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2007.01.21

私なりのブログ論について 1月26日(金)

西村 今月はブログについて、高知シティFMの戸田健史さんとお話します。今回のテーマは「私なりのブログ論について」です。
 検索エンジンなどで「ブログ論」と入力しますとたくさんのブログについてのうんちくの書いた文章やブログが現れます。早くからはじめた人たちと、わたしのようにココログから初めてはじめたもの。2004年からスタートした後発組とは違うようです。先発組はああだこうだと難しく論理的に書いておられます。

戸田 たんなるブログは日記に過ぎないといっている人も多いですし。

西村 パソコンスキルのある人たちは、まるで昔の漢学者がかな文字をあざけるような感じで蔑視していたようですね。紀貫之さんの時代はそうでしたね。もっとも日本の場合では日誌形態のブログが多数ですからね。間違いではないでしょう。
 しかしそんな議論はあまり生産性はないと思います。

戸田 ブログも1つのツール(道具)ですからどう使いこなすかはユーザー次第ですからね。

西村 かな文学も紀貫之の「土左日記」から、清少納言の「枕草子」など、漢文調のものからかな文字に文学が変化し、表現が豊かになりましたし。その後に和歌とか連歌とかの興隆もありました。
 表現が多様化しまして日本文学の独自の発展がありましたね。中華思想から脱却したのです。ブログもいろんなメディアを取り込みながら、個人の自由度で発展していっていますね。可能性はありますね。
Blog_2hariyama_thumb_3
戸田 ここまでいろんな形のブログが出てくるとは1年前には想像できませんでしたね。音声や動画も扱えるブログなんて。

西村 例えば1昨年2月のゲストに来て頂きました外京ゆりさん。社会派的なブログに注目しています。
 外京ゆりさんのブログ「それがたまるか!」は、「原発問題」や「高レベル放射性廃棄物問題」というとりつきにくいテーマですが、総合的なサイトになり、多くのアクセスを集めています。


戸田 みなさん関心がある問題ですね。自宅のすぐ近くに原子力発電所が出来るとか。そうなればどうなるのか。いつも考えるわけではないでしょうが、どこかでひっかかっているのではないでしょうか。
 それをブログという形で表現されたことで、みなが見に来るようになりました。市民運動のとっかかりとすれば、ブログは活用できることが証明されたので、大きな出来事ですね。

西村 優れもののブログは橋本大二郎知事の「だいちゃんぜよ」でしょう。知事という立場で、橋本さんしか入らない情報をさりげなく書かれていますし。プロ筋のマスメディアの記者が熟読し、取材の糸口にしていますし。それから記事になっていますし。
Daityanzeyomm_7

戸田 橋本知事ご自身も元は記者をされていましたし。ひじょうにブログの使い方が上手いですね。橋本知事のような方がブログをやれば、これほど便利なものはないでしょう。
 橋本知事のブログも、かつてけんちゃんが「こういうものがあるよ」(第1回番組出演者交流会にて)言われたことがきっかけでしたし。
 昨年の大西みちるさんの番組で言われていましたね。ブログを始められたことで橋本知事も新しい展開が出てきたのではないでしょうか。

西村 メールマガジンをやめてしましたし。メールマガジンは自分が原稿を書きまして、秘書課の職員が投稿していたよういですね。ブログの「だいちゃんぜよ」は自分でパソコンに向い、投稿しているようですね。独自性があるように言われていましたね。

戸田 メールマガジンが決して悪いわけではありません。だんだん見なくなって消滅していくことがメールマガジンには多いようです。現在の内閣も(前内閣に続いて)メールマガジンが続いているようですから。

西村 小泉内閣メールマガジンは7億円程度かかっていたらしいですね。

戸田 その当時はコストがかかっていましたね。安全対策もありますね。

西村 中島健造さんのブログ「里山’s Bar ~おおのたまらん!土佐の山・里~」は、土佐の山林、畑、焼畑など森林に特化したブログです。専門ブログと言っても良いと思います。

戸田 こういう自然分野のこと。山のこと森のこと。コンピューターの世界のブログとはまる対極にあるものですね。そういったことを今まで知らない都市部の人たちなどに伝える手段としてはブログは大変有効ですね。専門ブログという言葉はなじみがないですが、そういうべきでしょう。

西村 森林の間伐作業のことた、焼畑のこと。棚田の作業のことなどは大変詳しく報告され、写真も豊富でよく理解知ることができますね。実際に休日に中嶋さんは山へ行かれて作業をされています。それを写真撮影されています。
Nakazima
戸田 そこが百科事典で検索するのとはブログの違いですね。やりかたがわかっても、実際の作業の細かいところはわかりませんね。それがきちんと丁寧にできるのがブログの特色ですね。

西村 都市部の動向、高知市中心商店街の動向は、大西みちるさんのブログ「こうちコミュニティシネマ」は、中島さんとは逆に高知市内の自主映画上映の動向や、中心商店街の動向(おびさんマルシェ)、アートのことなどレポートが多数あります。これもまた専門ブログの1つですね。

戸田 そうですね。1つの事に特化した内容を広くお知らせするのにはブログは使いやすいツールですね。こういうイベントがあります。また現場からすぐに遅れるわけですね。現場中継、発信も可能ですね。
 山郷でも都会のことでも配信報告できる。ブログはあらためていろんな可能性があるのだなと思いますね。
Yagaieiga1


西村 1昨年私(ブログ中高年の星)と「ブログの女王」こと長瀬久美さんが取り上げられた時点より、多様化し、専門化しました。そうしたブログが地元高知でも増えつつあると思います。

戸田 ですので既存のマスメデイァが「ブログはこんなもの」としてひとくくりにできなくなりました。多様化しましたし。

西村 アクセス集めたブログ。ブログの女王。ブログ中高年親父。そうしたことでくくれたのが1昨年ですね。とことが最近はくくいれなくなりましたね。解説不可能なブログが多くなりました。
Bloghoshi


戸田 それならば直接見たほうが良いということになりますね。

西村 マスメディアには載りにくいけれどもおもしろいからつい見てしまう。そんあなブログも増えています。
 竹村直也さんがこしらえた「高知ブログアンテナ」は高知の300のブログが掲載されています。それを観察するのが楽しいです。

戸田 いろんなブログの集合体ですね。

西村 いろんな要素やツールをブログが取り込みまして多様化しますと、ブログがメデイァにもなるでしょうし。「こんなもんだ」という具合に、かつての漢字文化に対してかな文化のように「くくれる」ものでなくなりました。
ブログの伝道師

戸田 定義づけするのは早い。今日ご参考のブログは「けんちゃんのどこでもブログ」にすべてリンクを張っていますのでご参考下さい。

西村 ますます面白い時代になりました。

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コメント

元気さんコメントどうもありがとうございます。私は仮に7億円かかろうが、10億円であろうがかまわないと思います。

 ちゃんと公務員にはパソコンを支給し、持ち帰らせないような情報管理の徹底が必要からですね。情報もまた防衛の一つですし。

 社民党のように変に金額だけをあげつらい追及してもしかたがありませんね。悔しければ自分達もネットで活動すればいいのですし。たいした費用もかかりません。

投稿: けんちゃん | 2007.01.22 16:58

小泉内閣のメールマガジンは7億もかかっていないのですが…テレビや新聞の報道を鵜呑みにしていませんか???

落札者等の公示
http://www.e-procurement-cao.jp/choutatsujouhou/passed/4_k03_20050610r.html

投稿: 元気 | 2007.01.22 12:50

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