海抜表示を道路標識に貼り付けてほしい
高知県土木部道路課(久保博道課長)がしている「ココマーク!高知」の社会実験。実際に歩いて検証しましたが、さほど意味のあるものではありませんでした。
まず高知市宝永町。「C」のシールが表示されています。これだけでは意味不明。
暫く歩きますと高知市で一番有名なはりまや橋交差点。ここには「H」という表示がされています。宝永町が「C」だから何番目から「H」なのか、はりまや橋の頭文字で「H」なのか意味不明ですね。
高知城前交差点(公園通は)「J」という表示が。さっぱりなんのことなのかわかりませんね。関係者だけで盛り上がってもいけないとは思いますが・・。
ガソリンスタンドには、「海抜何メートル」という表示がかけられています。こちらはとてもよい事です。高知市中心部は津波に襲われる危険性のある都市です。であるならば、各信号機や目立つ道路表意識に「海抜何メートル」という表示をしていただきたいですね。
それもゲージで「海抜1メートル」「海抜3メートル」という具合に。そして公共の避難場所も矢印などで表示していただきたい。「ココマーク!高知」は全く無駄であるとは言いませんが、もっと市民のためになる「表示」を県道路課は意識していただきたいと思います。
(写真は高知市防災対策課ホームページより。昭和南海地震下知地区の様子)
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