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2007.01.29

市民とは大きく隔離する政治

 安倍首相は参議院選挙の争点を「憲法改正」であると言います。さきの「教育改革」も生煮えの議論で国家主義的名傾向をあらわにしていただけですし。そして憲法改正問題とか。はたして争点になるのでしょうか?

 国民の大多数は、小泉内閣時代から、「格差社会」になったことを実感しています。マスコミや政府は「空前の好景気」と言いますが、地方で中小零細企業のなかにいると全く感じられません。高知は全国でただ1県「景気が下方している。」と認定されましたし。

 政治が大企業の豊かな恵まれた人たちをますます強化することばかりに向き、弱者は切り捨てられるばかりです。どうしてこんなに政治が夢のないものになってしまったのでしょうか?
Abe22_6

(安倍首相の思惑と国民の民意とは大幅にずれています。)

 野党もだらしがないからでしょう。民主党も「格差是正」を叫んではいますが、なんだか迫力がありませんね。共産・社民は「泡沫」政党ですがプライドだけは高く親しみを全然感じません。

 結局「だれが政治をしても同じ」と国民各位に諦めムードになることが一番いけないことなんでしょう。少なくとも安倍内閣では地方の市民は今より生活水準は確実に下がるでしょうね。間違いありません。
 
 市民の意見を聞く、吸い上げるしくみに熱心ではなく、ただただ「上位下達」式の「伝言板」政府ですからね。対話などありませんし。やらせの「タウンミーティング」を観察しても理解できますね。市民は期待せず、行動あるのみでしょう。

 宮崎県知事にそのまんま東氏が当選しました。「保守王国」と呼ばれた地方でも民意とはなれた政治にノーをつきつけた好例であると思いますね。宮崎県民に敬意を表します。
 「しがらみのないしろうとのほうが、プロの政治屋よりはましだ」地方の有権者の判断です。「地方の反乱」でしょうね。今年は「政治の年」。政治のありかたについて考え、行動しなくてはとも思います。

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コメント

今日のお昼のニュースで安倍内閣の支持率が、不支持を始めて下回ったそうですね。
 しかも支持政党なし層が60%を超えましたし。宮崎県知事選は地方でも旋風がおきることが証明されました。

 生活苦にあえぐ国民とは無関係なところで、「憲法の改正」「教育の改正」「格差拡大」「規制緩和」「自衛隊の海外派兵」とかばかりやっていますから。

 市民意識とは乖離した内閣でしょうね。

投稿: けんちゃん | 2007.01.29 12:31

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