東洋町は初めて1つになりました
東洋町長選挙は核のゴミ反対派の沢山保太郎さんの圧勝でした。投票率は89%。得票比率は7対3でした。
前町長も人柄が町民に評価されており、「あの人がなんで強引に動いたがやろ。」と言われていました。
桜井後援会長の言葉に東洋町民の思いは凝縮されています。17日の出陣式でこういわれました。
「東洋町は自然が豊かで海でも山でも深呼吸ができます。そこへ放射能を持ち込み呼吸のできない町にしようとする動きがあらわれた。子や孫に先祖から受けついた深呼吸のできる町にみんなでしましょう。」と甲浦で語られました。
そして昨日の当選祝賀会では「今日で野根と甲浦が初めて1つになりました。町民でいがみあうのでなく力をあわせてまちづくりをおこないましょう。」と冷静の語られました。
手堅い行政手腕と人柄で評価を受けていた前町長が「禁じ手」である放射性廃棄物への応募をせざるを得なくなった地方財政の困窮や、雇用の確保など問題は山済みです。
橋本大二郎高知県知事は「本来やらなくても良い選挙だった。町民の苦しみを国や原子力環境整備機構は猛反省してほしい」と述べられていました。
救われるとしたらこの核問題で東洋町が1つになったということです。とくに女性のパワーは物凄いものを感じました。サーファーの人達や徳島県の人たちも頑張りました。
まず核のゴミ問題の除去が必要です。完全に根絶やしにするには時間が少しかかります。それから同時に町内の融和を推し進め、町民参加のまちづくりをすれば東洋町はなんとかなると思います。
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