« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月

2007.05.31

深呼吸できるまちにしたい!

 東洋町長選挙の時、沢山保太郎候補(現町長)の後援会長さんは「東洋町は深呼吸できるまちです。自然が豊かで山も、川も海も美しい。ご先祖が残してくれました。放射能を持ち込めば深呼吸ができない町になります。子々孫々にも深呼吸のできる東洋町を残す為にみなさんともに頑張りましょう。」と言われました。
Kannoura8_r

(東洋町甲浦(かんのうら)深呼吸できる風景。写真はやっしーさん撮影)

 選挙のとき候補者の後援会長の挨拶は何度か聞いたことがあります。しかしこの後援会長さんの言葉は今でも思い出すことができます。とてもよい言葉です。

 人間は呼吸をしなければ生きることはできません。健康と呼吸は密接に結びついていますが、普段の生活では殆ど意識することはありません。また日常生活で深呼吸することなどほとんどありません。

 初夏の今頃、梅雨入り前は新緑の季節。思い切り深呼吸が出来れば生命力も高まります。しかし締め切った窓、空調の効いた建物。街頭に出れば騒音と廃熱。排気ガス。都市では深呼吸できる環境ではありません。

 腹式丹田呼吸を始めました。ヨガをしていたのは遠く20年以上前ですが、その感覚を思い出しました。多資源消費社会では[深呼吸はできません。つくづく思います。

 いい季節です。海で山で、町で深呼吸をしましょう。
Kannoura5_r

| | コメント (1) | トラックバック (0)

イオン栄えて 地方都市は壊滅状態

Niihama01_thumb_6
 日本経済新聞の四国版を読むと、高松市の郊外にイオンが大規模な郊外型大型店舗を計画中であるとか。地元資本のマルナカやマルヨシセンターも郊外に大規模店の計画申請中であるとか。
Ion1_2

(規制緩和で大儲けしたのはイオンでしょう。そのおかげで地方都市の商店街は潰れました。)

 「まちづくり3法」の施行にともなう「駆け込み出店申請」であると思われます。高松市の中心街の再開発に関しましては、丸亀町商店街に再開発ビルと商業施設を建設し、賑わいを中心街に呼び戻そうという努力を官民あげてとりくんでいる最中のようです。

 高知市でも市内中心街のダイエー跡と隣接する小学校を含めた再開発案が発表されたばかり。なかなか機運はもりあがりませんね。

 結局政府の進める「構造改革」と「規制緩和」で1人勝ちしたのはイオンでしょう。地方の商店街を踏み潰し、地域社会を破壊したのですから。地方の衰退の原因の大きな元凶でしょうね。

 自民党なども商業者の支援を受けながら背信行為をしてきた証拠です。民主党は岡田元党首がイオンの創業者一族。追及が甘い。与野党そろって日本の地方都市と地方の商業を潰してきたのでしょうから。
Bheiten_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.30

9条ネットとは?

 今の国会で日本国憲法改正に反対している政党は、社民党と共産党だけ。どちらも独善主義、唯我独尊政党で一緒にやりたくないという人たちも多い。私もその1人です。だいたい「憲法9条の会」とやらに「命令」などされたくないのだ。(司令部と称し命令口調で発言する御仁が多いので辟易する。)

 日本各地にも私と同じような考え方の人たちもいるようです。それが「9条ネット」と言われるグループのようですね。
Pos1


 グループで候補者を推薦する動きもあるようです。自分のグループからも候補者が出る場合もあるようです。昨年高知市で講演いただきました元レベノン大使の天木直人さんも9条ネットの比例区で出るようですし

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.05.29

工事が迫る新堀川

 工事の仮設橋が大正橋に迫ってきています。久しぶり新堀川を見ましたが、あいかわらず県高知駅前工事事務所の意向は自動車道路をこしらえ、新堀川を暗渠にし、生態系を破壊することに「公共予算」(県民の税金)を使うようです。今となってはさして重要でない道路工事を何故必死で行うのかわかりません。

 歴史的資源の階段護岸は大正橋にすぐ近くにあります。どう歴史的資源と、ビオトープと道路工事は「おり合いをつける」つもりでしょうか・昨年7月7日以来住民説明会も開かれていませんし。
Kaidangogan_r_3_2
(階段護岸もそのままの勢いで埋め立てるつもりあんおでしょうか?)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町の改革に期待します

07526005_r
 東洋町前のコイン駐車場。県外からのサーファーが駐車しています。海岸近くに大きな施設があり、年間1000万円を超える収益があるという。この駐車場、役場の敷地に役場の予算で建設され、維持管理費用も役場が負担しているのに、何故か役場へは1円も入金されていないと言います。

 沢山保太郎町長による「情報公開」の成果ですが、おかしいなことは明白。この収益金は町民のために活用すべき。白浜海岸での交流拠点整備に活用すべきでしょう。そうなれば東洋町は良くなりますよ。
Shirahama6_r_r
 東洋町の白浜ビーチ。大きな駐車場があり。トイレもあります。一次産品を集めて販売しようと計画しても、そこの土地自体が利権グループが支配していて一切そういうことができませんでした。町民が要望しても今まではできなかったのです。

 沢山町長はその障害を取り払いましたので、交流拠点である道の駅を白浜海岸にこしらえることが可能になりました。国も県も大変協力的です。ばらばらに販売活動していた町民グループも協力的で、みな期待していますし。
Yashi1_r_2

(休日の夜須野道の駅。大変繁盛しています。)

 いままでにも東洋町内に日曜市もありました。お客さんの多くは徳島県から来ています。東洋町の農家でも徳島県のどこかの駅前の市場へ農産物を出して毎月10万円程度の売り上げがあるようですし。
 あるいはとれとれ市場という魚を中心とした珍味を販売しているところもあります。一時は2千数百万円売り上げがあったようですし。

 そういうふうに「分散している」状態なのですね。東洋町近辺の産物はひじょうに良いのだけれども。そういうことを1つの物産センター的なところへ集結させれば大きな市場、拠点をつくれると思う。

改革には痛みや混乱も伴います。総論賛成各論反対ということもあるでしょう。原発交付金に頼らないまちづくりを選択した以上、交流拠点を作り上げるまでは一致協力して町を盛り上げていただきたいですね。そう期待します。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.28

パリコミューンについて

 今日は世界初の直接民主主義を実践した市民の政権であった「パリ・コミューン」が消滅した日と手帳にあります。2ヶ月の間の短い政権でありました。
 しかし歴史的な意義は大きく、普通の市民大衆が政権を運営した先例でありました。貴族でもブルジョア階級でもなく勤労市民の政権でした。

 マルクスは「フランスの内乱」という著作でコメントしています。レーニンは「国家と革命」で批判的な記述をしておったようです。党組織がない烏合の衆であったため反動勢力に敗れたとか。

 ロシア共産党の1党独裁と独善主義が「パリ・コミューン」の理想とはかけ離れていたことは歴史が証明しています。まちづくりを議論しながら銃弾に倒れた市民の業績を偲びたいと思います。

 そして21世紀の今日、パリ・コミューンの精神を受け継ぎ、社会運動を展開しなければと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

YASU海の駅クラブ総会

 3年目を迎えたYASU海の駅クラブ。総会がヤ・シーパーク会議室で行われました。参議院立候補予定者の討論会から抜け出し、15時9分の1両編成のごめん・なはり線で夜須へ行きました。(車中風景はデジカメの不調で撮れず)

 赤岡駅あたりから海と平行して走る風景は良いですね。赤岡は赤岡漁港が真下に見えますし、香我美駅,夜須駅も海と平行に。どこかで見た光景であると思ったら、鎌倉を走る江ノ電ですね。海岸線を走っていると休日にはサーファーが見られ、沖には学連のヨットが帆走している。

 夜須も大学生や中学生のヨット、社会人の私なども帆走していますので。車中からの眺めは悪くはないでしょうね。
Yashii

 少し早く着いたのでヤ・シーパークを散策していました。海水浴シーズンでもないのに人がいますね。道の駅の店にもそこそこ人が入っています。夕暮れのヤ・シーパークも悪くはないですね。

 さてYASU海の駅クラブの総会。審議事項が順調に可決されました。多くの検討事項があり、時間が少しオーバーしました。総会終了後はヤ.シーパーク内の居酒屋南風で懇親会。
しかしこの海駅クラブ。香南市の市議と香南選挙区選出の県議が理事でいますし。なかなかのNPOですね。

 気の置けない人たちと飲食するとつい飲みすぎてしまいます。汽車の時間を気にしながらの飲みました。午後8時45分発のごめん。なはり線で帰りました。
Uminoeki

| | コメント (0) | トラックバック (0)

参議院議員立候補予定者の討論会

 高知青年会議所主催の参議院選挙高知選挙区へ立候補予定者の討論会が、高新文化ホールにて開催されました。自民党、民主党、共産党の候補者が並びました。司会は高知新聞須賀政治部長。手際よく捌いていました。

 政治色のない公益団体である青年会議所はどんどんこうした事業をやるべきでしょう。今年は11月には高知知事選挙と高知市長選挙がありますので。
Touronkaijc1_r


主催者側の「配慮」かどうかわかりませんが、「許可されたメディア以外は写真を撮るな」としつこく広報していましたので、討論中の写真はありません。開会前の会場の様子の写真だけですね。
Jc527
(西やんに提供いただいた写真です。)

 前半の部分の1時間半の討論を見て、夜須へ移動しました。YASU海の駅クラブの総会が現地であるからです。
Touronkaijc2_r

(メデイァの記者も取材に大勢来られていました。

 朝日新聞高知版に掲載されていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.27

ヤスタロウの東洋町長日誌がスタート

(簡単にブログ作成のサポートをしました)

 高知県東洋町長沢山保太郎さんのブログ「ヤスタロウの東洋町長日誌」が遂に開設されました。高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査問題で、大変全国的に有名になった高知県東洋町と沢山保太郎町長。

 マスメディアに頻繁に取り上げられています。もともと沢山保太郎町長は書くことが大好きで室戸市議会議員時代には室戸市民新聞を作成・印刷し発行し配布していたぐらいですから。

 ブログの鬼、ブログ中高年の星と言われているけんちゃんとインターネット新聞JANJANにて「娘に伝える東洋町日誌」を連載されている成川順さんと26日に東洋町を訪問しました。

 24日に沢山地保太郎町長の文章をもとに作成していたサンプル画面の確認と修正。第1回目の投稿をしました。投稿のやりかた、原稿の訂正のやりかたなど基本的なブログ作成のサポートをしました。
Yasytarou


 沢山保太郎さんはワープロで文章を頻繁に作成されておられますし、電子メールのやりとりや、ホームページも閲覧されています。ブログの作成はその基本操作ができれば可能ですので。「実に簡単ではないか。」と言われていました。

 高知県では首長ブログといえば高知県知事橋本大二郎さんの「だいちゃんぜよ」(2004年3月30日開設)が有名です。東洋町長沢山保太郎さんのブログ「ヤスタロウの東洋町長日誌」もきっと話題を呼ぶと思います。

 しかし9時過ぎに当日お訪ねし2時間程度サポートしましたが、昼からは2つ地域住民との対話懇談会があるとか。地方自治体の首長は激務であり、なかなかパソコンに向う時間ないので更新は難しいかもしれませんね。「だいちゃんぜよ」も何日分をまとめて更新しています。作成し、公表すれば話題になることは間違いないので、「ヤスタロウの東洋町長日誌」には期待しています。

 ブックマークしてください。

 ヤスタロウの東洋町日誌  
http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市民運動とブログについて その2 6月1日(金曜)

Maeda1mm_3


西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、市民運動とブログについて3人のゲストとお話します。それぞれブログを活発に作成されています。
 ブログ「それがたまるか」を作成し、東洋町の高レベル放射性廃棄物問題を追及されている外京ゆりさん。ブログ「高知遺産 新堀川」を作成歴史的資源と生態系維持の活動をされている下司孝之さん
 市民サイドで憲法や平和のありかたでこの3年で4回の市民講演会を開催された「サロン金曜日」の松尾美絵さんです。6月2日には「前進した6者協議・孤立する日本 拉致だけではわからない朝鮮」という前田康博さん(元毎日新聞記者。大妻女子大学教授)の講演会を企画されています。

 最近ではGoogleやYahooのような検索エンジンを活用して「キーワード」でサイトやブログを探してくる人も増えました。 検索エンジンではきちんと文章を書き、目的の言葉が文章の中に入っているサイトが上位に拾い出されるようです。そのあたりはみなさんは意識されますか?

下司 副題のところに「なにをかけ」とあるのでそれをブログを書いています。

外京 ブログ「それがたまるか」の場合もサブタイトルに「東洋町と高レベル放射性廃棄物最終処分場」というキーワードを入れたほうが良いとけんちゃんに言われたので入れております・
 どんどん変化する状況に対応してキーワードもつけ加えています。

西村 またテーマごとの言葉を集めて関連ブログを表示しているサービスもみられます。Kizashは例えば「東洋町と言えば」と入力しますと、「高レベル放射性廃棄物」「田嶋町長」「原子力環境整備機構」「核廃棄物拒否条例」とか関連する言葉が並べられ、関連したブログが表示されます。

外京 検索しますとたくさん私のブログもあらわれました。わたしの個人名も現れました。今は選挙後ですからそのなかでも「沢山保太郎さん」というキーワードでたくさんのブログが検索できます。
 随分チェックが早いようです。機械が自動的に仕分けているようです。


西村 kizashiで「憲法9条と言えば」というので探せば、関連したブログが簡単に探せます。
 連携したいブログがすぐに見つけられ、トラックバックしたり、コメントをいれて交流が深まることはあるようです。

松尾 良いことを聞きました。これからそのやりかたで連携できそうな人を探してみます。


西村 平和運動などもネット利用や、ブログの活用が随分遅れていました。最近はようやく「出てきたのかな」と思われます。でもまだまだネット社会に慣れていないようですね。
 20年前の窪川原発反対運動当時は、タイムリーな広報(情報発信)がなかなか難しいように下司さんも言われていましたね。

Geshi_4
下司 あの時は月刊誌に投稿する。採用されても1ヶ月遅れ。あるいは2ヶ月遅れになりますね。そういうことですね。
 今回の運動の場合は東洋町からすぐに生の情報が見られますね。凄いことですね。大手マスコミの媒介を経由せずに市民がストレートに情報を発信することが出来る。これは凄いことですね。

 これは自分達が道具として使いこなすしかないのではないかと思いますね。

外京 津野町で津野町長が高レベル放射性廃棄物最終処分場の終息宣言をしました。あの時の私のブログ(それがたまるか)のアクセス数は凄いものでした。
 テレビもラジオも報道していない段階で流しましたし。津野町から電話がありまして、震える手でキーボードをたたいてブログに書きました。
 そのときは物凄いアクセス数でしたから。

 今回の東洋町の場合には東洋町にメールを打てる人が少ないので、津野町ほどではないにしろそれでもいろんな情報が流れてきます。それに対するリアクションもびっくりするほどありますね。


西村 外京ゆりさんや下司孝之さんがされた県会議員立候補予定者への「公開質問状」。回答集の結果の公表は、市民側から政治家への働きかけになるでしょう。
大変良い挑戦であると思いました。それで、今後もなさるのでしょうか?アイデアがあればご披露下さい。
Irasuto_3


下司 自分達の市民運動に政治家の人が真剣に相手をしてくれるのは選挙直前の時期ですね。政治家の1人1人にこの問題を聞きに行くこともままならない感じがあるのですが。
 このときばかりは真剣に話を聞いていただきました。そこはこちらは聞きたいわけですので聞くわけです。
 自分達の場合は特定の政党や候補者を有利にする、不利にするという観点は全然ありません。
 「新堀川を守る」「保全する」という観点で活動しています。だから自分にとっては回答をすぐに公開するという緊急性はありませんでした。そこは東洋町の問題とは異なっています。
 ではなにがわかったかと言いますと、全体の県会議員の意識がわかりました。「道路をことさら急いでつくる必要はないのではないか。」と彼らも思っていると。それが確認できたことは良かったと思います。

Gekis_2
外京 高レベル放射性廃棄物の地層処分については、世論の関心も高まってきたこともありまして、県議会立候補予定の皆さんは真剣に答えていただきました。丁寧に答えていただいたという印象をもっています。
 団体として回答をいただいたところもあり、個人としても回答はいただけないところもありました。それでも丁寧に回答いただいたところが多かったのでとてもよかったと思います。
 
 「争点のない県議会選挙に争点をやっとつくった」と市民の人からもいただきました。投票の際の選択肢になったと言われる人もおられましたし。

「shitumon-kaitou.pdf」をダウンロード


西村 今後は市民の側からのもう1歩進んで「政策提案」や「政治家の監視」活動をネットの道具を活用し、若い人たちとも連携してやる必要がありますね。そのあたりは皆さんはどう思われますか?

