1年前の橋本知事との会談について その1
1年前の2006年8月12日、橋本大二郎高知県知事に会談を申し込み、知事公邸で話をしました。知事も12月に退任されますので、お話してもかまわないかなと思います。そのおりいくつかの高知県政上での問題でやりとりしました。
そのうちの1つは「ぷらっとこうち」です。
「県の公共電子掲示板ぷらっとこうち」について話し合いました。
7月に運営委員会なるものから登録抹消を受けていました。私個人の戦いは別にして、仕組みを変えて(当時の運営委員が曖昧に決裁する仕組みをあらため)再編し、継続すべきことを主張しました。
橋本知事の政治力で、ぷらっとこうちへの復帰を願ったわけではありません。それはそれで自分の自力でやることです。会談の目的は、あくまでぷらっとこうちの存続(当時の運営委員会なるものやりかたは駄目でも、別のしくみで存続すべきである)ということで話し合いをしました。
当時橋本大二郎さんは自称[改革派職員」に幻想を抱いているようで、わたしとの見解の相違がありました。詳細は忘れましたが、かなり論争をしました。それで昨年橋本さんは夏季休暇前に長い投稿を「ぷらっとこうち」にしています。あの文章は私との激しい論争があったことを明記しておきます。
ぷらっとこうちは既にWEB上で見れないので、私のサイトのやりとりを参考ください。
知事の「熱い想い」にもかかわらず、当時の運営委員会なるものは知事の投稿1週間後にぷらっとこうちを一方的に閉鎖しました。
その後一時的に復活したものの、2007年4月に「ぷらっとこうち」を一方的に廃棄してしまいました。自称「改革派県職員」の一方的な行動によってです。
県民参加の予算づくり委員会から継承してきた「県民との協働」なるものの実態が、県民の声を聞かない強権主義で終わる現実は実に情けないと思いました。
知事個人としては「ぷらっとこうち」を存続させたい意志が強くありました。しかし自称「改革派」高知県職員のレベルでは存続は到底不可能であり、事態はかれらの能力を超えていたようで、閉鎖するしかありませんでした。
私は知事との考えの隔たりを埋める事はできませんでしたが、考え方が違うものが、同じ土俵で冷静に議論ができる場は、バーチャルでもリアルな場でも必要であることはお互い確認しました。
それだけにその会談直後の一連の県職員の自己保身的な動き(閉鎖)は残念であり、「おともだち」「お仲間」ぷらっとこうち運営委員会なるものの社会常識のなさぶりは、現在の安倍内閣のお友達内閣ともダブる印象でありました。
なにやら1部に私が「ぷらっとこうちをつぶした」などと悪質なデマを流している人がいるようです。潰す目的ならわざわざ昨年知事に会うこともなかったでしょうし、知事の熱い長文が発表されることもなかったのですから。
根も葉もないデマを流すことは犯罪行為であるということを自覚すべきでしょう。
参考 県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて(資料)
さて次期県知事はどう判断されるのでしょう。未だに候補者もあきらかになりませんね。8月18日は[県民によるマニフェスト大会」に参加いたしましょう。影でこそこそ言うのではなく会場へ来て議論をしましょう。
県民によるマニフェスト大会へご参加を
地方人の怒りが7月の参議院選挙で現れました。11月に予定の高知県知事選挙はどうあるべきか。5期16年知事を勤められた橋本大二郎氏は勇退を表明されました。
私たちは政党、個人に関係なく、だれが県知事になられても、最低実現していただきたい政策を県民の立場で提案したいと思います。そういう趣旨で市民有志にて「県民によるマニュフェスト大会」を開催したいと思います。
政策提案者は、地方自治体首長、大学教授、行政書士、大学院生、労組幹部などです。また県民からも高知県再建プランがいくつか提案される予定です。
討議された県民マニュフェストを県知事候補に提案する予定です。
8月18日午後1時より高知女子大学永国寺キャンパス南舎137号教室で開催します。高知県政に関心のある県民はご参加下さい。駐車場はありません。
県民によるマニュフェスト大会
(高知県庁本庁舎。県庁は改革され県民のための役所になるのか、それとも?)
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