民主主義は「産業」なのだ!
今日は東洋町へ行きました。4月22日の東洋町長選挙開票以来の訪問。高知シティFM「けんちゃんのどこでもブログ」に、沢山保太郎東洋町長がゲスト出演者です。沢山さんの友人である窪則光さんと、最近東洋町の詳しいレポートをされている成川順さんも同行いただきました。
今日の高知県地方は最高のお天気。からっと晴れて五月晴れ。収録は順調に進行しました。 「原子力政策と地方自治について」 「オンブズマン町長の心意気」「東洋町再生の方策は?」「東洋町のあるもの探し」についてお話を聞きました。放送は6月の金曜日の午前8時10分頃から高知シティFMにて放送しますのでご期待ください。
(収録の様子です)
今日のキーワードは「民主主義は産業である。」との沢山保太郎さんの発言。どういうことかと言いますと、情報を公開したり、住民参加をすることで、いろんな知恵が集り、地域が活性化し、あるもの探しをして、交付金や補助金に頼らなくても地域資源を活かしながら町が元気になるのではないかということです。
(沢山保太郎さん)
「地域の住民評議会をいくつかこしらえ、町の活性化について対話形式で話をを進めたい。」「選挙のとき、各地域で女性を中心にリーダーがたくさん現れました。こんなことは今までありえなかったようですね。」「情報を公開し、住民参加を進めれば進めるほど知恵が集り、まちが元気になることがわかりました。」と沢山保太郎さんは語られました。
「パリコミューンは住民自治の発露。東洋町は地方自治の見本になるようにいろんな実験をし、成功事例をこしらえたい。」との話でした。
(窪則光さん。オンブズマン町長をオンブズマンするとか。社会をオンブズマンしていただきたいと言われていました。)
「原子力発電環境整備機構は、東洋町の奥座敷まで入り込んでいました。本当に苦しい危ない選挙でした。でも各地域の女性たちのパワーで、追い詰められた状況をくつがえしたのです。その真摯な力を東洋町のまちづくりに活かせば何とかなるでしょう。」
(西田さん。大阪から13年前に東洋町周辺の自然に惹かれて来られたそうです。収録に立ち会っていただきました。地域のリーダーの1人です。)
白浜海岸に道の駅構想や、東洋町出身者が多い関西圏との交流など、アイデアはつきませんでした。今日をきっかけに東洋町サポーターズクラブを発足させたいと思います。それぞれの皆さんは得意技で、東洋町を元気になる活動をいたしましょう!
(高知を明るくする話題は尽きませんでした。)
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コメント
>ととさんコメントありがとうございました。
東洋町の人達の良いところは「よそものもウエルカム」のおおらかさ。写真の西田さんも大阪出身で、隣町の徳島県宍喰に住んでおられますし。
わたしらのようなビジターにも心を開いてくれるところが良いところです。
>げきさんコメントありがとうございました。
「感謝集会」は19日、20日連続でやるとか。
小出先生も来られるとか。それで町議会で核廃棄物拒否条例を制定すれば一応の区切りであるそうです。
投稿: けんちゃん | 2007.05.14 09:09
西村健一さん、番組収録お疲れさまでした。
東洋町では高知新聞で報道されたように、
来週日曜日午後に公開の臨時議会で核廃棄物拒否条例制定、
また、同日午前中には応募撤回記念集会を開催するそうですね。
東洋町が元気になれば高知県も元気になれると、私も思います。
大いに応援し続けましょう!!
投稿: げき | 2007.05.14 00:45
町おこし、地元産業の発展など
簡単ではないけれど、地元愛があれば
何か活路は開ける気がします。
しかし、オイラの地元はイマイチ知恵がないようで
少し残念。一生懸命考えたとしても・・・
地元民にも愛される産業でないとね。
投稿: とと | 2007.05.13 21:03