下司 若い人たちと自分の世代とは隔絶されています。ブログということになりますとさあどうなんでしょう。かれらだって当然ブログは簡単にできるし使いこなせますね。われわれは体力はないがブログはできます。
 そういうことではどこかで接点があるはずだと思いますね。

Mie_r_3
松尾 発信するメディアを持たない市民にとってブログ、ネットの活用が必要です。これからますます重要になります。1人の人が自分の意思表示をしたものをインターネットの中でネットワーク化していくことで、おなじような想いをもっえ何かをしていくうえでそれぞれ住んでいる地域や場所が違っていましてもネットのなかでどんどんつくっていくことが出来ると思います。


外京 わたしはインターネットのもつ速報性。個人として発信できる今までになかった媒体として感じています。松尾さんが言われたように年齢とか住んでいる地域など関係なしに、海外の人とも同じ意識で世間に対してものを言うことができます。
 これからもブログの大きな可能性を感じています。
Syomei2_r_1_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.26

5月26日の東洋町

Sirahama1_r
 今日の東洋町は快晴でした。初夏のようでした。白浜海岸はあくまでも美しいです。県外の人達が多く来ていました。
Sirahama5_r
 塀をなんとか工夫すれば、白浜海岸で「交流施設」(道の駅のような機能がある一次産品販売施設)ができあがるでしょう。近い将来実現すると思います。

Youhekissirahama_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

よくわからない朝鮮問題を考えよう 

 6月2日(土曜日)に予定しているサロン金曜日の講演会があと1週間後になりました。朝鮮半島問題に詳しい前田康博さんの講演を聞いてみませんか。

(演題)「前進した6者協議・孤立する日本」           
―拉致問題だけでは分からない朝鮮―   講師前田正博氏

(日時) 6月2日(土曜) 午後2時から4時まで

(場所) 高新文化ホール 高知市高知市本町三丁目2-15 電話(088-825-4321)

(参加費) 1000円 高校生以下無料
Maeda1mm_1


 日本と同じく「拉致」問題を抱えている韓国は、先日1日だけでしたか54年ぶりに南北鉄道を貫通させました。最近はアメリカまで金融制裁を解除したり、テロ支援国家のレッテルを剥がそうとしています。

Abe22_11
 最近は北朝鮮を仮想敵国とした防衛論議、集団的自衛権の行使、はては憲法改正まで提唱している安倍内閣です。首相の安倍晋三氏に関しましては、3年前の参議院選挙のおり、自民党幹事長として演説を聞きましたが、年金や医療改革などの政策は不明瞭であり、やたら北朝鮮への制裁や強硬論ばかり述べられていました。

 安倍晋三幹事長が候補者応援に来高

 どうやら安倍内閣の「対北朝鮮強硬政策」は効果をあげているとは言い難い状況になりつつあります。6カ国協議でも日本がなんか孤立しているように思いますね。

 マスメディアの政府お追従報道とは異なる観点での前田正博さんの講演で、新たな観点を獲得することは市民として有益です。


 前田正博氏より講演レジュメを送付いただきました。

[2月の6者協議の評価固まる 画期的な『2.13合意』]

 朝米2者直接会談が決め手となる
 中韓ロ3国は見返りの経済・人道・エネルギー支援で一致 
「拉致」のみ強調する日本、核問題は関心外?の短絡外交
 朝鮮は核保有国か 核開発の真の意味とは何か
中露韓の協調姿勢、米日両国との温度差拡大

[米国の瀬戸際政策の失敗]

バンコ・デルタ・アジア(BDA)資金疑惑の茶番劇
米国の譲歩か もくろみ外れた金融制裁 「行動対行動」の方針
取引材料とならないテロ支援国家解除
初期段階措置の履行はエネルギー代替措置の先行が原則

[日本、振り上げた拳をどこでどう下ろすか]

独自制裁で自縄自縛に陥った日本、東アジア新秩序からも孤立か
日朝作業部会の空中分解、拉致問題をめぐる日本政界の混乱続く
朝米接近と米韓中から孤立する日本

[亀裂目立つ日米同盟関係]

 安倍発言で靖国、従軍慰安婦が米国に飛び火
 キッシンジャーの懸念的中か、日本核武装の脅威
6月参院選挙がヤマ? 安倍内閣の交代か存続か
 
[日朝関係前進の決め手は]

日本マスメディアの再教育 アジア外交、歴史教育の見直し
朝鮮バッシングと連動する日本保守層と平和憲法廃棄の動き
安倍政策、戦後レジームの見直しの危険性、止まらない"靖国派"の増殖
戦後全否定政策に米国の対日警戒感強まる、日米同盟の弱体化

[南北対話は継続]

南北鉄道試運転開始 韓国の対朝鮮経済支援
次期大統領選の帰趨と東アジア情勢 
6者協議は「東アジア新秩序」多国間協議体
中韓ロ朝米5か国と日本という5対1の構図はあり得るか?
参院選は自民圧勝か否か=迫る戦後レジームの分水嶺

 とにかく「わかったふりをしない。」ことが大事です。マスコミの一面的な報道だけで価値判断をすることは危険です。なるほど「こういう見方もあるのか」と気付いていただければ幸いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.25

5月最後のはりまや橋金曜市

 5月の最後の金曜日。OPEN HERATさんたちもお寿司の販売をされるので、雨の中はりまや橋金曜市へ出かけました。月に2回第2と第4の金曜ははりまや橋商店街にて販売されています。しかし今日は思わぬ強い雨のせいか出店されていませんでした。

 ブログのサポートも少しだけするので、雨のなかパソコンを背負い出かけました。占い師をされている島本茂男さんにも会いました。島本さんいは現地から島本さんのブログを更新していただきました。

 また高知くらしの楽校を主催されている松田高政さんと待ち合わせしました。可能であればはりまや橋金曜市へ出店を予定されておられます。そのあたりの調査も含め商店街事務局へ行きました。

 事務局に伺いますと金曜露店市は人気があり、現在2つの業者、個人が待っているということです。松田高政さんを含め3組が待っている状態です。それだけはりまや橋商店街金曜市は人気があるようですね。
  松田さんが出店いただければ、井上正雄さんの野菜も手軽に買いますし良いのですが・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生活は銭金だけではないだろうに・・

 「都会では40万円の月収がありました。こちらへくれば15万円。25万円は素晴らしい自然と人のつながりでいただいているようなもの。」

 「地方の人が都会のネオンに憧れるように、僕は田舎のの自然に憧れて1こちらへ来ました。」という生き方の人もいます。

 数字の上では財政的には破綻はしているようですが、人々の表情にはゆとりがあり、穏やかさがありました。

 今の日本の社会の風潮はあまりに大都会重視、偏重になっています。すべてお金に換算して「勝ち組」「負け組」とレッテル貼りしています。でもその価値観には普遍性があるとはおもえません。

 人にはいろんな価値観があるので、金銭に一元化して判断する見解は軽薄ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.24

「原発」を推進する島耕作

 団塊の世代、全共闘世代の「代表」である島耕作。今や世界的企業初芝電産の専務。中国・インド・アメリカが担当重役に大出世しています。
 今週号では高速増殖炉「もんじゅ」を見学し、国が推し進める原子力政策を漫画でわかりやすく解説しているようです。
Shimakousaku_r
「原子力発電(軽水炉)ではウラン(ウラン235)を燃料とするが、0・7%としか利用できない。」「燃えないウラン238が99・3%あるが。もんじゅはそれを燃える燃料に変えることができる。」という解説。
Genpatu1_r
 「世界に化石燃料は、石油は41年、天然ガスは67年、石炭は164年、ウランは85年しかない。それをプルトニウムにかえれば数千年分のエネルギーを確保できるんや。」と登場人物の原子力研究機構敦賀本部長所喜太郎に語らせている。

 その後島耕作は地元の料理店へ行き、翌日はゴルフとVIPおじさんのお決まりの接待コース。
07524003_r
 以前にも指摘しましたが作者の弘兼憲史氏は、国策(原子力政策)を人気漫画「島耕作」を通じて広く大衆に広報している役目をしていますね。多額の費用で作成されたNUMOなどのくさいCMよりも遥かに効果はあるでしょう。

 原子力政策にのっかることが時代の最先端。できる男のやること(?)。それがトレンドであると言われると大衆は弱い。憲法改正もこの路線で推進される可能性がある。要注意だ。
Genpatugomi

 漫画もバカにできない。諸刃の剣。一方こちらは今朝の高知新聞の「高新まんが道場」の入選作。地中に埋められた高レベル放射性廃棄物が、未来の子供とロボット犬によって掘り返されています。
 「未来への贈り物もの」というのは強烈なブラックユーモアでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

耐震工事も金次第なのか?


 現在高知市の中心であるはりまや橋交差点南西角地に四国銀行本店があります。建物全体がシートで覆われ、「耐震補強工事」をしています。枠組みを鉄骨を入れたり、柱に鉄の板で被覆したり。どういう工法か皆目わかりませんが、かなり長期間の工事をしています。

 昨年は高知新聞社本社ビルが耐震補強工事をしていました。四国銀行も高知新聞社も高知の有力企業。耐震補強するだけのお金の余裕があるのですね。
 知り合いの建築業者が訪ねてきていました。「いまや主力は耐震補強を兼ねたリファームがうちの主体。昔は地震があったら軒並み倒壊していた。しかし最近は同じ震度でも倒壊する建物としない建物がある。お金をかけて耐震補強したらまずは潰れない。」

「木造は昭和56年以前の家屋は耐震基準も何もない。阪神大震災以後の平成12年にようやく耐震基準ができた。鉄筋、鉄骨は地震が起きるたびに基準が厳しくなっている。」

「耐震補強を個人でも会社でもした建物は同じ規模の地震でも倒壊しない。していない建物は倒壊する。そんな時代になったようだ。」とも

 耐震補強でも「格差」があるようですね。貧乏人には辛い時代です。
Hoeityo1mm

(1946年の南海地震。家屋は軒並み倒壊しました。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.23

なぜいつも自民党が選挙に勝つのか?

 その理由は自民党は「国民政党」であり、あらゆる階層、立場の人たちでなりたっているからでしょう。つまり広がりがある。イデオロギー政党ではありません。組織政党でもないため、国政、地方政治を問わず候補者は自分で講演会を組織しなければなりません。

 自前の組織を自分のお金と労力を費やしてこしらえるのですか、それは思いいれはありますね。
Abe22_10

(3年前自民党幹事長時代に参議院議員選挙で、高知での公認候補者への応援に来た安部三氏。演説内容は空疎で中味はありませんした。高知は野党推薦候補者が当選しました。)

 ただ政権政党でありながら、今の日本国憲法を改正するという自己矛盾の政党であることが特に安倍政権になって露骨になりました。国民政党であることを放棄して極右の原理主義政党に変質したようです。

 憲法25条に「国民は最低限の生活を保障されなければならない」という事項があります。生活苦で年間3万人を超える日本国民が自殺しています。戦争でも内乱でもないのに毎年3万人の国民が自殺しているのです。

 国民の自殺予防対策や生活改善対策を安倍内閣はまじめに真剣に考えていません。関心はアメリカ軍の手先になることであり、国民生活には無関心な内閣です。
 その安倍内閣を国民は支持しないと思います。ですので安倍内閣は7月の参議院選挙後退陣すると私は思います。

 おおらかさと自由度(自分勝手さ)を最近の自民党は放棄しています。面白くなくなったら選挙では負けますね。
 「きまじめに憲法改正」なんてとんでもない話です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.22

高知市愛宕(あたご)商店街

 高知市の中心街商店街の1つである愛宕(愛宕)商店街。3分の1の店舗がシャッターが開かない。高知スーパーも閉店してしおのまま。「空洞化」の象徴。

 鉄道の連続立体交差は来年に完成。公共事業の影響もないようですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

高知駅舎が出来上がりつつありますが・・

Kouchieki1_r


 来年の3月に高知市中心部のJR四国土讃線の連続立体交差が完成します。高知市中心部の南北の交通が車ではスムーズに流れることでしょう。

 ドーム型の大屋根が高知駅のランドマークになるでしょう。集成材と鉄骨を組み合わせて作られる大屋根。駅舎の施設は殆ど10月ごろには出来上がるとか。
Ekikitabasu_r


 高知駅北口が長距離バス(東京・名古屋・大阪・福岡などの)ターミナルになるようです。県内バスのターミナル機能もあるようで、北口が高知駅の「正面玄関」になるようです。
Ekikitahiroba_r

 駅舎のなかには商業施設も入居するようです。しかし高知のような地方都市は不況で地価が下がり気味。そういう時期に区画整理事業をする意味はあるのでしょうか?
 駅の北口の栄枝町や比島はごちゃごちゃと家があり、人口が多かった地域でした。しかし道路で切り刻み、拡幅した関係で地域コミュニテイが崩壊、空き地だらけですね。


 新築の家もプレハブ住宅ばかり。賃貸マンションと空き地とプレハブ住宅。賑わいが戻るには大分時間がかりますね。
Atago_r
(愛宕踏切。車の渋滞は解消されるでしょうが、商店街は既にシャッター通りです。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.21

地方は大不況 倒産の嵐だ

 地元紙の夕刊に「K建設破産 負債額40億円 従業員90人」と1面に出ていたので仰天。近くなので自転車で見に行きました。やはり報道は事実でした。弁護士から破産手続きの張り紙が玄関に貼ってありました。

 関係者か債権者なのかスーツ姿の男性二人が車を止め見に来ていました。不況とは聞いていましたがご近所の大手建設会社が倒産とは。知人も勤務しています。この会社の社長は高知県建設業協会の会長でもありましたし。影響は小さくありませんね。

 集金に来られた取引先の人に聞きますと先週末には倒産が明らかであったとか。東京は建設ラッシュといいますが地方は元気がありませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

