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2007年1月

2007.01.31

頑張れ東洋町町民有志の皆様

 独断専行する田嶋東洋町長。東洋町民の反対の意思、町議会も無視した行動には驚きです。徳島県の隣接する自治体も次々に議会で反対決議をしています。県知事も反対を表明しています。

 しかしここに及んでも田嶋東洋町長の高レベル放射性廃棄物最終処分場を誘致するという信念はいささかも揺るいでいません。やはりこれは圧倒的な市民運動と政治の力で町長には断念していただくしかありません。

 東洋町の地域社会で賛同署名活動されることは大変勇気のある行動です。わたしたちも無関心ではなく広く世界に東洋町の現状、町民有志の皆様の活動を紹介していきたいと思います。

 東洋町の動向について詳しいブログ 「それがたまるか」参考

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あるあるに影響されていただけに・・・・

 納豆問題で「ねつ造」が確定的になりフジテレビ系の人気番組「あるある大事
典」はスポンサーの花王が降板し、打ち切りになりました。一般市民に大きな影響力があった番組だけにとても残念です。

 実はわたしはあるローカル局の番組審議委員というのを1998年から2000年3月までしていました。後半の1年間は番組審議委員会の委員長までしていました。(それまでは学識経験者がしていましたが、テレビの申し子の私がなってのです)

 毎月1度全国ネットの番組とローカル番組の検証をします。そのなかで「あるある」もありました。ちょうど制作の関西テレビの人も同席し、制作の様子の話を聞いたことがありました。

 「あるある会員」の女性たちは、選抜され、一般視聴者から選ばれます。いわば実験台ですね。あるあるは健康番組だけに、応募の女性の人集めは苦労しなかったそうです。
Aruarumm

 1999年に当時1500円もだして「あるある」関係の本も買いました。家人に
あきれられていました。はやりものはすぐに取り入れようとする軽薄さが私の取り柄でもあるのですが・・。

 廃止になって残念であると思っている人は多いと思います。

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2007.01.30

難しいことをやさしく

最近は五木寛之さんの本を読むことが多いです。もっぱらエッセイですね。
五木さんの本の表紙の絵は奥様の玲子夫人が描かれています。
 その描かれた花は高知の知人が玲子夫人に送り続けているとか。そんなこともあり最近五木さんの著作に興味もでましてよく読んでいます。
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(市民大衆の間に入っているだけに言葉に説得力があります。)


 「難しいことをやさしく」
 
 「やさしいことを深く」

 「ふかいことを広く」

 五木寛之のエッセイを読むことが多くなりました。
 彼の著作「他力」だったでしょうかそのなかの一節でした。

 蓮如という中世の仏教を広めたひとの言葉であるそうです。
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 高知県民全体が後悔しないように東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分場をつくらせないようにしませんと。

 そのための運動指針を蓮如さんはいわれていますね。

市民運動の「極意」のようなものですね。織田信長や秀吉や、家康の活躍した時代。どうしても私たちは歴史といえば当時の為政者の物語に関心が向きますね。
 蓮如は名もなき庶民の救世主として現れ、現世の経済活動を奨励(門前市をなす)、教義を簡素化し、門徒を急速に拡大しました。

 でもどうしても運動の渦中にいますと先鋭化し「私らはこれほど一生懸命しているのになぜ動かないのか!」「そのていどのこともわからないのか!」などと気がつかないうちに運動の主体者は先走り、ついには孤立化し敗北していきますね。

 現代社会は情報があふれています。市民は自分に感心のないことには、関わる暇が実はありません。どんなに社会的に意義のあることを訴え呼びかけましても、チラシはゴミになり、呼びかけは騒音になるだけです。

 相手の心に響くメッセージを伝える。蓮如さんという人もたいした人だと五木氏の著作で知ることができました。

 教訓になります。

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禁じ手は使ってはならない

 サッカーでは「手を使うこと」。相撲では「髷をつかむこと」などが「してはならない反則行為」としています。「なんでもありにしてしまいますと、試合そのものがなりたたなくなり競技として成立しません。

 田嶋東洋町長の場合はどうなのでしょうか?東洋町民の6割が高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致に反対署名しています。町議会の過半数も反対意志を明確にしています。隣の室戸市や徳島県の自治体である牟岐町,海陽町、美波町は議会では誘致反対決議をしました。高知県知事と徳島県知事も反対の意思を表明しています。
「向こう三軒両隣」はすべて誘致に反対しています。
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 生活が苦しいからといって、他人の財産を奪ったり、盗んでいいはずはありません。東洋町長は地方財政が苦しい、展望が開けないからといって、町民の大半が反対し、町議会も周辺自治体も反対している中での高レベル放射性廃棄物最終処分場への応募は、してはならないことです。それが人間としての最低の社会常識であると思います。

 それが受理されまかりとうることになれば、「国策」といわれる原子力がいかにもいかがわしく、金まみれであるのかを自ら証明したようなものです。
 東洋町の町民のみなさんが賛成され、町議会でも審議を尽くして誘致に賛成であるならば、それは意義をはさめないでしょう。意志を尊重しなければなりません。
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 でも事態は全然違います。調査費の名目で年間10億円が交付されても、町内が対立している東洋町では決して町おこしにはなりません。
 破綻した自治体である北海道夕張市。先日の成人式を運営した若者達などは素晴らしい活動をしましたね。町長が先走って「まちこわし」「人の輪のこわし」をしてまで応募するものではありません。
 やりかたはあるはずです。

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード

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2007.01.29

大事な海抜表示

 高知県石油商業組合が高知市のガソリンスタンドにカンバンを設置しています。会社が契約しているこのスタンドは300メートル先にあります。そこは海抜0・2メートルだそうです。低地ですね。

 うちのあるとこともスタンドも下知(しもじ)という知地名のとおり本当に土地が低く低地ですね。うちのすぐ近くのスタンドも海抜0・3メートルの表示がしてありましたし。
 今後30年以内に起きるとされる南海地震では下知は1メートルか2メートル地盤沈下すると想定されています。津波がくれば大変な地域です。

 スタンドだけでなく、電柱などにも海抜表示をしていただきたい。避難場所の提示もです。地域の自主防災会でとりくみ、電力会社などや、道路管理者(国・県・市)などにも働きかける必要がありますね。

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市民とは大きく隔離する政治

 安倍首相は参議院選挙の争点を「憲法改正」であると言います。さきの「教育改革」も生煮えの議論で国家主義的名傾向をあらわにしていただけですし。そして憲法改正問題とか。はたして争点になるのでしょうか?

 国民の大多数は、小泉内閣時代から、「格差社会」になったことを実感しています。マスコミや政府は「空前の好景気」と言いますが、地方で中小零細企業のなかにいると全く感じられません。高知は全国でただ1県「景気が下方している。」と認定されましたし。

 政治が大企業の豊かな恵まれた人たちをますます強化することばかりに向き、弱者は切り捨てられるばかりです。どうしてこんなに政治が夢のないものになってしまったのでしょうか?
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(安倍首相の思惑と国民の民意とは大幅にずれています。)

 野党もだらしがないからでしょう。民主党も「格差是正」を叫んではいますが、なんだか迫力がありませんね。共産・社民は「泡沫」政党ですがプライドだけは高く親しみを全然感じません。

 結局「だれが政治をしても同じ」と国民各位に諦めムードになることが一番いけないことなんでしょう。少なくとも安倍内閣では地方の市民は今より生活水準は確実に下がるでしょうね。間違いありません。
 
 市民の意見を聞く、吸い上げるしくみに熱心ではなく、ただただ「上位下達」式の「伝言板」政府ですからね。対話などありませんし。やらせの「タウンミーティング」を観察しても理解できますね。市民は期待せず、行動あるのみでしょう。

 宮崎県知事にそのまんま東氏が当選しました。「保守王国」と呼ばれた地方でも民意とはなれた政治にノーをつきつけた好例であると思いますね。宮崎県民に敬意を表します。
 「しがらみのないしろうとのほうが、プロの政治屋よりはましだ」地方の有権者の判断です。「地方の反乱」でしょうね。今年は「政治の年」。政治のありかたについて考え、行動しなくてはとも思います。

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2007.01.28

核廃棄物処理場 街頭署名活動に参加

 さよなら原発ネットワークこうちの外京ゆりさんと土と命を守る会理事長の井上正雄さん(有機農家)にも言われていましたので、高知市中央公園北口での街頭署名活動に参加しました。

 その前に人に会っていた為、1時間ほど遅刻して参加。井上さんがいきなりハンドマイクを持ってきて「交代だ」とのこと。いきなり街頭宣伝活動に。
 とっさに道行く人たちにこう呼びかけました。
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 「通行中の県民のみなさん。処理方法が確定していない高レベル放射性廃棄物最終処分場を高知県に作らせないための条例制定の請願署名をしています。高知県全域には今後30年以内に震度6強の地震と、高さ8メートルの大津波が沿岸に押し寄せます。大地震が想定される高知に核のゴミである高レベル放射性廃棄物最終処分場を建設することは大変危険なことです。是非やめさせましょう。」と言いました。

 繰り返し、巻き返し呼びかけをしました。今日は総勢14人で街頭署名活動。グループもばらばら。土佐山田から来られた男性も飛び入りで署名活動していただきました。県民の関心も昨日NHKが放映、高知新聞朝刊でも報道された効果もあり、高い関心でした。

核廃棄物持ち込むな 県条例制定へ署名集め(高知新聞1月28日朝刊)

Photo
 2時間で、昨日の倍である960人が街頭署名していただきました。昨日にひきつづきうえるぱ高知の下元佳子さんは署名板持参で駆けつけてくれていたようでした。
 まだまだ署名は集める必要があります。

 署名用紙は 以下から ダウンロードできます。

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード


 各人集めて送付ください。

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(高レベル放射性廃棄物はガラス固形体に入れられます。人間はこの近くに20秒いれば死亡します。その固形体を44000本を集め最終処分場へ埋めるという計画だそうです。)

 街頭署名活動は、来週も土曜日曜の予定で、午後2時から4時まで高知市中央公園北口で実施するようです。ぜひご協力下さい。毎週土日に実施するようです。

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迷惑スパムの撃退法は? 2月2日(金)

西村  今月のけんちゃんのどこでもブログは、高知シティFMの戸田健史さんとともに、ブログをとりまく社会についてコメントいたします。
 今回のテーマは「迷惑スパムの撃退法は?」です。年末年始とますます増えるスパム・メール。ブログへのトラックバック・スパム、コメント・スパムも数が増えていますね。対策はあるのでしょうか?
「フィルター」をメーラーではかけていますが、だんだんと引っかかる率が悪くなり、メーラーも重たくなるようです。対策ソフトはあるのでしょうか?

戸田 まずスパムという言葉ですね。何故迷惑メールなどをスパムというようになったのか。それはご存知でしょうか?

西村  知りませんね。慣例になってしまいまして、「迷惑」=「スパム」と思っているようです。

戸田 スパムというのはもともとは肉の缶詰のことらしいですね。沖縄などではありますね。これは何故迷惑メールのことを言うようになったのか。
 昔海外コメディでありました「空飛ぶモンティ・バイソン」のお話、ある夫婦がレストランに入りますとメニューが「スパム」だらけでした。すべて肉の缶詰だらけ。

 「他のメニューはないの!」と叫んでいるコントがありました。「スパム」「スパム」と叫んでおりました。それから由来しているようです。いらないほど「スパム」があって嫌になる。そこから「迷惑メール」のことを「スパム」といつしか言うようになりました。

 このスパム。メーラーでOutloook Expressを使用している人は多いと思います。迷惑メールの除去機能で効果的なものはついておりませんね。
 たとえば「キーワード」でより分けることは可能でしょう。一応日本国内の法律では特定電子メールの送信には「未承諾広告」という表示をせよとなっているはずです。
 アメリカでも似たような法律になっています。
 アメリカですと件名に「sexsaile esupuri kido」と入れますとアダルト系のメールになりますね。そういう種類のないようであれば表示をするうようにとなっています。

 では実際に表示されているかと言いますと、私個人のメールボックスを先ほど開きました。62通のうち英語の迷惑メールが、26通、日本語の迷惑メールが34通でした。日本語の迷惑メールで「未承諾広告メール」と表示がついていたものは、0(皆無)でした。
 
 ポルノメールで英語での迷惑メール表示は26通のうちの1件しかありません。つ、まり全然守られていないのです。

 このような状況で完全な「フィルター」というのは、はっきりといいまして無理ですね。難しいですね。
 1つの対策として「POPファイル」というソフトがあります。メールソフトの1段上に、かませてメールを仕分けるそうです。ただなかなか初心者には使いこなせません。
 学習させていくわけですね。こういう法則ならこうだとか。迷惑メールはこういう言葉や言い回しをしているとか。それで迷惑メールを削除するのですね。こうしたソフトを使用するしか現状では仕分けは無理でしょうね。

 お金をかけずにお手軽に迷惑メール除去は現状ではなかなか難しいと思います。
Maiwakum

(毎日押し寄せる迷惑メール。必要なメールはその中に埋もれています。)

西村 メールもさることながら、ブログの「トラックバック・スパム」は物凄い数です。1つの記事に対して5013とか6993とか無茶苦茶な数ですね。当面は一つ1つのスパムを消去するしかなく、全くのお手上げ状態です。時間がいくらあっても無理ですね。これは。

