ベクレルです。
それが原子力発電所の燃料のレベルになりますと、116500000ベクレルになります。更に使用済みの核燃料になりますと159兆ベクレルと言う数値になります。と言う形になり指数関数的に放射能の数値が増殖して行きます。とにかく0が12個もつくのですから!
とんでもない高レベルのものになるのですね。
(原子力政策を推進を唱える書籍の数々)
西村 その単位については詳しくわかりませんが、放射能が強いようですね。そのようなものを計画では地中に埋めて保管して大丈夫なのでしょうか?日本では現在高レベル放射性廃棄物はどうなっているのでしょうか?
外京 一応具体的な物理学的なことになりますと悩みます。ともかく六ヶ所村に一度集めましょうと言うことになっています。
高レベル放射性廃棄物と言うのは、プルトニウムとウランを抽出した残りのものを強い酸を使用して抽出します。残りの廃液を硝子硬化体で固めます。大変放射能が強いものです。
西村 愛媛県伊方町の伊方原子力発電所では、プルサーマル計画を実施するとの報道がされていました。そもそも何をすることなのでしょうか?また外京さんは大変危険な計画であるとのことと指摘されていますが、どうなのでしょうか?
(愛媛県伊方原子力発電所)
外京 さきほど申し上げました再処理のとき抽出しましたウランとプルトニウムをあわせて「MOX燃料をつくります。それを普通の(老朽化した)原子炉で燃やします。
再処理したプルトニウムは計画では高速増殖炉というところでリサイクルをする。資源のない日本では国益にかなった方式であるというのが「核燃料サイクル」の考え方でした。高速増殖炉はどの国も難しいと言うことで撤退しました。
それでプルトニウムが日本ではたくさん出来ます。世界中から「日本は核兵器を大量にこしらえるのではないか」と言われています。それで「プルサーマル計画」というものを実施しようとしています。
プルトニウムは大変危険なものです。核兵器に使用する場合は僅か4キログラムで核弾頭が出来ます。それが日本は43トンもプルトニウムを保有しています。プルサーマルという形で老朽化した愛媛県伊方町の原子炉で燃やした場合、核分裂の連鎖反応がおきます。
ひび割れの事故も何度もありました。しかも燃焼温度がひじょうに高いです。それを何の設備もしなくて、そのままの従来の原子炉で「制御された核爆発」をしようとしています。危険であるとは思いませんか?
(南海地震と原子力発電所の関係をとりあげている地元新聞の特集記事)
西村 高知県は南海地震(しかも巨大地震)がここ30年以内に到来するとも言われています。高レベル放射性廃棄物を地中に埋めても地震では大丈夫なのでしょうか?欧州などでは殆ど地震のない硬い岩盤のなかに埋めているようですが・・。
外京 実際には埋めてはいません。岩塩抗跡の竪穴に「保存している」状態です。それは土の中にはまだ知られていないバクテリアがいまして金属を食べてしまうからですね。水も腐食性物質です。硝子固形体のまわりは金属で覆います。しかし高レベル放射性廃棄物は熱いので金属も厚く覆えません、厚く覆うと熱が冷めにくいからです。薄いと金属が腐食する可能性があります。5年持たないだろうとも言われています。放射能漏れが起こる可能性があります。
ですのでトンネル内に放置はしていますが、土中には欧米でも埋めてはいないのです。
東洋町あたりは活断層も近くにありようです。また陸地の近くの海はすぐに深くなっていまして1000メートルの水深があるようです。
波乗りにいいのですね。
(高知県室戸岬の海岸)
西村 深いから海洋深層水も採れるのですね。あのあたりで。
外国では固い岩盤の、岩塩抗跡に埋め込んでいるようですね。火山国で地震国である日本に適地はあるのでしょうか?
外京 全く「正気の沙汰ではない」と海外の学者は言っています。
西村 ある原子力関係の書籍には「高レベル放射性廃棄物施設には2キロ四方の土地が必要。建設費は1兆円。60年間の廃棄物管理費は2兆円」と算定されていました。どう考えればよろしいのでしょうか?
外京 そんな短い時間で高レベル放射性廃棄物が無害になる筈がありません。高レベル放射性廃棄物はたくさんの放射能を出す物質が含まれているのです。
ものによりましては1万年、10万年。100万年経過し反応がようやく人間にとって安全なものになるようです。「100万年の単位が必要である。」とも言われています。
高知県のようにほぼ100年単位で定期的に地震が起きているところです。そういうところへ埋めるということはありえないと思います。
西村 そこらを県民は冷静に考えるべきでしょう。
外京 特に東洋町辺りは特に地層運動が活発です。室戸の東側は2キロ先の海の深さが1000メートルもあります。だから海洋深層水も採れます。
激しい地震活動が起きることがわかっている地域に高レベル放射性廃棄物を埋めるなどということはとんでもないことです。
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年末になると迷惑メールが増えますね。土日は業務用のメールが少ない代わりに、迷惑メールが「どんと」来ます。パソコン利用者の皆さんはどういう対策をとられているのでしょうか?
メーラーを変える。フィルターをつける。その程度のことはしました。しかし一向に押し寄せてくる迷惑メールは減りませんね。
最近ではブログへのトラックバックスパム、コメントスパムも激増。出張などで留守していましたら、ある記事に1160もトラックバックスパムが来ておりましたし。ココログは規制措置がとれますが、とれないブログもありますので、お手上げ状態ですね。
こうなるといちいち1個1個削除していることなどできませんね。それだけで何時間もかかりますし。時間がもったいないですし。どうせまたすぐ来襲しますし。
マイクロソフトも新機種の投入だと金儲けばかりするのではなくて、迷惑メール対策をきちんとしてほしい。これほどIT資源を浪費するものはない。環境対策として。
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与党側は昨夜参議院にて教育基本法を賛成多数で可決させました。とても十分な審議をしつくしたとは思えません。強権的な国の権限を拡大して、個人を抑圧するような内容になっているようですね。
昔だれかの著作でしたか忘れましたが「自由からの逃避(?)」でしたかありましたね。自分で考えることが嫌で誰かに統制されたい人が増えているとか。全体主義に走る迎合する人が増えることへの警告でした。
(形を変えて全体主義者は常に現れます)
最近日本人も主体性がなくなってきたのでしょうか?安易に国家などに依存したがる人が増えているのでしょうか?
でも安易に国に依存すれば、すぐに兵士に仕立てられ、海外へどんどん派兵されるようになるやもしれません。防衛省も出来たことですし。また異論を述べれば強制収用所へ送られる時代も来るでしょう。タウンミーティングの出来事は「お笑い」ですが、国が仕事で動き出すとやりかねません。
それをほう助するのが「共謀罪」でしょう。治安維持法は共産主義摘発だけのものでした。共謀罪は「テロ対策」という名目で、思想信条に関係なく、時の政府に異論を言うものはすべてテロリストとみなし、社会から排除する恐ろしい法律ですね。
作り事ではなく歴史の中では実際にあったことですし。日本も再び安易に戦争が出来る国になったのでしょうか?