住民自治を極める東洋町

 沢山保太郎東洋町長は核廃棄物を見事に退治し、町外に追い払いました。そして今されようとしていることは徹底した情報公開と住民参加です。

 これは地方自治における「住民自治」といわれるものです。いつも市民参加の梯子段をたとえ話でよく活用します。梯子段の上位の段階である「パートナーシップ」「権限委譲」「住民のコントロール」。日本の地方自治には実現していないテーマでもあります。
Siminsanka5ehashigodan_thumb_3_thumb_5


 「地域評議会で住民との対話を促進する」「庁議を情報公開する」「可能な情報はすべて情報公開する」「法令を遵守することが地方自治の基本」と沢山町長は言われています。

 その考え方を実行すれば東洋町は地方自治のモデルとなるでしょう。人口3000人町が日本の民主主義を牽引する町になるでしょう。

 また5月20日には日曜日に開催されました東洋町議会にて「核廃棄物拒否条例」が全会一致で可決成立されました。町内の対立解消と融和にも住民参加と情報公開は役立っているものであると思います。

詳細は現地レポートもありますブログ「それがたまるか」を参考に。

Shutuzinshiki01m

(人口3000人の町が日本国を震撼させました。「革命」はこれからが本番です。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.20

新堀川シオマネキ観察会

 高知市の中心部の新堀川が埋め立てられ自動車道路になろうとしています。その新堀川に高知県のレッドデーターブックに掲載されている絶滅危惧種A類のシオマネキというかにが生息しています。今日はその観察会。20人ぐらいの市民とマスコミ関係者が集り、望遠鏡などでシオマネキを観察していました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

5月20日のおびさんマルシェ


 今日も昨日に続いて上天気。朝は作業(13日収録番組の編集作業)を行いました。昼前におびさんマルシェに出かけました。

(写真は井上さんの娘さんです。)

 松田高政さんのコーナーでは、さくらベーカリーのパンや、自然塩、井上正雄さんの無農薬有機野菜であるきゅーりやじゃがいも、たまねぎが販売されていました。娘さんが来られ販売されています。
Matuda_r


 初夏を思わす天気でした。アート系の店と食関係のお店がセンスよく並んでいます。高知の風物詩としてすっかり定着しましたね。

Sirossita_r

 城下修二さんも流木工房として出店されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市民運動とブログについて その1 5月26日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、市民運動とブログについて3人のゲストとお話します。それぞれブログを活発に作成されています。
 ブログ「それがたまるか」を作成し、東洋町の高レベル放射性廃棄物問題を追及されている外京ゆりさん。ブログ「高知遺産 新堀川」を作成歴史的資源と生態系維持の活動をされている下司孝之さん
 市民サイドで憲法や平和のありかたでこの3年で4回の市民講演会を開催された「サロン金曜日http://saron-kinyoubi.cocolog-nifty.com/」の松尾美絵さんです。6月2日には「前進した6者協議・孤立する日本 拉致だけではわからない朝鮮」という前田康博さん(元毎日新聞記者。大妻女子大学教授)の講演会を企画されています。
Maeda1mm

 外京ゆりさんにおたずねします。ブログ「それがたまるか」ですが、かなりの人達がアクセスされていると思います。またブログにコメントやトラックバックもどんどんかかっているのではないでしょうか。最近の状況はいかがでしょうか?(収録は4月16日時点です)

Gekis
外京 アクセス数は最近はチェックはしていません。東洋町長が文献調査に応募した日より前は1日平均400程度のアクセス数でした。応募した直後は1300を越えるアクセスがありました。

 それ以後は余裕がなくチェックをしておりません。以前に比べますと増えました。昨年の10月半ばに「それがたまるか」ブログを開設しました。
 以前のブログ「まっことえいねえ」よりも圧倒的にコメントやトラックバックが増えました。それも地元高知県だけではなく、日本全国、海外からも寄せられています。そういう状況ですね。自分でもびっくりしています。


西村 市民運動にインターネットは役に立っていると皆さんはどう思われていますか?従来のホームページよりはブログは簡単ですので意思表明は楽であると思います。

Geshi_2
下司 これは窪川原発の時代とは大違いです。情報がブログは早い。NHKよりも早い。窪川原発運動当時は紙媒体で、中央の雑誌に投稿や取材依頼などをしていましたが、早くても掲載が1ヵ月後でしたから。大違いですね・


西村 松尾美絵さんにお訪ねします。現在松尾さんは「ネット9条と「サロン金曜日」の2つのブログを作成されています。ブログ作成で得られたことなどをお話ください。


Mie_r_1
松尾 そうですね。やはり「世界が広がった。」という感じですね。ブログを通じていろんな人たちと繋がりが出来、広がりが出来ました。
 私のブログは「平和」がテーマになっています。賛成のよりも、反対の意見のほうがアクセス数も多いのです。
 例えばこの間では「従軍慰安婦」のことをブログに掲載しました。それに対して「そんなことはないんだ」という意見が次々と寄せられたりしました。

 むしろ意見に賛成の人は「そうだそうだ」とコメントを寄せることなく見ていただいていると思います。
 アメリカ下院で従軍慰安婦問題が議論されていることがありました。対照的な論調は朝鮮日報讀賣新聞でした。私は朝鮮日報の記事の紹介文をブログに書きました。そうしますと「それはおかしい。」といってくる人がいました。
 ところが讀賣新聞は同じ原文なのに日本政府よりの解釈で論じていました。
 産経新聞は「それは正しい」とか言うていました。毎日が多忙で書き込みをしていないと「原文は読みましたか?」とかコメントを頂くこともありました。


西村 下司孝之さんはブログ「高知遺産 新堀川」などのほかにもブログはいくつかされているのでしょうか?同年齢の皆さん方はブログはされているのでしょうか?
Irasuto_1

(あるべき新堀川)

下司 そうですね。同年齢といますと「しゃべってはいけない。聞いて来い。」という年齢層ですね。だからそれを突破して自分のブログを持つことにはかなり勇気が要りますね。

 一番自分達の世代は平和と民主主義の時代です。何10年も職場で苦労した習慣が抜けきっていないところがありますね。

西村 私の例で恐縮すが、1年ほど前の「品川正治さん講演会」を最近ホームページで読まれたという人からあいついでメールをいただきました。講演録をまとめすべてホームページにし、戸田健史さんの協力でインターネットラジオにもしましたし。
 サイトにしていますと誰かが見ていますね。検索エンジンで探して見る人もいますね。それは良いことであると思います。
Kouenkai1_r_1


下司 自分で運営することに今までの平和運動をされていた人達の多くは慣れていません。「指示待ち族」というか、組織の上が指示をして号令をかけるスタイルから脱していません。
 だからそうではなくブログの特質であります「よこよこに」「各人めいめいが」
という作風に慣れていないのではないかと思いますね。

西村 下司さんのお話は古典的な表現でいきますと「前衛と大衆」とか言われていましたね。前衛(指導部)があって、大衆(市民)がひたすら指導されている。運動をしているところがバックヤードにありますね。
 ブログは自分自身が自分で管理者になる。主役になりますからね。

下司 時代が変化したのですから、切り替えが必要な時代なのですね。ネットが嫌だといわれるなら土佐原紙で「ガリ版」を刷って印刷物を配布すればいいのです。僕はあれは良いと思います。もう一方でブログもすると良いと思います。


西村 ブログでは限界を感じませんか?最近では動画(YouTube)も貼り付けられるようですが。ブログは今後も進化すると思います。
 そのあたりはなにかトライされているのでしょうか?若い人たちと連帯するとか。いかがでしょう?

外京 you tubeは是非トライしてみたいと思っています。ブログに制約があり、OSでの限界(MACでは対応しない事例が多いです)ので思案中です。
 you tubeで撮影したビデオをそのままブログに貼り付けて流せばどんなにか、面白かろうと思います。まだ想像するだけで現在は終わっています。

西村 松尾さんはいかがでしょう?

松尾 機械のことは中身がわからないことが多いです。ブログといえどもテレビのような即時的で、動く画面があるとすぐにニュースが配信できるようなそうなるのでしょうか。

西村 事実そうなってくるでしょう。私も登録だけシテイルに過ぎませんが、韓国発のインターネット新聞「オーマイ・ニュース」が日本でもスタートしています。
 ネット上に契約した市民記者が記事を配信します。場合によっては原稿料もいただける場合もあるようです。そういうことも挑戦しようと思います。

下司 私などもデジタル時代のアナログ派ですので。

西村 ブログはどこの社のサービスも個人の日誌を書くことを前提にしたコンテンツばかりです。市民運動にも活用されているようです。先般の東京都知事選挙でも勝手連的なブログも数多くありました。
 それがいままでと変化が出てきたと思います。

Syomei2_r_1_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.19

原子力発電はトリウム溶融塩炉で救済?

Kouenkai_r
 夜須から戻り、ヨットの備品の後始末(これが時間がかります)をしまして、少し遅れて講演会へ行きました。

 「原子力の平和利用で世界は救えるか?」

  プルトニウムをつくらないナトリウム発電

  講師 古川和男氏(トリウム溶融塩研究所長)
 
  主催 地球環境とエネルギー問題を考える実行委員会(事務局民主党高知)

  会場の高知商工会館へ行きますと、聴衆は40人。民主党高知の関係者ばかり。地方議会議員や幹部。一般市民は私と西やんしかいない。
 県議になられた大石宗さんからの案内があり、このところ東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分場問題や、核廃棄物拒否条例請願署名に関わりがあったので参加してみました。

 講師の古川和男氏。今年80歳の学者。前半の話は脱線気味で退屈。殆ど眠っていた。夜須での疲れもあったかもしれない。

Mokeim


(古川氏考案のナトリウム溶融塩炉「不二」の模型です。)

 資料を見ますとトリウム溶融塩を活用して原子力発電を行うと

1)プルトニウムのような危険な物質は排出しない。

2)小型の原子炉も可能。

3)高レベル放射性廃棄物を出さない。

4)核兵器や現在の原発の処理や平和利用も可能。

 ということになるのだろうか。1960年代に既にその原理は公表され、研究に着手されてはいたが、冷戦構造や核兵器の世界拡散の状況により、政治的名利用で無視され続けてきた「もう1つの原子力発電」という声もあるようですね。

 話が本当であれば良い事づくめである。しかしなぜ普及しなかったのでしょうか?そのあたり講演会終了後西やんが質問。すると古川氏は豹変しました。

 「それはフランスも日本も高速増殖炉をやり多額の費用と年月をかけ結局失敗した。実に愚かなことだ。それに核兵器の問題もあった。このトリウム溶融塩方式であればすでに理論と実験はしているので、7年の歳月と数百億円の予算があれば実用化は可能です!」と前半とうって変わって熱弁をふるいました。

 つまり古川和男氏は日本の原子力政策のアウトサイダー的存在であり、40年間無視され続けていたのでしょう。民主党の会合であるのに電力労連系の人たちは来られてはいませんでした。

 数百億円程度であれば実験すれば良いとは思いました。しろうと考えですが。それで駄目なら原子力発電は廃止すべきでしょうね。

 映像を活用するとか民主党もプレゼンテーションを考えませんと。せっかく後半のやりとりが面白かっただけに残念ではありました。
Furukawa_r

 平野貞夫さんと竹内則男さんに久しぶりにお会いしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

五月晴れのリハビリ・ヨット

Yasu5181_r
 雨上がりでやや風は強そうですが、リハビリのために夜須へいきました。今日も夜須中ヨット部と高校生、高知大学のヨット部がハーバーに来ていて賑やかです。若い人達が多いことはとてもよいことです。私を入れて19艇のヨットが出ました。

 あいかわらず社会人ヨットマンはこの時間帯はわたしだけ。季節も良いのに皆何をしているのでしょうか?もったいない。今の時期やらいでいつセーリングするのでしょうか?

 他人ことはともかく時間をかけてぎ装しました。強風対策も必要であるからです。それに暑さ対策も。UVカット50%は昨日女子高校生に混じって安売り化粧品屋にて購入しましたし。サングラスと帽子、UVカット、氷結ポカリ、水でだいたいしのげますね。
Yasu5182_r


 準備は万端で出ましたが、思わぬ強風と波で大苦戦。波打ち際で沈(転覆)してしまいました。センターボードも外れていたので、中にいれ、センターボードに捕まり懸垂状態でようやくヨットを起こしました。ようやく乗り込み海上へセーリング。

 海上も波が高く三角波状態。ろくに乗れず面白くないので20分程度で撤収しました。上がって片付けながら中学生たちが出艇するのをサポートしていました。海の中を歩いたのでそれがリハビリですね。
07519003_r

(夜須中学は全校生徒80人のうち18人がヨット部だそうです。感動しましたね。)

 午前中だけのセーリングでしたがリハビリ中の身ではこれで十分ですね。最高の季節。海からまたエネルギーをいただきました。
 セーリングは短い時間でしたがとても満足しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

20日はおびさんマルシェへ参加しよう

 20日はお天気になりそうです。20日の日曜日は東洋町では核のゴミ処理場を追い出した記念集会が開催されます。東洋町の皆様のおかげで高知の自然と海が守られました。

 原発交付金に頼らないまちづくりは、沢山保太郎町長は「一次産品を販売する交流拠点施設を白浜海岸にこしらえたい。」との意志を表明、既に活発に調査を含め行動されています。

 沢山東洋町長 高知県議会・県庁へ

 おびさんマルシェは高知市の中心街のおびさんロードを会場に開催されるお洒落な露店市です。高知の文化と地域の産物、食文化の交流を目的に大西みちるさんが実行委員長で年間5回開催されています。欧州文化を感じます。
Obisan2


 さて今回も出店されている松田高政さん。従来の「くろしおマルシェ」をあらため「こうち暮らしの学校」に名称を改め出店されるようです。
 松田さんのお店で今回販売される予定の有機野菜は、南国市の専業農家である井上正雄さんの栽培されたものです。20年来のお付き合いのある井上さんと番組に出演いただきました松田さんをご紹介させていただきました。
Obisanmdemise1


 お互いの出会いが大変良かったのではないかと思います。東洋町でも交流拠点をこしらえる構想があります。将来おびさんマルシェや松田高政さんや井上正雄さんと交流する機会もあると思います。

 20日はおびさんマルシェへ出かけたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.18

今後の東洋町の方向性

 反原発運動では「歴史的な大勝利」と言えますが、沢山保太郎東洋町長の関心はもはやそこにはありません。交付金に頼らないまちづくりを確立するために、まず「社会的なバリヤー(既得権益)を取り崩し」「住民対話集会を開催して住民合意を確実にし」「白浜海岸に道の駅をこしらえる」ことが当座の短期的な目標です。

 東洋町の道の駅を実現させ、交流拠点を稼動させ、成果をあげることこそが、原発交付金に頼らないまちづくりになるのです。1部の人たちだけが収益を独占するのではなく、広く東洋町の住民が収益を共有し、それを拡大していくこと。

 交流拠点はあくまできっかけ。他にもいろいろとアイデアはあるようです。住民と対話を繰り返しながら。ユニークなまちづくりを東洋町は進めていこうとしています。人口3000人の小さなまちの挑戦。注目下さい。

Kannouraja01_3

(東洋町長選挙の様子。圧倒的な住民パワーが炸裂しました。)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