 それが昨日の投稿文にトラックバック・スパムが来れば、気がついてすぐ除去します。半年程度前のブログの記事に執拗に6000とかトラックバック・スパムが来ているのでお手上げ状態です。

戸田 そうですね。相手は自動化していますからね。1つの記事に対して集中的にスパムをかけたりしますし。私も1度1000くらいを手動で消した経験があります。もうこれはお手上げです。

 大手のブログであれば「フィルター」機能はあると思いますが・・。


西村 そうですねDoblogですが、管理画面での「フィルター機能」がありません。ですので、1つ1つ消すしかありません。最終的には投稿記事ごと削除するしか方法はありません。ivedoor blog もフィルター機能はありませんね。
 ココログがありますね。相手のIPアドレスを登録しますと次回からははじくようですし。

 しかしスパムを送りつけるほうもいくつもIPアドレスがありますので、いたちごっこですね。


西村 結局「トラックバック禁止」設定をするしかなくなりますね。それではブログの魅力は半減ですし。ココログはIPアドレスでの「禁止設定」は出来るので少なくはなりますが、それでも毎日スパムが押し寄せて来ています。
現状ではトラックバックの禁止設定をさうるしかないようですが、なんだか悔しいですし・・。

戸田 それでも完璧な対策はなかなかできないものですね。IPアドレスさえも詐称できると言いますから・・。いくら禁止設定してもかいくぐってスパムは来るのですから。
 トラックバックもコメント機能もすべて禁止してしまいますと、ブログとCGIでこしらえた「日誌」とどう違うのか?
 政府関係のブログであるとか、政治家のブログなどでは、殆どトラックバックやコメントも禁止措置をとられていますね。
 アクセス数も多いでしょうし、いちいち対処していますと、それこそ1つの部署を設ける必要がありますね。究極の方法はやはり「トラックバック禁止」になってしまいますね。
   
 ちなみに少し古い情報です。2004年のことですが、アメリカのマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長へ送りつけられる迷惑メールの数は1日400万通であるとか。
 ただマイクロソフト社によりますと社内の迷惑メール駆除システムを経まして、会長に届く電子メールは1日数通であるそうです。

 マイクロソフトの場合は、社内のある部署がその対策をしているとのことですね。ここまでしませんと対策はできないと言うことですね。マイクロソフトでさえそうなんですよ。

西村 その迷惑メール除去システムをおまけにつけるべきでしょうに。

戸田 マイクロソフト社幹部は「みなさんが迷惑メールで大変であれば、社内の情報部門ににどういう対策をしているのか問いただすべき」と発言されています。自社技術のPRをしたとのことです。では庶民はどうすればいいのでしょうか?


西村 今年に登場した新しいOS「WINDOS VISTA」/は、その機能は強化されているのでしょうか?
 ウィンドウズ・ビスタのベータ1版は、ウィンドウズXP『サービスパック2』(SP2)と基本的には同じセキュリティー機能であるとのことなのですが・・?

戸田  多少の向上はしているでしょう。実際どこか変化しているのか。迷惑メールを振り分ける機能がちゃんとしているのか?そんなわけはないですね。
 わたしもまだ触っていないのでわかりませんが、OSが変わったらなにもかにもが改善するのはどうでしょうか・・・
 あまり期待はできないのではと思いますね。
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西村 ブログの提供会社もそれなりに努力をされています。ウィンドウズ側も努力はしています。それ以上に「悪さ」する人が多く、高度化しているのでしょうか。防止はなかなか難しい。ということはこの悩みは延々と続くようですね。

戸田 そうですね。インターネット上での不法行為は随分規制されるようにはなりました。このところあまり大きな動きがありません。
 前半でお話した「迷惑メール」。法律が出来たころは「未承諾広告」がついているメールが多かったのですが、最近は来る迷惑メールでもほとんど「未承諾広告」と表示されたものは見かけません。
 結局法律的になんとかしてもらわないと駄目でしょう。それも世界的レベルでです。日本語の迷惑メールでありましたも海外から送信されるものがあります。
 これでは日本だけでは取り締まりようがありません。インターネットは世界とつながっています。世界的に動かないとどうしようもありません。


西村  サミットであるとかアセアンとかで、各国首脳がまじめに話し合いをしていただきたいですね。そうしないと今後ますますインターネットもブログも使いづらくなる一方ですし。

戸田 話は少し変わりますが、知らずに自分の発信した電子メールが迷惑メールにならないような初期設定が必要です。
 Outlook Expressでは標準設定ですと「HTMLメール」になっています。文字の色や大きさを変えられる設定ですね。

 初期設定はそのままになっていまして知らずに使用されている人もおられると思います。ただこれは迷惑メールと間違えられやすい設定です。
 HTMLメールは初めて電子メールを送信される場合は使用しないことですね。慣れている相手ならようですが、そうでなければ自分のメールが「ごみ箱」行きになったりします。

 まずHTMLメールでの送信は避けるということですね。もう1つ大事なことは電子メールの件名です。ついつい単純に「こんにちは」とかいう表現をつかいがちです。「はじめまして」と書いてしまいがち。

 迷惑メールはそういった件名で来る事例が多いのです。ですので件名は簡潔に内容がすぐわかる内容で表現すべきですね。そういう形にしてください。
 ただし携帯電話のメールの場合はあてはまりません。件名なしで送受信できますし。あくまでパソコンの場合です。
 件名を簡潔にすることが必要ですね。


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2007.01.27

なくなっている公衆電話


 近所にある公衆電話BOXです。随分少なくなりました。災害時には公衆電話は確かに頼りになります。1995年の阪神大震災の時に関西の取引先に連絡する場合には、公衆電話で?がりましたので。

 ところが事務所のすぐ裏の公衆電話BOXは撤去されたようです。不便ななりました。写真の公衆電話BOXは100メートルも離れていますし。いざというときには活用できるとは限りません。

 「月額利用が○円以下の公衆電話は撤去する。」との民営電話会社の理屈です。携帯電話がこれほど普及すればその理屈も「平常時」には説得力があります。
 しかし世の中には携帯電話を所有していない人たちもたくさんいます。

 わたしも携帯電話を忘れて昨年車で四国各県を営業に回った時も連絡に困りました。高齢者や子供達も困るでしょう。とくに災害時やその直後などつながりにくい携帯電話だけに通信手段を頼ることは危険です。

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高知の経済人は殆ど反対です

 東洋町長が何を思い込んだのか「高レベル放射性廃棄物最終処分場」にエントリーしてしましました。

東洋町が核廃施設に応募 田嶋町長が決断 混乱必至

 全国各地どこの自治体も応募していませんので、「当選確実」ではないでしょうか。杞憂すべき事なのですが・・。報道では書類上の不備はなく、「受領」されたとのことです。

 橋本大二郎高知県知事は「地元の合意形成もなく申請が受理され、経済産業大臣が歓迎のコメントを出している。黙っていればすべてそういう流れになる。高知県として国の関係者に会い、はっきりと反対の意向を申し上げたい」と言われています。

 高知の経済人は殆ど「高レベル放射性廃棄物最終処分場」に反対です

 商売人の集まりに昨日は出かけておりました。
話の中で「うげっちゃる会」が観光関係者を中心に誕生したそうです。

 高知の人間は県外人にも「ウエルカム」ですね。
 ですので土佐弁での会議らしいです。観光は地元仕入れ率が70%以上と高い。高知の企業や生産者皆が「ハッピー」になれます。その観光には「風評被害」が一番恐ろしい。
「高レベル放射性廃棄物最終処分場」などとんでもない話です。

 結構高知の有名どころの企業の経営者が集り、私も末席にいました。
 そのおんちゃんらあ(おじさんたち)はみな「東洋町はとんでもないことをしてくれた」「アブク銭は身につかん」「他人任せや補助金で繁栄した企業はない」とみな会うたびに言っていました。
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(ガラス固形体に包み込まれた高レベル放射性廃棄物。人間は近くに20秒もおられないそうです。即死状態とか。高レベル放射性廃棄物最終処分場では、この固形体が日本全国55基の原子力発電所から44000個持ち込まれ埋められるそうです。)

 まっとうな商売人はそうです。高知県は経済指標が全国最低。失業率も倒産率も高い。県民所得は低く、企業収益も全国で唯一低下しています。でもだからとって高知の商売人、経済人は処理方法も確立されていない「高レベル放射性廃棄物最終処分場」に反対しています。まして地元の合意形成もされていません。

 交付金をいくらかもらったところで、それ以上の心配事を抱え込むことは間違いありません。商売人の直感でみなわかっています。

 反対署名運動をするのであれば、高知県内で10万人の賛同、全国で100万人の賛同が必要でしょう。国を動かさなければなりません。そのためには政党党派や組織に縛られうんうんではなく、動ける人が動いて1人でも多く活動することが大事です。

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2007.01.26

悪銭身につかず

 諺で「悪銭身につかず」とは「悪いことや賭け事などで儲けたお金は、どんどん使ってしまって結局貯めることができない」ということ。「あぶく銭。」とも言います。

 田嶋東洋町長が町内の反対、議会の反対、県民や近隣市町村、徳島県民の心配も押しのけ高レベル放射性廃棄物最終処分場へエントリーしました。
 合意形成のない自治体に常識的には受理されるとは思いませんが、田嶋町長は「10億円の交付金で豊かなまちづくりを行い」とも公言しています。

 町民世論を分裂させて、対立構造をこしらえて「まちづくり」もなにもないでしょうに。まず成功はしないでしょう。

 大昔の話ですが、新東京国際空港建設の為に優良農地を空港公団は買い上げました。一時的に大金が農家に入りましたが、思わぬ大金で生活バランスを失った家庭も多かったと聞きました。

 びわとぽんかんとサーフィンとイカの干物。東洋町の売り物は自然です。

 夕張市は財政破綻しましたが、先日の成人式を仕切った若者達は立派でした。町の指導者である町長が、みずから「まちこわし」をしてはいけません。

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合意形成なしの核廃棄物処理場には反対

 田嶋東洋町長が突然昨日原子力環境整備機構に、町の公印を押し、高レベル放射性廃棄物最終処分場へ応募したという報道には仰天しました。
 既に東洋町民の6割が最終処分場反対の請願署名をし、町議会でも反対意志を示したばかりであるのに。

 橋本大二郎高知県知事も「町民の合意形成がされているわけではないので、原子力環境整備機構は受理しないように」と緊急記者会見で意思表明されました。当然の意見であると思いますね。

 先日も隣の自治体である室戸市議会で「高レベル放射性廃棄物最終処分場立地反対決議」を採択したばかりです。徳島県側の自治体も反対表明をし、徳島県知事も反対の意思を表明しています。

東洋町が核廃施設に応募 田嶋町長が決断 混乱必至

突然の応募に衝撃 核廃棄物処分施設

地元新聞も大きく掲載しています。

 これほど反対意志が強いのに独断専行して田島東洋町長は応募に手を上げたのか?それは応募すれば10億円の交付金が町へ交付されることを当てにしてのお話だからでしょうか?

 しかしその「代価」はとてつもなく大きなものとなることは予想されますね。東洋町内外の反対運動は激しくなるでしょう。立地推進派も賛同する町民の署名200人を集めたと報道されています。東洋町議会にも賛同する町議はおられます。町議会も町民も2分した激しい対立が今後予想されます。
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(処分方法については、まだ確立されているようには思えません。)

 かつて似たような現象が旧夜須町(現在の香南市夜須町)でもありました。1990年ごろのことでした。夜須町の大手の浜にマリーナを建設することが中心となるマリンタウン計画でした。

 巨額の漁業保証金と、開発に伴う町内への投資効果を強調する当時の町長と、珊瑚の生態や、安全面、採算面への疑問を表明した反対派町民の間で激しい対立がありました。漁業組合での激しい対立と抗争。推進署名も町内の過半数。反対署名も町内の過半数をしめす事態となりました。

 そして賛成・反対の渦が渦巻く中、1991年にマリーナは着工されました。しかし世の中はバブル崩壊となり、激しい町内の対立に嫌気がさした進出企業も撤退。1991年に就任した橋本大二郎知事はやがて、採算面と安全面を考慮しマリーナ建設を凍結。工事は中座したまま現在に至っています。

 普段は顔見知りの町民同士が町内の喫茶店であっても挨拶もしない状態が長く続きました。訴訟もおこりました。計画発表からもう20年を経過していますが、対立のしこりがすべてなくなったわけではありません。

 東洋町長は信念に基づいて独断専行したのでしょう。仮に応募が原子力環境整備機構が受理し、10億円が交付されるようなことになったとしても、失うものはとてつもなく大きい。

 地震の危険性、風評被害。なにより町内の分裂と対立は一番深刻です。
 国策というのであれば、「合意形成」が第一です。合意形成を無視した応募は論外であると私は思います。
Shimozidenteimm

(1947年の昭和南海地震。高知県全域は地震と津波の危険地域でもあります。)

 高レベル放射性廃棄物最終処分場については、処分方法が確定しているとは思えません。この間原発を推進される人達の著作物を何冊も読破しましたが、詳しく書いてはいません。曖昧な記述です。

 国策という割には情報が公開されていません。情報公開とは無縁な田嶋町長の「決断」は横暴であるし、対立を生み出す「副作用」も引き起こされるでしょう。
 合意形成と情報公開を無視した東洋町長はただちに辞職すべきでしょう。

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2007.01.25

映画「六ヶ所村ラプソディー」を鑑賞しましょう

 様々な活動をされている楠瀬さんと23日に大西みちるさんの結婚披露宴にて知り合いました。「上映の宣伝をよろしくお願い致します。」と言われていましたので、告知記事を書かせていただきました。

原子力発電は日本では国策として推進されています。原子力発電に賛成の立場、反対の立場はそれぞれあると思います。映画では様々な立場の人達の声を取材し集めているようです。

 また坂本隆一氏をはじめ、多くのアーティストも関わりをもたれている映画のようにも聞いていました。

 楠瀬さんのブログ

六ヶ所村ラプソディー関係ブログ
Rokashomura
 鎌仲ひとみ監督作品

 長編ドキュメンタリ?映画「六ヶ所村ラプソディー」
核燃の大地に咲く花 ここにわたしたちのくらしがある?

