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2007.01.14

ブログがジャーナリズムになるためには 1月19日(金)

西村 今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「ブログがジャーナリズムになるためには」でお話をしたいと思います。
 新聞社やテレビは歴史も古く、専門の記者や編集者が多数います。印刷、配達網や、放送設備など巨大な設備と仕組みを持っていて大きな社会的影響力があります。

 ブログはブロードバンド時代の産物。インターネット環境とパソコンと携帯電話があれば誰にでも作成できます。編集などのチェックを受けず、「シンガー・ソング・ライター」のように自分1人ですべてやれます。フットワークの軽さはありますが、情報の信頼性はいまひとつです。

戸田 そうですね。パソコンが出現し、インターネットと言うものが出てきたお陰で、新聞を発刊するのであれば、記者を呼んできて、カメラマンを呼んできて、編集して、印刷してという工程が必要でした。それが1台のパソコンで可能になりました。
 今後「シンガー・ソング.ライター」的な個人メディアが増えるでしょう。現在も確かに増えていますし。
 信頼性に関しては今後どういう形で表すのか?自己責任しかないのかな。ほかになにか方法はないのかなと模索しなければいけないですね。
Blogdendoushi
(ブログが珍しい時代は終わり、あたりまえの道具として今後の活用法が問題ですね。)

西村 以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、朝日新聞高知総局の篠塚健一さんに出演いただいたことがありました。やはりマスメディアの記者の立場から、「個人的な感想と、新聞社として発言する場合とはべつである。」と言われました。記事はパブリックなものでありますといわれました。
 そこらあたりはブログで確立が出来るのか?社会的信用を勝ち取ることが出来るのか?情報の真偽のチェック体制をどう確立するのかが問題になってくるでしょう。

戸田 場合によっては「メディアがパブリックなもの」という考えも覆さなければならない。新聞も放送も、ブログもメディアである。そうであるけれども全く違うものとして受け止めなければならないと思います。
 例えば新聞や放送が仮に「第一メディア」となずけたとしましょう。ブログは「第2メディア」です。検閲やらなにやらがない。自分で判断しなければならないもの。違うものとしてユーザー側が受け取らねばならないと思います。
 そういう考えをもたないといけないと思いますね。

西村 今年は「インターネット記者」へ挑戦したいと思います。どうすればインターネット新聞へ記事を配信できるのか。実践してみようと思います。「オーマイニュース」などにも記者登録して挑戦してみようと思います。
 記事を書いて掲載されますと原稿料をいただけるしくみもあるようですし。そこらを調査しようと思っています。

戸田 現時点で考えられる問題点としては、例えば大きなイベントなどで記者が取材するような場合に、注意書きがあったりします。「ネット記者などは排除します」なんて書かれてある場合があるようです。
 ネット記者がいきなり100人も押し寄せてきたら主催者側もたまらないようですし。そのへんをどうしたらいいのか。ネット記者はネット記者の窓口をつくるべきなのか。そのへんはおかしいのではないか。
 その辺を考えませんと。ネット記者のシステムはわかりませんね。

西村 アメリカではホワイトハウスにブログ記者が既に登録されています。市民権を得ています。ハリケーンの取材もブログ記者がネットで世界配信していましたし。そこの歴史の違いや社会性の違いが日本とアメリカではあるのかなと思いました。

戸田 ホワイトハウスに入っているブログ記者。どういう経緯で入ってのか。選定されたのか気になるところですね。


西村 それを従来のマスメディアのように社会的信用をどうやって得るのか。それは品質の向上が必要でしょう。気軽に作成できるのですが、チェック体制をきちんとしないとレベルはあがりません。

Medea
(プロの報道陣に混じり携帯電話で撮影した画像が全世界へ配信される時代となりました。)

西村 以前に「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に番組にも出演いただきました安田純平さん。ブログも作成されています。聞いたことがあります。
特派員感覚でしょうか。海外からも発信できますし。どうなんでしょうかと。
 フリージャーナリストの安田純平さんも言われていましたが、発信した情報を「購入」いただけないとレベルは上がらないと言われました。現状ではブログは宣伝にしかなりませんと。料金をいただけるしくみがないと僕らはご飯が食べられないのですと。そこが問題ですね。

戸田 本に掲載された。新聞に掲載されましたら、原稿料として入ってきます。ブログですと今のところそれはありませんね。しくみはつくれそうですが。この記事を見るのに1階00円。これで見てくれる人はいませんね。

西村 人気ブログであるとか、アフリエイトですか。それで稼ぐことはしろうとにはまず無理ですね。生活が成り立っている人はいませんね。

戸田 テレビやラジオや新聞も広告収入で成り立っています。それはあれだけの組織があり、お金をかけてしているので影響力も大きいので、広告も増えてなりたっています。そこまでは個人では無理ですね。


西村 ブロードバンドを活用して、有料配信でなりたっているのはアダルト業界だけではないでしょうか。どうしても見たいなと思えば1本300円とか。1000円とか。クレジットはこちらとか書いていますし。アマゾンで本を購入する感覚で有料サイトを見ることが手軽に出来ますね。


戸田 出会い系サイトでも、サイトからの迷惑メールが毎日たくさん来ますね。憶測ですが、「出会い系サイト簡単作成ツール」があると思います。それをこしらえて宣伝メール(迷惑メール)を大量に配信します。自動的にですね。それでお金が儲かります。実に簡単に」出来てしまいます。

西村 他の業界でもできれば良いですね。悪くは言われていますがアダルト業界がインターネットを普及させた「貢献」(?)もあるとは思いますね。みな声を大にしては言いませんが・・。
 

戸田 人間の心理はそこに行き着くのではないのかと・・。

西村 ブログもアダルト系は多いですし・・。人間の欲望にそって産業は発展することも確かです。
 ジャーナリズムと構えて場合、今のマスメディアのあり方が、問題になっていますね。報道の姿勢などが・・。
 そういう時期だけに、ブログのようなパーソナルメデイァが成り立つしくみが確立されませんといけないのではないかと思いますね。

戸田 なかなか難しいですね。想像がつきませんね。

西村 現にマスメディアは大手の広告主、企業に逆らう報道姿勢はとりづらいでしょう。批判的なタレントも使えませんし。政府側が意図的にマスメディアが情報操作が可能になってしまいますね。

 そうなりますと市民側は対抗手段がないといけませんね。従来型のマスメディアに頼りますと弊害がむしろ大きくなります。ですのでブログが成長し、ジャーナリズムになる必要性を私は感じますね。

戸田 既存のメディアをどう捉えるのか。学校でも教えませんし。それを鵜呑みにしない。報道の裏までう読み取る力がユーザー側には必要ですね。

西村 4年後にデジタルテレビの影響はそうなるのか。ブログはどうなるのか。それはまだ読めません。数年後のデジタルテレビの普及はブログにもどのような影響がでるのか予想はつきません。いずれにしろコミュニケ-ションの方法が変化することは事実でしょう。
 今年のテーマにしたいと思います。

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僕が持ってる携帯電話はAUです。KDDI最高。お客様満足度No1というだけのことはある!携帯電話会社全体のシェアで見るとNTTドコモがやっぱり強いですが、参考これからはわかんないですネ。昨年の番号ポータビリティで大幅にAUがドコモのシェアを食ったのでこれから... [続きを読む]

受信: 2007.01.14 20:04

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