パリコミューンについて
今日は世界初の直接民主主義を実践した市民の政権であった「パリ・コミューン」が消滅した日と手帳にあります。2ヶ月の間の短い政権でありました。
しかし歴史的な意義は大きく、普通の市民大衆が政権を運営した先例でありました。貴族でもブルジョア階級でもなく勤労市民の政権でした。
マルクスは「フランスの内乱」という著作でコメントしています。レーニンは「国家と革命」で批判的な記述をしておったようです。党組織がない烏合の衆であったため反動勢力に敗れたとか。
ロシア共産党の1党独裁と独善主義が「パリ・コミューン」の理想とはかけ離れていたことは歴史が証明しています。まちづくりを議論しながら銃弾に倒れた市民の業績を偲びたいと思います。
そして21世紀の今日、パリ・コミューンの精神を受け継ぎ、社会運動を展開しなければと思いました。
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