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2007.07.18

バルカン半島とオシム監督

 第1次世界大戦は、オーストリア帝国の皇太子がセルビア人青年に暗殺されて始まりました。バルカン半島はロシアやドイツ、オーストリア、イギリスなどの大国の介入があり、20世紀になりましてもナチスの介入、ユーゴスラビアの成立と解体。それに伴う戦争もありました。

 「バルカン半島は世界の火薬庫」と言う言葉があります。

 大国の利権が交錯し、衝突していた地域でした。近世はオスマントルコ帝国が支配し、トルコが衰えますとオーストリア・ハンガリー帝国が支配しました。二次大戦後独立しユーゴスラビアがチトー大統領の統率で独立、スターリンロシアと対立し1時代を築きました。

 チトー氏の死後ユーゴは分裂状態になり、戦乱状態になりました。オシム監督がユーゴ代表を引きいて1990年W杯でベスト8まで進んだ直後、ユーゴは分裂戦乱状態になりました。

 なにせあのわがまま天才選手のストイコビッチ氏を手なずけているので、オシム監督は只者ではないです。

 アジア杯の結果はともかく、乱世のなかのサッカー指導者でありますね。日本は大事にオシム監督の指導を受けるべきでしょう。

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