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2007.03.18

団塊の世代を意識されますか? 3月23日(金)

西村  今月のゲストは団塊の世代であり、昨年11月に2年間の限定で高知へ帰郷された田植光男さんです。
18歳で高校生を卒業して以来、大阪、東京とで生活されてきました。ブログも「プランテーションプレイス」というタイトルでこのほど始められました。

今回のテーマは「団塊の世代を意識されますか?」でお話をうかがいます。
 田植さんが高校を卒業され都会へ行かれた頃は大変社会が活気があったと聞いています。
具体的にはどのような状況であったのでしょうか?
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田植 40年以上前のことですから、あまり記憶が無いですが、高度成長期で就職難は全くありませんでした。高卒などは金の卵ともてはやされていました。
 あの頃は、一般的に生活も厳しかったし、私自身何をすべきか、目標も無かったので、とりあえず阪神地区の国家公務員になりました。丁度、大阪大学から任用の連絡が来たので、何か勉強も出来かなとも思い勤めることになりました。

 東大の医学部や早稲田から学生運動が始まりだした頃ですが、阪大の学生は比較的穏やかで、学生の映画サークルに入れてもらったりして学生とも交流があったし、大学での講演会にも参加したり色々勉強になりました。

 独立映画グループから編集の手伝いを依頼されたりしましたが、職場の先輩から英語等、勉強を教えてもらい。大学夜間部に行くべく東京都職員になり東京に出てきました。企業での経験が無かったのですが、政治的な活動などにはずいぶん参加しました。活気と言うか騒然としたところはありました。

西村 団塊世代の田植さんから見られた今の若い世代を見られた感想はどのようなものでしょうか?
現在の風俗やトレンドの殆どは60年代後半に出来上がったものであると思いますが・・。
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田植 団塊という意識は全くありません。政治や社会に関心が無く、身近で楽しいことばかり追っかけているとよく言われています。
 確かにそのような若者が多いと思います。でも、今はすべての世代で無関心の人が多いではないですか。政治や社会に対してもマスコミは騒いでも住民の反応は低い用に思われます。今、いろんな大変な問題があると思いますが、一部の人は頑張っていますが。

 我々は、戦後のまだ混乱している時代に生まれ、ちょうど青年期に経済成長と変革期が重なり、世の中、全世代が大きなうねりの中で動いていました。

 結果的には政治や社会変革は理想としたものは達成されませんでしたが、あの当時に議論し行動した事は意義があったと思います。すべて否定する人もおりますが、映像表現や前衛芝居、音楽等芸術・文化の面では大きな変化があり現在につながっていると思います。

西村 田植さんの同世代の人たちは、会社勤めの人や公務員のは今年定年になります。それぞれどのような人生設計をされているのでしょうか?具体例はありますか?

田植 同年齢は仲間には少ないですが、今後の人生を考えている人は多いですね。仕事から離れて、友人や仲間と共にのんびり穏やかに過そうと言う人もいます。
 昨年3月に東京都が「団塊のための起業セミナー」があり出席しました。NHKや新聞も取材に来ていましたが、若い人で46歳、51~56才が多く、定年間まじかではもう遅いと言うことですね。何かしようとしている人は早くから人生設計を考えています。

 講習の後自分のキャリアを棚卸しをして、これまでの役職で等は関係なく何が出来るのかを客観的に見つめることから始まり、計画を15分ぐらい発表しました。
 しかし、多くの人は起業するより老後を引退後、生活の許す限り趣味を生かしてのんびり過そうかと考えているのではないでしょうか。

 しかし、私たちの世代は人数も多いですし、金儲けだけでなく、これまでの経験を地域社会に提供していくことも必要な事と思います。

西村 地方の県などは団塊世代の人達の誘致に力をいれているようです。高知県もその1つです
 沖縄はいまでも人が年間1万人増えていますので、誘致はしていません。そのような動きに対してはどう思われますか?

田植 どこもやっているようで、高知県も誘致はすべきでしょう。しかし、団塊世代は引退する人は多いでしょうが、画一的に全員が今年辞めるわけでは無いんで、団塊世代に限らず継続的に誘致をする必要があり、今急にやることでもないのでは。
 誘致するにしても、高知県の特徴、売り物は何か、受入れる地域の意思統一は出来ているか。他に負けない特徴を分かりやすく示して勧誘していくことが必要ではないでしょうか。
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西村 自分達の世代を「こうだ」とくくれますか?上の世代と、下の世代との違いを意識することはありましたか?

田植 別にくくる気もないし、世代の違いも意識したことはありません。若者、老人、男、女何でもステレオタイプ的に決めることは好みません。個性、個人差だと思います。
 東京での仲間も、大学生から80歳代で元気な人も若い、年寄りなどの意識をせず、自然に飲み騒いでいます。
 何度も言うようですが、違いをなくすのが、コミュニケーションを取れる場であり、ブログの活用だと思います。

西村 団塊の世代は「ビートルズ世代」「全共闘世代」「猛烈サラリーマン世代」ニューファミリー世代とか言われていました。
そのパワーをリタイヤ後も持ち続けておられる人たちはたくさんおられるのでしょうか?田植さんのまわりもおられるのでしょうか?

田植
 私自身、団塊だと意識したことは無いです。確かに、生きてきた時代は変革期でありいろんな意味でパワーがありました。 たくさん働き、高度成長を成し遂げました。そして、今はそれなりの地位について良い生活をしています。しかし、過去の行動には今でも責任があると思います。パワーもいろいろで持ち続けてもはた迷惑なこともあると思います。

 あの当時よりも今は大変な変革の時代ではないでしょうか。パワーが自分のことだけに向かってるのではないでしょうか。
これまでのキャリアをいかに社会に還元していくか。そうゆうパワーをを静かに持ち続けることも必要だと思います。

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