人間不平等起源論にも書いてある
格差社会の病理現象については確か高校生時代に読んだことのあるルソーの「人間不平等起源論」にも書いてありました。
ルソー「人間不平等起源論」の抜き書き
ルソーは18世紀の思想家。産業革命以前の人物で、「大量消費時代」を体験されていない。その人物をして人間は不平等社会を作り上げ、自然界に負担をかけているということを書いています。
政治が公然と「格差社会」をこしらえるのであれば政治など不必要です。金持ちや大企業は「強い」ので政治が関与する必要はありません。でも最近のアメリカは「小さな政府」を標榜して金持ち大企業優遇政策ばかり。日本もその真似をして「構造改革」してしまいました。
年間3万人を超える自殺者の増加。何もしない日本の政治家。政府。「鈍感力」もこうであれば日本は破滅に向かうでしょう。
多資源消費型の「生活習慣」を見直さないと、昨日鑑賞した映画「六ヶ所村ラブソディ」がつきつける問題は人類共通の問題ですね。「核との共存」「核との共生」は難しいようにも思います。
また「核との決別」もまた難しいと思います。
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