やはりそうか新風舎のいい加減さ

 「本を出しませんか?」「あなたの原稿を送ってください。当選すれば無料で出版できます。」「残念でした。でもこのままでは惜しいので出版のお話をしたいのですが。」

 新風舎という聞きなれない出版者のあくどい商法が全国的に話題になっているようだ。インターネット新聞にも記事が掲載されていました。

新風舎」にだまされた 自費出版の巧妙手口

 新風舎の“自費出版”で眠れぬ日々~出版界のモラルは何処へ(1)

 実際に自費出版された人の体験談だけに説得力がある。わたしも2回エントリーした。膨大なホームページに上げていた原稿を印刷して送付したのでしたが。
Hpsakusei1

(ラジオ番組作成とホームページ作成にともなう膨大な調査資料と制作資料の数々)


 大衆を愚弄するこのような出版社は消え去るべきでしょう。本当に頭にくる話です。いい加減さんは配本でしょう。西日本1の面積を誇る高松市の宮脇書店にも新風舎のコーナーを見た事がない。

私の場合は既にホームページにしてあったので、「被害」と言えばプリントアウト代と宅配便であろうか。市民の夢をないがしろにして良いものではない。私の「作品」は見たい人はいつでもネットで見れます。お金儲けに無縁な私ですね。市民活動ですししかたはないですね。労力は大変なものです。全部自分で作成していますから。

 けんちゃんの吠えるウオッチング

 けんちゃんのどこでもコミュニティ

Pckankyou01

(世間に多大に評価されることなく黙々とサイト制作作業は続いています。)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.17

時代を映す漫画雑誌「モーニング」

Mouiningmm

 今日はコミックモーニング(講談社)の発売日。歩いて15分のファミリーマートへ朝6時過ぎに散歩がてら購入しました。

この漫画雑誌は毎週かかさず購入しています。後は月に2回発刊される「ビックコミック・オリジナル」(小学館)も購入しています。表紙の[天才柳沢教授の生活」も実に愉快な漫画です。
Simakusaku_r
 モーニングは話題作が多く「専務島耕作」も読んでいます。島耕作は課長時代から、出世し、いまや専務にまでなりました。中国、アメリカ、インドの統括でご活躍しております。サラリーマンの理想像。
Hyougemono_r

 「へうげもの」と言う漫画も話題作。安土桃山時代が舞台。秀吉や千利休が出てくるし主人公は織部焼の古田織部。ユニークな歴史解釈でもあり面白い。
Doragonsakura_r

 東大受験漫画の「ドラゴン桜」は、実際の受験指導に実際に使われていました。うちの子供の通学していた高校で漫画のとおり受験指導が行われたとか。これもリアリティがある漫画ですね。

Chezare_r


 「チェーザレ」はイタリアのルネッサンス時期が舞台。メディチ家だとか、ダビンチだとか、マキャべりなども登場しますし。

Kaminosizuku_r

 「神の雫」はワインの話。これまた高度な話であり全然しらない話があって興味深い。

 よく漫画を馬鹿にする人がいますが,[市民社会を写す鏡」ではないかと思います。テレビのバラエティ番組や娯楽映画が多大な影響力があるように、漫画もまた多大な影響力があります。

 [モーニング」にはそのほかにも「クッキング・パパ」や[ジバング」「バカボンド」「特上かバチ」「ひまわり」などの話題作もあり見逃せません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

反核だけで動いたわけではないと思う

 東洋町のその後はみなさんあまり経過をわかっていないではないかと思います。「反核ステッカー」は確かに有効でありましたが、東洋町の人達が皆「反核運動」「原発廃止運動」で動いていたかと言えばNOであると思います。環境原理主義者でもないと思います。
Hatikin01_4

(女性のパワーが歴史を変えました。)

 失業率が15%近くになり、町内に職場がない人の多い東洋町。お金を積めばなびくと思いきやそうはいかなかった。その原因は核のゴミ推進派の落ち度があり、あまりに行動履歴がひどすぎたと言うことにつきます。

 沢山保太郎東洋町長はどんどん可能な限り、差しさわりのない限り町の情報公開をしています。役場前のコイン駐車場が町営だと思っていたらそうではなく、別の団体が全額吸い上げていたとか。白浜海岸も同じような状況。

 いままで東洋町では一部の人たちだけに特権が認められ、既得権益化していたようです。今回の高レベル放射性廃棄物最終処分場の旗振り役もそうした人達が中心だったので、大多数の町民からNO!が突きつけられました。

Sawayama515_1
 情報公開と住民参加の手法をやればやるほど沢山保太郎町長の信頼性は上がるでしょう。そういう意味では今後の展開には私は楽観しています。

 地元を元気にする「要の施設」が白浜海岸の道の駅構想であるので、沢山町長は素早く動いています。決して反核の成功に酔って手をこまねいているわけではありません。打つべき手は打ち、予想以上に素早く動いています。国や県との協議、県議会への働きかけなど実にスピーディです

 東洋町では「交付金にたよらないまちづくり」が成功しそうな気配がします。地方自治のありかたに一石を投じることが出来ると思います。今後も東洋町から目が離せません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.16

愛媛県松野町が危ない

 さきほど原発さよならネットワーク高知より連絡がありました。原子力環境整備機構は、今度は愛媛県松野町に狙いをつけているようです。

 東洋町の奥座敷まで入り込んでいた原子力環境保全機構。東洋町長選挙の結果ようやく追い払いましたが、今度は愛媛へ出没しました。愛媛県は知事自体が原発知事であり、危険なプルサーマル計画を推進している県なので可能性はおおありですね。

 19地区に狙われていた参考

 愛媛県松野町は、高知県四万十市(旧西土佐村)と隣接し、四万十川の源流域でもあります。そこが狙われていたとは!。デマであってほしい。

 この20年間「四万十川ブランド」づくりに汗をかいてきた関係者の努力は水の泡。高知県庁にも四万十川対策室なるものがあるようだが、きちんと対応したのであろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

憲法を改正する必要はどこにもない

 与党側に絶対有利な国民投票法案が国会で可決されました。国民の無関心を良いことに日本国憲法を改正するためにいわゆる改憲勢力は跋扈しています。
 日本人が関与した日本国憲法であることは歴史的な事実。60年間戦火を交えなかったことも誇らしい歴史。

Kenpouhon1_2
 一体憲法のどこが不自然で変えなければならないのか。まことに不思議。国民は憲法に不満はもってはいません。不満があるのは都市と地方の格差、地方切捨ての政府の政策ですね。これには憲法で保障された「最低限の生活」すら保てない多数の国民がいる事実を同政府・与党は考えているのか。

 いわゆる護憲勢力のセクト運動に加わりたくはない。上から命令されることなどまっぴらご免だ。憲法改正など必要ないと独自の運動を展開したい。

従来県政情報課監視委員会としていたブログがありまいた。ぷらっとこうちが廃止され休眠中でしたが、「国民投票で憲法改悪を阻止しよう」というタイトルに模様替えしました。具体的な活動はこれからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.15

沢山東洋町長 高知県議会・県庁へ

Minamikaze_r
 5月15日ですが朝1番に沢山保太郎東洋町長は高知県庁へ。まず健康福祉部を訪問。午前9時半に県民室で窪則光さんとも待ち合わせし、一緒に高知県議会の会派「南風」をお訪ねしました。

 南風は2人会派。元夜須町長の清藤真司県議と、RKC高知放送のラジオ・テレビで活躍されたふぁーまー土居県議。ふぁーまーさんには東洋町長選挙の応援にも行っていただきました
Fkiyotou_r

(左ふぁーまー土居県議。右清藤真司県議)

 主な話は東洋町の白浜海岸に地元の産物を販売する「道の駅」がつくれないかということですね。清藤さんは夜須町長時代に、道の駅やすの運営に関わられていました。町長経験者としての助言もいろいろいただいたようです。

 ふぁーまー土居県議は高知県下のあらゆる道の駅や、生産者の直販所もよく知っておられます。取材で訪問されていますし。豊富な経験のある県議の助言をいただいたことは、沢山町長にも心強かったと思います。

Utiawase1_r


 それから県庁5階の土木部海岸課へ沢山町長は行かれましたので、同行しました。対応されましたのは海岸課課長の松本州兄氏、課長補佐の楠瀬洋氏、チーフ(管理課整担当)の依岡隆氏でした。

 「厳密に言いますと道の駅となると道路行政の管轄、海岸整備ですから海の駅ということで(機能や狙いは同じ)で交流拠点や直販所をこしらえることは可能ですよ。」

「簡単な施設の計画図などをこしらえてください。室戸には県の地域支援員もいますし、地元住民の皆さんがたと情報交換かたがた会合を開きたい。」と実に前向きな話でした。

 クリアしなければいけない問題はいくつかありますが、「善意の協力者」の輪が出来つつあるようです。地元住民や行政関係者、町外サポーターもふくめた「ワークショップ」をやればうまく行くと思います。

Sawayama515

 沢山保太郎東洋町長

| | コメント (0) | トラックバック (0)

沖縄返還から35年

Heiwanoishizi01

(沖縄糸満市にある「平和の礎(いしじ)」日本、米国、中国、韓国の戦没者の名前が石碑に刻まれています。

 1972年の沖縄返還から今年は35年目。依然として本土との格差はなくならない。1番大きなものは米軍基地の存在。巨大な軍事施設の存在は沖縄の経済と社会をゆがめています。

 普天間基地を名護市辺野古へ移転させようと言う計画には多数の沖縄県民が反対しています。にもかかわらず日米政府は民意を無視し、強引に基地を建設しようとしています。天然記念物のジュゴンが生息する海を潰して軍事基地ができようとしています。

 個人的には家内の母の命日が今日でした。もう10年になります。子供が沖縄の学校へ通学しています。常に沖縄のことを気にかけながら田舎町で生活しています。

 二次大戦では国策である本土決戦の先兵として多大な犠牲を払った沖縄。戦後は巨大な米軍基地が居座りつづけている沖縄。国策である基地移転で苦しんでいます。

 地方自治の問題ではありません。国の問題。国政の問題ですね。坂本龍馬ではないが、「国を洗濯します。」とでも言いましょう。国政を国民本位に変えないといけませんね。そう思います。
Henoko_thumb_12

(名護市辺野古への普天間基地移設に反対する大規模な抗議集会)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.14

サニーマート・社長・会長就任祝い

 高知で最大手のスーパーのサニーマートの社長・会長就任祝いが、旭ロイヤルホテルで開催されました。写真(携帯で撮影したのでぶれています)の橋本大二郎高知県知事や岡崎高知市長、西山高知商工会議所理事長ら、わたしら取引業者を含め400人が招待されました。

Utyusakamm
  凄いのは私も含めた客はすべてご招待。ご祝儀は一切受け取りませんでした。数百万以上の経費は少なくともかかっていると思います。さすがは地元経済界の雄なのでしょう。いやそれ以上かもしれません。最初に「宇宙酒」で乾杯をいたしました。お土産までありました。なんとこれが「土佐鶴」と「滝嵐」という地酒メーカーの製造した宇宙酒でした。恐れ入りました。

Tikaimm
 新社長の手書きと思われる「誓いの言葉」がそのお土産の中に入っていました。サニーマートの経営理念を現す言葉なのでしょう。挨拶の中で「街中の駐車場のない不採算店を閉店しようとしましたら、お店の周辺の住民の人達が2000人の署名を集めてくれました。これは新たな挑戦しなければと感じました。新しい業態のスーパーを地域の人とともにこしらえていく決意です。」と述べられました。

 橋本知事もふだんはこの種の会合は挨拶すればさっさとお帰りになるのに、上着を脱ぎ、苦手な土佐流の献杯までされていましたし。知事選挙の意欲はおおありと見ましたね。最初の知事選挙(1991年)以来サニーマート会長は橋本さんの支援をされてこられましたし。来場していた流通業の人たちは皆橋本さんの支持者でしょうから、盛んに交流をされておられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町はオンブズマン町長の存在価値が出ました

 驚くべき事実を知りました。ラジオ番組「けんちゃんのどこでもブログ」の番組収録で13日に沢山保太郎東洋町長に会いました。そこで驚くべき事実を知りました。

 東洋町役場前にはサーフィンで有名な生見海岸があります。役場前にはコインの駐車場があり、サーファーが利用しています。その収益が年間1000万円あるそうです。その収益が1銭も東洋町役場へ入っていないそうです。
Yakuba_1

(役場手前には広いコイン駐車場があります。)

 ある特定の団体が管理をされていて、そちらの収入とか。駐車場施設を設置し、維持管理費は役場が拠出しているのに、1銭も役場に入らないという事実。町民はおろか高知県民もその事実を知りませんでした。

 それもオンブズマン町長である沢山保太郎氏のお陰。情報公開していて初めてわかりました。

 また白浜海岸は絶好のロケーション。「道の駅」があっても良いのにありません。ここもまた別の団体が海岸を管理しているようで、「道の駅」のような常設店舗は開設できなかったようですね。
Ikumitunami02_1

(白浜海岸の施設。ロケーションは良いが有効に活用されてはいません。手前はトイレ。遠くに見えるのは津波避難施設

 沢山さんはそうした「既得権益を情報公開」しました。どう考えてもおかしいので、町民の意志で、施設は町営になると思います。情報公開が早くも効果が出ました。

 既得権益はそのうち解体され「バリヤフリー」になると思います。でも「道の駅」を設置し運営するには、まだまだやらねばならないことはいくつもありますね。

 同行した成川順さんがインターネット新聞に投稿されています。

  東洋町:沢山町長にあつまる住民参加と情報公開への期待

| | コメント (0) | トラックバック (0)

前田康博さん講演会について 5月19日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログは、市民運動とブログについて3人のゲストとお話します。それぞれブログを活発に作成されています。
 ブログ「それがたまるか」を作成し、東洋町の高レベル放射性廃棄物問題を追及されている外京ゆりさん。ブログ「高知遺産 新堀川」を作成歴史的資源と生態系維持の活動をされている下司孝之さん
 市民サイドで憲法や平和のありかたでこの3年で4回の市民講演会を開催された「サロン金曜日」の松尾美絵さんです。6月2日には「前進した6者協議・孤立する日本 拉致だけではわからない朝鮮」という前田康博さん(元毎日新聞記者。大妻女子大学教授)の講演会を企画されています。

 松尾美絵さんにお訪ねします。過去市民サークル「サロン金曜日」ですが、安田純平さん講演会を2回開催されました。昨年は品川正治さんと天木直人さんの講演会を2回開催されました。今回は前田康博さんです。どのような人で、また講演会の狙いはなんでしょうか?

Mie_r
松尾 前田康博さんは元毎日新聞ソウル支局長をされていました。北朝鮮へも12回訪問されています。朝鮮半島の情勢に大変詳しい方です。
 その後アジア各国を40カ国を訪問、いろんな側面から取材をされています。 「アジアの中の日本はどのようにあるべきか」今一度考えてみたい。と思っています。


西村 前田康博さんは経歴を見ますともともとは毎日新聞記者。ソウル支局の特派員もされていました。朝鮮半島問題の専門家の1人です。
 日本は「拉致問題」があり、北朝鮮との外交交渉はうまく進展していません。
。前田康博さんはそれに対しての危機感をもたれているのでしょうか?

