クルマを捨てて歩く
「クルマは時間泥棒」「クルマなしで家が2軒買える」「クルマが減ると友人が増える」と刺激的な言葉が並びます。著者は杉田聡氏(帯広畜産大学教授)
地方公共交通の最大活用と自転車の効用を主張されているやっしーさんにお借りしました。
零下20度にもなるという酷寒の地でも著者は歩き続けます。通勤は徒歩か路線バス。マーカーは持たない。子どもたちが肩身の狭い思いをしたそうですが、理解してくれたようですね。
歩くので極めて健康。私と同年齢ですが健康数値は20代であるとか。車に呪縛されている生活を見直せば、個人の生活も都市生活も快適になるという主張にはうなづけますね。
わたしも宴会のおりは片道30分程度のホテルには歩いて行きますし。筆者の言われる徒歩での効用は理解できますね。「なんでもかんでも車」の生活は車依存症であり、個人も都市も不健康になるだけです。
世界のトヨタは顔をしかめるでしょうが、皆が車を捨ててしまえば地球環境も改善するし、たしかに悪い話ではないですね。検討に値するでしょう。
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