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2007.04.30

専務島耕作でも原子力がテーマに

 週刊モーニング(講談社)に連載されている漫画「専務 島耕作」(弘兼憲史)
でも原子力発電所が巨大ビジネスのように描かれています。

 初芝電産(モデルは松下電器)でも核融合プラントにとりくみ「もんじゅ」を見学した後ゴルフでもなどと、21・22合併号では描かれています。市民の原子力への警戒心を低下させる役割ですね。大きなビジネスのようですし。
Shimakousaku


 この島耕作シリーズですが、最近では中国やインドなども描かれ、実にリアルです。そのなかで原子力産業の位置が日本経済のなかで大きく、財界と密接につながっていることをマンガでは描かれています。

 実際に「もんじゅ」はうまくいっているのでしょうか?時代を投影しているマンガだけに注目されていますね。

 作者の弘兼憲史氏は政府の「顧問」格。集団的自衛権問題やら、この原子力発電の問題など、マンガを活用した政府広報係を結果的にしています。サラリーマンに人気の漫画家だけに社会的影響力は大きいです。

弘兼憲史氏自身は「改憲論者」でもあります。最近の島耕作では中国やインド、アメリカなどがリアルに描かれています。相当政府内部の事情に詳しくないとマンガに出来ない内容なので注意して読む必要がありますね。

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コメント

カツヨシさんコメントありがとうございました。
 ブログを通じてネットワークが広がるようで楽しいです。
 東洋町に対してなにか出来ないか。出来ることですこしでもお返しをしたいと思っています。

投稿: けんちゃん | 2007.05.01 13:00

 けんちゃん! 「川越だより」から飛んできたカツヨシです。

 ブログ、楽しく興味深く読んでいます。ドキュメンタリストとしての鋭い目、旺盛な好奇心と卓抜な行動力、
大らかで温かいユーモア、写真と文章の絶妙なバランス
……そしていつも大事なことを伝えてくれます。ありがとうございます。

 さて、ひとつ提案があります。ぼくの古くからの友人に朴保(パク・ポー)という在日コリアンのロック歌手がいます。(ネットで「朴保プロフィール」で検索すればすぐ出ます)反戦・反差別・反原発を訴え、平和・人権・自由・環境保護などのメッセージを歌い上げる、熱い魂の持ち主です。野太く優しく心を揺さぶる歌声とユニークな曲想のシンガーソングライターで、日本、韓国、アメリカで活躍しています。その彼と昨夜飲んだのですが、東洋町の話をすると大感激で、しかも「7月13日(金)に、隣りの室戸市で市教委主催の『人権コンサート』を開く。(朴保一人の弾き語りとトーク。対
象は、中・高校生が中心で一般の人を含めて400~500人の予定)東洋町でもその(7月13日)前か後にコンサートをやって、応援のメッセージを送りたいな」というのです。早速「川越だより」の「けいすけ」さんの兄上(室戸市議で、7・13コンサートの仕掛人らしい)に電話(本日30日)、「沢山さんとは市議仲間。
明日会って話してみましょう」とのこと。朴保も大いに乗り気です。「ヒロシマ」「もんじゅ」「鯨狩りのうた」「傷痍軍人のうた」「Who can save the world?」「ケンチャナヨ」などが熱い応援のメッセージを届けてくれればいいなあ、と思います。(朴保の歌声は1ファンのHP「朴保への道」で検索すると聞くことが出来ます)
 そこでご相談なのですが、(まだ海のものとも山のものともわかりませんが)コンサート実現のためにご協力いただけませんでしょうか。あるいは東洋町のお仲間に声をかけて、取り組んではいただけないでしょうか。いろいろ難しい問題があろうとは思いますが、「たかがコンサート、されどコンサート」です。
 よその土地に住む者の勝手な思い入れかもしれませんが、東洋町の皆さんへの共感と応援の気持ちから発しているつもりですので、広い心でお受けとめください。

 長々と書きましやが、意のあるところをお汲み取りください。
 ではまた。お元気で。
               4月30日

        

投稿: カツヨシ | 2007.05.01 08:43

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