(日時)2007年2月23日(金)

(時間)上映時間(120分) 10:00?  13:00?  15:30? 18:30?

(監督講演会) 17:40? 20:40?

(場所)高知県立美術館ホール

(入 場 料) 前売り券1,000円/当日券 1,500円

(小学生以下・障害者 無料)

上映時間(120分) 10:00?  13:00 15:30 18:30

監督講演会 17:40? 20:40?

(主催) 高知で「六ヶ所村ラプソディー」を上映する会

連絡先:くすのせ 

メール sun@evha-house.com   ということです。

 上映運動を成功させ、南海地震の危険のある高知県全市町村に、高レベル放射性廃棄物最終処分場を立地させないようにいたしましょう。

 賛同署名運動は こちら

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード


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2007.01.24

岡本知高ライブを見学 姿は見えず


 事前にNHKのメディアも地元新聞まで告知していましたので、平日の昼間の時間帯ですが大勢の見物客が来ていました。県会議員に挑戦されている川竹大輔さんもこられていました。

 はりまや橋商店街(通称)「わくわく広場」にてNHKラジオの全国中継が行われました。メインは岡本知高(30歳)氏。宿毛市出身の声楽家で「ソプラニスタ」として国内外で活躍しています。男性でありながら女性のソプラノと同じ音域を歌うソプラニスタは、世界でも3人しかいないと言います。
 彼の歌う「旅立ちの日に」は、今や卒業式で多く歌われているそうです。高知西高校生のブラスバンドと丸の内高校声楽科学生をバックに今日も歌いました。

 時間前に行ったのですが大変な人。全く姿は見えません。あきらめないで森本修作さんが車椅子で宇賀智子さんと来ましたが、残念ながら声だけしか聞こえません。赤ちゃんをつれたお母さん方も来られていました。演奏の最後まで見ることは出来ませんでした。

 はりまや橋商店街の谷ひろこさんが、着物姿で商店街活動のPRをされておられたようです。広場の中と木造アーケード下で1000人の人が来ていました。
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大西みちるさん 杏奈さんおめでとう

 大西みちるさんと杏奈さんがご結婚されるということで、披露パーティに出かけました。場所は高知市神田(こうだ)のレストラン12ヶ月。「軽装でどうぞ」という案内状には記述されてしまいましたが、普段からセンスのないおっさんですのでで大いに悩みました。

 結局タートルネックのセーターに綿パンとブレザーというオジサン・ファッションに。先日テレビで長島一茂氏が同様の服装だったのでそれにしましたが・・。イタリアにでも居ればファッションセンスは磨かれたのでしょうが・・・。
 高知シティFMまで行きまして、収録でお世話になっている戸田健史さんと一緒にタクシーで出かけました。
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 披露パーティは大西みちる夫妻の多彩な人間関係をあらわしている個性的な人達がこられていました。当然彼が制作している高知シティFMの「みちるのどこでもトラットリア」の出演者。おびさんマルシェのつながり。コミュニティシネマのつながり。東京時代や学生時代のネットワーク。職場の関係者、アート関係者、ご親族など68人が出席されました。

 パーティの司会進行は新郎である大西みちるさんが担当。最初はお兄さんの開会宣言のスピーチのあとは独断場。新郎・新婦の生い立ちを手作りの画像で説明。「秘蔵の写真」もありました。さすがは元映像ディレクターです。面白い構成でした。
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 学校時代や元職場の同僚、お2人の関係者などのスピーチは笑えるし、心温まるものでした。全体的にほのぼのとして良い披露パーティでした。

 大西みちるさんは私より2周りも年齢的には若いのですが広大な人脈には驚くばかりです。
 池マサトさん矢野潤子さんたちの演奏ライブもあり楽しい披露パーティでした。世話役の中平順子さんご苦労さまでした。
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2007.01.23

住民監査請求陳述会を傍聴

 高知県庁北庁舎2階の監査委委員会南会議室で、県政情報課が管理・運営している公共電子掲示板「ぷらっとこうち」についての県民側と県側の意見陳述が1月22日行われました。

 県民側は陳述人として森武彦氏、竹内隆志氏、田所辯蒔 氏。県側は県政情報課土居寛道課長、竹村朱美氏、田中芳輝氏、森本絵里氏です。
 県監査委員会は坂本委員、黒岩委員、武石委員、奴田原委員長です。県側の監査委員会事務局の4人の県職員も立ち会いました。

 参考ブログ「県民をなめたらいかんぜよ
Kansasiryou


(上は陳述人が提出した資料。パロディ掲示板「ふらっとこうち」を閉鎖するために県政情報課長が管理責任者に送りつけた文書。ぷらっとこうちの管理責任者は「運営委員会」ではなく県政情報課長であることが証明されました。下の図は当日の監査委員会の様子です。)


 県民側の主張は「ぷらっとこうちの開設時に500万程度のソフトの開発費用がかかりました。それは県民の財産です。しかしその財産は使用し活用しなければ価値のない財産です。
 また運営委員は正式な県の委嘱されていない。委嘱状もない。任命権者が不明瞭であります。運営委員の選出も不透明であり、運営委員が別の運営委員を選ぶしくみになっています。それもおかしい。

ぷらっとこうちに書き込んでいる県民各位もあえて著作権は主張はしませんが、積み重なったその意見も県民の財産です。
 ニックネームを特定する行為や法的処置がとられたからとの閉鎖理由にしているが、8月24日時点では法的処置はとられていないので誤まった記述です。」

「2005年9月にはぷらっとこうちは不正アクセスを受け、2ヶ月間閉鎖されていました。今回は県民が納得できる説明もなく8月24日に閉鎖され、11月30日には運営委員会と事務局が責任を放棄し退任した形になっている。
 知事は8月15日に長文でぷらっとこうちへ投稿「時代を拓く「協働のメディア」は、いかにあるべきか」しているにのに僅か1週間後のこの行為は釈然としない。県民アンケートをするといいつつ実施もされていない。」

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(監査委員会が始まる前の様子です。)


「閉鎖している間も管理はしなくてはいけない。500万円の損害を与えたことになるので県政情報課長は、県に返却しなければならない。」

 一方県側の説明は土居県政情報課長が説明しました。

「ニックネームを特定する行為と運営の妨害ともとれる行為があり、安心して登録者が書き込みが出来ないと判断したので閉鎖しました。」

「11月30日に運営委員会が退任したので、再開に向けては県政情報課で検討している。」とのことでした。

 続いて監査委員の武石氏からの質問がありました。

武石「現在は登録者は書き込みが出来ないのでしょうか?」

土居 「書き込みはできないようになっています。」

武石「サーバーの維持管理費はかかっているのか?」

土居「かかっています。」

武石「7月24日に竹内氏、西村両名が登録抹消処分をした。森氏がそれに該当するのであれば何故森氏を登録抹消にしないのか?現在は全員が電子掲示板が見れないが、対応が違うのではないか?」

土居「運営委員会が決めたことなので、明言できません。」

武石「運営会議がなくなれば、県政情報課が再開する検討をしているのか?」

土居「検討中です」

奴田原「再開の条件はどうなっていますか?」

土居「参加者の皆さんが安心して書き込みが出来る状態になればです。」

事務局「陳述人がぷらっとこうちは県民の財産であると主張していますが、それは認めますか?」

土居「認めます。」

事務局「使えないことは財産を消滅しているのではないかという陳述人の主張は認めますか?」

土居「認めません」
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(監査委員会前の様子。前方の席に監査委員4人が着席します。右側には事務局の席があります。)

 使用し活用することで、「県民の財産」ともなる公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。県政情報課がこのまま放置することよる「不作為行為」に対し県監査委員会はどう判断されるのか注目です。

 県政情報課は「時間切れ」」狙っているようですが、そうはいかないような雲行きではないかと傍聴して思いました。


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2007.01.22

つくられた納豆ブームに苦言

 近所のスーパーから納豆が消えてしましました。原因は1月7日放映のフジテレビ「あるある大事典」で納豆をとりあげたことでしょう。
 それが今週発刊された週刊ポストにも「納豆の効用」が特集されていました。

 メタボリック症候群の中高年男性が、納豆を2週間食べ続けたら「痩せた」とか。血管もさらさらだとのこと。本当なのでしょうかね?

 おばちゃん族だけでなく、おっさん族までが「納豆」を買い求めているので、スーパーから納豆がなくなりました。嫌になりますね。
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(一時は品薄の納豆のパック)
 あるデータで関東以北の人は高齢者に骨折が少ないとも。それは納豆を常食しているからだとも言われていました。最近は関西でも抵抗なく納豆を食べる人が増えてきたのですからね。

 わたしは関東での学生生活以来毎日この30年間納豆を2パック食べています。それにより痩せたことはありません。一時「ココア」もブームになりましたし。去年は寒天ブームではなかったでしょうか?いい加減にしませんと食生活に問題がおこりますね。

人気番組であった「あるある」もこの問題が引き金で打ち切りであるとか。そうなれば残念ですね。「これだからテレビは信用できない」ということがわかった好例ではないかと思います。やはり自分で情報は精査しませんと。他人まかせでは駄目だという好例でしょう。

 騒ぎがおさまり元へ戻ってほっとしています。

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よくやったそのままんま東氏

 宮崎県知事に当選したそのままんま東氏。堂々の当選。タレント色を排し、地道に政策を有権者に説いて、辻説法に徹していたとか。タレント時代に間違いもおかしたそうですが、隠さずに事情を説明する姿は良かったですね。

そのまんま東氏のサイト

 政党色、組織主導の動員型選挙に地方で風穴を開けたことは評価されますね。提案した政策をすぐに実行していただきたいものです。
 組織の力で当選すれば、結局組織の「奴隷」になることですし。談合の根は残るのでね。

自民党、公明党、民主党、共産党のような「組織政党」の推薦候補に圧勝しました。それも高知同様の田舎の保守王国といわれている宮崎県での出来事ですので大変意義がありますね。

 ただ昨年「もったいない」を合言葉に新幹線駅舎建設反対を掲げて当選した滋賀県知事や、「脱ダム宣言」を掲げ県政を改革を目指していた前長野県知事のように、県政改革の前途は厳しいものがあるでしょう。少数与党で始めるのですから。

 当選後のインタビューでも引き締まった表情は、彼の真剣さを表し、有権者はその真摯さに期待したのでしょう。思い上がった政党関係者に一撃を与えた選挙戦でありました。


  宮崎県民の賢明な判断に敬意を表します。

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2007.01.21

私なりのブログ論について 1月26日(金)

西村 今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「私なりのブログ論について」です。
 検索エンジンなどで「ブログ論」と入力しますとたくさんのブログについてのうんちくの書いた文章やブログが現れます。早くからはじめた人たちと、わたしのようにココログから初めてはじめたもの。2004年からスタートした後発組とは違うようです。先発組はああだこうだと難しく論理的に書いておられます。

戸田 たんなるブログは日記に過ぎないといっている人も多いですし。

西村 パソコンスキルのある人たちは、まるで昔の漢学者がかな文字をあざけるような感じで蔑視していたようですね。紀貫之さんの時代はそうでしたね。もっとも日本の場合では日誌形態のブログが多数ですからね。間違いではないでしょう。
 しかしそんな議論はあまり生産性はないと思います。

戸田 ブログも1つのツール(道具)ですからどう使いこなすかはユーザー次第ですからね。

西村 かな文学も紀貫之の「土左日記」から、清少納言の「枕草子」など、漢文調のものからかな文字に文学が変化し、表現が豊かになりましたし。その後に和歌とか連歌とかの興隆もありました。
 表現が多様化しまして日本文学の独自の発展がありましたね。中華思想から脱却したのです。ブログもいろんなメディアを取り込みながら、個人の自由度で発展していっていますね。可能性はありますね。
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戸田 ここまでいろんな形のブログが出てくるとは1年前には想像できませんでしたね。音声や動画も扱えるブログなんて。

西村 例えば1昨年2月のゲストに来て頂きました外京ゆりさん。社会派的なブログに注目しています。
 外京ゆりさんのブログ「それがたまるか!」は、「原発問題」や「高レベル放射性廃棄物問題」というとりつきにくいテーマですが、総合的なサイトになり、多くのアクセスを集めています。


戸田 みなさん関心がある問題ですね。自宅のすぐ近くに原子力発電所が出来るとか。そうなればどうなるのか。いつも考えるわけではないでしょうが、どこかでひっかかっているのではないでしょうか。
 それをブログという形で表現されたことで、みなが見に来るようになりました。市民運動のとっかかりとすれば、ブログは活用できることが証明されたので、大きな出来事ですね。

