« 2月18日の街頭署名運動 | トップページ | 原子力発電・核のゴミアンケート »

2007.02.19

地質条件を満たしても地震危険地帯

 高知新聞の報道では原子力発電環境整備機構は、東洋町長が独断で高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査に応募した問題で、「活火山もないようで地質条件をみたしている」などと述べているらしい。

高知新聞2月17日記事

Shind_bunpu_map

 一方高知県の危機管理課などは、「高知県に30年以内に巨大地震が起きる可能性が高い」と公表しています。
 東洋町全域は「震度6」の地震が起きる地域です。またサーフィンで有名な生見海岸などの沿岸には地震発生後5分から15分で高さ8メートルの巨大津波が押し寄せるとされています。
Sumatoratai_1
 100年周期で南海地震が起きている高知県。県民全体が自主防災組織をこしらえ、地震に備えている矢先に、処理方法も確定していない原子力発電からの「核のゴミ」である高レベル放射性廃棄物を持ち込もうと考えること自体が大変危険であります。

 無責任な原子力発電環境保全機構の言動に惑わされることなく、高知県民は「核のゴミ処理施設」にきっぱりと決別しなければなりません。
Nankaizisintizu1_1

|

« 2月18日の街頭署名運動 | トップページ | 原子力発電・核のゴミアンケート »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 地質条件を満たしても地震危険地帯:

» 東洋町の核処分場問題に思う。 [ダメ主夫 ひげメガネの雑記帳]
高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地調査に応募した高知県安芸郡東洋町の問題です。 すでにプルサーマル発電が決定している伊方原発に電力の6割を依存する四国に住む身としては、複雑な心境です。... [続きを読む]

受信: 2007.02.23 11:46

« 2月18日の街頭署名運動 | トップページ | 原子力発電・核のゴミアンケート »