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2007.08.30

新堀川住民説明会?

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 8月30日予告どうり新堀小学校コミュニティホールにて高知県土木部高知駅前整備事務所主催の「住民説開会」(?)が開催されました。昨年7月7日に開かれてから実に1年1ヶ月ぶりの開催です。県民40人程度が参加していました。

 県民から工事に伴う環境破壊、歴史資源の破壊に対する疑問や抗議が相次いでも、大正橋を破壊し、8月13日は絶滅危惧種であり新堀川に自生するシオマネキを捕獲し、どこかへ連れ去りました。
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(県はあくまで4車線の自動車道路をこしらえるつもりです。) 例によって、コンサル会社の書いた工事用図面をコピーして、わざと市民にはわかりにくい説明を繰り返していました。

 県民側は工事中止を請願する署名運動を展開するようになりました。そんななかでの説明会でありました。

「shibori-syomei.pdf」をダウンロード

ただこの説明会は最初からおかしかったです。司会役の県職員がしきりに「今回の説明会は地元の人を対象にしています。質疑応答も地元の人に限らされていただきます。」との説明をしていました。得意の「住民隔離作戦」ですね。

 私が「地元はどの範囲は?」と聞きますと、「新堀川の周辺の桜井町、はりまや町の人です。道路工事で直接影響のある人たちです。」ということ。
 「県民の税金で事業がなされるのにその定義には公共性がない。だれが決めたのか?」と問いますと「高知整備事務所が決めた」とのこと。ようするに自分勝手に「地元民だけの説明会」として「公共性を偽装」したのです。
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 報道関係者も来ていましたがつまらなさそうに県の担当者の説明を聞いていました。


 会場で昔、大川筋の武家屋敷保存運動で知り合いになった土居利光さんが、独自の新堀川の写真展を会場隅でしていましたが、「これがたまるか!」ぐらい新堀川の河川風景の良い写真ばかりでした。
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 都市中心部の河川は残すべきです。道路計画はどう考えても無意味ですね。

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