西村 優れもののブログは橋本大二郎知事の「だいちゃんぜよ」でしょう。知事という立場で、橋本さんしか入らない情報をさりげなく書かれていますし。プロ筋のマスメディアの記者が熟読し、取材の糸口にしていますし。それから記事になっていますし。
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戸田 橋本知事ご自身も元は記者をされていましたし。ひじょうにブログの使い方が上手いですね。橋本知事のような方がブログをやれば、これほど便利なものはないでしょう。
 橋本知事のブログも、かつてけんちゃんが「こういうものがあるよ」(第1回番組出演者交流会にて)言われたことがきっかけでしたし。
 昨年の大西みちるさんの番組で言われていましたね。ブログを始められたことで橋本知事も新しい展開が出てきたのではないでしょうか。

西村 メールマガジンをやめてしましたし。メールマガジンは自分が原稿を書きまして、秘書課の職員が投稿していたよういですね。ブログの「だいちゃんぜよ」は自分でパソコンに向い、投稿しているようですね。独自性があるように言われていましたね。

戸田 メールマガジンが決して悪いわけではありません。だんだん見なくなって消滅していくことがメールマガジンには多いようです。現在の内閣も(前内閣に続いて)メールマガジンが続いているようですから。

西村 小泉内閣メールマガジンは7億円程度かかっていたらしいですね。

戸田 その当時はコストがかかっていましたね。安全対策もありますね。

西村 中島健造さんのブログ「里山’s Bar ~おおのたまらん!土佐の山・里~」は、土佐の山林、畑、焼畑など森林に特化したブログです。専門ブログと言っても良いと思います。

戸田 こういう自然分野のこと。山のこと森のこと。コンピューターの世界のブログとはまる対極にあるものですね。そういったことを今まで知らない都市部の人たちなどに伝える手段としてはブログは大変有効ですね。専門ブログという言葉はなじみがないですが、そういうべきでしょう。

西村 森林の間伐作業のことた、焼畑のこと。棚田の作業のことなどは大変詳しく報告され、写真も豊富でよく理解知ることができますね。実際に休日に中嶋さんは山へ行かれて作業をされています。それを写真撮影されています。
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戸田 そこが百科事典で検索するのとはブログの違いですね。やりかたがわかっても、実際の作業の細かいところはわかりませんね。それがきちんと丁寧にできるのがブログの特色ですね。

西村 都市部の動向、高知市中心商店街の動向は、大西みちるさんのブログ「こうちコミュニティシネマ」は、中島さんとは逆に高知市内の自主映画上映の動向や、中心商店街の動向(おびさんマルシェ)、アートのことなどレポートが多数あります。これもまた専門ブログの1つですね。

戸田 そうですね。1つの事に特化した内容を広くお知らせするのにはブログは使いやすいツールですね。こういうイベントがあります。また現場からすぐに遅れるわけですね。現場中継、発信も可能ですね。
 山郷でも都会のことでも配信報告できる。ブログはあらためていろんな可能性があるのだなと思いますね。
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西村 1昨年私(ブログ中高年の星)と「ブログの女王」こと長瀬久美さんが取り上げられた時点より、多様化し、専門化しました。そうしたブログが地元高知でも増えつつあると思います。

戸田 ですので既存のマスメデイァが「ブログはこんなもの」としてひとくくりにできなくなりました。多様化しましたし。

西村 アクセス集めたブログ。ブログの女王。ブログ中高年親父。そうしたことでくくれたのが1昨年ですね。とことが最近はくくいれなくなりましたね。解説不可能なブログが多くなりました。
Bloghoshi


戸田 それならば直接見たほうが良いということになりますね。

西村 マスメディアには載りにくいけれどもおもしろいからつい見てしまう。そんあなブログも増えています。
 竹村直也さんがこしらえた「高知ブログアンテナ」は高知の300のブログが掲載されています。それを観察するのが楽しいです。

戸田 いろんなブログの集合体ですね。

西村 いろんな要素やツールをブログが取り込みまして多様化しますと、ブログがメデイァにもなるでしょうし。「こんなもんだ」という具合に、かつての漢字文化に対してかな文化のように「くくれる」ものでなくなりました。
ブログの伝道師

戸田 定義づけするのは早い。今日ご参考のブログは「けんちゃんのどこでもブログ」にすべてリンクを張っていますのでご参考下さい。

西村 ますます面白い時代になりました。

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2007.01.20

人生の達人の対話は違う

 最近は本をよく読んでいます。とは言いましても難しい本ではなく対談集。五木寛之氏と塩野七生氏の対談「おとな2人の対談 異邦人対談」を読みました。
 五木氏が、ローマに滞在して「ローマ人の物語」を執筆中の塩野氏を訪ねる形での対談でした。
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旅の達人らしく欧州ブランドの話や、ホテルの話、食事の話などがさりげなく出てきますが、嫌味ではないし、生活観も出ていますので、なるほどと思ってしまいます。イタリアでは五木氏はお気に入りの靴は二足買うそうですし。

 塩野氏はイタリアの男は誉め上手。女は意識するからファッションセンスも磨かれるとか。日本の男は反応がなさ過ぎると。世俗文化の違いもあるのだと思いました。
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 また古代ローマ人の考え方。世界観について語っていますね。
 相手を認める受容することがいかに大事であるという点で、古代ローマ帝国に勝るシステムはないと。ローマは宗教も習慣も征服した地域に強要はしませんでした。ローマ時代には30万の神がありました。

 キリスト教や、イスラム教は1信教で異教徒を認めないから常に戦争が引き起こされます根とも。ジハード(聖戦)と十字軍では妥協の余地はないとも。宗教戦争は周百年も殺し合いをしてしまうとも。
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 よく日本人は「宗教観がない」とか1神教のキリスト教の観点から批判する人達がおられます。2人はそうではないと言います。他者との共存、共生を認めている点で、近代的な宗教を超えていると。東洋人の知恵を見直すべきであると。

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2007.01.19

県条例請願街頭署名活動に参加

 外京ゆりさんのお声掛けもありましたので、今日は午後5時過ぎから、「高知県における核廃棄物拒否条例制定への請願署名」活動が中央公園北口でしていましたので、参加しました。それがたまるか参考。

 津野町から駆けつけていただいた人も2名いて急遽参加した私も含め5人で街頭署名を呼びかけました。マイクは外京ゆりさんが「高知県民をなめたらいかんぜよ」と絶妙のアドリブで街頭宣伝をされています。
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 マスメディアもNHKテレビと毎日新聞が取材に来られていましたね。街頭活動は午後6時までしました。午後6時半すぎのNHK高知のニュースでその様子が写されていました。
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 街頭署名活動と言えば、大昔高校生時代にしたことがありました。なんと36年ぶり。ハンドマイクで街宣もしましたが、それは大学生以来ですから33年ぶり。最初は調子が出ませんでしたが「思い出し」ましたね。

 1万3千人を集めて県議会へ6月に提出することを目標に活動されるようです。

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード

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1月19日のはりまや橋サロン

 2004年から毎週金曜日に情報発信して来ましたブログでの「はりまや橋サロン」。今回で毎週の更新はしないことにしました。
 理由ははりまや橋商店街の中ほどにある「通称わくわく広場」のブログサロンでの使用が当分できなくなったからですね。
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 先般一月のはりまや橋商店街理事会での決定事項だそうです。「商店街以外の利用はさせない。」とのことです。専決事項でしょうから部外者にはどうしようもありませんね。2004年以来ブログの普及に貢献してきたという自負は自分なりにありますが、どうやら商店街の理事さんたちには理解されなかったようで残念です。
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 ということで、毎週金曜日のランチタイムにはりまや橋商店街へ行くことが「義務」化されなくなりました。今後は「気が向けば」お訪ねしてたまにレポートする程度に「はりまや橋サロン」のカテゴリーはなると思います。

 今日も2週連続でOPEN HEARTさんたちがはりまや橋商店街でお寿司を販売されていますのでブログの更新はできませんが出かけました。お昼はお寿司を食べることにしました。ということで現地からOPEN HEARTのブログを更新することは難しくなりました。
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 占いをされている島本茂雄さんのブログも、現地からフレッツ・スポットを活用したパソコンの更新は無理ですので、携帯電話からの投稿をお願いすることになりました。
 あの広場はある高知の会社の所有物です。はりまや橋商店街に無償で貸与されているのです。「公共的な目的」のために活用されてきました。
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 管理をきちんとされるというはりまや橋商店街の考え方は間違いではありません。
来週はNHKラジオの公開収録が24日にはりまや橋商店街「わくわく広場」」であります。

 高知出身の声楽家でソプラニスタ(男性でありながら女性のソプラノの音域が歌える人)岡本知高さんが午前11時半から50分の予定で、高校生の吹奏楽・コーラスをバックに歌うそうですし。ビックな人ですので時間があれば見学しに行く予定です。
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 明日20日には「阪神タイガース・グッズ」販売店もはりまや橋商店街に開店します。開店準備に追われているうようでした。注目度が高いはりまや橋商店街でしょうからきちんと公益活動もされることであると思います。

 ということですので、尚今日のブログ記事は現地からではなく戻ってから更新しています。

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過労死促進法案が先送りとか

 「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度の提案を与党側は国会提出を諦めたらしい。大企業の経営者だけに「奉仕」する制度だけに、参議院選挙の結果次第で再提出してくるでしょうね。

 「サービス残業促進法案」でもあるだけに、日本の少子化をより促進することになるでしょう。アメリカの「猿真似」もいい加減にしてほしいものだ。

 若い頃勤務していた会社の先輩は、毎年今頃1月下旬に休暇をとり東京営業所の労働組合事務所にこもってっまる1日かかって「旅費清算」と「残業代の申請」をしていましたね。その請求額は当時で200万円を越していました。

 「36協定」どころか休日・夜間勤務もありましたし。当然管理者も労働組合も問題にし先輩に注意しましたが。それは彼の勤務形態から無理というもの。道路関係の仕事で東北。北海道の担当。雪が降れば仕事はできないので、それまでは土日関係なく営業と。施工管理をしていました。それでそのメーカーのシェアを伸ばしたのですし。雪解けの4月から5月は休日なしに働いていましたし。
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(高知労働局)

 残業代が認められないとなると、労使協定から同程度の給与を得ることは無理ですね。「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」はばかばかしい制度ですね。
 第1評価できるしくみになってはいませんし。

 結局はていの良い「賃下げ」と「残業代カット」の労働強化でしかありません。そうなれば厚生労働省や労働基準局などは不要になりますから政府機関をリストラすることが先でしょう。

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2007.01.18

「介護支援専門員」誌に掲載されました。

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 毎週金曜日にはりまや橋商店街にあるわくわく広場にて午後1時半より、2時半まで「活き活き100歳体操」が行われています。指導されているのは近くの老人健康施設あいおいに勤務されている看護士の永野みどりさんと、社会福祉士の大塚理江子さん

 2004年の9月からわくわく広場ではじまった活き活き100歳体操もまる2年を経過しました。今頃は1年で1番寒い時期ですが、最近は20人を越える高齢者の参加されています。最初は数人の参加者でしたが。母も参加して2年になりますが、足腰がしっかりしたと喜んでいます。
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 11月に福岡から取材に来られた「介護支援専門員」誌(メディカルレビュー社)の記者である溝口眞路さん。丹念に取材されていました。通常介護や福祉関係者の取材では「活き活き100歳体操」の様子など、「技術指導」だけに偏り観察しておられます。

 溝口さんは、平行して開催されている「はりまやサロン」や、露店の金曜市なども丹念に取材されました。参加されている高齢者にも声をかけ取材されました。
 街中(高知市の中心街商店街)での「活き活き100歳体操」ですので、参加者はみな「晴れ着」で来ていること。街中の買い物の途中であること。知らない人同士の会話が弾むことなど。「社会的」な効用にも注目されておられます。
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 記事では「お金をかけずに手作りで人の心に届くイベント。はりまや橋商店街のモットー。学生や行政の支援・協力はもちろん受け入れるが、必ずしも補助金を当てにした活動はしないという。進行する高齢化から逃げずそれを街中にとりこもうとする。そんな地のついた活動がここにはある。」と紹介されていました。
見る人はちゃんと見ておられるのですね。
Kaigo3mm

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2007.01.17

松山千春はいい奴だ

 歌手の松山千春が財政再建団体になった夕張市で100万円寄付し、100万円で商店街で買い物をしたといいます。無料コンサートも開くとか。

松山千春が夕張市激励で買い物100万円 鈴木宗男氏とのコンビが目立ちますが、これはとっても良いことですね。

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阪神大震災から12年

ようやくココログ・ベーシックのメンテナンスが終わったようです。それで今日の記事を投稿させていただきます。

 1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神大震災。もう12年も経過しました。。地震後発生した火災はなかなか鎮火せず大きな被害が神戸では出ました。当時高知市も震度4位の揺れを観測しています。
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(同時多発的に火災が発生しました。)
 神戸市の場合は地盤の液状化、電気、ガス、水道などのいわゆる「ライフライン」の復旧は時間がかかりました。現在は大きな被害が出た地域も復旧はしていますが、罹災者の皆様の「心の復旧」は途中であるとも聞きました。

 都市型災害の深刻さをつきつけた地震でもありました。高知県は来る30年以内に巨大な南海地震が発生するだろうと言われています。甚大な被害を出した阪神大震災の揺れの時間は13秒でした。南海地震は1分30秒は揺れ続けると想定されています。