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師走も本格的。来週になりますとクリスマスだ。年末だのムードになります。その狭間の金曜日でしょうか。
七輪の火がありがたい季節です。今日のはりまや橋サロンも賑わっています。去年に比べると今年は暖冬基調でしょうか。
昨年は年末の挨拶なのでは、雪で行く手を阻まれ、中村方面へ行くのを断念したこともありました。それから言いましたら寒いと言いましても暖かいようですね。でも寒さはこれから本格化。風邪など引いている余裕はありませんし。
はりまや橋サロンには東京在住でリタイヤし、暫く高知で住むという従兄弟夫妻も来ていました。いろんな出会いがはりまや橋サロンではあります。
はりまや橋めろでぃさんをご紹介しました。暫く懇談されていました。
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最近の日本では「改革」路線を信仰する人が何故か増加し、「格差社会」を容認することが「自己責任」で当たり前なんだと勘違いしている人が多いようですね。
社会性もコミュニケーション能力も低い人達が大量に現れるようになりました。こういう人たちは政府のコントロールしやすい人達ですね。
(このパロディどうりの日本国になり、その路線は安倍内閣にも継続されています。)
ネットの掲示板などで悪態をついても現実社会では行動力のない人たちです。体制派で格差社会を信仰しているようです。「セレブ」でもないのにその価値観を無批判に受け入れる思考力の弱い人たちも多いうようですね。
教育基本法やはては日本国憲法まで変えようという政府・与党の動きに対しても何の反応も示しません。高知などの田舎は財政危機で、経済は疲弊し、自然環境も守れない状態。地方を果てしなく追い詰めるから「高レベル放射性廃棄物最終処分場」のような施設を受け入れ交付金をもらおうかという自治体まで現れます。
11月の沖縄県知事選挙はとても残念な結果でした。沖縄に米軍基地がある限り、沖縄経済は自立的な発展はありえません。沖縄同様に基地があったフィリピンでは米軍撤退後跡地に企業を誘致し、経済発展し、雇用も拡大したと聞いています。
とにかく市民は黙っていたら駄目ですね。どんどん自己責任で発言すべきです。無責任な匿名ではなく堂々と発言しましょう。
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高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理・運営していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」が、運営委員会なるものの「自己都合」で閉鎖されました。
そもそも事の起こりは、私の書き込みに対して無断で削除した問題があり、7月に話し合いをしたものの、それは私を登録削除するための「みせかけ」のものでした。
7月24日に私が登録を削除されて以来、「どうなっているの?」というぷらっとこうち運営委員会なるものに疑問を感じた多くの県民が投稿したようですね。その間満足な説明もなにもされません。
そうこうしているうちに橋本大二郎高知県知事の「熱いメッセージ」がありました。私は知事とは見解は異なりますが、知事がそういう姿勢であれば打開策はあるはずだとその時点では思いました。
(高知県庁。県民との対話が得意でない職員が一部にいるようですね。)
ところが知事が投稿したのは8月15日。あろうことか8月24日に運営委員会なるものと高知県庁総務部県政情報課(土居寛道課長)は、公共電子掲示板「ぷらっとこうち」をロックアウト(一時閉鎖)してしましました。
この間に私は個人情報開示請求を県政情報課にし続け、その経過を自分のサイトとブログできちんと報告してきました。
その間、話し合いはもたれず。きちんとした説明責任を公共掲示板管理者はしません。県民から住民監査請求や、裁判も起こされる事態になりました。そしてようやく説明するかと思いきや11月30日に閉鎖を宣言。運営委員会なるものも解散してしましました。
呆れ果てる事態。呆れ果てる無責任。県庁の公共電子掲示板で一方的に誹謗中傷されている私の名誉はどうなるのでしょうか?全く無責任極まりない。
県庁職員が「業務」で、県民の税金で運営し、管理していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。
自己批判しなければならないぷらっとこうち運営委員会の皆様と事務局のみなさんです。(敬称略)2006年11月30日に役割を放棄されました。
ぷらっとこうち運営委員会メンバー
大木達榮
片岡 淳
竹村朱美 (高知県県政情報課)
知名 誠
萩野由夫*副議長
松尾晋次*議長(高知県政策推進課)
松岡好江
宮地北斗
森木 隆*副議長
山中誌朗
山本千香子(高知県保健福祉課)
横山 拓
好浦 こういち(*)
(こう=「かねへん」に「光」)
ぷらっとこうち事務局メンバー
河野和弘(高知県人事企画課)
竹村朱美(高知県県政情報課)
田中芳輝(高知県県政情報課)
知名 誠
西村悦一
萩野由夫
森木 隆
弘田 均(高知県人事企画課)
松尾晋次(高知県政策推進課)
森本絵里(高知県県政情報課)
山本千香子(高知県保健福祉課)
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県民に一切説明責任を果たさず身勝手な論理で閉鎖した高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が管理運営していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」について、なんと県政情報課は「県民アンケートを実施」をされるとのこと。
そんなことをするよりも県庁正庁ホールで関係者集会を開くなり、討論会をすれば良いのです。今はやりのワークショップを関係者全員でやれば良いのです。
何故またコストのかかる県民アンケートなるものをするのでしょうか?一体どこまで県民を馬鹿にすれば良いのでしょう?
印刷物や、郵便代などが新たに発生する可能性があり、またもや無駄な調査費用ではないでしょうか?なぜ愚かな無駄遣いを県政情報課はするのでしょうか?県議会は厳しく査定すべきですね。
賛否両論がある高知駅周辺の複合施設の県民アンケートならまだ社会的な意義があります。県民的な関心もあるでしょう。
しかし「ぷらっとこうち」の県民アンケートは、県政情報課の行動履歴、無責任に崩壊した「ぷらっとこうち運営委員会」なるものの行動履歴からして全く無意味ですね。
789人(登録削除されたわたしも含む)関係者集会を開催するのが先ではないのでしょうか?
その場所に知事や県政情報課に訴訟を起こされた市民も参集して、「ぷらっとこうち徹底討論会」をすれば言いのです。それをラジオで中継し、録音して後からインターネットラジオにすれば良いのです。ライブ中継も良い考えであると思います。
その討論中にも電子掲示板で意見を受け付ければ良いのです。匿名ではなく実名で。そうすれば県民参加でまともな意見が出ることでしょう。それほど開催は難しいことではないし、費用もさほどかからないでしょう。
異論は当然あるのですぐには意見はまとまらないでしょう。でもみなが武器を持って集るのではありません。面と向かって対話をすればなんらかの合意形成はできるとは思います。「対話」を拒否し、情報公開を拒否し続けていたことが破綻を招いたことですので。
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ウイニー開発者が裁判の判決で有罪となったようです。
「社会に生じる弊害を顧みず、独善的かつ無責任に開発した」。インターネット利用者の間で爆発的に普及したファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」の開発動機を司法が断罪しまいた。
12月13日、京都地裁で開かれたウィニー事件の判決公判。映画などの違法コピーを助長させたとして、開発者の刑事責任を認める初の司法判断を示した。著作物を扱う団体は判決を評価する一方で、支援者からは「不当判決」の声が上がりました。技術開発の委縮を危惧(きぐ)する声も聞こえ、ネットの掲示板は午前中から賛否両論の書き込みであふれているようです。
あらましを説明しているサイト
システムの開発者が罰せられるというのであれば、核兵器に道を開いたアインシュタインはどうなるのでしょうか?毎年交通事故で日本では1万人以上の人が亡くなっています。車も「走る凶器」とも言われる場合がありますね。だとすればトヨタの社長は逮捕されないとおかしいではありませんか。
ウイニーは簡単に映像などが取り込める便利なソフトなのでしょう。それを私的に「いかがわしい目的で」利用した警察官であるとか、行政職員が「公私混同」していたほうが問題。 また公的な仕事に個人のパソコンを持参させ使用させていた行政の管理者の「監督責任」のほうが遥かに重罪でしょう。それこそ「国家保安法違反」であり、重罪ではないのでしょうか。自衛隊や消防の機密事項が漏洩したのですから。
