どこの国も原発事故は隠匿するらしい
ドイツでの原発事故。原子炉が壊れた大事故でないせいか日本での報道の扱いは小さなものでした。しかり労災事故の教科書と言われる「ハインリッヒの法則」からすれば、1つの大事故、29の軽微な事故、300の「ヒヤリ・ハット」があると言われいます。
炉心融解や臨界に至る前に軽微な事故を公表し、対策をたてなければやがて大事故になってしまう。労災対策の教本であり、イロハのはず。ドイツでもそなたりがやはりルーズであったということです。
ぼんやりと衛星第1の海外ニュースを見ていましたら、ドイツのテレビ局がその様子を報道していました。州議会で州政府の事故対策や情報開示が不十分であると追及していました。
原子力政策が国民に不信感をもたれるのも、こうした隠匿体質によるものでしょう。やはり原則は情報公開です。原子力政策に関してはどうもそれはのずむべきものではないようです。
単なる小火火事ではなかったドイツの原発事故
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