 揺れと火災の被害想定に加え、南海地震は阪神大震災のような直下型地震ではなく、プレートの移動型地震と言われています。津波が発生する恐れがあり、かなり大きな規模で高知県沿岸に押し寄せると想定されています。
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 従来は水害対策ばかり想定してきました。昨年11月に二葉町で自主防災会は結成されました。これから本格的な学習や避難訓練などを実施しないといけないですね。。津波も想定されていますが、逃げ込める高台も公共施設もありません。
 今後は2月にかけて町内リーダーを集めました情報交換会や、事業計画づくりを実施する予定です。
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(復旧した神戸市)

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2007.01.16

民意を無視した田嶋東洋町長は辞職せよ

 1月15日の高知新聞夕刊1面の記事には驚きました。調査の為の勉強会や学習会を推進すると住民には説明した筈であるが、その実は既に「応募」していたとか。

東洋町長昨春に応募 核廃棄物施設 合意なく不受理

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 呆れる話ですね。こういうことをしているので原子力発電に対して市民は不信を抱くのですね。「情報公開」が担保されていないでしょうから。

橋本大二郎高知県知事は現時点では個人的見解では立地に反対の意向をご自身のブログに書かれておられます。

札束で頬を叩くな(9月5日)

高レベル放射性廃棄物施設を高知県内に立地させない運動を展開されているブログ「それがたまるか」でも怒りのコメントを掲載されています。

 南海地震の危険地域に高知県全域全市町村はなっています。東洋町は想定される震源地にも近く、強い揺れだけではなく、大津波も襲来されることが予想されます。
 町民を騙してまで応募するとはありえない話。

 「住民の命と財産を守る」のが自治体の首長の仕事。田嶋東洋町長はただちに辞職すべきであります。
 また高レベル放射性廃棄物を高知県内に未来永劫立地させない県条例を制定すべきです。賛同署名に協力いたしましょう。

 高レベル放射性廃棄物最終処分場を高知に立地させない署名

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード

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2007.01.15

汚濁されている新堀川

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 新堀川周辺の市民である西岡謙一さんがご指摘され高知県庁に要望書をだされた新堀川の汚濁問題。お昼休みに確認に走りました。
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 やや潮がこんでいましたので干潟の状況は確認はできませんでしたが、かつて「清流新堀川」といわれるほど底が見えるほど透明度があった河川の状況ではありません。汚濁され水面は濁っていますね。
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 水門撤去後に、道路橋を作る工事をしているようですね。汚濁はその工事に伴うものなのでしょうか?環境に対する配慮は全く見られませんね。昨年10月に高知大学の学生達が新堀川で魚類調査した時は「清流」と思える透明度でありました。

 「清流」新堀川 豊富な魚類を確認
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 ビオトープであり、歴史資源も周辺に豊富な新堀川。道路工事業者はそのあたりの配慮は全く見られません。発注者の高知県高知駅周辺整備事務所の監督責任は重大です。
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 (魚類調査をした清流新堀川は今は工事の為に見る影もありません。昨年10月の様子です)

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政治のリーダーを目指す皆様へ

 4月の統一地方選挙・首長選挙をめざして多数の人達が立候補されています。
 かつて「けんちゃんのどこでもコミュニティに出演された皆さんも、現職、新人をとわず果敢に挑戦されておられます。

 有権者である私たちは、選挙を棄権することなく、候補者の皆様の政策を吟味し、投票行為で判断すべきであると思います。番組に出演された皆様の番組での発言を参考にしていただきましたら幸いです。

 県会議員に立候補予定のみなさまです。

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上田周五さん

旧伊野町助役時代にお世話になりました。仁淀川を泳ぐ「紙の鯉のぼり」などを定着させました。高知県の「課題」についてお聞きしました。

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池脇純一さん

 教育問題について主体にお話をお聞きしました。また児童の保護や、若者の就労対策などの政策につきましてもお話をお聞きしました。

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川竹大輔さん

 高知県特別職知事秘書時代にお話をお聞きしました。議員のありかたについても独自の見解をお話していただきました。

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清藤真司さん

 旧夜須町町長時代にお話を聞きました。地域のかかえている課題や、取り組みなどのお話を聞かせていただきました。

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国吉卓爾さん

 教育問題や青少年問題、メディアのありかたについて独自の見解を持たれておられます。「きまぐれ通信」を発刊されておられましてその話も聞きました。

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高野光二郎さん

 1番若い県会議員ということでお話を聞きました。政治に関心が薄いという20代、30代の世代の代表として県づくりへの意欲を聞きました。

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中西哲さん

 日本国憲法改正問題を詳しく、わかりやすくお話いただきました。三位一体改革にて地方の疲弊問題のご指摘、政策課題についてもお話いただきました。

高知市議に立候補予定の皆さんです

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秦愛さん

 一番若い市会議員ということでお話を聞きました。子育てと、女性や若者層の就労支援活動についてお話を聞きました。

 元県会議員で土佐町町長に挑戦されています。

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川田雅敏さん

 中山間部での課題や不耕起農法の話や、都市部と中山間部との交流の必要性などのお話を聞きました。本山町の北村大助さんとご一緒に出演されました。

7月の参議院選挙に立候補されている人です。

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竹内則男さん

 高知市会議員時代にお話を聞きました。労組出身ですが当時はNPO市民会議の理事もされておられました。耐震貯水槽の話もそのとき聞きました。

 今年の11月には高知県知事選挙もあります。現職の橋本大二郎高知県知事は現在去就を明らかにしていません。

 それぞれホームページやブログも作成されておられると思います。ここではご紹介しませんが、検索エンジンにてお名前を入力すれば、更新されておられるサイトであればすぐに検索結果として表示されると思います。

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2007.01.14

ブログがジャーナリズムになるためには 1月19日(金)

西村 今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「ブログがジャーナリズムになるためには」でお話をしたいと思います。
 新聞社やテレビは歴史も古く、専門の記者や編集者が多数います。印刷、配達網や、放送設備など巨大な設備と仕組みを持っていて大きな社会的影響力があります。

 ブログはブロードバンド時代の産物。インターネット環境とパソコンと携帯電話があれば誰にでも作成できます。編集などのチェックを受けず、「シンガー・ソング・ライター」のように自分1人ですべてやれます。フットワークの軽さはありますが、情報の信頼性はいまひとつです。

戸田 そうですね。パソコンが出現し、インターネットと言うものが出てきたお陰で、新聞を発刊するのであれば、記者を呼んできて、カメラマンを呼んできて、編集して、印刷してという工程が必要でした。それが1台のパソコンで可能になりました。
 今後「シンガー・ソング.ライター」的な個人メディアが増えるでしょう。現在も確かに増えていますし。
 信頼性に関しては今後どういう形で表すのか?自己責任しかないのかな。ほかになにか方法はないのかなと模索しなければいけないですね。
Blogdendoushi
(ブログが珍しい時代は終わり、あたりまえの道具として今後の活用法が問題ですね。)

西村 以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に、朝日新聞高知総局の篠塚健一さんに出演いただいたことがありました。やはりマスメディアの記者の立場から、「個人的な感想と、新聞社として発言する場合とはべつである。」と言われました。記事はパブリックなものでありますといわれました。
 そこらあたりはブログで確立が出来るのか?社会的信用を勝ち取ることが出来るのか?情報の真偽のチェック体制をどう確立するのかが問題になってくるでしょう。

戸田 場合によっては「メディアがパブリックなもの」という考えも覆さなければならない。新聞も放送も、ブログもメディアである。そうであるけれども全く違うものとして受け止めなければならないと思います。
 例えば新聞や放送が仮に「第一メディア」となずけたとしましょう。ブログは「第2メディア」です。検閲やらなにやらがない。自分で判断しなければならないもの。違うものとしてユーザー側が受け取らねばならないと思います。
 そういう考えをもたないといけないと思いますね。

西村 今年は「インターネット記者」へ挑戦したいと思います。どうすればインターネット新聞へ記事を配信できるのか。実践してみようと思います。「オーマイニュース」などにも記者登録して挑戦してみようと思います。
 記事を書いて掲載されますと原稿料をいただけるしくみもあるようですし。そこらを調査しようと思っています。

戸田 現時点で考えられる問題点としては、例えば大きなイベントなどで記者が取材するような場合に、注意書きがあったりします。「ネット記者などは排除します」なんて書かれてある場合があるようです。
 ネット記者がいきなり100人も押し寄せてきたら主催者側もたまらないようですし。そのへんをどうしたらいいのか。ネット記者はネット記者の窓口をつくるべきなのか。そのへんはおかしいのではないか。
 その辺を考えませんと。ネット記者のシステムはわかりませんね。

西村 アメリカではホワイトハウスにブログ記者が既に登録されています。市民権を得ています。ハリケーンの取材もブログ記者がネットで世界配信していましたし。そこの歴史の違いや社会性の違いが日本とアメリカではあるのかなと思いました。

戸田 ホワイトハウスに入っているブログ記者。どういう経緯で入ってのか。選定されたのか気になるところですね。


西村 それを従来のマスメディアのように社会的信用をどうやって得るのか。それは品質の向上が必要でしょう。気軽に作成できるのですが、チェック体制をきちんとしないとレベルはあがりません。

Medea
(プロの報道陣に混じり携帯電話で撮影した画像が全世界へ配信される時代となりました。)

西村 以前に「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に番組にも出演いただきました安田純平さん。ブログも作成されています。聞いたことがあります。
特派員感覚でしょうか。海外からも発信できますし。どうなんでしょうかと。
 フリージャーナリストの安田純平さんも言われていましたが、発信した情報を「購入」いただけないとレベルは上がらないと言われました。現状ではブログは宣伝にしかなりませんと。料金をいただけるしくみがないと僕らはご飯が食べられないのですと。そこが問題ですね。

戸田 本に掲載された。新聞に掲載されましたら、原稿料として入ってきます。ブログですと今のところそれはありませんね。しくみはつくれそうですが。この記事を見るのに1階00円。これで見てくれる人はいませんね。

西村 人気ブログであるとか、アフリエイトですか。それで稼ぐことはしろうとにはまず無理ですね。生活が成り立っている人はいませんね。

戸田 テレビやラジオや新聞も広告収入で成り立っています。それはあれだけの組織があり、お金をかけてしているので影響力も大きいので、広告も増えてなりたっています。そこまでは個人では無理ですね。


西村 ブロードバンドを活用して、有料配信でなりたっているのはアダルト業界だけではないでしょうか。どうしても見たいなと思えば1本300円とか。1000円とか。クレジットはこちらとか書いていますし。アマゾンで本を購入する感覚で有料サイトを見ることが手軽に出来ますね。


戸田 出会い系サイトでも、サイトからの迷惑メールが毎日たくさん来ますね。憶測ですが、「出会い系サイト簡単作成ツール」があると思います。それをこしらえて宣伝メール(迷惑メール)を大量に配信します。自動的にですね。それでお金が儲かります。実に簡単に」出来てしまいます。

西村 他の業界でもできれば良いですね。悪くは言われていますがアダルト業界がインターネットを普及させた「貢献」(?)もあるとは思いますね。みな声を大にしては言いませんが・・。
 

戸田 人間の心理はそこに行き着くのではないのかと・・。

西村 ブログもアダルト系は多いですし・・。人間の欲望にそって産業は発展することも確かです。
 ジャーナリズムと構えて場合、今のマスメディアのあり方が、問題になっていますね。報道の姿勢などが・・。
 そういう時期だけに、ブログのようなパーソナルメデイァが成り立つしくみが確立されませんといけないのではないかと思いますね。

戸田 なかなか難しいですね。想像がつきませんね。

西村 現にマスメディアは大手の広告主、企業に逆らう報道姿勢はとりづらいでしょう。批判的なタレントも使えませんし。政府側が意図的にマスメディアが情報操作が可能になってしまいますね。

 そうなりますと市民側は対抗手段がないといけませんね。従来型のマスメディアに頼りますと弊害がむしろ大きくなります。ですのでブログが成長し、ジャーナリズムになる必要性を私は感じますね。

戸田 既存のメディアをどう捉えるのか。学校でも教えませんし。それを鵜呑みにしない。報道の裏までう読み取る力がユーザー側には必要ですね。

西村 4年後にデジタルテレビの影響はそうなるのか。ブログはどうなるのか。それはまだ読めません。数年後のデジタルテレビの普及はブログにもどのような影響がでるのか予想はつきません。いずれにしろコミュニケ-ションの方法が変化することは事実でしょう。
 今年のテーマにしたいと思います。

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2007.01.13

「幸福のスイッチ」を鑑賞

 冬型でセーリング日和ですが、体調がまだ万全でないので、今日は文化的な催しに参加しました。とさりゅう・ピクチャーズ主催の映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」を自由民権記念館にて鑑賞してきました。

 お客様本位で儲けは二の次の電気屋の親父に沢田研二。そんな生き方に反発、田舎を出てデザイン学校へ行く為上京し卒業後デザイン事務所で働く次女役に上野樹里。
 アンテナ修理で屋根から転落し、入院した父親。妹が気を利かせて東京の次女にうそをつき次女を家業の電気屋を手伝わせることに。次女はデザイン会社に反発し退職していたところでありました。

 最初は儲けにならない仕事振りに反発していた次女でした。街の人と触れ合ううちに、父親が街の人たちと本当に愛されていることを知り、徐々に反発していた心がほぐれてきます。

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 解説によりますと監督の安田真奈氏は家電メーカーでOLとして働いた経験があり、10年の構想を経て、家電店で実際に働くこともして映画化したそうです。それだけにナショナル・ショップの「あなたのまちの電気屋さん」が良く描かれていましたね。

