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2007.03.03

どうも言葉がもどかしい

 東洋町長の「暴挙」は体調不良(昨年5月から腰椎分離症)でリハビリ中の身であるが、市民活動に突き動かされています。土曜か日曜は街頭に立ち、「核廃棄物拒否条例制定への請願署名」を呼びかけています。

 ハンドマイクを持ち街宣にも挑戦。しかしうまく言葉が出てこない。出ても硬い表現。手短に主義主張を伝達する技術はない。自分もつい昨日までそうでしたが、「核問題」「原発問題」に無関心であったし、反核をしている人たちは「オタク」で「変人」だという根拠のない偏見を持っていました。
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 事態は原子力環境保全機構が、東洋町長の独断での申請書を受理し、国(産業経済省・資源エネルギー庁)へ文献調査依頼を申請しました。恐らく受理されるでしょう。見事に「国策」は捏造されたのです。

 文献調査が実施され、すぐ交付金が東洋町に送金され受領したのであれば、「核のごみ処理場」は確定です。もう引き返すことはできません。他に候補地はないのですからね。無責任な「風評」が流されるでしょう。

 「高知は核のごみ処理場になった。」「高知の農産物は今後は放射能の検出される恐れがある」「海洋深層水は大丈夫か」「世界遺産への四国88箇所の登録は不可能だろう」。
 尾ひれはひれがつき、マイナスイメージは増大し、観光産業には大打撃です。「鳥インフルエンザ」は時期がくれば収束しますが、放射能と核のごみ問題は増幅するばかり。
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 調べればしらべるほど「よい情報」はありません。しかしそれを無関心な市民にうまく伝達する方法ができません。それがもどかしいです。

 今日の午後2時からも高知市中央公園北口へ街頭署名へ出かけるつもりです。でも実践を通じて思いつく以外はないと思います。国相手の長期の戦いになるので、気長に構えています。そのうち思いつくのではないでしょうか。

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