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2007.01.03

防災対策はすべてに優先する

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(昭和南海地震の記録。高知市防災対策課サイトより。高知市下知地区の被害)
 行政の一番の役割とは何か?それは「住民の命と財産を守ること」であります。市民に選ばれた首長や議員もそのことをいつも自覚していただきたい。

 まず高知県東洋町の田嶋町長。世界的に確立していない高レベル放射性廃棄物の最終処分場を研究するといいます。東洋町はここ30年以内に東南海地震が起きる地域であり、沿岸には数メートルを超える津波が襲来する地域です。

 高レベル廃棄物処理問題は原子力発電を使用する以上は全国民の課題です。地震の起こる起きる可能性の地域で検討すべきではありません。地域代表の首長としては検討すらしてはいけない問題なのです。

 高知市長の岡崎市長も防災対策を優先する市政をすべきです。高知市内の下知、潮江地区は市街地ですが低地で軟弱地盤。高台も公共避難場もありません。まず最優先に公共避難場建設すべきです。新堀川を暗渠にし道路にする高知県駅周辺都市整備事務所の工事には賛同してはいけないと思います。
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 土佐橋の高架歩道橋などは事業を凍結ではなく廃止すべきでしょう。高知県庁も高知駅前の複合施設計画は民活のめどがつくまでは中止です。残念ですが。そんな事業よりは公共施設の耐震化を進めるべきでしょう。

 元高知市長の故横山龍雄氏は、延々と災害対策工事を進めました。雨水処理の進展は目覚しく、おかげで下知地区は大水害を免れています。「市民の心を心とする」彼の精神をもう一度各地域の代表者はふりかえるべきでしょう。

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