 とさりゅう・ピクチャーズ田辺高英さんのブログに案内があり知りました。昨年は「読書する日」を鑑賞しました。あの映画は田中裕子と岸辺一徳が出演していました。
 日本のビジュアル系アーチストの元祖である沢田研二。関西の田舎の電気店主を違和感なしにきちんと演じていましたね。一番監督がユニークな存在でありますね。

 なんかうちにも芸大に行っている子供がいます。見ていまして身につまされる話です。他人事の話ではないように思いました。卒業してデザインの仕事と言いましても、ぞんざいに扱われるのでしょうね。
 コミュニケーション能力がいかに大事か。身につまされる映画でありました。

 来られていた観客の人たちは本当に映画好きですね。映画が終了しますとスタッフの名前が延々と出ます。その間1人として席を立たれる人はいませんでした。
 映画は中心街にもあるべきですね。映画を鑑賞するだけでイオンなどへ行く気には到底なりませんし。街中の人間のエゴかもしれませんが、映画はショッピング・センターのなかで鑑賞するものではないと思いました。

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希薄な関係こそ重要

 異質な発想や、着想のヒントは、ふだんめったに会わない人との関係がとても大事であるとの意見があります。そういわれてみますとしょっちゅう会う人たちとは絆が強くなりますが、それゆえに弊害もまたあるようですね。

 それは「同じ情報源ばかりでマンネリになる」「異質な発想を受け入れる気持になれなくなる。」「以心伝心に慣れるとコミュニケーション能力が衰える。」ことではないかとの指摘がありました。
Kouryukai
(番組出演者交流会は正真正銘の異業種交流会ですね)

 利害を共有する「会社共同体」や「労組共同体」などがそうですし、宗教団体や政党関係者も同じ価値観のグループ交際ばかりしているようですね。これでは世の中の動きについていけなくなりますね。

 年賀状のやりとりの時期がようやく終わりました。仕事などに終われますとつい年賀状を出しそびれます。でも今年は1月8日までが正月のようなもの。31日の紅白を見ながら年賀状を書いてもかまわんでしょう。
Nanga4
 お正月過ぎても、悪びれず返信は出すべきでしょう。遅くなれば「寒中お見舞い」でもかまわないと思います。
 よく年賀状を出したのにメールで返信する人が時折おられます。めんどうでも葉書で返信すべきであると私は思いますね。というのは来年用に年賀状を整理してリストをこしらえますが、そこに葉書がなければ今年の年末にその人に年賀状を出すことはないからです。だいたいお年玉年賀葉書抽選が終われば整理して、年末まで年賀状はしまいこみますし。
Kouryuu1_r
(番組交流会からネットワークが広がったとよく聞きます。)

 というのは年賀状は整理したら、年末までどこかで保管しておきますが、メールはそこへ行ったかわからなくなるからです。そうすると希薄な関係も切れてしまいますね。(わたしの場合だけでしょうが・・)
 ふだんおつきあいのない人との交流の場をこしらえてくれる年に1度の年賀状のやりとり。どんなに多忙でも廃れない習慣ではないかと思います。

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2007.01.12

厳冬期のはりまや橋サロン

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寒い季節です。今日のはりまや橋サロンは、寒いです。事務服の上にコートを羽織り、ホッカイロも体に貼り付けて、パソコンかついで来ました。

 OPEN HERATのみなさんもお寿司を販売されています。お昼はお寿司を購入して食べました。今日のブログサロンはいのから成川順さんと従兄弟の田植光男さんが来ていました。

 寒さにもめげずいきいき100歳体操も高齢者のみなさんがたが、22人も参加されていました。
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NPOなんてなくても公益活動してきました

 実は私も依頼されて2つのNPO法人の理事をしています。会費を納めているだけのNPOにも加入しています。感想は「めんどうくさい」し、「違和感」を持っています。

 夜須に関して言えば1985年からあのビーチでヨットを始めました。浜で親しくなった漁師のおんちゃんからマリンタウン計画のことを聞き、自分らもできることをしようというので、仲間と任意のYASU・ヨットクラブをこしらえました。当時入会していた青年会議所(JC)での事業もしました。
Yasu01
 1987年の連続セミナーの第1回目の講師は、今や「よこはま水産」問題で「時の人」になっている方でした。テーマは「国民休暇県構想について」です。講演後は町内外の関係者も入り乱れての大宴会をしました。

 それからアメリカへツアーを組んで見学に行ったりしました。今のヤ・シーパークの施設のモデルはアメリカ西海岸ですね。1989年には任意のYASU・ヨットクラブが「スプリング・カップ」」という四国最大のヨットレースを企画運営しまた。JCと提携して「中学生ヨット教室も開催しました。
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 同時期マリンタウン計画をめぐり町内が紛糾しました。双方の話し合いや討論会の段取りも私はしました。ですので夜須の町内の人たちは皆知り合いですね。なにせ地元のセミナーの様子をまとめた冊子をJCでこしらえましたが、それを持参して高知県庁も夜須町も国(当時の運輸省)へ陳情に行っていましたから。

 2002年高知国体もヨット会場がなくて困っていましたが、町長に手を上げていただいたたので開催できましたし。その産物がヨット置き場や艇庫そして残っていますし、それを管理することも含めてNPO事務局にもなっています。
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(なにもない夜須海岸=現ヤ・シーパークからすべては始まりました。)
 それから20年が経過しました。
 今思えばNPOなんてなかったのですが、県の地域支援員以上の活動はしていまたし。

 ですのでなんかあったらコンサル会社の連中がやってきて「ワークショップごっこ」「話の話」をすることがNPOだなんて言っておられるのでアホらしくなりますね。実践をともなわないまちづくりごっこほど虚しいものはありません。
Ainamws1_5
(ワークショップはあくまで方法手段にすぎません。)
 あくまで私はヨットで年中遊びに行っただけなのですね。その延長でいろいろと活動しただけです。それが活動の理念ですし思想です。利害や仕事の受注だけを目的にNPOをしている人たちとは今後も一線を引くことと思います。

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2007.01.11

この地域は液状化の可能性があります

 青柳公園近くで道路工事(側溝関連)をしていました。一部アスファルトを剥がしてありました。アスファルトは厚さは数センチ程度。下は赤土。その下は粘土質か、シルトのようなものでした。

 大地震が起きますと話題になるのが液状化現象ですね。高知市下知地区はそうでなくても低地であり、浸水の危険性はあります。それに液状化すれば道路を避難路として活用することも難しくなりますね。
Niigata20052
(新潟中越地震)

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過労死推進法案には反対

 「ホワイトカラー・エグゼンプション導入」とか、アメリカの「猿真似」をまとも政府側は提案するらしい。それも年収400万程度のサラリーマンに対してだそうだ。

 ホワイトカラー・エグゼンプションは、いわゆるホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除する制度で、労働時間に対して賃金を支払うのではなく、成果に対して賃金を支払う仕組みとされています。

 残業代がゼロになるため、サービス残業の合法化だと指摘する声もあります。日本経団連では年収400万円以上の労働者に適用すべきとしています。
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(労働組合の「存在価値」が問われています。)
 要するに「サービス残業」が当たり前になり、現行の労働基準法をホワイトカラーに適用しないというもの。都市部の勤労者はそうでなくても長時間の通勤を強いられており、年収400万程度かた適合されると言うことになりますと、「サービス残業強制法案」であり、「過労死推進法案」ですね。

 これではかつて植木等が「サラリーマンとは気楽な稼業ときたもんだ」などではありませんね。残業代もつかない。しかも日本的集団主義は残るから自分だけ帰宅するわけにはいかない。多々働きを強制させる悪法でしょうね。「搾取」という言葉をあらためて感じますね。
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(守りの闘いではなく「攻勢」に出る気概を労働運動ももってほしい。)
与党側も予想以上に国民の反発を恐れ、7月の参議院選挙後に法案提出を延期したそうです。政治的駆け引きにされる問題ではないとは思いますが・・。これは社会問題であると思いますね。なんでもかんでも「アメリカの真似」をしても社会も環境も違うのですから国民の理解を得られるしくみとは思えませんね。

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2007.01.10

核廃棄物拒否条例制定への署名運動をしましょう!

 高知県における「核廃棄物拒否条例」制定に向けた請願署名運動を展開すべきであると思います。その理由は高知県は南海大地震が今後30年以内に起きる可能性が高い地域です。処理方法も確立していない高レベル放射性廃棄物の最終処分場には適地ではありません。

 津野町は断念したようですが東洋町では手を上げようとしています。高知県は全域が南海地震が発生した場合は危険な地域になるのですから。
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(高知県の豊かな自然もどうなるのでしょうか?写真は仁淀川)
 条例制定に向け、県知事に直接請求するには、選挙人名簿の1/50、高知県では1万3146人が必要ですが、県会議員のみなさんに紹介議員になっていただくことができれば、県議会に対する条例制定を求める請願という形で、条例制定の必要性について審査してもらうことができます。また、署名が多ければ多いほど、制定賛成の審査の後押しになります。

2月定例県議会の開会は、2月20日です。

 PDFファイルをダウンロードしてください。そして各人署名を集めましょう。詳しくはそれがたまるかブログをご参照ください。

「kakuhaikibutu.pdf」をダウンロード

Hoeityo2mm
(昭和南海地震での惨状。高知は強い揺れだけでなく津波も襲来します。)

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2007.01.09

3年目のブログについて 1月12日(金)

西村 今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「3年目のブログについて」です。
 私がブログを始めましたのは2004年の1月1日です。今年で3年を過ぎます。1昨年は「ブログ中高年の星」とか言われて新聞やテレビで取り上げられたりしました。ブームも一段落というところでしょうか。

戸田 確かにそうですね。「ブログの女王」というテレビ番組も終わりましたし。

西村 アメリカでは「9・11」以降に、マスメディアに対する不信から市民の間でブログは一気に広まりました。社会性が最初からありました。それに対して日本ではブログは「日誌」という意味合いが強いようです。ニフィティなんかの位置づけがそうでしたし。簡易ホームページとしてとらえられていました。
 例えて言えば、電子掲示板はホテルのロビーでの会話。SNSは個室での会話。ブログは自宅への招待という感じでしょうか。ほどほどのイメージですね。
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(ブログは場所をえらべずネット環境であれば現場で作成できます。)
戸田 SNSも増えてきましたね。「出会い系」に対して、「知り合い系」とSNSは言っていますね。なるほど個室での会話ですね。
 掲示板は多くの人が見ているのでホテルのロビーでの会話というのはそうだと思いますね。
 ブログは自宅での会話。たしかにトラックバック機能もありますし。

西村 ブログの良いところは更新のしやすさは、なによりの特典です。どこからでもネット環境であれば更新が可能です。携帯電話からもできますし。音声配信もできます。動画配信も増えてきまして、ますます大きなメディアになる可能性が出てきました。
 ブログをきっかけにして、新たなメディアになる可能性が出てきましたね。

戸田  確かにそうですね。音声や動画の投稿。携帯電話との相性の良さ。各ブログサイトもいろんなサービスを次々とリリースしています。
you tube なんかも取り込むことができますし。1昔前にはここまで出来るものだとは思いませんでしたね。

西村 確か10分程度の動画配信が出来ることですね。しかし大変な情報量ですね。日本でも凄い勢いで広まっていますね。ニュース性は抜群ですね。

戸田 you tubeのアクセス数なんかも相当なものですね。あそこに動画があればみな見に来ますね。

西村 デジカメの動画機能、携帯電話の動画機能で出きるのですからね。画質はやや荒いのですが・・

戸田 でも実際のテレビのニュースの報道で、記者が事故現場から携帯電話から動画を配信してきたのが第1報であったりします。それが珍しくなくなりましたし。
 携帯電話の機能の進歩も凄いですね。昨年でしたか年末で起きました東京の京王線での踏み切り事故も携帯電話で撮影されました記者のレポートから報道がされ始めましたし。

西村 事件事故の画面。災害時の第1報に活用を既にされています。今後も普及してくると思いますね。ですので市民が活用するのも増えるでしょう。
 このブログ今後も発展しますね。メディアとしても。動画、音声、携帯性もとりこみまして、ますます他のメデイァとの共存されていきますね。
 遠隔地の見知らぬ人たちともブログを通じてより交流が広がり、よりネットワークが広がりました。
Geshimakino_2_thumb_1
(ブログは世代の差を超越する道具です)
戸田 最近ブログに書かれているキーワードをロボットが見つけ出しまして、注目されているキーワードで掲載されているサービスもありますね。
 特種なかたちのサーチエンジンですね。これはその意見に賛成する人、反対する人も用意にコメントしたブログをいくつも見つけることができます。

西村 ブログもおまけに「アクセスログ解析」がありますね。それを検索しますと、どこのサイトから私のブログを見に来たのかがわかりますね。
 戸田さんがご紹介されたようなサーチエンジンがありましたね。「http://kizasi.jp/」と言うところでして、ブログを関連記事で集めています。

 例えば「六ヶ所村といえば」というキーワード表示でして、関連ブログが表示されています。私のブログですね。先月のゲストでした外京ゆりさんとの番組での対談をまとめたブログ(高レベル放射性廃棄物問題など)のなかで、青森県六ヶ所村の原子力関連施設の議論をしていました。

