新堀川がいよいよ危ない!
このところブログ記事も東洋町での高レベル放射性廃棄物最終処分場問題一色でした。4月22日に沢山保太郎町長が圧勝し、流れは変化し、国も東洋町への立地を白紙撤回いたしました。東洋町の皆様のおかげで高知県の自然と海が守られました!
高知市内の都市問題、環境問題を象徴している新堀川。赤水門が取り壊され、仮設橋が大正橋に迫ってきています。いよいよ新堀川に蓋をして、道路にする「県道はりまや町ー一宮(いっく)線」の工事が本格化します。
いつも新堀川釣り大会が開催されていた西岡燃料倉庫前の新堀川は柵で覆われ、立ち入りができなくなりました。大きなススキが飛びはねていた場所でしたが。
道路工事用の看板が木で立てられています。いつものブリキ製ではなく、木でこしらえられているのは多少でも「環境に配慮している」ということなのでしょうか?工事自体を環境に配慮しないとなんにもなりません。
周辺住民からの問い合わせにも高知県土木部都市計画課高知駅前整備事務所は、きちんと回答をせず、回答が欲しければ「個人情報開示請求せよ。」とのわけのわからない態度をしているようですね。呆れています。
4月29日に新堀川の生態調査が行われ、多数の魚類の生息が確認されました。高知県土木部にはせっかく回復した環境と共存して工事をしていく発想が弱いのでしょう。
(写真は新堀川知行合一塾ブログより転載)
昨年7月7日の住民説明会以降なんの説明もしていません。淡々と工事が進められ、新堀川を暗渠にし蓋をする道路工事が進行しています。予算がないといいながら、緊急性のない道路工事に予算を投入するのは無駄遣い以外何者でもないと思います。
(歴史資源である階段護岸。潮の干満関係なしに船から材木を荷揚げしていた。この史跡の保全はどうなるのだろうか?)
また大正橋は大正年につくられたようです。
当時の市民有志が寄付をされ大正橋が建立された記念碑が端の近くにありました。大正2年といいますから、今から90年以上も昔ですね。この橋も工事で取り壊されるのでしょうか。
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