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2006.12.11

ぷらっとこうちの問題について

 この「ぷらっとこうち」の問題。当事者以外にはなかなか理解しづらい問題ではないかと思います。
 私たちを「処分」した県職員は「業務」で仕事として淡々と処理しています。業務時間内に県庁内施設とパソコンを使用していました。

 かつてナチスが強制収用所でユダヤ人を効率的に虐殺する方法としてシャワー室に見立てたガス室をこしらえ、塩素ガスを噴霧「効率的」に人間を抹殺して行きました。

 それはドイツ人的な律儀さで記録にあるそうです。どうすれば効率的にユダヤ人を抹殺できるのか。業務に中で開発された仕事でした。
 業務に忠実なあまり肝心要の人間性を喪失する事例としてよく引用される例えです。

「被害者」であるわたしが声を荒げ、また事態を冷静に説明しなければならない現状に耐えがたいものを感じます。
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 土曜日にNHKが長時間インターネットの問題を取り上げた討論番組をしていました。「これからのネット社会の安全・どう守りますか」という番組でした。

 いろんな立場の人たちが、多様な発言をされ、日本の市民社会の多様さ、複雑さを感じました。
 韓国ではネットでの無責任な誹謗中傷を防ぐには、書き込み者登録制にし、住民登録番号と氏名が一致しないと電子掲示板に書き込みができないようですね。被害が格段に減少したようです。

 でもそれは国と市民との「信頼関係」があって始めて成立する理屈です。韓国は「ネチズン」といわれる市民が、現在の大統領をインターネット選挙で担ぎ、当選させた歴史もありますし。日本とは事情が異なりますね。

 国がネットに介入しすぎますと、中国のように検索エンジンに「天安門事件」「法輪講」と入力しましても、「その記事はありません」と表示されます。
 Google,yahooが当局に協力した形になり、結果言論統制になって
いるのです。

 最近の日本政府も何かと「強権的」になってきていますし。「共謀罪」とセットでネットの規制も行われたら個人の人権、言論の自由も脅かされます。

 問題が大きくなりすぎましたが、高知県総務部県政情報課が管理運営してきた「ぷらっとこうち」ですが、何が一番問題であると言えば、異論を排除し、県民との真摯な対話を1度もせず、勝手に閉鎖してしまったことです。

 優秀であったはずの県職員の行動履歴には驚くばかりです。

 私の中ではまだ「相対化」されていません。
 からだのなかで怒りが燃えているからです。
 100年ぐらいすれば落ち着くかもしれませんが。

 わたしの見解は自分のサイトとブログに書いています。


県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて(資料


ぷらっとこうち問題(ブログ)

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