松尾 危機感というよりも拉致問題ばかりが報道されるので、拉致問題だけでは日本と朝鮮との関係は、過去と未来を通じての関係を正しく見ることができないのではないでしょうか。そう思っています。

西村 今の日本の政治や報道などは「拉致問題」が主体ですね。なかなか「そればかりではない。」と言う声があげにくい状態ですね。そのあたりは松尾さんどう思われますか?
Maeda1


松尾 そのような雰囲気をとても感じます。政府の意向をマスコミが代弁している。拉致問題を繰り返し報道することにより、国民も「朝鮮は怖い。」と拉致だけが北朝鮮であるかのような空気を作り上げています。そのように思いますね。

西村 松尾さんも2つブログを作成されています。「平和」に対する読者の反応はいかがでしょうか?ブログを通じての交流はいかがでしょうか?
 (わたしも今までのサロン金曜日の講演会はすべてホームページに上げています。時間が経過しても見てくれているようです。)

松尾 このあいだ「国民投票法案」についてブログに出しました。実際の国民投票法案というのは150条くらいありまして、とても読めたものではありません。
 そのことについてブログに出しましたらある人からコメントがありました。
 「自分のブログには要約したものがあるので、見ていただきたい」と。私も訪ねました。よく整理されまとめられています。こういう風なブログを広めたら良い名と思いました。そういう人と簡単に連絡がとれるのはブログの良さですね。

西村 先般開催された朝鮮半島問題を解決するための「6カ国協議」でも日本は孤立しているような印象を受けました。前田さんはそのあたりはどのようにかんがえられているでしょうか?

松尾 そうですね。前田さんの講演会を直接聞いていただきたいです。私が思うことは6各国協議と言いますのは、朝鮮の核をどうするのか。もともとはアメリカと北朝鮮の2カ国で話が始まったものです。
 米朝2カ国の間では話がうまく進展しませんでした。そこで米朝2カ国に韓国、中国、ロシア、日本を加えての6カ国協議となりました。

 ただ日本の場合は「拉致問題が解決しないとなにもしない」という姿勢ですね。交渉にも応じないことになっています。日朝間の外交交渉も進展していません。
 朝鮮側の言い分は、やれるべきところはしてきたというのでしょう。そうですので、日本は拉致問題の進展なしに次にはすすめない一点張りですので、他の話に全くすすめないので、逆に日本が孤立化しているように見えます。

西村 前田康博さんは市民に何を訴えたいのでしょうか?
 「拉致問題」と「核問題・ミサイル」問題が両国の間にあります。日本国民の北朝鮮に対する反応も最近はきびしいものがあります。
 あえてこの時期に今回の講演会をサロン金曜日で開催する意義はどのようなところにあるのでしょうか?

松尾 私が思うところは、朝鮮と日本との関係ですが、それは主に戦前もそうですし、戦後の歴史というものもあまり日本人は正しく認識していないのではないかと思いました。
 それは私自身をも含めてのことです。日本もアメリカも北朝鮮と国交を開いていません。そのような状態で今まで来たのはどうしてなのか?何が原因なのかということをつきつめないといけないと思いました。
 戦前の日本は朝鮮を侵略し、朝鮮の文化をとりあげたり、日本語の文化を押しつけたり、はては朝鮮の姓名を名乗ることまで禁止することまでしました。
 朝鮮の人達も日本軍兵士として徴兵されました。数々の史実を私たちは今一度きちんとふりかえる必要があります。
 それからのこれからの日本と朝鮮のありかたを考えたいと思います。日本と朝鮮はこんなに近いのに2つの国の関係を持っていけば良いのか。考えていきたいと思います。

西村 北朝鮮問題というのは安倍内閣に政治的にとことん利用されていると思います。先般強行採決で成立した国民投票法案。これなんかも日本国憲法第9条第2項の改正が目的だあると思われます。
 それが目的だけの国民投票問題であると思います。そのために朝鮮問題が利用されているのではないか。そう思います。

松尾 北朝鮮を利用し、北朝鮮は悪い国、怖い国という事によって日本の自衛隊(軍隊)を増強していったのもそうです。その延長線上にはアメリカ軍と一緒になって日本の自衛隊が世界中に派兵されていく。海外派兵が出来るような国にすることが目的なのです。

 それはとても危険なことです。北朝鮮問題は拉致問題だけではありません。、前田康博さんの講演会を通じて皆さん方に考えていただきたいと思います。

 前田康博さんの講演会

日時 6月2日(土曜) 午後2時より4時まで

場所 高知市高新文化ホール

参加費 1000円(高校生以下無料)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.13

民主主義は「産業」なのだ!

 今日は東洋町へ行きました。4月22日の東洋町長選挙開票以来の訪問。高知シティFM「けんちゃんのどこでもブログ」に、沢山保太郎東洋町長がゲスト出演者です。沢山さんの友人である窪則光さんと、最近東洋町の詳しいレポートをされている成川順さんも同行いただきました。

 今日の高知県地方は最高のお天気。からっと晴れて五月晴れ。収録は順調に進行しました。 「原子力政策と地方自治について」 「オンブズマン町長の心意気」「東洋町再生の方策は?」「東洋町のあるもの探し」についてお話を聞きました。放送は6月の金曜日の午前8時10分頃から高知シティFMにて放送しますのでご期待ください。
Syuroku_r
(収録の様子です)
 今日のキーワードは「民主主義は産業である。」との沢山保太郎さんの発言。どういうことかと言いますと、情報を公開したり、住民参加をすることで、いろんな知恵が集り、地域が活性化し、あるもの探しをして、交付金や補助金に頼らなくても地域資源を活かしながら町が元気になるのではないかということです。
Sawayama_r
(沢山保太郎さん)

 「地域の住民評議会をいくつかこしらえ、町の活性化について対話形式で話をを進めたい。」「選挙のとき、各地域で女性を中心にリーダーがたくさん現れました。こんなことは今までありえなかったようですね。」「情報を公開し、住民参加を進めれば進めるほど知恵が集り、まちが元気になることがわかりました。」と沢山保太郎さんは語られました。

 「パリコミューンは住民自治の発露。東洋町は地方自治の見本になるようにいろんな実験をし、成功事例をこしらえたい。」との話でした。

Kubo_r
(窪則光さん。オンブズマン町長をオンブズマンするとか。社会をオンブズマンしていただきたいと言われていました。)

 「原子力発電環境整備機構は、東洋町の奥座敷まで入り込んでいました。本当に苦しい危ない選挙でした。でも各地域の女性たちのパワーで、追い詰められた状況をくつがえしたのです。その真摯な力を東洋町のまちづくりに活かせば何とかなるでしょう。」
Nisida_r
(西田さん。大阪から13年前に東洋町周辺の自然に惹かれて来られたそうです。収録に立ち会っていただきました。地域のリーダーの1人です。)

 白浜海岸道の駅構想や、東洋町出身者が多い関西圏との交流など、アイデアはつきませんでした。今日をきっかけに東洋町サポーターズクラブを発足させたいと思います。それぞれの皆さんは得意技で、東洋町を元気になる活動をいたしましょう!
Sawauakubo_r

(高知を明るくする話題は尽きませんでした。)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

夜須の事例は東洋町でも

Yasu04_1
 22年前に夜須で始めたヨットのお陰で人生が変わりました。夜須のたくさんの人と知り合い交流しました。ヨットという「利害のないコミュニケーションの道具」のおかげで、立場の異なる人たちとの繋がりが広がりました。

マリンタウン計画やとくに大手の浜へのマリーナ建設をめぐる夜須町内での深刻な対立もありました。「ヨット愛好者としてどう思うか?」とのコメントを求められましたが、当時のわたしの立場は「町民の合意のないマリーナは不要。夜須海岸を活用したビーチスタートでヨットをすれば良いので、スロープがあれば十分」と回答しました。

 当時夜須海岸でディンギー・ヨットをしていたものは皆同じ意見でした。特に北西の風が吹きつける冬場は正面が北西を向いているマリーナ予定地では、着岸が苦労することはヨット乗りは誰でも自明のことでした。動力のないディンギーでは当然の理屈で、マリーナとしてヨット施設が集約されることには反対でした。

 町内の対立とバブルの崩壊もあり、夜須のマリーナは前知事時代に着工式をやり、ケーソンを1個だけ投入して、現知事になってから凍結され現在にいたっています。結局その当時構想していたように、夜須の中心は夜須海岸になり、ヤ・シーパークとその隣にスロープが出来国体もビーチスタートで2002年に無事開催ができました。ヤ・シーパークは休日には県外車も来訪し、大変な賑わいです。

 東洋町には白浜海岸という美しいビーチがあり、生見ビーチはサーフィンのポイントです。なにか「面白いものが」あればお訪ねするきっかけにはなるいでしょうが。それには地元の面白い人との出会いではないでしょうか。

 それがあれば東洋町は関西にも近いこともあり、可能性はあるかもしれません。
白浜海岸に「道の駅」をこしらえるということも沢山町長は発表しました。できそうでできなかった理由も検証し、成功事例になっていただきたいです。
07512008_r

(1989年には夜須海岸で中学生にヨットを教えていた。2007年では地元中学生たちは1人でぎ装し、海でセーリングをしています。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.12

五月晴れのリハビリヨットINやす

Kenchan1_r
(接写になるとますます人相が悪い。今日は上は長袖。下は合羽にアンダーウエアでちょうどの気候でした。)
 まだまだ完全復帰ではありませんが、この上天気では「海が呼んでいる。セーリングせんでたまるか」ということであります。とはいえセーリング仲間に声をかける状態ではありませんし。いつ体調不良になるかもわからんからです。

 そうして「日和見」ながらも心は海に向かっています。今日は上天気。ヨットをぎ装しながら吹く風も爽やかですね。これから梅雨前まではヨットにとって良い季節です。
Yasu5121_r

(風は南風ですが爽やかな風でした。)

 日焼け対策をして、凍結したポカリを積み込み、水も忘れない。怖いのは脱水症状です、海は水に囲まれて入るが飲めませんし。

今日は私以外には夜須中学が15艇、高知大学が8艇、高校生が2艇海へ出ました。合計26艇でした。江ノ島の学連が海上に出れば100艇くらいは出ますので、それほどではありませんが、田舎では結構壮観ですね。
Yasujh1_r

 中学生がきちんとぎ装し、ハーバーから仲間と助け合いながら海へでていきました。「中学生のためのヨット教室」を実施したことは無駄ではありませんでした。あのころ一緒にヨットしていた仲間が来ないのは寂しいです。

 今日は風が良かったので調子に乗って赤岡を超え、吉川漁港隣の物部川河口までセーリングしました。程よい風と、波もなく快適なセーリングでした。それで今日は昼過ぎまで海の上にいました。

 こんな最高な日もありますね。沖合いから赤岡の観光地引網の様子も眺めていました。最高のリハビリになりました。
Yasujh2_r

| | コメント (2) | トラックバック (1)

組織の奴隷でない政治家

 労組や宗教団体、業界団体や宗教団体、党組織や大企業の「奴隷」にすぎない市議会議員が殆ど。高知市議会議員の場合は2000票獲得すれば当選するので、「組織内」候補者が大多数で彼らは皆「内向きの」選挙をしますね。ですので投票率は上がりません。多くの市民には関係のない人達ですからね。

 そのなかで異色であったのは浜田りえさん。この人一応民主党の公認でしたが労組や党の支援は全くなし。しかも資金が豊富にあるわけもないようでした。当選が危ぶまれていましたが、プロ筋の予想を裏切り、立派な成績で当選されました。2500票は獲得されていました。
Hrie_r_1


 先日もジャンパーにGパン姿。中型バイクがうちへ来たので誰かなと思いきや彼女でした。聞くと地域の町内会や老人会、職業柄介護施設に来るご老人や、介護職仲間や家族が応援してくれたらしいとのこと。手ごたえがあったものの当選するかどうかは当日まで不安で合ったといわれていました。

 浜田りえさんは高知市が考案した介護予防体操である「活き活き100歳体操」の指導者でもありますし。高齢者相手に「わかりやすい」話し方、はきはきした話し方が出来る人なので、プレゼンテーションがとても上手でしたね。

 笹岡和泉さんの番組に出演されていました。

Hamadar


 組織の奴隷の市議だらけですが、浜田りえさんの今後の活躍に期待しています。

 「活き活き100歳体操の都市ー高知市」「お年寄りが元気な都市は、気持の良い都市」そうあってほしいです。

Ikiiki100sai_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.11

五月晴れのはりまや橋金曜市

Har_r
 5月11日のはりまや橋金曜市。1年で1番爽やかな季節です。今日の高知市の空は「カルフォルニアの青い空」のようにどこまでも青いです。

 露店市も大人気。今治市からも出店されています。OPEN HEARTさんたちも完売されそうそうにお帰りになりました。

 ブログのサポートを少しだけしました。
O_r_1


今日は久しぶりに金曜市周辺を散策しました。活き活き100歳体操も、大勢の高齢者のおばあちゃんがたと、高知女子大学看護学部の学生達が研修で参加していました。
 高知市議会議員の浜田りえ氏も「活き活き100歳体操の伝道師」でもあります。元気に指導されていました。
Ikikirie_r

Ikiiki_r_1

 帰りにもきさくに高齢者に声をかけておられました。組織もなにもなくても人のつながりで市会議員になられた人ですね。「高知は高齢者が多いから駄目だと言われる。逆にそれだけ住みやすいから長生きしている人達が多いことを誇りにすべきだ。」と浜田りえ氏。高知市議会の都市再生特別委員会の所属にもなったようですので政策を活かしましょう。

Hrie_r

(浜田りえさんは活き活き100歳体操を市議会で広め「活き活き100歳体操議員連盟」をこしらえるべきですね。)

 金曜市で占い師をされている島本茂男さんです。今日はブログ「占いから未来」をはりまや橋金曜市会場からアップロードしました。
Gensan_r

 島本さんも浜田りえさんのその言葉に関連しましてこういわれていました。
「お金がある東京は幸せなのか。高知は所得は低いが長寿者が多い。極楽にはお金は不要。高知は極楽。東京は地獄かもしれない。」と。
Iamabari_r

 また遠く愛媛県今治市からタオル製造メーカーの有限会社木下ソーイング花ひらく事業部営業部長の杉島和宏氏が来られていました。タオルの本場は今治。刺繍入りタオルもありました。「1グラム1円」の量り売りのタオルもありました。
 「問屋さんまかせではなく、自分達も直接消費者の声を聞きたい。繋がりができたらイベントの引引き出物の需要とか、いろんな需要が見込めますし」とのこと。
Iambari2_r
 みなさんいろいろと考えておられます。商いの原点は露店にありますね。それからが出発です。このはりまや橋商店街での金曜市。もう3年は経過しました。すっかり定着しましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

公明党は護憲政党であるべき

 反共(反共産党)が政治理念でありますが、平和主義、護憲、福祉、生活者の味方が公明党であると思っていました。
 それは公明党の支持母体である創価学会が幅広い国民大衆を組織しているからです。昔カンボジアのPKO活動でも創価学会の人たちは懸命にボランティア活動をされておりましたし。

 中学時代の同級生にあるとき再開したことがありました。かれは家がとても貧しく高校へ進学できず、卒業後左官になりました。創価学会へ入信し、活発に活動をしていたようです。