「ほう助の疑い」で開発者を罰するのは実に愚か。こんな馬鹿なことでは優秀な人材が日本から流出すると思います。罰せられるのはお粗末な「情報管理」しかできない行政であり企業なのです。それを覆い隠す為、ごまかす為の警察の行動と捜査、起訴、裁判であり、「魔女狩り」行為にも等しい暴挙ではないでしょうか。
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2006年のノーベル平和賞は貧困層に無担保で少額の信用貸し付けを行う「グラミン銀行」と、同行総裁のムハマド・ユヌス氏(66)(バングラデシュ国籍)に受賞証書と賞金が贈られました。
ユヌス氏は受賞演説で、「貧困は平和への脅威だ」と強調した上で、テロ発生の背景に貧困問題がある点を指摘しながら、「貧困層の生活改善に資金を投じるべきだ」と訴えた。
ユヌス氏は1983年、同銀行を創設し、バングラデシュの農村の貧しい女性らを対象に、10ドル(約1160円)単位で貸し付けを行う「マイクロクレジット」事業を開始。同クレジットは、ほかの発展途上国にも広がり、利用者は現在、世界で9000万人を超えたとされる。
アメリカのブッシュ大統領やネオコンとは大違い。日本こそユヌス氏を支援し、技術の支援も合わせて実行すべきでしょう。武器輸出や軍隊の派遣では世界の市民の共感を得られません。
経済の本当の意味である「経世済民」をユヌス氏は実行された素晴らしい人に違いありません。ネットバブルに浮かれていた日本のヒルズ族の品性のなさやそれに憧れていた一部の市民も経済のありかたを考えるべきでしょう。
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真ん中のノートPCが10月に突然クラッシュ。データが全部飛んでいまして、OSの再インストールに。左のデスクトップは、12月1日に「焼き焦げた臭い」はして画面が真っ暗に。あわててパソコンショップに持ち込むとCPUが焦げていたそうです。取り替えました。ハイドディスクが大丈夫でしたので、データの復元はしなくてすみました。
右端のノートPCは新しいですが、これは2回再インストールしています。別の理由でした。NTTのフレッツスポットへ加入したものの、どうも受信できません。NTT側と、シャープ側との協議でメーカーへ送り返して点検し、再インストールして結局半年かかって安定することに。「どこでもブログ」用として、金曜日ははりまや橋商店街へ持参しています。
3台もあって贅沢なという人も居られると思います。しかしホームページをいくつも作成し、常にメールで県外のユーザーとやりとりをしています。ですので予備も含め最低パソコンは3台常時併用しないと駄目なのです。
12月1日も、メインのデスクトップがおかしくなりました。予備のパソコンでメーラーを立ち上げてメール処理をしましたし。バックアップ作業の途中だけに冷や汗ものでした。
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録画してあったNNNドキュメントを見ました。ロシアのチェリャビンスクという州は住民の寿命が短く、肝臓や腎臓をわずらっている人が多いとのレポート。後頭部に巨大なこぶ(腫瘍)ができている高齢の男性。生まれた時から左足がない青年が登場していました。
詳しくはボラッキーさんの「NNNドキュメント06’"核の清算"を見て。」のブログを参考ください。
原因は住民が飲料水や農業用利用している近くの川が投棄された高レベル放射性廃棄物で汚染されていることです。以前旧ソ連時代は核兵器開発の秘密基地が近くにあり、その所在地も地図に載っていない存在であったそうです。40年以上前に河川に投棄された高レベル廃棄物によって今も住民は苦しんでいます。
実態が明らかになったのは旧ソ連が崩壊してからのこと。その間住民は当局から何も知らされず放射能に汚染された河川の水を利用し、子供達は川原で遊んでいたそうです。今でも川原では高い放射能の数値が観測されるようです。
ドキュメントは後半日本の現状にも触れています。以前北海道に高レベル放射性廃棄物処理場を建設する予定であった町は、「1万年以上も管理しなければならない」物質の持込に強固に反対し計画は立ち消えになったとか。
鹿児島や滋賀の高レベル放射性廃棄物処理場立地に手を上げた首長にインタビューをしていました。どちらも過疎高齢化に悩み、自主財源もなく財政が立ち行かない地方自治体でした。国からの交付金は減り、基本的な住民サービスさえも今後は実施できないほど追い込まれています。
結果その2つの自治体は住民の強固な反対で断念しました。ある首長は「いつも汗をかくのは地方。国は汗をかかない。国の方策を1地方の意思にゆだねる今の国のやりかたはおかしい」と言われていました。
現在は高レベル廃棄物処理場に応募すれば10億円の交付金を地方自治体は受けられるようです。それで現在7つの地方自治体が全国で手を上げようとしているとか。
高知新聞12月9日朝刊に記事が気になりました。
そのなかで熱心なのは高知県東洋町です。田嶋裕起町長は12月町議会で高レベル放射性廃棄物最終処分施設問題について答弁されていました。
原子力発電環境整備機構(現環機構)に対し、応募後でも地元が反対すれば選定調査を進めないことを確認する文書を出すように求めたと町議会で質問に答弁されています。通商産業省から「なんらかの形で応じたい」との回答があったことを明らかにされました。
田嶋町長はNNNのドキュメンタリー番組を見たのでしょうか?
また東洋町は30年以内に発生が予想される南海地震では震度6強の地震と、8メートル級の大津波が押し寄せるとされています。
まず住民の命と財産を守ることを第1に考えることが首長の役目でしょう。高レベル放射性廃棄物最終処分場に東洋町が応募することは間違いであります。
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この「ぷらっとこうち」の問題。当事者以外にはなかなか理解しづらい問題ではないかと思います。
私たちを「処分」した県職員は「業務」で仕事として淡々と処理しています。業務時間内に県庁内施設とパソコンを使用していました。
かつてナチスが強制収用所でユダヤ人を効率的に虐殺する方法としてシャワー室に見立てたガス室をこしらえ、塩素ガスを噴霧「効率的」に人間を抹殺して行きました。
それはドイツ人的な律儀さで記録にあるそうです。どうすれば効率的にユダヤ人を抹殺できるのか。業務に中で開発された仕事でした。
業務に忠実なあまり肝心要の人間性を喪失する事例としてよく引用される例えです。
「被害者」であるわたしが声を荒げ、また事態を冷静に説明しなければならない現状に耐えがたいものを感じます。
土曜日にNHKが長時間インターネットの問題を取り上げた討論番組をしていました。「これからのネット社会の安全・どう守りますか」という番組でした。
いろんな立場の人たちが、多様な発言をされ、日本の市民社会の多様さ、複雑さを感じました。
韓国ではネットでの無責任な誹謗中傷を防ぐには、書き込み者登録制にし、住民登録番号と氏名が一致しないと電子掲示板に書き込みができないようですね。被害が格段に減少したようです。
でもそれは国と市民との「信頼関係」があって始めて成立する理屈です。韓国は「ネチズン」といわれる市民が、現在の大統領をインターネット選挙で担ぎ、当選させた歴史もありますし。日本とは事情が異なりますね。
国がネットに介入しすぎますと、中国のように検索エンジンに「天安門事件」「法輪講」と入力しましても、「その記事はありません」と表示されます。
Google,yahooが当局に協力した形になり、結果言論統制になって
いるのです。
最近の日本政府も何かと「強権的」になってきていますし。「共謀罪」とセットでネットの規制も行われたら個人の人権、言論の自由も脅かされます。
問題が大きくなりすぎましたが、高知県総務部県政情報課が管理運営してきた「ぷらっとこうち」ですが、何が一番問題であると言えば、異論を排除し、県民との真摯な対話を1度もせず、勝手に閉鎖してしまったことです。
優秀であったはずの県職員の行動履歴には驚くばかりです。
私の中ではまだ「相対化」されていません。
からだのなかで怒りが燃えているからです。
100年ぐらいすれば落ち着くかもしれませんが。
わたしの見解は自分のサイトとブログに書いています。
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「憲法9条を世界遺産に」(集英社新書 太田光 中沢新一 対談)を読みました。芸能人太田光と評論家中沢新一氏の異色の対談集でした。なかなか面白い内容でしたね。
爆笑問題の太田光は番組で与野党の政治家を呼んで、バトルを繰り広げていますし、かなりのエネルギーを費やしています。それをテレビで見ていた中沢新一氏が面白いと感じて対談が実現したようですね。
