商店街はイオンを見習えよ
今年のお正月3が日にイオン高知へ来た人は15万人とか。大阪のUSJより多かったと言われています。まさに高知では「イオンの1人勝ち」現象ですね。
一方中心商店街の人出は落ち、地価も下落、シャッターの閉まっている店も増えだしました。
好き嫌いは別にして(私はイオンのようなSCは大嫌い)やはりイオンは努力しています。年中無休だし(そこまでする必要はない)、午後10時まで営業しています。(従業員や取引業者は大変。社会破壊ではないかと思う。)
以前買い物で午後9時過ぎにイオンへ行ったことがありました。さすがに人はまばら。2階へ行くエスカレーターも無人で動いている。2階は誰も人がおらず、広い売り場には店員の姿もいない状態。それでも10時まで毎日営業しています。電気代も大変でしょう。あれでは。
それにひきかえ中心商店街といえば午後7時にはシャッター通りになります。理由は郊外の家で午後8時には夕食が食べたいからとか。昔の商店主達は皆店の上に住んでいました。ですのでもっと街は賑やかでした。せめて午後8時くらいまではお店を空けていてほしいと思う。郊外に店主が住んでいるからそうなるのです。「ドーナツ化」の先兵を店主たちがしているのですから,中心商店街は栄えるあずがありません。
(全国どの地方都市中心街商店街はシャッター通りになりました。)
もっと酷いのはひろめ市場。夕方あそこのフロアのテーブルで飲んでいると次から次へ店が閉まりますね。飲食店ですのでもう少し頑張って営業していただきたい。それこそシャッターの閉まる音を聞きながら飲食するのは辛いだけ。値段もお安くありませんし。勘違いしているのではないかと思いますね。
今まで高知市の商店街は「政治力」を使い利権ばかり主張してきたようですね。そのくせ人の意見は聞かない。実に排他的。アーケードにしても商店街振興にしても税金が投入されています。なのに商店街以外の部外者の意見は排除するムラ社会。これでは市民は自然離れるはず。
大嫌いな存在のイオンですが、努力しています。「市民の声を聞こうとしない商店街が衰退」してもある意味しかたがないとは思いますね。残念ですが。現状では商店街は「焼畑商法」には対抗できませんね。
「まちづくり3法」にしても商店街だけの意見で事業をすすめないことです。
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