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2007.08.02

原発こそ耐震偽装そのものではないのか

Ikata
 一昔前構造設計士の姉歯氏が、マンションなどの構造計算書を偽装し、耐震性がないのにあると偽装し、大変な社会問題になりました。新築マンションは建て替えることになり、入居者は住み替え、二重ローンを余儀なくされました。

 中規模地震で耐震性がないと露呈した柏崎刈羽原子力発電所。小出しに公表される資料からも、この原発は「砂上の楼閣」「活断層の上に立地」していることは明白ではありませんか。

 地元の市民グループが地震の危険性と耐震性のなさを指摘していました。裁判所までが「立地に問題なし」との判決を出していました。今後は裁判官の責任も追及されなければなりません。

 活断層の上の原子力発電所は安全対策をしながら、廃棄すべきでしょう。そして全国全ての原子力発電所を外部の地震学者もいれて、周辺の活断層調査を海底も含め2年間程度行うべきです。そして危険な箇所の原子力発電所は電力事情がどうであれ廃棄すべきでしょう。

 それは国民の命を守る政府の役目です。このたび原子力発電所の耐震偽装が明らかになりました。偽装に関わった原子力関係者の公表と、厳正な処分が必要です。裁判もやり直しが必要です。
Nankaizishin_thumb
(四国は南海地震の活動域に入っています。)

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