ビートたけしも昔は毒がありましたが、今や映画の北野監督になりましたし。太田光は「今が旬」の芸能人であると思いますね。
「憲法9条を世界遺産に」というタイトルも意表をつかれますね。でも「そうかな」と思います。敗戦で廃墟になり戦争はもう嫌だと心底思った日本人と、理想主義に燃えていたアメリカ人との一瞬の出会いで出来上がった日本国憲法。それ自体が奇蹟の産物。
憲法が発布されて2~3年もしないうちにアメリカは日本に再軍備を要求。露骨に憲法改正まで要求してきました。アメリカの支援で成り立っている歴代の保守政党の内閣は一貫して憲法改正を唱えてきました。
先日「戦争をしない国 日本」のドキュメンタリー映画を、12月8日に鑑賞しました。安倍内閣は本気で憲法を改正しようと言っています。
太田、中沢両氏は「奇蹟の憲法だから矛盾もある。でもだからといって簡単に改正するのはどうかなと思う」「あいまいさがあるから日本のよさがある。世界遺産だと思えば気遣う心もでてくるのである。」と言っているように思えました。
改正論も護憲論も「原理主義的」で聞いていて面白くない。でもこの「憲法9条を世界遺産に」は面白かったです。是非一読をお薦めします。
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高知市の中心部から桂浜方面へ約10キロ。御畳瀬地区は漁業の集落。高知市にも漁村の風景があります。北西の風が吹くこの季節は、1本釣でうるめ漁などが行われ、天日で干物が干されていました。
最近は後継者がいなくなり、知り合いの漁業者もリタイヤしましたし。そんななか城下秀二さんたちが中心になり「御畳瀬(みませ)ひもの祭り」が御畳瀬漁業センターを中心に開催されました。
(大忙しの城下秀二さん)
自宅から現地まで約12キロ程度。自転車で行けない距離ではない。本来ならこんな天気ならセーリングですが、未だ体調が万全ではないので、リハビリがてらでかけました。
途中道を間違え随分遠回りをしました。長浜小学校前の手前の川を渡らずに左折すれば良かったのですが。でも良い運動でした。
到着したらちょうどオープニングセレモニーの最中。金子しゅうめいさんが獅子舞で景気をつけています。主催者の城下秀二さんも司会にメディアの取材対応に、イベントの案内にと大忙しでした。
(早速干物を購入しました。)
私はうるめと、にろぎを早速購入。昼ごはんも田舎寿司などがありましたので現地調達しました。会場でするみ入りのうどんと、オーガニックのコーヒーを飲みました。
大汗掻きました。良いリハビリになりました。
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西村 けんちゃんのどこでもブログの今回のゲストは外京ゆりさんです。外京さんには「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、自力整体や映画『東京原発』について出演いただきました。また原発問題をテーマに「それがたまるか!」ブログも新たに作成されています。
今回のテーマは高レベル核廃棄物問題で注目されました「津野町と東洋町の動向について」お話をお聞きします。
津野町は町長が記者会見をされて「高レベル核廃棄物施設には応募しない。」と言われました。その後の動きはどうなっていますか? 町民の反応はいかがでしょうか?
外京 町外の私には詳しいことはわかりません。町長は10月30日に「終息宣言」を出されました。でも、推進派の議員さんたちは諦めてないのでしょうか、今だに推進派の町議さんたちが町民を青森県六ヶ所村にツアーに誘っているという噂がきこえてきます。
でも、津野町の場合は長老たちがしっかりしているし、周辺住民が監視していますからね。
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_8a69.html
西村 東洋町はどうなっているのでしょうか?あまり情報は入っては来ませんが。東洋町に隣接している徳島県の市民の反応はいかがでしょうか?
外京 11月19日(日)東洋町役場に隣接する地域福祉センターで、『みんなで考えよう高レベル放射性(核)廃棄物』と題する、初めての住民主催講演会がありました。原子力資料情報室の西尾漠さんが講師として東京から招かれ、町内外から約150名が参加しました。徳島県からもたくさん参加者がありました。講演会を企画実行したのは、「推進派も反対派もなく、東洋町や周辺住民みんなで考えたい」と願う若者たち有志でした。
私も参加しましたが、若者達が互いに声をかけ合い、てきぱきと動くのをそばで見ていると、「この町の将来を悲観的な状況に追いやってはならない! おとなたちが彼らの思いに応えなければ!」強くそう思いました。
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_10c3.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_5fd0.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_febd.html
西村 高レベル核廃棄物施設の場合、調査段階でも多額の交付金が地域や周辺町村に交付されるようです。その仕組みはどのようになっているのでしょうか?
外京 「電源三法」というのがありまして、交付金の財源は、政府の特別会計と電力会社の拠出金です。電力会社は、電力料金の一定比率分を私たち電力消費者(国民)から徴収して原環機構に出しているのです。05年の額は661億円で、国民1人平均で約600円です。月500kwh 使う家庭では、1320円/年を拠出したという計算になります。
ですから、皆さんが電気を使えば使うほど原子力発電環境整備機構(通称NUMO)のほうに献金する、というしくみになっているのです。 NUMOの交付金とはいえ、私たちの出した税金と電気料金がその財源です。
http://www.numo.or.jp/jigyou/2.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_3260.html
http://www.pref.miyagi.jp/kikakusom/energy/02-00dengen.html
西村 なるほどしくみはよくわかりました。交付金はどれくらい「手を上げた自治体へ降りてくるのでしょうか?
外京 応募したら、文献調査段階でこれまで年間2・1億円でした。来年度からはなんと5倍の10億円。2年間(文献調査段階)で20億円入ります。
その後、概要調査段階では年間20億円。3年から4年わたり最高70億円が交付されるようです。
それに加えて最近改正されたうようですが、知事にも年間12・5億円。2年間で25億円交付されるような仕組みが出来上がっています。
西村 多額な交付金が「手を上げた」自治体に交付されることは理解できました。今は国は財政難。補助金を削減している最中で、高知県などはそれにより苦しんでいますね。過疎高齢化で財政基盤が弱いです。
その弱い自治体には大変魅力的なお話のようにも聞こえます。「実はそうではない」と外京さんは思われているようですが、そのあたりはどうなのでしょうか?
外京 そもそも「高レベル廃棄物」というものは地層処分をしたとしても、安全な状態になるのに100万年かかると言われています。当該自治体に100億円交付されたとしましても、100万年で割り算したら計算できますか?採算が取れますか?
100万年ものあいだ放射能を出し続ける危ないゴミを、一度応募してしまえば人類が存在しているかどうか分からない、100万年先までひきうけることになるのです。
「応募」は調査に応募するのではなく「最終処分場を受け入れる」ことに応募するのです。住民の反対に会って最終処分場候補地が決まらず、カネをちらつかせて「公募」を始めたので、「応募」については「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」にも明記されていません。
意見は聞くけれども、その意見は専門的技術禎な意見だけ。たとえば、地層処分するには活断層があり危険ですよ、貴重な鉱物資源が眠っているから勿体ないですよ、という意見だけは聞く。当該自治体の長が、「もうお金もらったから辞めた」という意見は一切聞きません。
施行規則九条、十一条(「配意」としか書いていない)
西村 応募し手を上げてしまえば、原子力の機関なりが認定してしまえば、後へ戻るとか、辞めるとかは一切出来ないのですね。
(青森県六ヶ所村の施設)
外京 そのとおりです。
西村 日本では高レベル廃棄物の処理場として決まった場所はにないのですね。
外京 自治体として正式に応募したところは今の段階で全くありません。ただ水面下で大阪府の能勢町、滋賀県の余呉町、そして高知県の東洋町ですね。そのあたりが手を上げかけている段階ですね。
西村 お話の中で都道府県知事の話も出ました。橋本高知県知事はどのような考えなのでしょうか?県議会などはなにか動きはありますか?
