橋の寿命を100年に
従来は橋の寿命を60年と試算していたようです。現在ですと全国14万(うち12万以上は地方自治体所有物)あると言われる橋の6%が耐用年数を過ぎているそうです。あと20年しますと高度成長期に建設された橋が60年になりはじめます。そうなると全体の47%半数近くが架け替えしないと駄目と言う事態になります。
そうなりますと架け替えの費用で財政は破綻します。また交通渋滞で損失する費用も莫大なものですね。それを防止するために国土交通省は橋の耐用年数を100年に伸ばす為の技術支援や財政な支援を自治体に行うようですね。
橋の長寿命化促進、100年へ予防修繕 国交省、新年度から補助金
高知県には建設後全くメンテナンスされていない橋も多くあります。無償で譲渡されたものの、自治体の予算規模ではメンテナンスできていない「錆びた橋」が多く存在しています。写真の橋は何年か前に早明浦ダム周辺へ行きまして撮影しましたがどうなっているのでしょうか?
防錆と言う観点からは潮風も、化学薬品の雰囲気もなく、山間部でとても環境が良いところです。それが「錆た橋の見本市会場」のようになっています。
(サンフランシスコ市の名物金門橋。)
貧乏県の高知にはそれがとても多くありますし。国土交通省も窓口を広げ、私たちの「防錆塗装システム」の採用も是非検討いただきたいものです。
(サンフランシスコの金門橋。いつ訪問しても橋のどこかで塗装工事をしています。強い潮風は橋の部署に穴をあけるほど厳しい腐食環境です。1937年に完成し、今年で70年が経過しています。)
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