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2007.07.25

地震大国日本では原子力発電所立地は無理

新潟中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所の欠陥が当局の「被害は軽微」という公表とはうらはらにどんどん出てきています。19日の報道では、原発は砂地の上に建設されており液状化現象で敷地内に亀裂が入り、段差が発生、変圧器から火災が発生したようです。

地盤沈下で変圧器出火か=火花が絶縁油に-柏崎刈羽原発・新潟県調査(時事通信)

床の防水不完全で配線の穴から海へ 柏崎刈羽原発放射性水漏れ(中日新聞)

原発の「弱点」次々露呈=耐震、消防、危機管理…-被災から1週間・柏崎刈羽(時事通信)

 まさに「砂上の楼閣」である柏崎刈羽原子力発電所ではありませんか。新たに活断層もいくつか見つかったと言います。小出しにマスコミに漏れる原発事故の情報。そのたびに当局者は「放射能は微量で人体に影響はない」と繰り返しては居ますが空しいだけですね。もう誰も信用しませんね。

 伊方や浜岡の原発はもっと危険なのではありませんか。まさに活断層と想定巨大地震の活動地域の真上に立地しています。世界の地震の1割が日本で起こっていることですし。

 今後30年以内に巨大地震が起こる可能性がありますし。なにかと被害状況を過少申告する原子力関係者の問題もあります。一度すべての日本の原子力発電所を停止し、総点検と、地質調査をやるべきでしょう。耐震診断をすべきです。こんな危険なものをよりによって地震大国日本に55基もこしらえたのですから。北朝鮮やイランの核開発などものの数ではないです。

 今回の国政選挙である参議院選挙には「原子力発電所立地の有無のマニュフェストを政党につきつけることは出来ませんでした。今後の市民運動の課題であると思います。
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(ドイツの原発の事故でにより原発廃棄論が勢いを盛り返したようです。)

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