外京 橋本知事はブログ『だいちゃんぜよ』の「札束でほほをたたくな」で、「安全神話を片手に、もう一方の手には分厚い札束を持って、交付金の魅力などで有力者を取り込んだ上で、不安を感じる住民を押さえ込んできたのが、これまでの原子力政策の手法でした。
そのことが、どれだけ多くの不毛な時間とお金とを費やし、それが、原子力発電のコストを引き上げてきたでしょうか」と書いておられました。
それ以降の知事さんの考え方はわかりません。http://daichanzeyo.cocolog-nifty.com/0403/2006/09/index.html2006年9月15日(9月5日付け)
県議会のほうは定例県議会のなかで議論の俎上にあげていただくよう議員さんにお願いしましたが、積極的な議論には至らなかったようです。
西村 県民としてなにか出来ることはあるのでしょうか?
外京 県議会で「核のゴミはいらない条例」をこしらえていただいたらいいですね。実は現在その動きをしているのは、人形峠のウランの問題で揺れた岡山県、最終処分の研究所がある岐阜県です。また、北海道はじめ10の自治体で高レベル放射性廃棄物処分場や使用済み核燃料中間貯蔵施設の計画を拒否する条例が既に出来ています。
西村 なるほど「核のゴミはいらない条例」を制定すれば県民も啓発されるのですね。
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ドキュメンタリー映画だそうです。全国各地で上映運動がされているようで、ご近所の県議である坂本茂雄さんからの連絡があり、見に行くことにしました。
主催は旧社会党系の平和運動なのでしょうか?私はそのあたりはなんでもいいですが。政党関係者や労組幹部が目立っていました。
最近の日本、閣僚や自民党幹部の「勇ましい」発言が目立ちますね。憲法を守り国づくりをしなければならない筈の政府閣僚が、必死で憲法を壊そうとしていますし。しかし市民各位にその危機感が極めて希薄ですね。
というか政府与党が莫大な費用を(税金などで)かけて、国民を政治に無関心にさせ、眠らせる方策を大手広告代理店を活用ししているからですね。従来型の革新政党のプロパガンダは多数の国民には「騒音」としか聞こえないようです。
「戦争をしない国 日本」の映画は古い画像やニュースなどを繋ぎ合わせていました。いゆゆる「革新陣営」のプロパガンダ映画のよう調子かなと思い眺めていました。
しかしたとえ解説のナレーションがそうであっても、歴史の事実の重み、歴史の経過が、見るものに迫るものがあります。そのあたりは映像の力ですね。
歴代の政府・首相の発言履歴を並べ、アメリカ政府の見解を映像で並べていますと見事に現実に符号すると驚いたものでした。終戦後はアメリカ政府も日本国民も「2度と戦争はしない」「軍事力は保持しない」ということで一致し、世界史上まれな日本国憲法をつくり上げました。
しかし二次大戦後の戦後処理における米ソ対立と冷戦の始まり。中国革命と朝鮮戦争で日本の役目がアメリカのアジア政策の尖兵と兵站基地に変貌。日本の再軍備がアメリカの要請によりされました。
昨年小泉前首相は「日本とアメリカは共通の価値観(民主主義)を共有する盟友である」と叫んでおりました。二次大戦後アメリカは世界上で戦争をしておりました。日本は全く戦争に関与しておりません。品川正治さんのご指摘のように「戦争ばかりしているアメリカと、平和憲法の日本と同じ価値観であるわけではない。」のです。
しかしアメリカの戦争に日本は兵站基地として、アメリカの軍事力を支えるバックヤードとして敗戦後急速に経済が復興し、経済成長を遂げてきたことも現実です。サンフランシスコ条約締結で占領政策は終結しましたが、同時に締結された日米安保条約欲によりアメリカ軍が日本に永久に駐留することになってしまいました。
そして映画では、そのアメリカ軍が再編され、日本の自衛隊を傘下に入れ、世界的な規模で日米共同での海外派兵の展開を日米政府はもくろんでいるとの論調でした。その場合邪魔になるのは日本国憲法第9条と、教育基本法であると。なるほどと思いました。
来られていた人たちは年配者が多いようでした。やはりこの種の平和運動も若い人たちも関心を持つ必要がありますね。
金曜日の夕方6時からの開催。公務員はボーナス支給日。そういう関係で参加者は60人とやや少なめでした。
課題はこうした平和運動が、市民レベルに広がるべきなのですね。その種の処方箋はもはや政党筋や労組筋にはないように思います。昨日来られていなかった共産党筋にもなさそうです。
安田純平さん,品川正治さん、天木直人さんの講演会を開催した市民サロンや、高レベル放射線廃棄物問題に真摯に取り組んでいる市民グループに市民を組織する可能性があるやもしれませんね。
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今日は太平洋戦争が始まった日です。65年前日本軍は米軍基地のハワイ真珠湾を奇襲攻撃しました。再び日本を「戦争が出来る国」に改造しようという動きが露骨になり心配しています。
12月8日のはりまや橋サロン。ここではのんびりと時が流れています。先週は寒かったですが、今日は雨上がりですが暖かです。今日はOPEN HEARTさんたちがお寿司を販売されていますので、ランチに購入する予定です。
七輪の火で西岡謙一さん提唱の「LOHASな生活」を楽しみましょう。
LOHASは20世紀の大量生産、大量消費の反省から生まれたコンセプトだそうです。「産業の世紀」から「環境の世紀」へ。国家や企業、生活者がそれぞれ個々に利益を追求するのではなく、「すべての活動や行動のつながりを意識する」ことが重要であると。
後追いの環境政策を国家や自治体がするのではなく、積極的に地域内の資源循環、地産地消、美しい景観づくり、環境に優しい産業の創出に努め、持続可能なライフスタイルを志向する事。ともすれば対立していた「豊かさ」と「環境」を両立させていくことです。
(活き活き100歳体操も25人程度の参加者で賑わっています。)
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さて今日は12月8日。太平洋戦争が始まった日です。
1941年のことですから65年前のことです。
午後6時から人権啓発センター6階で映画会があります。
憲法改正の動きや、自衛隊を常時海外派兵しようという動きも露骨になりました。日本は独自の外交を持ち、軍事力以外で世界の平和、環境保全、豊かな社会造りへの貢献が出来る筈です。
どういう映画なのかわかりませんが、今晩は「戦争をしない国 日本」という映画を鑑賞に行く予定です。
「戦争をしない国 日本」です。参加費500円
(主催)12.8戦争への道を許さない高知県集会実行委員会
【日時】 12月8日 午後6時~
【会場】 高知県人権啓発センター
高知市丸ノ内4-1-37
会場TEL:事務局 088-821-4681
高知シティFMの企画が午後8時から北本町のアルテックであります。
「ジャズ界の生き字引」である青山清水さんの公開収録番組です。
お昼はブログサロンではりまや橋商店街へ行くつもりです。
当日はお天気が悪そうですね。でも可能であれば
顔出しをしようと思います。
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1994年に「松本サリン事件」で被害者でありながら、容疑者扱いされ、報道被害を受け続けた河野義行さん。12月5日に高知市かるぽーとにて「報道と人権」と言うテーマで講演会がありました。高知市・高知市教育委員会主催。
殆ど告知はそれほどしていないのにもかかわらず会場は500人の市民が真剣に河野さんの話を聴講しました。奥様は12年経過した今も意識不明で入院中であるそうです。3人の子供さんたちは成人されそれぞれの道を社会人として歩まれているとのことでした。
「原因は松本署の捜査部長の思い込み。その警察発表を何の検証もせず大量に報道したマスコミの責任。またマスメディアの報道を真摯に信じた市民感情の怖さです。」
「メディアや市民感情の高まりに対しては個人の力はあまりに無力であります。」とのお話はとても迫力がありました。
結局河野さんは翌年3月20日に起きました地下鉄サリン事件で無実が証明されました。それまで容疑者扱いされていたのです。
「裁判で有罪が確定されて始めて罪が確定されます。警察に逮捕されたり、起訴されてもあくまで容疑者であって、有罪が確定したわけではない。その区別がマスメデァもきちんとしていない。」
「しかし容疑者扱いの頃は、友人が町内会から脱会を要請されたり、親戚が離縁を迫られたり周囲の人が被害を受けることもありました。これもすべてマスメディアの異常な報道のありかたです。」
具体的に河野義行さんが体験されたことをお話されましたが、すべてに迫力があり説得力がありました。
