首長ブログの可能性
東洋町長沢山保太郎さんのブログ「ヤスタロウの東洋町長日誌」が話題沸騰状態。コメントは沢山さんの意見に賛否両論。コメントに飽き足らず自分のブログまでこしらえる人たちも現れ、しきりにトラックバックをかけ、自分のブログへの集客を図っています。
商店で言えば「大繁盛」状態ですね。高知県では今までは高知県知事橋本大二郎さんのブログ「だいちゃんぜよ」が有名でした。また違った話題を毎日提供しています。
何よりそれは沢山保太郎さんが文章を書くことが得意であり、町政のことから、自分の思想信条の吐露まで書かれていまして、ブログの読者を飽きさせません。「受け狙い」の文章は微塵もなく、「わが道を行く」トーンで全体がつらぬかれていますね。
検索エンジンで「首長ブログ」でいれますと、結構あるものですね。関連記事が。
首長ブログ(Google)
日本経済新聞の関連会社である日経BPもとりあげていました。
首長ブロガーの勧め 武豊町長籾山芳輝さんのブログに学ぶとかいう記事はなかなか興味深いです。
首長ブロガーの勧め(1)武豊町長 籾山芳輝さんのブログに学ぶ
そのなかで首長ブログ7つの「期待される効果」が書かれていました。
1)首長の忙しい日常が「見える化」する
2)感謝の気持ちを伝える「公開お礼状」
3)紹介されてうれしい「参加型メディア」
4)首長自らが集客・販売する「トップセールス」
5)首長の学びを見て「内外の知恵」が集まる
6)首長ひとりで改革を「先導して巻き込む」
7)懸命な日常を通じて「将来の選挙活動」
詳しくはリンク引用した記事を丹念に読んでいただければ、理解できるでしょう。沢山町長がどこまで「首長ブログ」を意識されておられるかは不明ですが、高知県の地方自治のありかたを考える貴重な社会実験ではないかと私は注目しているところです。
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