 「中学のときお前が生徒会でわめいていたり、新聞を発行していたのは知っていたが関心はなかった。学会へ入会して会合や、集会があり政治も勉強した。そしたらお前が言っている事も理解できるようになった。

 立場は違うようだが、お前の話を中学時代に聞いておいたからよかったよ。信仰のおかげでやくざにならなったしな。ありがとう。」とか言われました。

 当時(今はどうか知りませんが)は、信者を増やした人が評価されたようです。仕事の後で開かれる会合で、スピーチすることも覚え、だんだん自信がついたとも言いました。
 
 そうした真摯な公明党の支持者はたくさんおられると思います。ですが最近は政権政党の自民党の補完物になりすぎです。もし公明党が安倍首相の提唱する「憲法改正」とくに「第9条第2項」の改正に手助けすれば、結党理念がが崩壊するのではないかと私は心配しています。

 創価学会の創始者である牧口常三郎氏、2代目戸田城西聖氏は戦前治安維持法違反で逮捕され投獄されています。ですので安倍晋三氏が狙う強権国家とは公明党はその理念からもあいいれないし、決別いただきたいと思いますね。

 今の公明党は本来の姿ではないと思います。反共政党であるが、いつまでも護憲・平和・福祉、生活者のための政党であり続けていただきたいと部外者は思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.10

県議会を表敬訪問

 それがたまるかブロガーから声がかかり、高知県庁を今日午前中に表敬訪問。目的は県議会で「核廃棄物拒否条例」を成立させることです。高レベル放射性廃棄物最終処分場は高知県だけで既に19箇所が候補地にあがっているそうです。うち佐賀町、津野町、東洋町が表面化しただけです。

 財政難で困っている地方自治体を「原発交付金」で釣り上げ高レベル放射性廃棄物最終処分場をこしらえようという手口が原子力発電環境整備機構のやり口。大本命の東洋町で手痛い失敗をしただけに、今後どのようなやりくちで残りの16の自治体を狙っているに違いない。

 地域に修復しがたい対立を持ち込む高レベル放射性廃棄物を高知県のすべての市町村に持ち込ませないために、北海道に続いて高知県でも「核廃棄物拒否条例」を成立させる必要があると思います。

 さよなら原発ネットワーク高知は文章を用意していました。それも手渡しました。私は独自に番組へ出演された県会議員の人たちや、顔見知りの県会議員の皆様にプランテーションプレイス氏と一緒に下記の内容の文章を個別に手渡しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 4月22日の東洋町長選挙におきまして、民意は「原発交付金にたよらないまちづくりをする。」「深呼吸のできる自然を先祖から受け継ぎ、子々孫々に引き渡す」ということで東洋町民はまちづくりの決意を表明していただきました。

 原子力発電環境保全機構のやり方では、本県のように財政基盤の弱い小さな自治体が「原発交付金」を餌に高レベル放射性廃棄物最終処分場候補地に狙われやすいようです。
 いたずらに地域の対立がひきおこされ、結果がどうなろうと地域の亀裂の修繕は困難です。東洋町でもそうなってしまいました。

 ある調査によれば、高レベル放射性廃棄物最終処分場候補地は、表明化した佐賀町、津野町、東洋町以外に高知県内に16箇所あるといわれまたまた不毛な地域の対立が再燃される可能性もあります。

 地域間の不毛の対立をなくするためには、原子力発電所からの核廃棄物を高知県に一切持ち込ませないことを宣言する為に「核廃棄物拒否条例」を県議会にて採択していただく必要性があると思います。

 原子力政策は国の政策です。しかし現状は「核のゴミ処理場」問題は公募方式であり、地方まかせになっています。国策といいながらきちんと国は地方に情報公開し説明しません。大都市部の人たちは電気を大量に使用しながら、核のゴミ問題には無関心です。

 地方がはっきりと「核のゴミは受け入れない」と宣言することが、核のゴミ問題を国民全体で考えることになると思います。ぜひ「核廃棄物拒否条例」を制定するためにお知恵を貸してください。

Kenchou_14

(高知県庁本庁舎)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「極東の町」の挑戦を支援しよう

 アメリカやイギリスの映画などを見ていますと、世界地図があって大西洋が真ん中に来ます。日本はといいますと右隅にあります。東の端。つまり「極東」。
 「極東」はアメリカやイギリスから見れば端っこの国ー日本。彼らにはそんな印象でしょうね。
Oshushi_1_1
(こけら寿司。ヘルシーで美味しい。)

 高知市からみれば東洋町はまさに「極東」。片道車で約3時間。年配者は日和佐の薬王寺での厄抜けの途中に通過する町。遠いという印象しか多くの高知県民はもっていない。

 高レベル放射性廃棄物最終処分場を町長選挙の結果拒否し、身の丈にあったまちづくりを早速沢山町長は着手しようといしています。

 日本経済新聞との会見ではこう述べられています。(5月10日四国版掲載)

「町議会は町民が傍聴しやすいように土日開会をこころがける。」

「一次産品を主体の道の駅を白浜海水浴場に2年後にこしらえたい。国や県との協議をしている。」

「将来の町村合併も模索中。近隣(徳島側も含め)との合併も検討課題。東洋町出身者の多い大阪府守口市との海を越えた合併も視野に入れたい。」とか。

 確かに「道の駅」は東洋町には必要でしょうね。沢山町長は「町内にスーパーがないため町民利用もできる形態に」とも言われています。
Yashi1_r_1

(道の駅やすは連日大賑わい)

 東洋町の海、山、川は確かに素晴らしい。夜須では道の駅やすが大成功していますね。ヤ・シーパークという集客装置との相乗効果があるからですね。

 住民参加と情報公開が沢山町長の生命線。全国初の「オンブズマン町長」として成功事例の1つになっていただきたい。
Ponkanmise_2_1
(東洋町にはぽんかん以外にも美味しいものがたくさんあります。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アルファー・ブロガーとは?

 5月8日のNHK「クローズアップ現代」で、アルファー・ブロガーなるものをとりあげていました。この言葉聞きなれない。「ライフライン」同様の和製英語らしい。

 アルファブロガーとは?

 ベストブロガーとかいるようで、月に9万アクセス以上で、スポンサーがついているとか。試供品をメーカーが持ち込み、率直な評論をしていただくために企業もしているとか。

 しかしアメリカではブロガーが企業の手先であることが発覚。大きな話題を読んでいました。企業のスポンサーも結構。商品の提供、イベントへの紹介も結構。そのブロガーはその事実を公表して、自分の考えをブログで公表していただきたい。
Harimayablog_thumb

 公認会計士とか専門性のある分野での評論なども高い評価を受けているブロガーらしい。かくゆう私も「ブログ中高年の星」「ブログの鬼」とかローカルレベルで言われますが、全然アルファブロガーではありませんね。

 論壇系ブロガーでもあまり濃いものは感じませんね。「きっこのブログ」のほうが面白いとは思いますが。全体的に「軽い」し、「お洒落な」感じ。都会的な感じがするブログがメジャーなようですね。今は。田舎モンはマイペーズですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.09

頑張っているオンブズマン町長

 4月22日の東洋町長選挙の結果、高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査が正式に白紙撤回されました。国のいい加減な原子力政策に地方から「NO!」をつきつけた社会的意義は大きいと言えます。全国の地方の自治体の励みになるからです。

 沢山町長も次々と改革案を出しているようです。地元紙に掲載されていましたが、欠員の教育委員の公募。該当者は東洋町内に限られますが、子育て中の人を求めますということで実現すれば、行政に子育て中の人の声が反映されますね。良いことです。

 庁議の公開も考えているとか。庁議は町長や助役などの特別職と町役場幹部との町の方針を決める「最高責任者会議」ですね。実際の決議機関は町議会があるのでしょうが、庁議の公開も意義がありますね。情報公開を常に推進してこられたオンブズマン活動の賜物の行動でしょう。
Yakuba

(東洋町役場)

 わたしが望みたいのは「まちづくり委員」を町内外から公募し、実際の東洋町のまちおこし事業を推進していくことに期待しています。従来は奥ゆかしくて町のリーダーは目立たなかった東洋町の人達。しかし今回の町長選挙での結束力や、明るさ、おおらかさは特筆されますね。きっと人材はたくさんおられるはずです。
Hatikin01_3

(町長選挙では「はちきんパワー」が大活躍されましたし。)

 従来のしがらみや慣例にとらわれず、住民参加型、情報公開型のまちづくりを展開し、成功事例をこしらえていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

謀将 山本勘助を読む

 NHKの今年の大河ドラマ「風林火山」を見ています。その主役は山本勘助ですね。興味があるので、近くの図書館で「謀将 山本勘助 南原幹雄・著 新人物往来社刊)を読みました。

 大河ドラマのほうも武田が諏訪攻めをしており、由布姫を武田晴信が側室にする場面が登場。山本勘助の策で物語りは進んでいきます。

 小説もその場面から始まります。いつしか由布姫の武田への恨みも晴れ、山本勘助は晴信の命により諏訪湖のほとりに諏訪城を築く。
 やがて大きな犠牲を払いながらも信濃を平定します。今度は越後の虎である上杉謙信が武田晴信に立ち向かう。

 山本勘助は「天下人を自分の策の中で決めたい」との信念があります。4度目の上杉謙信との川中島での戦いで、史実では山本勘助は戦死します。

 小説は戦場から助けられ、越後にかくまわれる山本勘助。実は上杉謙信とは武田晴信以上に親密な関係。その昔浪人時代に越後の春日山城へ侵入、囚われそこで上杉謙信に命を救われ忠誠を誓っていた。

 武田の重臣になるも、実は上杉のスパイだったとか。小説では山本勘助は忍者で謀略家。今川義元は強大になり、京へ上洛は確定的で立ち向かう織田信長には普通では勝ち目がない。

 そこで山本勘助は今川軍の通る道をがけ崩れを起こし、今川義元を桶狭間へ誘い出し、油断して休憩している場所を織田信長に通報。天下の趨勢を変化させる行動に。

 その後武田晴信が天下獲りために出るも病死。上杉謙信も織田信長と決戦する準備中に病死。天下は信長のものに。しかしあまりの悪逆非道ぶりに腹を立て明智光秀をそそのかし、本能寺の変をおこさせます。

 しかしその当時89歳になっていた山本勘助は本能寺へ乗り込み、信長を介錯し自分の炎のなかで生涯を終えました。という荒唐無稽な小説でした。
Yamamoto_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.08

市民の意地をみせましょう

 今朝古い知り合いのご婦人の方からお電話をいただきました。もう70歳を超えている人ですが、知性的で、話はとても論理的。しかも1人でもどんどん動かれる行動派。22年来のお付き合いになります。

 最近の東洋町の動向や、県議選挙の総括などやりとりをしました。やはりご自身が動かれておられるので、情報は的確。予想も正確でした。ですので政治家の人たちやマスメデァの人たちに匹敵する情報をもたれています。

 「わたらあは一領具足。なにも見返りを要求はしない。また組織で縛られない。情報もうかつに漏らさない。正しいと思っていることは1人でも動く。」という信念の人。

 こういう人が本当の「草の根」の人なのでしょう。今年11月の高知県知事選挙。このご婦人たちは動かれるのでしょうか。利権や組織の都合で動かない正真正銘の「草の根」の人達。この人達の動向で知事選挙は左右されることは間違いないようです。

 「高知はエコ宣言をすべき。南海地震があるきに核のゴミは反対から1歩進んで、原発からの電気を一切使わないクリーンエネルギー宣言すべきですね。高知は。そうすれば世界中から注目されるし、企業活動も活発になりますし。」

彼女の発言はストレート。本質を突いています。知事も明確な政策を提示することで、高知県から日本国の政策を転換させることになると思う。この婦人の意見を是非採用いただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本国憲法の意義

Abe22_9

 最近安倍晋三首相はやたら威勢が良い。「集団的自衛権を行使し,アメリカ軍とテロ勢力と戦う。」「憲法を改正し、国際貢献を海外に自衛隊を派兵して行う普通の国にならなければならない。」「アジア地域の防衛強化のためには自衛隊の強化が必要。」とか。

 しかし日本国民は本当に安倍晋三氏の言うことを支持しているのでしょうか?また憲法を改正することを国民はのぞんでいるのでしょうか?NOであると思います。

 日本国憲法は「GHQの押し付け憲法だ」と憲法改正論者は言い張りますが、結果責任はGHQであるとしても、草案の殆どは在野の日本人の憲法学者や研究者、ジャーナリストのグループによってつくられたものでした。「焼け跡からの憲法草案」でそれは証明されています。

Nihonoaozora1_2


 5月6日に再放送されました。私なりに感想を書きました。

 5月13日に高知市自由民権記念会で上映されます映画「日本の青空」です。

(日時) 5月13日(日曜) 午前9時40分から11時43分

(場所) 高知市自由民権記念館(民権ホール)

(鑑賞費)1000円

 安倍氏らの憲法改正運動の「まやかし」に国民はいちはやく気がつくことです。

憲法9条は変える必要はありません

Otanakazawa_1_1
 世界に珍しいと言われる非戦事項を記述している日本国憲法第9条第2項。安倍晋三首相はそれを改正したいとの野望を露にしています。
 「自衛隊をアメリカ軍とともに世界中で軍事活動させないと国際貢献ができないから日本は普通の国になれない。」とか言うのがその主たる理由。

 「世界に憲法9条2項を後生大事に憲法にしている国はない。」のも憲法改正の理由。でもそれだけ「貴重品」であれば変える必要はないのではないかとも思いますね。

 太田光と中沢新一の対談集である「日本国憲法を世界遺産に」という本は秀作ですね。確かに日本国憲法のお陰で日本は海外での戦争に巻き込まれずにすみましたし。

 憲法9条を世界遺産に

 同時に日米安保条約で「アメリカ核の傘」のもとに国防をしていたことも事実です。日米関係と近隣諸国との関係をどうするのかが大問題ではあります。

 アメリカは「9・11テロ」以降、軍事戦略を大幅に変更しました。「世界中でテロとの戦争を展開する」となりますと戦争に「終わりが」ありません。従来の対枢軸国、対共産国相手では国家が相手でした。交渉相手が明確であり「終戦」がありました。

Iraku_thumb_3
 テロ組織は国家組織ではありません。世界中にネットワーク化されています。そのテロ組織を国家相手の戦闘機関でアメリカ軍が対応できることは難しいと思います。対応する為の米軍再編であり、日本の自衛隊も際限のないテロ戦争に巻き込もうとしています。

 テロは「格差」があるから発生します。格差社会をなくすことがテロ対策になります。グローバル経済と称してアメリカとユダヤ資本が格差社会を世界中に拡大するなかでは、テロが収まるはずはありえません。

 日本はアメリカが仕掛ける際限のない対テロ戦争に巻き込まれてはならないと思います。戦争ばかりしている国(アメリカ)と60年間戦争をしなかった国(日本)とが一蓮托生と言うことはありえません。

  私たちは東洋町に見習い意思表示をしましょう

 4月22日の東洋町長選挙。投票率89%。うち70%以上が高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査には反対意志を表明したため、国(産業経済省)は東洋町の計画を白紙撤回しました。

 選挙と言う民主的な手段で核施設反対派候補者が「圧勝」したため、国も原子力発電環境整備機構も「粛々と進めて」来た核施設の文献調査を白紙撤回せざるを得ませんでした。
Sawayama422m_3