警察の予断捜査と思い込み捜査の現実。マスメディアの警察発表を検証せず無責任に大量報道する姿勢は12年経過して改まったようにもありません。実にリアルな話でありました。
政府・与党は「テロ対策」として「共謀罪」を国会審議で提案しています。密告社会と秘密警察を横行させ、市民を「魔女狩り」に動員する民主主義の破壊活動を発動しようとしています。地域のコミュニティの破壊であります。共謀罪が成立すれば自主防災組織はなりたちません。
それは絶対に阻止したいと思います。
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高知県総務部県政情報課(土居寛道課長)が運営・管理していました公共電子掲示板「ぷらっとこうちは県職員が中心の運営委員会なるもの「独断専横」により遂に11月30日に閉鎖されました。
この間県民の意見を聞くことなく、直接対話集会も開催せず運営委員会なるものは県民から「逃亡」してしましました。
「説明責任」を果たしていないと言えば、土木部都市計画課はどうなっているのでしょう。7月7日に市民を集めた公聴会がありました。県道「はりまやー一宮線http://www.pref.kochi.jp/~ekijimusho/latelyworksinfo.htm」の工事により歴史資源とビオトープの新堀川を暗渠にし、埋め立てる乱暴な計画に多数の市民が意義を唱え説明責任を求めました。
その後、なんの説明もありません。本当に一部の県職員の部署は県民との直接対話が苦手なようですね。森林局の「森林環境税ワークショップ」も「やらせ」とは言えないまでも多くの県民には告知は不十分。危機管理課の南海地震条例フォーラムでは、市民との対話がなかなかありませんし。
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金曜日にメインのパソコンがちゃがまり(土佐弁でクラッシュし)、データがおかしくなっていました。今週金曜日放送分はこの原稿です。
西村 けんちゃんのどこでもブログの今回のゲストは外京ゆりさんです。外京さんには「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、自力整体や映画東京原発について出演いただきました。.それがたまるか!」は10月22日に開設したブログです。「高レベル核廃棄物問題」に「特化」したブログのようです。
開設以来アクセス数が多いように聞いています。外京さんは以前「まっことえいねえ」のブログを作成されていました。反応の違いはありましたか?
外京 「まっことえいねえ」のブログですが、アクセス数がわかりませんでした。それと月に1度程度しか更新していませんでした。全然違います。
「それがたまるか」は全然違います。最高で1日に6回更新しました。その分アクセス数が多くなったと思います。
ちなみに開設して17日目に成りましたが、3000アクセスを超えました。
西村 17日間で3000と言えば大変な数字ですね。
外京 自分でもびっくりしています。
西村 ブログ作りについてです。外京さんの情報はどういうところから入手され、またいつブログを作成されているのでしょうか?
外京 昨年の「東京原発」上映会の前後に高知シティFMに来ました。そのおり原発関係の書籍をたくさん読みました。東京原発実行委員会で「勉強会」と称して読みました。
だいたいそのあたりの情報が元になっています。更に「原子力情報室」だとか、もろもろの資料などから時機を見て情報を入手しています。
西村 関連情報をブログに盛り込まれてれているとのことですね。今回のブログではアクセス数が以前のブログより増加したようにも聞きました。また外京さんのブログにアクセスしてこられる人からで得られたことも多いのではないでしょうか?
外京 アクセスしてきた人の情報と言うよりも、いろんなホームページやブログにコメントを書いたり、トラックバックをしたりしました。リンクもしました。
それをしていますと、わたしの書いた記事ばかりでなく関連情報のリンクを見るために訪れて来て頂く人も多いようです。関連情報が「それがたまるか」ブログで手に入るということでたくさんの人達が見てくれているようです。
西村 そうしますと外京さんが作成されているブログと同じようなテーマでされているブログがあって、そこへトラックバックをかけて、そのブログを見ている人が外京さんのブログも見に来るというのでしょうか。
外京 ブログというよりか、原発関連の情報を開示しているホームページがたくさんあります。支援者サイトのところへ並んでいますが、基本的な情報などに興味をおもちのかたは、法律であるとか行政のしくみなどをブログの中で「高レベル核廃棄物」に特化したようなサイトを作成されています。
そういうこともあるので、有益な情報もたくさんありますので、私のブログからたくさんアクセスできると思います。
西村 外京さんのブログ「それがたまるか!」ですが、実際にコメントやトラックバックなどは増えましたか?また外京さんから前半も聞きましたがトラックバックをされることもあるのでしょうか?
外京 トラックバックはまだそんなに増えてはいません。コメントもそれほどっでもありません。一番嬉しかったのは東京で「六ヶ所村ラブソティ」の映画を作成されている鎌仲ひとみさんや支援者の皆さん方が、「東京でも津野町を助ける為に署名活動をしています。」とコメントをいただいた時は嬉しかったですね。
西村 外京さんのブログはニフィティのココログブログですね。だいたい毎日更新していますと、更新したブログは見出しの部分だけ掲載されます。全国のブログ一覧コーナーがありますね。そこで目に付くような言葉で書きます。
自分の関心のあるテーマであれば、知らない人のブログも見まして、トラックバックをかけたりします。コメントを入れる人もおられますね。ですのでブログは自分の知り合いだけが見るのではなく、全く知らない人が、秒単位で更新されるブログの記事を見ているのですね。
見出しだけ見て、1行だけ表記されますが、それを見てコメントやトラックバックをされているのですね。
外京 そういう方はいわゆる「迷惑トラックバック」をかけてくる人もおおいのではないでしょうか?
西村 トラックバック・スパムはある程度はしかたがないですね。彼らはプロですし、自動的にブログのアドレスを収集しています。更新したとたんにトラックバック・スパムが送りつけられてきます。
結局ブログを更新したときpingのシグナルが全世界に出ます。外京さんがブログを更新(投稿)下とたんに察知され、トラックバックスパムがやってくるのですね。自動化されているようです。これは防ぎようはありません。必要悪ですね。
外京 ココログブログは「コメントやトラックバックを禁止する」機能があり、同じIPアドレスと同じ名前のブログからのコメントやトタックバックの受信を拒否する仕組みがありますね。すぎしまして、来ればすぐ削除しています。
前のブログはそういう機能がありませんでしたので、随分助かっています。
(自力整体教室での外京ゆりさん)
西村 ライブドアブログではそういう機能がありませんでした。
外京さんがお気に入りのブログやサイトがあればご紹介いただけますか。
外京 「まぐろのあたま」というブログがあります。私のブログ「それがたあmるか!」にリンクしてあります。「支援者サイト」のコーナーにあります。
これは行政や法律関係に大変詳しい方で、高知の「核のゴミ捨て場」に関して何度も書いていただいています。法律的な問題もきちんと説明していただいていますので、お勧めのサイトです。
それから海外のサイトですが、モレさんの講演会以来ですけれども、ある環境保全団体でした。ジンベエサメをyou tubeで動画で見せていただくサイトもありました。大変興味を持ちました。
西村 市民活動もブログを通じて今まで以上にどんどん広がる可能性があるというのですね。
外京 そうですね。いろんな可能性がありますね。そんな段階です。今は時間的な余裕がありません。「お!」と思うだけですけれどもブログの可能性はいっぱいあるのだと思いました。
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西村 けんちゃんのどこでもブログの今回のゲストは外京ゆりさんです。外京さんには「けんちゃんのどこでもコミュニティhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/」時代に、自力整体や映画『東京原発』について出演いただきました。また原発問題をテーマに「それがたまるか!」ブログも新たに作成されています。
今回のテーマは高レベル核廃棄物問題で注目されました「津野町と東洋町の動向について」お話をお聞きします。
津野町は町長が記者会見をされて「高レベル核廃棄物施設には応募しない。」と言われました。その後の動きはどうなっていますか? 町民の反応はいかがでしょうか?