 そのことをブログにしていましたら、そのサーチエンジンに掲載されていまして驚きましたね。

戸田 例えばGoogle のようなロボットですと、「六ヶ所村」で検索しますと、関連する記事が確かに出てきます。でも全く関係のないホームページやブログも出てきますね。
 この場合のようにブログに関係したもので検索しますと、「六ヶ所村」というキーワードに関連した記事がすべて表示されていますね。
 ですからより的をしぼった検索が出来ます。関連ブログをすぐに見つけられますので凄い機能ですね。
Matuo
(はりまや橋ブログサロンには、いろんな人達が訪れました。)
西村 Googleでも確かに検索され、表示はされます。Googleで載るのは見出しの部分とか、文章の1部が掲載されるだけで、関係のないサイトやブログが表示されますね。
 以前笑い話になるようなことがありました。「ルイ・ビトン」で検索すると私のホームページがよくGoogleの上位に掲載されていました。わたしがそのブランドについて知っているのでもありません。

 わたしがホームページに書いていたのはルイ・ビトン・カップというヨットレースのことです。それを検索エンジンが集めて上位に掲載したのでしょう。みな当て外れのサイトへ飛んだのでみな検索した人は怒っていたと思いますね。

 このブログの検索の仕組みは「六ヶ所村と言えば」と言う表示に、再処理核燃料工場、鎌仲ひとみ監督、プルサーマル計画、映画六ヶ所村ラブソティとかすべて関連用語が掲載されています。
 それを使用しているブログが表示されるようになっています。

戸田 今までは検索する場合「コンマやスペース」を付け加えながら検索キーワードをしなければなかなか目的のサイトやページにたどり着けませんでした。
 関連キーワードがどこに集積されているわけですから、検索テクニックは不要ですね。目的のページへたどり着けるようですね。

西村 ブログも数が増えまして(800万を超えているので)ブログの海で溺れてしまう。と以前番組でも言いました。
 こうした検索「ブログサービス」が現れますと、「六ヶ所村」とか「高レベル放射性廃棄物」などコアな問題ですと関連サイトを見つけるのが大変でしたが、簡単にみつかるので重宝しています。

戸田 画期的ですね。考案した人は凄いですね。

西村 今年は「ブログジャーナリズム」を研究しようと思っています。選挙の年でもありますね。4月の統一地方選挙。7月の参議院選挙。11月の県知事選挙と高知市長選挙。1市民の目でどんどんとこまめに情報を発信していきます。
地方政治のありかたを「ブログジャーナリスト」(というのもおこがましいですが)としてコメントをさせていただきたいと思います。

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2007.01.08

「硫黄島からの手紙」を鑑賞

 昨日は家内と久しぶりにイオンへ行きました。2年ぶりでしたか。私たちが行かなくてもイオン高知は物凄い集客力で、正月3日で15万人が来店したと言います。大阪のユニバーサルスタジオの入場者に匹敵する人数だそうです。
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 プラスチックの人口空間は私には息苦しい限りですが、支持者が多いのですからね。地元の商店街へ行かずイオンに来る人が多いのでしょう。広大な店舗に商業集積し、広大な駐車場で広域から顧客を集めるしくみで「1人勝ち」なのでしょう。

 政府の「規制緩和」の政策を上手に活用し、地方都市の工場跡地のまとまった敷地に出店。地方商店街を「踏み潰し」ながら高度成長してきたイオン。おかげで地方商店街は「シャッター通り」に成り果て、車に乗れない高齢者は取り残され、「買い物難民」と言われています。高知駅裏の北本町や、桜井町。宝永町などですね。
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 さて映画を見るために久しぶりにイオン高知に来ました。相変わらず凄い人。実は「50歳以上はペアで2000円」とあるので、1人1000円の計算。1人で行けば1800円ですからね。わたしら世代は一番イオンに行かない年齢なのでしょうね。
 うちの子供が小学以下であれば何度か行っていたかもしれませんし。

 シネコンは7つのスクリーンがあり、別の映画も同時に上映。350人くらいの部屋に100人程度の鑑賞者でした。あろうことか運転免許証を会場に落とし、後でイオンの人に拾っていただいたようです。自宅に電話があり、ちょうど鑑賞後での買い物中でしたので、事なきを得たどたばたまでありました。
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 さて本題の映画の感想。監督は異なってはいましたが、テレビで「ラストサムライ」を見ていましたし。主演も同じ渡辺謙。アメリカ人は日本のサムライ精神が好きなのでしょうか?

 渡辺演じる硫黄島守備隊長の栗林中将。駐在武官としてアメリカに滞在したこともあったようですね。合理主義者で家族思いの軍人として描かれています。
 駐在すると同時に島内の民間人をすべて退避させました。そのあたりがサイパンとは異なっていました。

 多少なりとも連合艦隊兵力に期待していましたが、マリアナ沖海戦で航空母艦は壊滅。機動力はもやはありません。僅かに島内にあった航空兵力も本土に引き上げ、絶海の孤島で8万人の米軍を迎え撃つしかない状況でした。

 洞窟を掘り、徹底した持久戦を展開したようです。武器も食料も不足気味の極限状態で戦い抜いたようです。日本軍兵士が捕虜にした米軍兵士を惨殺する場面もありました。米軍兵士も投降した日本軍兵士を「めんどうだ」と見張り役の兵士が撃ち殺す場面もありました。戦争は綺麗事ではありません。

 そんななかロサンゼルス五輪で馬術で優勝した西中佐は、負傷した米軍捕虜を看病し、英語で話しかけました。お互い立場は違えど同じ人間であることを確認していました。絶望的な状況でも最善をつくす指揮官が描かれていました。

 クリント・イースト・ウッド監督は硫黄島2部作で何を訴えたかったのでしょうか?硫黄島の戦いで、日本軍は本土への抑止力を失いました。島の飛行場からは各都市への無差別の空爆が行われ、日本本土は焦土となりました。

 硫黄島の直後に沖縄へ米軍は上陸。凄惨な地上戦が行われます。20万人の命が失われました。戦艦大和)による特攻出撃があり、猛烈な米軍機の攻撃で4月7日に3000人の将兵とともに大和は沈没しました。

 戦争は綺麗事ではない。硫黄島の戦闘は日米双方で戦争賛美のプロパガンダに利用されます。しかし現実を知る日米将兵にとりましてはおぞましいかぎりであったでしょう。

 大画面でしたので戦闘シーンは恐怖すら感じました。洞窟内で追い詰めらた日本兵が自決する場面では目をそむけました。
 現在イラクでもそんな状態になっているのでしょう。クリント・イースト・ウッド監督は戦争の愚かさ、おぞましさを2部作で淡々と描いているのではないでしょうか。 

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2007.01.07

安藤百福氏のご冥福を

 日清食品の創業者である安藤百福氏が先日ご逝去されたらしい。台湾出身で96歳であったとか。大往生ですね。
 安藤氏といえばなんと言いましても即席ラーメンの「チキンラーメン」と「カップヌードル」でしょう。わたしなどその即席ラーメンを食べて育った世代です。

 昭和37年前後でしたか大阪の小学校にいました。今で言う総合学習の時間の自由研究で「チキンラーメンのできるまで」を模造紙に書いて発表したような記憶があります。班単位であり、同級生はみな近くの日清食品の工場を見学したようでしたし。

 当時はサンヨー食品とエースコックのワンタンメンが即席ラーメンとしてありましたが、いずれもなべに入れて暖める式でした。チキンラーメンはお湯でまずどんぶりを暖め、麺をいれ、沸騰したお湯を注ぎ、蓋をして3分待つと出来上がる画期的な製品でしたね。
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 確か食堂でうどんが25円で食べれましたが、チキンラーメンは35円くらいしていたうようです。大学生になる頃に、カップヌードルが発売され、麻雀しながらよく下宿で食べたものでした。

 今や国際食となった即席ラーメン。日本人の「偉大な発明」であると思います。
「即席ラーメンばかり食べていたら肝臓が悪くなり早死にする。」とも言われていましたl。安藤百福氏は96歳まで食べ続けて天寿をまっとうされたのでしょう。
安藤百福氏のご冥福をお祈りします。

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2007.01.06

あまり興味がでない県政出前講座

 県職員が20人程度の受講者を集めると「県政出前講座」をすると県庁のホームページで見ました。一覧を見ましたが、さして興味がわくテーマではありませんね。

 例によって制約が多すぎますね。Umetatemm_3
(高レベル放射性廃棄物処理場問題を県政レベルできちんと検証していただきたい。これは政治以前の問題です。行政が逃げるから対話不能の対決型にならざるを得ないのです。)


「政治的活動、宗教活動、又は営利活動を目的とする場合や県に対する要望、苦情、交渉を目的とするものは対象外とします。また、出前講座の事業目的に合わない集会、会合については、お断りする場合があります。」

 東洋町長が異様に張り切っている「高レベル放射性廃棄物最終処分場」誘致問題と、南海地震との関連を知りたい場合は該当するのでしょうか?どうもなんだかんだ言って「該当なし」で門前払いのような気がしますね。

 つまりこの出前講座は「単なるお知らせ」「一方的伝達」事業の一つではないでしょうか?新堀川を暗渠にし、歴史的資源もビオトープも生き埋めにする県道「はりまや橋ー一宮線」もありませんし。
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(2005年7月7日の住民説明会以来開催されていません。)
 利用者は出てくるのでしょうか?きわめて疑問です。また「予算消化型」の事業の一つになるのではないかと危惧しています。「やっかいな問題」を回避した住民説明会は、意義を見出せません。
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2007.01.05

年始のはりまや橋サロン

 2007年1月5日のはりまや橋商店街の様子です。今日は年始周りをスーツを着てしていましたので、ランチタイムははりまや橋商店街へは行きませんでした。
 「スーツ着ていると誰かわからざった。あんた選挙へ出るの?」とか商店街の皆さんに冷やかされていました。
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 谷ひろ子さんの焼き菓子屋「ま・み・ゆ・と」でコーヒーブレイクしていますと、めろでぃの桑名真紀さんが来られました。
 「街角図書館のようなものが商店街に出来ないでしょうか。雑誌はおかず、なかなか読めない書籍をおいてくつろいでいただく文化空間があれば良いですが。」とのこと。なかなか良いご提案ですが、屋賃は簡単には払えませんし・・なんか知恵が必要ですね。

 めろでぃさんの隣の空き店舗を改装工事をしていました。業者さんに聞きますと、「阪神タイガースショップ」とか。タイガース直営だそうです。来週はなんとか都合をつけ、パソコンをかついではりまや橋ブログサロンを開催したいと思います。
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良いネットワーク 悪いネットワークについて

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(大きな組織は絆は強いが時に弊害もあります。)
 いつも同じメンバーで交際していますと絆は強くはなりますが、多様な情報は入ってこなくなりますね。それが組織の特性です。どうしても親しい胴業種の人間との付き合いが楽ですので、自覚をしないとそういう関係を快楽に思い、他人の意見を結果的に聞かなくなりますね。

 大きな仕事上の組織はそうです。大企業や官公庁などは内部の絆は強固です。結果として悪い方向に向かえば、不正をしたり、ごまかしたり平気になります。

「情報収集や情報伝達に優れているのは、我々が日常的に接触し親しくしている人々との絆ではなくて、むしろ接触頻度が低く、どちらかといえば普段は疎遠にしている人々との絆である。」
(「人脈づくりの科学 安田雪・著 日本経済新聞社)
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(番組出演者交流会は正真正銘の異業種・世代間交流サロンです。)

「自然発生的なネットワークは、高密度になりがちで情報収集力が弱い。職場に成立する従業員同士のネットワークはその典型である。」

「密度の高いネットワークの構成員は、相互に情報伝達されやすいだけに、自由な動きがとりにくい。
 自分の周囲の誰も彼もが知り合いで、直接さまざまな会話を交わし情報交換をし合う関係だったとしたら、苦情を言う相手の選択さえ気をつけなければならない。
 密度の高いネットワークは、自由に動ける隙間が少なすぎるのだ。」

「特定の個人だけが他者を犠牲にし、利益を得るようなものではない。構成メンバーのだれにとっても、互恵的かつ効率的なネットワークを構築することが究極の目的である。」
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(実に多彩な人達が出演いただきました。)

 ここまで意識したことはありませんでしたが、2003年に諸事情で「どこでもコミュニティ」を企画したときは、「普段なかなか会えない他業界の皆さん方にお声をかけ、質問し、番組にしよう。」と思ったからでした。

 収録後に、出演者の皆さんのホームページを自作させていただきましたが、それは実に興奮するような体験でした。だから大変さを克服する面白さがあったからです。

 番組は2006年3月に終了したしましたが、今でも私はこのゆるやかなネットワークを意識しています。
経済的なつながりでも、政治的なものでも、個人のつながりでも「固い絆」は良く見かけます。逆説的な見解ですが、絶対的なものではありません。そうした弊害があることを自覚して人脈の再構築にこころがけたいものですね。
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(第1回交流会はブログサロンから始まりました。)

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2007.01.04

日本人であることを誇りに思い行動しよう

 正月休みに録画してあった「ラストサムライ」というハリウッド映画を鑑賞。明治維新の混乱時代の日本がモデル。二次大戦の激戦地であった硫黄島を舞台にした映画も上映されていますね。

 アジアでは中国や韓国が台頭し、政治的にも陥没気味の日本。「地震大国」(全世界の地震の1割が日本)というのはわかりますが、政治も経済も圧倒的な影響力を感じさせない日本を何故こうまで意識するのはどうしてなんでしょうか?