 昨年の沖縄県知事選挙でも普天間基地の県内移設反対派候補が当選していれば事態は変わっていたと思います。そうなると選挙はとても大事です。

 参議院選挙の結果は大事です。国民の関心が高まらず低得票率で、与党が勝利すれば、一気に憲法が改正される流れになり日本は「戦争する国」になるでしょう。

 そうさせないためには高い得票率を目指し、市民の意志を表明する必要があります。選挙で結果を出せば誰も文句がつけられませんし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.07

日本人の知性に感動 焼け跡からの憲法草案

 昨晩はNHK教育テレビで、「ETV焼け跡から生まれた憲法草案」を見ました。2月15日放送分も見ましたが、2度目でも感動しましたね。

 政治的信条も、職業も違う7人の民間人。学者、ジャーナリスト、在野の評論家などでした。鈴木安蔵、室伏高信(55)、馬場辰吉(70)、高野岩三郎(75)、杉森孝一郎、森戸辰男、岩淵辰雄などでした。

 敗戦まもない昭和20年11月頃から憲法研究会を立ち上げ積極的に、構想を新聞などに発表していました。当時はGHQから言われ、政府側にも憲法問題調査会が憲法学者と官僚らでつくられていました。

Kenpouhon1_1
 政治活動が自由になりましたたので、保守政党だけでなく、社会党や共産党などの社会主義政党も憲法草案を発表していました。これら在野、政府案を問わず新聞が大きく報道していましたので、国民各位は憲法について広く知る事ができました。

 GHQは鈴木安蔵たちの憲法草案に着目、独自に検討していました。政府案の提出を待っていたが、大日本帝国憲法の枠を超えるものではなく、戦後の民主化した日本を支える内容ではありませんでした。

 結局鈴木案がベースになり、GHQ側から日本国憲法案が提示され、政府、国会審議を経過し日本国憲法が1947年11月3日に交付されました。国会審議の中で、憲法研究会から代議士になった森戸辰男氏が、GHQ案にはなかった「生存権」(憲法25条)を追加し、日本人の手で修正案を可決しています。

 この番組を見れば、いかに安倍晋三なる人物達が「時代に合わない日本国憲法を改正しよう」などと言うことが愚かなことかがわかるでしょう。

 軍国主義で言論の自由のない時代が長く続いた日本。敗戦で民主的な国づくりをするためには新しい憲法が必要でした。当時の政府が招集した憲法学者のレベルでは、大日本帝国憲法の枠組みを越えられない憲法草案しか出来ませんでした。それでは再出発は出来なかったのです。
Kenpou1koufusiki1_3_2


 そのとき民間在野から斬新な憲法草案が出てきました。それが憲法学者鈴木安蔵氏らを中心とする研究グループの憲法草案でした。受け取ったGHQ側はその出来栄えのよさと、人権思想と国民主権で貫かれた憲法案がよくぞ軍国主義下の日本人がこしらえたものだと驚いたとも言われています。日本人の知性の素晴らしさを感じました。

 鈴木安蔵氏らは、大正デモクラッシーの指導者吉野作造氏の影響も受けています。また高知を昭和11年位に訪ね、植木枝盛の憲法草案や、自由民権運動を担った活動家(面談者は高齢になっていたでしょうが)にもヒアリングをしておったそうです。

 他にもドイツのワイマール憲法の影響なども受けています。
 粗悪な改憲論や、党利党略の「憲法9条を守れ」だけではなく、きちんとした日本国憲法論がレポートされている秀作です。NHKは総合テレビでも再放送すべきです。

 多数の国民がこの番組を見れば巷の憲法論議が薄っぺらであることがわかると思います。
日本国憲法は間違いなく日本人の知性で制定されたものです。改憲論者のデマに騙されてはいけないと心底思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

原子力について調べよう

Ikata_11

 ととさんから聞いた情報ですが、Yahooの月刊チャージャーというサイトがあります。

 そのなかで5月号には「経済産業省に聞いてみました/原子力発電のこと、ちゃんと教えて!」はなかなかきちんとした調査や取材をしていますね。産業経済省に取材されています。

 先月号は原子力発電に疑問を持つ立場で、取材していました。

 原発問題研究者に聞いてみました/日本の原子力発電って大丈夫なのか?

 感情的な議論をせずに、根気よく情報を集めたいと思います。国家的課題ですから規模がとても大きな問題であるということ。もう1つは情報公開が十分にされていません。

 そのあたりが原子力政策についてよくわからないところなのです。ですので根気よく調べて見たいと思います。東洋町の人達のおかげで高知県の海と自然が守られました。

 わたしたちは電気のこと、原子力のことに無関心ではなく、もっと調べましょう。
Kokeitai_13

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.06

焼け跡からの日本国憲法ー再放送は必見

Kenpou1koufusiki1_3_1
 今日は午後10時NHKの教育テレビでETV特集選「焼け跡から生まれた憲法草案」がようやく再放送されることになりました。必見番組です。憲法問題に関心のある人は必ず見ましょう。見れない場合は必ず録画をしましょう。

 敗戦後7人の日本人が議論の末に生み出した憲法草案です。決して改憲派が言うように「GHQからの押し付け憲法」ではありません。日本人の民間人が軍国主義の体制下に弾圧されながらも研究し、構想していたからこそ、きちんとした日本国憲法の原案に採用されたのです。

 憲法改正が話題になっていますが、お勧め番組です。改憲派や党派的な護憲派の薄っぺらな議論を吹っ飛ばす内容です。

 私の前回放送分の感想です。

 焼き跡から生まれた日本国憲法

 ぜひ見てください。
Nihonoaozora1_1


 また 5月13日に高知市自由民権記念会で上映されます映画「日本の青空」です。

(日時) 5月13日(日曜) 午前9時40分から11時43分

(場所) 高知市自由民権記念館(民権ホール)

(鑑賞費)1000円

 憲法改正運動の「まやかし」にいちはやく気がつくことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新堀川の歴史資源と生態系は守られますか? 5月12日(金曜)

Fukugengo2_2_1

(韓国では高速道路を撤去。昔あった河川を復元。親水空間をこしらえました。)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログは、市民運動とブログについて3人のゲストとお話します。それぞれブログを活発に作成されています。
 ブログ「それがたまるか」を作成し、東洋町の高レベル放射性廃棄物問題を追及されている外京ゆりさん。ブログ「高知遺産 新堀川」を作成歴史的資源と生態系維持の活動をされている下司孝之さん
 市民サイドで憲法や平和のありかたでこの3年で4回の市民講演会を開催された「サロン金曜日」の松尾美絵さんです。6月2日には「前進した6者協議・孤立する日本 拉致だけではわからない朝鮮という前田康博さん(元毎日新聞記者。大妻女子大学教授)の講演会を企画されています。

 下司孝之さんにおたずねします。新堀川の歴史資源や生態系保護の為に、県議会議員立候補者への公開質問状を出されていました。候補者各位の反応はいかがだったでしょうか?

Geshi_1

下司 今回は高知市選挙区(定数15人)の立候補者21人に公開質問状を送付させていただきました。みなさん真摯に回答していただきました。
 21人中の15名の人が回答いただきました。みなさんは新堀川の上に蓋をして道を作ることは見直しても良い。と回答いただくかたが多く、昔と違い「温度差」があると関心しました。

 ですから工事はどんどん進んでいますが、議員さんの道に対する情熱は薄れてきているということです。そういうことがはっきりしました。知事も最近発売された雑誌のなかでも見直しをコメントされています。
 そのあたりは計画の始まった12年前と大きな違いでしょう。

西村 事業主体の高知県高知駅前都市計画課高知駅周辺都市整備事務所は、市民の要望に答えて、新堀川を暗渠にして蓋をする道路計画の変更はされないのでしょうか?昨年7月7日に新堀小学校で住民説明会もされましたが・・その後具体的な動きがあったのでしょうか?
Setumeikai1_r_4
下司 そうですね。新堀小学校から南の工区は川は残す方向のようです。知事の配慮もあったと思います。江ノ口川から大正橋方面から新堀小学校までの北部の工区に関しましては、粛々と工事は進んでいます。

 なにか高知事務所と本庁と知事と市民との間に「温度差」があるようです。必ずしも高知県庁も1枚岩ではないようですし。止めても良いというひともたくさんいるんでしょうが、工事は進む。
Shinboridourokeikakuzu_1
西村 とくに新堀小学校から北の工区、江ノ口川にかけてのところです。
 現在大正橋付近の工事がされています。水門も取り壊されましたし。大正橋のすぐ下流に木材の荷揚げをしたと思われる階段護岸があります。これは歴史資源であると思いますが、どうなるのでしょうか?

下司 これは県教育委員会のほうで江戸時代の雁木であるとのことです。階段護岸であり産業に役立ったものであるということです。
 ですのでこれにつきましては回答なしで取り壊したり,埋めたりすることが出来ないと思います。
Kaidangogan_r_3_1
西村 ブログへの反応や、3月26日で閉鎖になりました県の電子掲示板「ぷらっとこうち」での反応などはいかがだったのでしょうか?

下司 県の電子掲示板「ぷらっとこうち」は閉鎖されて困りましたね。一番盛り上がっていたところでしたので。運動にとっても打撃でした。
 ブログですが、県庁で動きがあるときは、議員が見られるのか、新聞社がみるのかどうかわかりませんが、アクセスカウントが跳ね上がりますね。ブログへは1日に1回書き込んでいます。
Pk1018_7
(今は廃止された「ぷらっとこうち」)
西村 浦戸湾を守る会でも新堀川の生態系の保護については関心が高いようです。新堀川での道路工事により、アカメやシオマネキに与える影響はどうなったのでしょうか?

下司 けなげに生物は生きています。生態系の調査なしに道路を工事するということはいけないと思います。
 私たちは4月25日に1度新堀川で生物調査をいたします。県のほうでもこれを機会に調査をしていただきたいです。
Gyouityousa_1
(2007年4月29日にも新堀川で高知大学生も参加して魚類調査が行われました。)
西村 最近散歩をしていますと堀川あたりから、新堀川に浦戸湾の潮が入り、随分浄化されたようにも思えます。魚をよく最近は見かけるようになりましたし。
 下司さんは「あるべき新堀川」についてはどう思われていますか?

下司  あそこは実に不思議ですね。堀川と新堀川の間では水の流れが激しいのです。それが特別に新堀川に魚を呼び寄せているのではないでしょうか?
 新堀川によって高知市民も生かされているのです。二次大戦の空襲では新堀川で火災の火が食い止められました。
 防災にも役立ちます。これからは新堀川周辺似歴史的人物が居住していましたので、観光の名所としての価値もあります。いちはやく桜の名所になった堀川がかるぽーとの下流にありますが、同じように新堀川も名所にある思います。
Sakuramankai_1
(高知市堀川の桜並木。住民が50年ほど前に植えたとされています。)
西村 堀川の桜並木も今から50年ほど前に住民が殺風景だからということで植えられました。農人町と九反田の住民力でしょうか。新堀川も都市市民の憩いの場になるといいですね。

下司 やみくもに工事するのではなく、市民に立ち止まって考えましょうと訴えたいと思います。
Irasuto
西村 あるべく新堀川の姿をイラストを描かれた人もおられますね。ビオトープの再生がテーマですね

下司 また県会議員選挙に前日の口新聞夕刊に新堀川のマンガがでていまして驚きました。
Tamarukamm_1
(高知新聞夕刊「たまるか時評」)
西村 単なる反対運動ではなく「あるべき新堀川の姿」を示したので、これは行政側にとっても無視できないとは思います。

下司 そうですね。「対案を出せ」とかよく言われますね。開発に対して対案を出せとか言われても情報のない市民はなかなかできませんよね。
 新堀川の問題に関しては対案はいくつも出せますね。「緑豊かな新堀川」をイメージいただきましたら、良いのではないでしょうか。
Turitaikai_r_1_1
(新堀川では釣りも可能。都市のどまんなかで釣ができるのは都市の資源。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.05

清明ー先祖供養

Seimei2007
 今日は沖縄も雨。清明ということで家内の一族のお墓へ行ったそうです。東京に住んでいる義弟一家とおばあちゃんも一緒。うちは家内の変わりに沖縄の学校へ在学している娘がうちの代表で出席しました。

 清明はいつの頃か正式には知りません。中国から沖縄へ入ってきた習慣なのでしょう。いつもは4月に(去年は娘の入学式直後に家内も一緒にお墓に行きました。)それより今年は約1ヶ月遅くお墓へ行ったようです。義弟の子供も小学生なので学校が休みでないと行けないからですね。

 沖縄のお墓は日本本土のお墓と異なりかなり大きな墓です。このお墓も敷地は70坪もあり、結婚して初めて沖縄へ行ったときに、義父に最初に連れて行かれました。

 義父は「沖縄ではまずお墓をつくることがあるじの仕事。家はその後のこと。」と言われていたのを思い出します。墓は鉄筋コンクリート造りです。一度だけ見た事がありますが、いわゆる納骨堂というのでしょうか、内部は6畳程度の広さがあったようでした。

 お天気がよろしかったら墓の前に平らな場所があり、シートを敷いてご飯を食べたことであろうと思います。晴れたらこの時期になると沖縄は暑いので、日差しを避けるために樹木も植えてありました。

 このお墓は沖縄では大きなお墓ではありません。前この墓へ行ったおり、糸満市出身のタクシー運転手も一族のお墓が同じぐらいの大きさで手入れが大変であると話しておられましたし。

 今年は義父が亡くなって20年。義母が亡くなって10年目です。死生観が沖縄と高知では大きく違うことを思いますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町に見習い意思表示をしましょう

 4月22日の東洋町長選挙。投票率89%。うち70%以上が高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査には反対意志を表明したため、国(産業経済省)は東洋町の計画を白紙撤回しました。

 選挙と言う民主的な手段で核施設反対派候補者が「圧勝」したため、国も原子力発電環境整備機構も「粛々と進めて」来た核施設の文献調査を白紙撤回せざるを得ませんでした。

 昨年の沖縄県知事選挙でも普天間基地の県内移設反対派候補が当選していれば事態は変わっていたと思います。そうなると選挙はとても大事です。
Henoko_thumb_11


 参議院選挙の結果は大事です。国民の関心が高まらず低得票率で、与党が勝利すれば、一気に憲法が改正される流れになり日本は「戦争する国」になるでしょう。

 そうさせないためには高い得票率を目指し、市民の意志を表明する必要があります。選挙で結果を出せば誰も文句がつけられませんし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.04

連休中のはりまや橋商店街七輪ひろば

Harimaya_3
 5月4日(金曜)は、はりまや橋商店街へランチに出かけました。今日は午前中は仕事でしたので。周りの会社や事業者が休業しているらしく、いつものはりまや橋金曜市とは様子が異なりますね。

 露天市で、アジ開きの干物とてんぷらを購入しました。おむすびも買いました。七輪には備長炭が使用されています。程よく焼けて干物も、てんぷらも実に美味しく焼けました。とても美味しかったです。
Sitirin_r
 西岡謙一さんや、竹内隆志さん、下司孝之さん、田辺高英さんとも七輪を囲んで懇談しました。毎月第1金曜日はやっているようです。シフトが第1になって初めて来ました。

 遠く今治市からの初めて出店されておられます。タオルの街い今治市。饅頭が美味しそうだったので購入しました。なんかどんと曇りになりましたね。週末は天気が崩れそうな予感ですね。
Imabari_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新堀川がいよいよ危ない!