外京 町外の私には詳しいことはわかりません。町長は10月30日に「終息宣言」を出されました。でも、推進派の議員さんたちは諦めてないのでしょうか、今だに推進派の町議さんたちが町民を青森県六ヶ所村にツアーに誘っているという噂がきこえてきます。
でも、津野町の場合は長老たちがしっかりしているし、周辺住民が監視していますからね。
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_8a69.html
西村 東洋町はどうなっているのでしょうか?あまり情報は入っては来ませんが。東洋町に隣接している徳島県の市民の反応はいかがでしょうか?
外京 11月19日(日)東洋町役場に隣接する地域福祉センターで、『みんなで考えよう高レベル放射性(核)廃棄物』と題する、初めての住民主催講演会がありました。原子力資料情報室の西尾漠さんが講師として東京から招かれ、町内外から約150名が参加しました。徳島県からもたくさん参加者がありました。講演会を企画実行したのは、「推進派も反対派もなく、東洋町や周辺住民みんなで考えたい」と願う若者たち有志でした。
私も参加しましたが、若者達が互いに声をかけ合い、てきぱきと動くのをそばで見ていると、「この町の将来を悲観的な状況に追いやってはならない! おとなたちが彼らの思いに応えなければ!」強くそう思いました。
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_10c3.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_5fd0.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_febd.html
西村 高レベル核廃棄物施設の場合、調査段階でも多額の交付金が地域や周辺町村に交付されるようです。その仕組みはどのようになっているのでしょうか?
外京 「電源三法」というのがありまして、交付金の財源は、政府の特別会計と電力会社の拠出金です。電力会社は、電力料金の一定比率分を私たち電力消費者(国民)から徴収して原環機構に出しているのです。05年の額は661億円で、国民1人平均で約600円です。月500kwh 使う家庭では、1320円/年を拠出したという計算になります。
ですから、皆さんが電気を使えば使うほど原子力発電環境整備機構(通称NUMO)のほうに献金する、というしくみになっているのです。 NUMOの交付金とはいえ、私たちの出した税金と電気料金がその財源です。
http://www.numo.or.jp/jigyou/2.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_3260.html
http://www.pref.miyagi.jp/kikakusom/energy/02-00dengen.html
西村 なるほどしくみはよくわかりました。交付金はどれくらい「手を上げた自治体へ降りてくるのでしょうか?
外京 応募したら、文献調査段階でこれまで年間2・1億円でした。来年度からはなんと5倍の10億円。2年間(文献調査段階)で20億円入ります。
その後、概要調査段階では年間20億円。3年から4年わたり最高70億円が交付されるようです。
それに加えて最近改正されたうようですが、知事にも年間12・5億円。2年間で25億円交付されるような仕組みが出来上がっています。
西村 多額な交付金が「手を上げた」自治体に交付されることは理解できました。今は国は財政難。補助金を削減している最中で、高知県などはそれにより苦しんでいますね。過疎高齢化で財政基盤が弱いです。
その弱い自治体には大変魅力的なお話のようにも聞こえます。「実はそうではない」と外京さんは思われているようですが、そのあたりはどうなのでしょうか?
外京 そもそも「高レベル廃棄物」というものは地層処分をしたとしても、安全な状態になるのに100万年かかると言われています。当該自治体に100億円交付されたとしましても、100万年で割り算したら計算できますか?採算が取れますか?
100万年ものあいだ放射能を出し続ける危ないゴミを、一度応募してしまえば人類が存在しているかどうか分からない、100万年先までひきうけることになるのです。
「応募」は調査に応募するのではなく「最終処分場を受け入れる」ことに応募するのです。住民の反対に会って最終処分場候補地が決まらず、カネをちらつかせて「公募」を始めたので、「応募」については「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」にも明記されていません。
意見は聞くけれども、その意見は専門的技術禎な意見だけ。たとえば、地層処分するには活断層があり危険ですよ、貴重な鉱物資源が眠っているから勿体ないですよ、という意見だけは聞く。当該自治体の長が、「もうお金もらったから辞めた」という意見は一切聞きません。
施行規則九条、十一条(「配意」としか書いていない)
西村 応募し手を上げてしまえば、原子力の機関なりが認定してしまえば、後へ戻るとか、辞めるとかは一切出来ないのですね。
外京 そのとおりです。
西村 日本では高レベル廃棄物の処理場として決まった場所はにないのですね。
外京 自治体として正式に応募したところは今の段階で全くありません。ただ水面下で大阪府の能勢町、滋賀県の余呉町、そして高知県の東洋町ですね。そのあたりが手を上げかけている段階ですね。
西村 お話の中で都道府県知事の話も出ました。橋本高知県知事はどのような考えなのでしょうか?県議会などはなにか動きはありますか?
外京 橋本知事はブログ『だいちゃんぜよ』の「札束でほほをたたくな」で、「安全神話を片手に、もう一方の手には分厚い札束を持って、交付金の魅力などで有力者を取り込んだ上で、不安を感じる住民を押さえ込んできたのが、これまでの原子力政策の手法でした。
そのことが、どれだけ多くの不毛な時間とお金とを費やし、それが、原子力発電のコストを引き上げてきたでしょうか」と書いておられました。
それ以降の知事さんの考え方はわかりません。http://daichanzeyo.cocolog-nifty.com/0403/2006/09/index.html2006年9月15日(9月5日付け)
県議会のほうは定例県議会のなかで議論の俎上にあげていただくよう議員さんにお願いしましたが、積極的な議論には至らなかったようです。
西村 県民としてなにか出来ることはあるのでしょうか?
