« 橋本大二郎知事の発言を断固支持する | トップページ | 歴史を捏造してはならない »

2007.04.03

リーダーは発言に細心さを

 昨日は新入社員の入社式が全国的にあったようです。公務員は入庁式と言うらしいです。その席で2人の知事の不適切な発言がありました。
 1人は宮崎県知事。「4日間インフルエンザでダウンしていました。タミフルをたっぷり飲みましたので異常行動が出るかもしれません。」

 元お笑い芸人だから、とっさの時事ネタで笑いをとろうとしたかもしれません。遺族の人がテレビの取材で「お笑いにされる。笑いのたとえに息子の死がされるのは耐えられない」と発言されていました。宮崎県知事はしぶしぶ釈明会見をしていました。

 埼玉県知事はまだひどい発言。「自衛隊は人殺しの訓練をしている。諸君らもきびしい意識をもって仕事にまい進してほしい。」と。
 これには防衛省の報道官が「自衛隊は人道支援活動や、災害復旧支援活動など幅広い活動をしており、狭い解釈で発言をしていただきたくない。」と正論で反論。
 後に埼玉県知事も「言葉が足りなかった」と釈明会見しました。

 この2つの失言問題は、身内に受けようとして不適切なたとえ話をしていることですね。リーダーは発言に社会的影響があることを考慮しないと駄目ですね。
 日本の場合はマスコミだけですが、アメリカでは、ある上院議員の不適切な発言が動画でyou tubeでブログに貼り付けられ、地元で注目され、結果選挙で落選しました。

 謝罪会見すればそれですむ日本社会は甘いかもしれません。言葉に配慮しない指導者は失格なのです。存在自体が「公共性」があることを政治家は忘れてはいけないです。

|

« 橋本大二郎知事の発言を断固支持する | トップページ | 歴史を捏造してはならない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: リーダーは発言に細心さを:

« 橋本大二郎知事の発言を断固支持する | トップページ | 歴史を捏造してはならない »