市長と市議会は「車の両輪」なのでしょうが?・・。
(高知市役所本庁舎)
高知県知事と高知県議会は対立構造であることがしばしばです。年末の時期ですが、またもや3度目の「100条委員会」が県議会に出来ました。「よこはま水産」をめぐる県水産局幹部の釈然としないの説明に県議会が納得せず追及したからですね。
一方県都高知市。共産党を除く会派が「オール与党」で緊張感がまるでなし。12月26日高知新聞の「話題」欄で、市役所幹部は有力市議会議員のいきつけの居酒屋まで現れ、「打ち合わせ」をしているという記事を見て唖然としましたね。まだこんなことをしているのでしょうか。高知市は。
私が得ている情報では、市役所の人事問題まで、ある市会議員が「アドバイス」を居酒屋でしているやにも聞いています。ここまで来ると「癒着」と言えるのでしょう。そういえば市役所幹部はかつては、特定の業者の飲食店に参集し、「個人的」に店の売り上げに協力していたような釈然としない話も聞いています。当然市役所の公金ではなく、市幹部がオフの時簡に、私費でしていることなのですが・・。
特定の業者や個人に市政のいたることろで介入され、弊害がでているとの情報は寄せられています。市役所をチェックすべき市議会がチェック機能を果たしていない可能性もありますね。
しかしながら岡崎誠也市長は高知シティFMに対しては「執行部と市議会は車の両輪。議員が難色を示す以上、市としては支援は出来ない。」と歯切れの良い答え。全国のコミュニティFMでも市役所が支援しない数少ない放送局です。
市役所とシティFMが一時トラブルがあったのは開局直後の2000年4月のこと。それ以後局側も謝罪し、関係修復に努めて来ました。市長も、執行部も体制が変わりました。
(みちるのどこでもトラットリア収録風景。知事室にて)
高知シティFMも努力し、南海地震対策番組「ラジオが繋ぐ防災フォーラム」や、市民参加型のトーク番組「みちるのどこでもトラットリアやいずみのどこでもトラットリア」など意欲的な番組を作成しています。
これ以上市長が「木で鼻をくくった態度」をし、市議会との「車の両輪」を強調するのであれば、心ある市民は黙っていないことを2007年は宣言しよう。(注*別に選挙へ出るのではありません。あしからず)
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