外京 県議会で「核のゴミはいらない条例」をこしらえていただいたらいいですね。実は現在その動きをしているのは、人形峠のウランの問題で揺れた岡山県、最終処分の研究所がある岐阜県です。また、北海道はじめ10の自治体で高レベル放射性廃棄物処分場や使用済み核燃料中間貯蔵施設の計画を拒否する条例が既に出来ています。
西村 なるほど「核のゴミはいらない条例」を制定すれば県民も啓発されるのですね。
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11月30日をもって高知県総務部県政情報課が管理・運営していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」が閉鎖されました。
県庁職員と民間人で形成されていましたぷらっとこうち運営委員会なるものは
責任を投げ出しました。
7月24日に私を登録抹消し、8月24日にロックアウトしてからというもの、情報開示請求にも10月以降は応じることはなく、秘密会議を繰り返し、閉鎖してしましました。
県民同士の交流を促進する目的で設立された公共掲示板が、県民と対話することなく
少数の運営委員会なるものの秘密会議により閉鎖されてしましました。
(ぷらっとこうちは県民との対話を拒絶する一部の県庁職員により閉鎖されました。)
12月3日の土曜日に高知県庁は県庁正庁ホールで、高知駅前の県の複合施設計画をめぐり、橋本知事も出席して県民との意見交換会を開催しました。
異論が続出したようですが、知事も県民との対話集会に出てきまして、意見を交換しています。すぐに合意形成とはいかないでしょう。県民との直接対話をしたということは県庁にしては珍しいことだと思います。評価されるべきことでしょう。
それにひきかえ「ぷらっとこうち」は一貫して県民との直接対話を拒否し、異論を排除し、ついには理解不能な理由で閉鎖してしましました。
いったいなんのため、だれのために公共電子掲示板を1000万の費用で設置、管理してきたのでしょうか。県民との対話を拒否する県職員は高知県庁からいなくなるべきであると思います。
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赤水門はとり壊れた新堀川。河川に配慮のない工事のおかげで、汚染が進んだとの周辺住民の指摘がありました。絶滅危惧種のアカメはどうなっているのでしょう。
2月までの工事予定。大きく社会環境が変化しています。県も予算が逼迫しているのであれば、どうしてもしなけばいけない工事(防災工事など)以外は中止すべきでしょう。特に新堀川の暗渠にする道路工事は必要がありません。
今日は潮目(大潮)が良いのか釣り大会も新堀川大正橋付近で開催されています。近所の子供たちが7人ぐらい来ていました。子供同士の口コミで集まってきています。
冬型の気圧配置で寒い1日となりました。寒いので早々に退散しました。
桜井町の旧県立中央病院跡は建物が解体-整地されています。跡地は穴吹工務店が2棟マンションを建設するとか。今日の昭和小学校の「あそぼうさい」に桜井町の人が来られていました。
「低地で公共施設がない地域。津波が来ても逃げこめる場所が皆無」とのこと。
穴吹工務店も金儲けばかりでなく、周辺の地域との連携をもう少し考えてもらいたいものですね。周囲と「孤立」してマンションを建てますと結局入居者が不利益を蒙る事になります。
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師走の12月3日昭和小学校で、「あそぼうさい」が開催されました。昨年に続いて2回目の開催です。昭和校区の住民、生徒、保護者など数百人が参加しました。11月に自主防災町内会を結成した二葉町からも参加者名簿によれば、40人が参加しました。
運動場と体育館、西校門前広場、プールや校舎を会場にして、避難訓練や、防災訓練が行われました。炊き出しも実施されました。
まず参加者は各町内ごとに集まり、開会式。メニューに沿って、各会場を巡回します。
やはり人気は起震車とはしご車。プールでの放水訓練も。消防関係の催しは人気がありますね。はしご車は最高30メートルまでとか。今日は25メートルまでだそうです。
起震車も震度6強の揺れを1分間体験しますが、1分の長いこと。
新堀校区のはりまや橋商店街の小松さんや、三里消防団で活躍されているふぁーまー土居さんも来てくれていました。西やんがパートナーの癒し犬とともに来ていました。それぞれ防災備品の解説をしていただきました。県地域支援員の隅田紀子さんも来られていました。
体育館では救命訓練とか、伝言ダイヤルのやりかた。水道局が耐震性貯水槽の説明もされていました。また昭和小学校の5年生が、防災学習の発表をしていました。避難路の調査や、テントの張り方、炊き出しも実習したようです。
さまざまな行事も実施し、最終的には後から来られて人もいましたので、700人近く来られてのではないでしょうか。PTAの役員に聞きますと、「来年は倍来ていただきたいですね。」とも。行事は午後12時で無事終了しました。
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午前中だけ1時間程度ヨットに乗りました。まだ腰痛分離症は完治していません。リハビリ・ヨットですね。ウェットスーツを着ましてセーリングしました。昼から風が強くなる気配でしたので、午前中だけで満足ですね。
それに今日のハーバーは誰もいませんでしたし。
海は不安定。足腰を無意識に踏ん張ります。それで関節が自然に動き結果リハビリになるのです。海からエネルギーをいただきました。
1人でのセーリングですので、必死で海面を見てセーリング。頭の中がそのためスッキリします。目の疲れも治りました。
幸い突然の強風もなく無事にハーバーへ戻れました。時間をかけてヨットを洗いました。今年の乗り納めになるでしょう。自宅へもどってJリーグの「浦和VSG大阪」戦を観戦しました。
海で癒されました。海洋浴は気持ちのいいものです。エネルギーを海からいただきました。
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自分は特に技術もない人間。それでもパソコンや携帯電話へいつのまにか依存している事実に気がついて唖然でありますね。
携帯電話がないと、連絡もなかなかとれません。公衆電話はどんどんなくなり、あっても通話時間が想像以上に短いようです。あっという間に10円玉が消費されますね。
パソコンも作業したデータや写真をどんどん保存します。昔と異なりメモリーもハードディスクも容量が大きいのでどんどん無造作に入れますね。ところが昨日は突然クラッシュ。そうなると実に不便。外付けハードディスクに保存しないと駄目ですね。
インターネットであるとか、モバイルとか便利なようで実は不便な世の中であるとつくづく思いました。「バックアップをとる」というのが、現代社会の危機管理の大事なひとつのようです。なかなか理解できませんが、実際に困る事態になると身にしみます。
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とうとう師走の12月になりました。それに合わせてさすがに寒くなりました。いままでが暖かすぎたのです。季節は冬です。12月が暖か過ぎますと、ご年配の人たちは「地震が起こるのではないか」と心配するのですね。
60年前の南海地震も12月に起こったそうですし。寒いので七輪の火が恋しい季節になりました。今日は露店で干物や餅や芋などを購入して焼いて食べようと思います。
昨日ははりまや橋商店街で谷ひろこさんたちが世話役で、高知ファイティングドックスから、ロッテにドラフトで指名された角中選手の壮行会が開催されたようです。名誉会長の橋本大二郎県知事も来られたようですね。西岡謙一さんのブログに掲載されていました。
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7月24日に私を正当な理由なくして登録抹消し、8月15日に投稿された橋本知事の「ぷらっとこうち」への熱い思い」も無視して、8月24日に「閉鎖」して3ヶ月余り。ようやく「結論」めいたものが出てくると思いきや、「退任と閉鎖」のご挨拶でした。
情報開示請求にも応じず、秘密会議をしたあげくが実に情けない結論。しかもあろうことか「閉鎖の原因」を「一部参加者」に責任を転嫁し、自らの責任は棚上げしています。
(高知県庁職員の資質が問われています。「協働」の意味も「?」がついてしまいますね。
人間ですから見解の相違は当然あるでしょう。しかし一度として県民の、登録参加者789人(私とT氏も入れて)の意見を聞く機会すらなく、自分達の秘密会議で公共電子掲示板「ぷらっとこうち」を一方的に閉鎖するとは言語道断の暴挙であると思います。
県民の税金で運営されている自覚が担当している県職員にはなく、「被害者づら」してすべてを詭弁で組み立てています。
また彼らの能力では裁判での公共性の実証と、県議会に対する「説明責任」も果たせないと自分達で判断したのにほかありません。
気をつけなければいけないのは、公共性を装った「恣意性」「身勝手さ」です。
最近の行政側はよくそのような偽装をするようです。擬態というものかもしれません。
県職員主体の運営委員会なるものは「加害者」であり。私は被害者です。「加害者が」が被害者を装い、県民への責任を放棄した実証が今回の「言い訳」文章なのです。
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規制緩和と、格差拡大政策をアメリカの真似をして推し進めた政府。また国民も選挙で後押しした、その結果社会は荒廃しつつあり、自殺者は3万人を下回らない。
教育改革にやたら政府は熱心なようですが、「学区選択性」を導入し、地域社会を崩壊させておいて、教育論議などナンセンスですね。
これも野党勢力がだらしがないからです。独善的な原理でしか判断できなかったり、時代に即応したPRをしなかったり全然プロモーションが駄目なのですね。政府は体験をはたいてタウンミーングごときにも大手広告代理店を活用していますし。
(イラク戦争も思い上がったアメリカの格差社会助長論者が始めた戦争です。)
大手広告代理店をフル活動して、「格差があるのは当たり前」「教育にも競争原理を」「反戦運動や反原発運動する人は危険人物」「政治に無関心な市民が当たり前」というキャンペーンを用意周到にしていますからね。
社会を荒廃させた後には軍事優先国家が登場します。そうなると地球環境は破壊され、結果人類滅亡の道を歩むことになるでしょう。そうならないための行動をどんどん起こして行く予定ですね。
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