 日本人は普段はおとなしい、権力には従順な民族。自己主張する人は少数。決まられたことはきちんと律儀にやりとげる。教育水準も高く、労働規律もきちんとしていて不正もすくない。

 しかし米国本土を攻撃し、アメリカと国として総力戦を戦ったアジアの国は日本だけです。欧米型の近代社会はアジアでは無理だと思っていたが日本だけはやり遂げた。
 表向きは「猿真似」と軽蔑しながら、日本人の精神も精密に研究していますし。今のイラクの粗雑な占領軍支配とは異なっています。

 アメリカは日本が怖いと思いますね。ですから日本人を心底骨抜きにするために、ありとあらゆる手立てで攻勢をかけてきていますね。政治でも経済でも文化でも、食生活でも。
 しかし日本人はアメリカ人とは異なります。いつまでもアメリカ人の猿真似をしても良いわけありませんね。

 きばらなくても日本人は精神力があります。その力を戦争ではなく平和の為、地球環境保全の為に使うべきでしょう。

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2007.01.03

初お接待ーはりまや橋商店街

 高知市中心街商店街であるはりまや橋商店街。午後1時過ぎに通りかかりました。初お接待がされていました。ふるまい酒やおぜんざいなどが、わくわく広場でされていました。
 あいにくリハビリ中の歩行中でしたので、いただくわけにはいきませんでした。

 2007年度は昨日は雨でしたが暖かいお正月でしたね。

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橋本知事おろしの世論操作が始まった

 高知新聞の元旦の1面は、「本社世論調査 橋本県政「満足」38%」との見出し。
前回調査に比べ、橋本県政への県民支持の低下を記事にしています。

 自社の息のかかった企業に調査させているので信憑性があるのかどうか不明ですね。それに今年11月の県知事選挙に向けての「キャンペーン」(橋本おろしの)のように思われてなりませんね。

 「多選は時代に合ってはいない」「改革派知事もみな辞めた」「6選目にでるのはどうかしている」とか言う世論をこしらえたいのでしょうか。

 でも出馬されて賛否を決めるのは新聞社ではなく県民です。そこらあたり勘違いしないように高知新聞政治部の皆さんには、申し上げたい。
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(県庁職員の意識変革はまだまだこれからでしょう。)

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防災対策はすべてに優先する

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(昭和南海地震の記録。高知市防災対策課サイトより。高知市下知地区の被害)
 行政の一番の役割とは何か?それは「住民の命と財産を守ること」であります。市民に選ばれた首長や議員もそのことをいつも自覚していただきたい。

 まず高知県東洋町の田嶋町長。世界的に確立していない高レベル放射性廃棄物の最終処分場を研究するといいます。東洋町はここ30年以内に東南海地震が起きる地域であり、沿岸には数メートルを超える津波が襲来する地域です。

 高レベル廃棄物処理問題は原子力発電を使用する以上は全国民の課題です。地震の起こる起きる可能性の地域で検討すべきではありません。地域代表の首長としては検討すらしてはいけない問題なのです。

 高知市長の岡崎市長も防災対策を優先する市政をすべきです。高知市内の下知、潮江地区は市街地ですが低地で軟弱地盤。高台も公共避難場もありません。まず最優先に公共避難場建設すべきです。新堀川を暗渠にし道路にする高知県駅周辺都市整備事務所の工事には賛同してはいけないと思います。
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 土佐橋の高架歩道橋などは事業を凍結ではなく廃止すべきでしょう。高知県庁も高知駅前の複合施設計画は民活のめどがつくまでは中止です。残念ですが。そんな事業よりは公共施設の耐震化を進めるべきでしょう。

 元高知市長の故横山龍雄氏は、延々と災害対策工事を進めました。雨水処理の進展は目覚しく、おかげで下知地区は大水害を免れています。「市民の心を心とする」彼の精神をもう一度各地域の代表者はふりかえるべきでしょう。

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2007.01.02

えびす様へ初詣

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 今日は生憎のお天気。雨でした。でも海の神さま「10日えびす様」へは海で遊ぶ以上は行かないと行けません。夜須のヤ・シーパーク入り口にある小さな神社ではありますが、漁師さんたちの守り神ですね。

 海老が神さまであり、毎月10日には漁師さんたちが集って祝い事を昔はしていました。今もされているのでしょうか?
 今年の海の安全、家内安全と健康、などを祈願しました。海で元気をいただいて今年1年明るく元気に生きて行きます。
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ぷらっとこうちは何故頓挫したのか? 1月5日(金)

西村  今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「ぷらっとこうちは何故頓挫したのか?」です。
 高知県総務部県政情報課が管理・運営していました公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。電子掲示板での県民各位の交流促進が狙いであったようですが・・。昨年11月30日で閉鎖されたようです。
 私も当事者(当時の県政情報課とぷらっとこうち運営委員会から登録抹消措置を昨年7月24日にされました)ですのでコメントがあります。とにかく規制だらけでおかしな掲示板でした。そのくせ運営委員のなかには匿名の下劣な書き込みで私を誹謗する者がいました。
 そういう書き込みは自分たちが運営委員だから削除しない。わたしの書き込みはひたすら削除するそういうおかしな体質でした。

戸田 どうしてもこうした話になりますと、感情論になりますね。キーボードの上だけで成り立っている掲示板ですので。考えられることですね。
 でもぷらっとこうちは高知県庁がやっている掲示板ですので、特殊な掲示板と言えますね。ですので、その「線引き」。ここからここまでを削除する。決めづらいと思います。立上げの時点でそのあたりもう少し考えれば良かったのではないかなとも思います。なんで考えてなかったのかという気がしますね。
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(ロックアウトしたまま一度も県民の意見を聞くことなく閉鎖されてしまいました。)

西村 民間の電子板であれば「炎上」したりはしばしばありますね。そうであったしても民間の掲示板ならそれも良いでしょう。しかし県民の税金で運営管理されている電子掲示板です。公共性と情報公開の義務はあります。
 この書き込みを削除したことが良かったのか悪かったのか。当事者(運営委員会と書き込みを削除された人)が直接対話すれば良いのですね。それが難しい場合は第3者が出てくるべきでしょう。第3者が双方の言い分を聞きまして、情報を開示し、「皆さんどうでしょうか?」という形があっても良かったのではないでしょうか。
 その2つとも運営委員会は担保できませんでした。よって県議会への説明責任も、裁判での満足な答弁もできなかったのです。

戸田 実際にけんちゃんがぷらっとこうちで書き込みを削除された時は、いきなり削除されたのですか?

西村 そうです。「削除されました。」という表示が、ぷらっとこうち上には表示されるだけです。事情を知らない人で見た場合は理由が明示されていないのでわかりません。書き込んだ内容もわかりませんね。
 その後、運営委員会や事務局といろいろやりとりをしているうちに、7月24日に登録まで抹消されました。以後書き込みができなくなりました。
 その後、おかしいと思った県民の人達がいろいろと書き込みをしました。結果的に「収拾がつかない」状態になったと運営委員会が判断し、8月24日から一時閉鎖されていました。
 その間に県民から住民監査請求やら、県議会議員への説明責任やら、裁判まで起こるようになりました。

戸田 実際これだけおおきな事が起きていますね。県の予算を使って設置された電子公共掲示板が閉鎖になって、紛争になっている。それにも関わらず街中を歩いている高知県民に聞いてみましょう。「ぷらっとこうちって知っていますか?」。
 「知らない」といわれる人がかなりいらっしゃるでしょうね。
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(高知県庁)

西村 殆ど知らないと思います。

戸田 この時点でなんだかこれはおかしいという気はします。広報しろとかそういうことではありません。これも結局特定の人たちだけのツール(道具)にしかすぎません。

西村 高知県民はそうかもしれませんが、ぷらっとこうちは高知県庁のホームページのトップページに「ぷらっとこうち」という表示をしています。
 高知県庁のホームページは一体どれくらいのアクセス数があるのかわかりません。県の代表的なホームページです。それにリンクを張っていることは、県外の人も、インターネットで高知県のホームページを見に来た人も、見ますね。
 それを見られた人が(ぷらっとこうちの有様と現状)をどう思われるかでしょう。
 「どうなっているの?」という疑問はあるでしょう。それに対する説明もありません。ぷらっとこうちのトップページには書いていますけれども不十分ですし。釈然としないと思います。

戸田 時々見ているものにしましても、なんだか中でごちゃごちゃしているな。そうこうしているうちに「閉鎖」。「なにが起きたの?」ということがよくわかりません。それが本音のところです。

西村 ですのでリアルな場で当事者同士が話し合えば良いと思います。きちんと議論をするとか。あるいは討論会をするとか。そういうことをしまして、第3者がコメントをするとか。
 よけいに「炎上」状態になるかもしれませんが、そういう努力はすべきではなかったのか。かえすがえすも残念であると思います。
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(インターネット上でも社会性を問われます。)

戸田 インターネット上だけで解決しようとしていたという印象ですね。

西村 それだけでは無理だと思いますね。

戸田 そうだと思います。

西村 この問題に関して昨年8月15日に橋本知事も長いコメントを投稿し、県議会議員も関心を示し、県政情報課に問いただしていました。ある県民は裁判を起こしました。それだけ高知県の情報化に対して関心があったのですね。
 確かに見かけの上は混乱しているように見えます。ただ残念なことに県政情報課および、ぷらっとこうち運営委員会、事務局が、「自分達の身内だけで話し合い」をし、ぷらっとこうちの閉鎖を決めてしまったのですね。とても残念です。
その芽を今回ぷらっとこうち運営委員会は正面から向き合わず、逃げてしましました。

戸田 その後は大きな動きはないのですね?閉鎖された後は。

西村 ないようですね。若い人たちを中心に「再開してほしい。」という動きがあるやに聞いています。署名を集めて知事に要望書を出されたりされているようです。

戸田 とはいえ、以前のように使用できません。その間もサーバーは動いていますし、費用もかかっています。こんな無駄なことはないですね。早くなんとかして使えるような形に。より良い形に。なにも1回の失敗がすべてをだめにするのではありません。
 より良い形で、なんらかのかたちで再開していただきたいですね。

西村 見かけが公共電子掲示板ですね。前半の部分で戸田さんが言われていましたが、県民に聞いてもだれも知らないとは思います。
 ぷらっとこうちは、高知県庁のトップページにリンクされています。インターネットで高知県庁のサイトを見に来た人は誰もクリックしてみている筈です。
 見たとたんに「ありゃりゃ」ということになっています。見たとたんに訳がわからないでしょう。あの説明文章では。

 話は変わりますが、昨年の年末にNHKがインターネット関連の特番をしました。匿名で書き込みができる巨大掲示板である若い女性が誹謗中傷され、ひじょうな社会的な苦痛を受けてしまった。これをどうするのかということで、関係者が集りスタジオで討論会をしていました。
 
戸田 最近多いことですね・

西村 そのなかで韓国の実例の紹介がありました。韓国では住民登録番号と、氏名と照合しませんと電子掲示板(人気のある大手の掲示板が全て)には書き込めないようにしたそうです。
 そうしますとネット上での誹謗中傷が激減したそうです。

戸田 実際に翻訳ソフトを活用しまして韓国のある掲示板をのぞいて見ました。確かに住民番号と名前を入れないと書き込みができません。
 国外の人はメールでどうぞ。ハングルがわからないと登録は出来ませんね。こうなれば信頼できるシステムは出来ると思いました。
 ただ韓国の別のサイトを見ました。いろんな人が書き込んでいました。ある女性タレントの応援掲示板でした。翻訳をかけてみました。日本と同じですね。誹謗中傷だらけでした。
 「整形しているはずだ。」「鼻の整形にいくら使っているのだ」とか。書かれていました。どこへ行こうが、いくら規制しようが、それぞれ個人のモラルになる部分があり、完全な解決策はありません。

西村 ですので掲示板があり、ブログがあり、SNSがありますね。それぞれ機能と役割がありますね。それそれのメディアに長所と短所があり、運営側は大変であると思いますね。

戸田 運営者は大変ですね。これからもそうですね。ホームページを開く以上、ブログもそうですが、管理者になりますね。

西村 ブログは自分が1人管理者ですね。管理権限がありますね。例えばコメントもトラックバックも投稿禁止にすることも自分で出来ます。
 掲示板の場合は管理者がはらをくくらないとできませんので、より難しいところがありますね。
 リアルな場で関係者が集って話をする。元運営委員会の人たちに申し上げたいです。その人たちも交えて話し合いをできれば良いとは思います。

戸田 今後どうなるのか見守りたいですね。

西村 知事も県会議員も交えて、裁判起こした人も交えて討論会でもやれば解決策が見つかるのではないでしょうか。それ以外にはありません。

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2007.01.01

2007年猪 今年もよろしく

 2007年度の干支は「猪」ですね。「猪突猛進」とかやみくもに突撃する印象ですが、実はそうではないですね。猪はとても賢い動物です。
 さて2007年。どういう年になるのでしょうか?

選挙の年ですね。4月の統一地方選挙。首長選挙もあります。7月は参議院銀選挙。11月は高知市長選挙と高知県知事選挙。高知を見直し、考える機会になるでしょう。
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 (猪キャラクターはうちの子供の作品です。)
 かつては日本の山野に多くいた猪。最近はどうでしょうか?山の生態系が崩れて餌がなくなり、熊や鹿などが里へ降りてきているニュースも11月頃にはよく耳にしたものですが。

 なかなか多忙な1年になりそうですが、皆様今年もよろしくお願いします。

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