Sawayama422m_2
 このところブログ記事も東洋町での高レベル放射性廃棄物最終処分場問題一色でした。4月22日に沢山保太郎町長が圧勝し、流れは変化し、国も東洋町への立地を白紙撤回いたしました。東洋町の皆様のおかげで高知県の自然と海が守られました!
Turitaikai_r_1
 高知市内の都市問題、環境問題を象徴している新堀川。赤水門が取り壊され、仮設橋が大正橋に迫ってきています。いよいよ新堀川に蓋をして、道路にする「県道はりまや町ー一宮(いっく)線」の工事が本格化します。
Nishioka_r
 いつも新堀川釣り大会が開催されていた西岡燃料倉庫前の新堀川は柵で覆われ、立ち入りができなくなりました。大きなススキが飛びはねていた場所でしたが。
Kanban_r_7
 道路工事用の看板が木で立てられています。いつものブリキ製ではなく、木でこしらえられているのは多少でも「環境に配慮している」ということなのでしょうか?工事自体を環境に配慮しないとなんにもなりません。

 周辺住民からの問い合わせにも高知県土木部都市計画課高知駅前整備事務所は、きちんと回答をせず、回答が欲しければ「個人情報開示請求せよ。」とのわけのわからない態度をしているようですね。呆れています。

 4月29日に新堀川の生態調査が行われ、多数の魚類の生息が確認されました。高知県土木部にはせっかく回復した環境と共存して工事をしていく発想が弱いのでしょう。
Gyouityousa
(写真は新堀川知行合一塾ブログより転載)

 昨年7月7日の住民説明会以降なんの説明もしていません。淡々と工事が進められ、新堀川を暗渠にし蓋をする道路工事が進行しています。予算がないといいながら、緊急性のない道路工事に予算を投入するのは無駄遣い以外何者でもないと思います。
Kaidangogan_r_3
(歴史資源である階段護岸。潮の干満関係なしに船から材木を荷揚げしていた。この史跡の保全はどうなるのだろうか?)

 また大正橋は大正年につくられたようです。
Taisyoubashi_r_1
 当時の市民有志が寄付をされ大正橋が建立された記念碑が端の近くにありました。大正2年といいますから、今から90年以上も昔ですね。この橋も工事で取り壊されるのでしょうか。
Taisyouhi_r


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.03

初夏のセーリング 夜須にて

Ponkanmise_3
(東洋町といえばぽんかんです。)

 このところブログも東洋町関連記事の投稿ばかりでありました。この問題は一段落しました。油断は出来ませんが。今後は東洋町を交付金に頼らず環境保全のまちづくりが出来るのかをテーマに発言していこうと思います。(東洋町サポーターズクラブの項目です。
Hansode_r
 わたしの発想の原点の1つは夜須でのセーリングです。高知市から車で約40分にある香南市夜須町。ヨットで通いだしてもう22年目ですね。へたの横好きで続いています。今日も絶好の晴天でしたので、朝一番に夜須へ来ました。
Gisou4_r

 22年前より夜須でのまちづくりに関わっていました。ヨットいう利害のないスポーツのおかげで夜須の人たちとの広汎な交流ができました。当時の青年会議所(JC)での活動や夜須ヨットクラブの活動は、夜須のグループと連動し、アメリカ西海岸研修旅行や(それがヤ・シーパークの原点になり、マリンフェスティバルINやすや、様々な事業につながっていきました。

 夜須のリーダー丸岡克典さん参考
 2002年の高知国体のセーリング競技が夜須で開催できたのも1985年当時からの活動があり、地元の人たちに支持されたからでした。当時夢でしかなかった夜須の子供たちがどんどんヨットに乗り出しました。おじさんとしては嬉しい限りですね。

 参考1989年開催の中学生のためのヨット教室

Gisou1_r

 ヨットの場合は準備作業がいろいろあります。まずオーニング(カバーしてある)を外します。このカバーはテント屋さんにオーダーメイドでこしらえてもらいました。2万円程度かかっています。
Gisou2_r
 ホームセンターのブルーシートでは1年も経過せずに紫外線でばらばらになります。テント屋の生地はさすが屋外仕様なので長持ちします。
 止めてあるロープを外す作業からセーリング準備作業は始まります。台風時に飛ばされないように地上に出ている留め金にロープを結わえてありますし。
Gisou3_r
 ヨットの場合はぎ装(ディンギー・ヨットの場合は組み立て)が大事です。ゴルフのように到着して靴を履いてすぐにスタートという訳にはいけません。備品をそろえて、ヨットを組み立てていきます。

 シーホッパー(ヤマハ製の14フィートの1人乗り)の場合のロープワークはもやい結び(ボーライン・ノット)と、エイトノット(8の字結び)とクラブヒッチ(巻き結び)の3種類で組み立てます。

 (ヨットのロープはナイロン製ロープ。先端はライターで火をつけて消火します。熱で溶けた部分を盛り上げてロープがほぐれないように冷やして固めまています。 )
 そして組み立て(ぎ装)していきます。
Gisou5_r
 ぎ装の間に、今日の天気、風の吹き具合や海の様子をチェックします。セーリングに適切な服装や、ぎ装の程度(強風・中風。弱風。微風)を点検します。強風であればシートロープを締めこんで、セール(帆)のカーフをフラットにします。今日は弱風なので、シートを緩め、ふくらませ加減に調整しました。
Yasuj1_r
 今日は夜須中学ヨット部の練習日です。14艇のヨットが海へ出ました。今日の風ならば体重が軽い中学生にも恐怖心なく快適にセーリングできそうですね。
Yasul2_r
 海へ出る前は入念にぎ装を点検し、仲間にもみてもらうと良いですね。海の上で気がついてもどうしようもありませんし。
Yasuj3_r

Yasujgisou_r

 かくいう私ですが、暑さのためか、なんとメーンシートのぎ装を忘れそのまま海へ出てしまいました。風が良くすぐに沖合いに。苦労してなんとか海上でぎ装ができました。風が弱いから出来たのでした。海へ出る前に点検しないとだめですね。

 お昼過ぎまでセーリングをしまして上がりました。ヨットはぎ装よりもぎ装解除のほうが時間がかかります。備品全てを水洗いし、後で干して乾かさないといけません。きちんと手入れをしていませんと海水はシビアな条件なのでロープも、備品も朽ちたり、錆たりしますから。
Yashi1_r

 今日はヤッシー・パークは連休後半初日の好天でもあり大混雑。駐車場からはみだしていますし。県外ナンバーの車が多いですね。ツーリングのバイクのグループもいましたね。キャンピングカーも来ています。
Canpcar_r

 トマト(200円)とさつまいも(100円)をJAやすらぎ市の店舗で購入しました。さすがにみかんはこの時期ありませんね。にろぎなどの干物も美味しそうでしたがこの暑さなのでやめました。
Tomotoimo


 木曜日はいつもの「むずすびだるま」は定休日ですが、今日は特別に開いていました。店番はオーナーの広内さん1人なので、いつものおむすび定食ではなく、店売りのおむびと玉子焼きを食べました。次から次へとお客が来られます。
Daruma_r
 リハビリセーリングでしたが、無事終了しました。今日はUVカット塗り、サングラス、帽子、氷結ポカリを持参しました。日焼けも脱水症状にもなりませんでした。今後は夏仕様のセーリングの準備が必要でした。

 片付けた後は、ハーバー周辺、とくに公衆トイレ付近の清掃をしました。やたらタバコの吸殻が落ちていましたので、半時間程度清掃しました。4月15日の海の駅クラブの清掃は参加できなかったので、1人清掃しました。

 程よい疲れが気持良いものですね。子供のようにまる1日遊んだような気分です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

憲法9条は変える必要はありません

 世界に珍しいと言われる非戦事項を記述している日本国憲法第9条第2項。安倍晋三首相はそれを改正したいとの野望を露にしています。
 「自衛隊をアメリカ軍とともに世界中で軍事活動させないと国際貢献ができないから日本は普通の国になれない。」とか言うのがその主たる理由。
Kenpou9zixyou_9
 「世界に憲法9条2項を後生大事に憲法にしている国はない。」のも憲法改正の理由。でもそれだけ「貴重品」であれば変える必要はないのではないかとも思いますね。

 太田光と中沢新一の対談集である「日本国憲法を世界遺産に」という本は秀作ですね。確かに日本国憲法のお陰で日本は海外での戦争に巻き込まれずにすみましたし。
Otanakazawa_1

 同時に日米安保条約で「アメリカ核の傘」のもとに国防をしていたことも事実です。日米関係と近隣諸国との関係をどうするのかが大問題ではあります。

 最近アメリカは「9・11テロ」以降、軍事戦略を大幅に変更しました。「世界中でテロとの戦争を展開する」となりますと戦争に「終わりが」ありません。従来の対枢軸国、対共産国相手では国家が相手でした。交渉相手が明確であり「終戦」がありました。

 テロ組織は国家組織ではありません。世界中にネットワーク化されています。そのテロ組織を国家相手の戦闘機関でアメリカ軍が対応できることは難しいと思います。対応する為の米軍再編であり、日本の自衛隊も際限のないテロ戦争に巻き込もうとしています。
Iraku_thumb_2
 テロは「格差」があるから発生します。格差社会をなくすことがテロ対策になります。グローバル経済と称してアメリカとユダヤ資本が格差社会を世界中に拡大するなかでは、テロが収まるはずはありえません。

 日本はアメリカが仕掛ける際限のない対テロ戦争に巻き込まれてはならないと思います。戦争ばかりしている国(アメリカ)と60年間戦争をしなかった国(日本)とが一蓮托生と言うことはありえません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本国憲法の意義をまじめに考えよう

 しかし日本国民は本当に安倍晋三氏の言うことを支持しているのでしょうか?また憲法を改正することを国民はのぞんでいるのでしょうか?NOであると思います。

 日本国憲法は「GHQの押し付け憲法だ」と憲法改正論者は言い張りますが、結果責任はGHQであるとしても、草案の殆どは在野の日本人の憲法学者や研究者、ジャーナリストのグループによってつくられたものでした。焼き跡からの日本国憲法でそれは証明されています。
 5月13日に高知市自由民権記念会で上映されます映画「日本の青空」です。

(日時) 5月13日(日曜) 午前9時40分から11時43分

(場所) 高知市自由民権記念館(民権ホール)

(鑑賞費)1000円

 憲法改正運動の「まやかし」にいちはやく気がつくことです。
Nihonoaozora1

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.05.02

核のゴミ処理場ー青森と愛媛が危ない

 原子力発電所からの「核のごみ」である高レベル放射性廃棄物最終処分場の文献調査に応募した高知県東洋町。事実上の「住民投票」となった4月22日の町長選挙で文献調査反対候補である沢山保太郎さんが7割の得票を得て圧勝。結果東洋町へ文献調査は白紙撤回されました

 こうあんると危ない地域が出てきます。中間処理施設が六ヶ所村で11月から本格稼動する予定の青森県。最終処分場は県内に絶対につくらないと当時の知事が明言して六ヶ所村に中間処理施設をこしらえた青森県が危ない気がします。

 迫る再処理本格稼働 決まらぬ最終処分場

 愛媛県知事も福島県が断念したプルサーマル計画を強引に推し進めた実績があります。原子力政策推進の知事でもあり、愛媛県内立地、特に南部地域があぶないのではないでしょうか

4月知事定例記者会見の要旨について

知事臨時記者会見(伊方3号機のプルサーマル計画に係る国の原子炉設置変更許可関係)の要旨について

 国の大掛かりなウラン燃料のカザフスタンからの買い付けや、アメリカとの協定など大きく政府は原子力政策の推進を国是として動いています。
 東洋町のように強引な手口で地方自治体が狙われています。

 青森と愛媛が特に危ないように思えてなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いつまでも深呼吸できる町でありたい

 東洋町長選挙のとき、反核候補沢山保太郎さんの出陣式のとき、後援会長さんの言われた言葉が忘れられません。「東洋町は深呼吸できる町。ご先祖から私たちは受けついてきました。いつまでも深呼吸のできる町に子々孫々に引渡しのが私たちの役割です。放射能で呼吸のできない町にしてはいけません。」
Shutuzinshiki_2r
 連休前に東京駅前に新丸ビルが完成し、大勢の人たちで賑わいました。その前には六本木に高層ビルが完成。表参道にも大きな商業ビルが出来ていました。

 この種の大きなビルや高層建築は、たいてい窓が締め切られ、空調を年中効かせています。ということは電力消費は大変なもの。5月の今頃は爽やかな季節です。窓を全開にして思い切り深呼吸をすれば良いのにと思う。

 空調を効かせて電気をどんどん使うことが豊かなことなのでしょうか?この種のビルができるほど電力消費量は増えますね。電機が足りない、原子力発電所をつくろうということになります。

 電気の受益者負担を都市部の人たちは真剣に考えていただきたい。使った電気のゴミ(高レベル放射性廃棄物は必ず使った地域で処分してください。
  甘利産業経済大臣は「高レベル放射性廃棄物さ最終処分場は120%安全」だと言われました。だったら1番電気を消費している東京で核のゴミは処分すべきなのです。その議論を深めましょう。

 いつでも深呼吸できる町でありたい。核のゴミは拒否した東洋町の人たちのおかげで高知の自然と海はとりあえず守られました。
都市部の皆さんも新しいスポットができたと浮かれていないで、深呼吸が出来る季節であることと大事さを意識してください。空調が必要な環境は決して良い環境ではありませんので。
Ion1_r_1

(ある地方都市のショッピング・モール。大きな容量の大空間も空調でコントロールされ、季節感は宣伝POPで感じるしかない。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.01

原発と核のゴミアンケート(4月30日まで)

Kannoura03

 4月には17日と22日に東洋町長選挙の支援に現地入りするなどせわしい月でした。自作のブログは「東洋町関連情報」の更新は続けました。
 「原発と核のゴミアンケート」もボツボツ返信が来ています。

 匿名での投稿だけに東洋町長選挙に関する書き込みがいくつかありました。時期が時期だけに掲載することが選挙期間中にはできませんでした。
 
 また一部掲載はしましたが、投稿者の関係者と称する人から削除依頼があり、こちらも多忙を極めていましたので、すべて記事を削除したりしていました。
(その関係の記事はすべて削除いたしました。)

 ようやく混乱は落ち着いて来たようです。下記PDFファイルより記録を見ることができます。

「genpatu-a-430.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

労働組合は何故衰えたのか?

 今日は労働者の祭典メーデーであるとか。しかし風化し、中央では大型連休に配慮し、早々と4月28日あたりに開催するところもあるようです。
 勤労者間の「格差」があるのに、正規労働者で形成されている労働組合は殆ど役立たないようですし。

 むしろ「派遣社員」や「パート従業員」を正規労働者の労組が排除している話もあるやに聞きます。その事実が本当であれば「既得権益者の集団」にすぎないのではないでしょうか。

 参考 労働組合に未来はあるか?

  21世紀の労働組合運動とは?

 ネット化も労働組合方面は遅れている。労働組合費を取りはグレのない仕組みで徴集しているので危機感がないのでしょう。平和運動や護憲運動でも全然最近は目立ちませんね。ますます存在価値が問われますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »