アメリカ帝国の犯罪は満州国立国と同じ
先日家内が録画していたアフガンやイラク戦争に関するドキュメンタリー番組を見ました。そうするといかに米国政府が情報操作し、「でっちあげ」で強引にイラク戦争へ突入していたのかが明白な番組。
CIA(米国中央情報機関)はアフガニスタンのテロ対策を全力で行い、当時のタリバン政府転覆のための工作を全力で行っていたようです。ほぼその工作は成功しかけ、タリバン政府は転覆し、アルカイダは追い詰められようとしていました。
ところがチェーニー副大統領を中心とする強固派は、「イラクのフセイン政権とアルカイダとの関連」」「イラクでの大量破壊兵器の存在」「イラクの核開発疑惑の証明」をCIAに要求しました。CIAは調査の結果その「証拠がない」と言い張りますが、副大統領の政治的圧力でデータの捏造に着手していきます。
そしてイラク戦争の開始。その後の混乱は最初からわかっていたことです。そのアメリカの戦争を全面的に支持した小泉首相。そのつけは大きい。
日本も独自の情報網を持たないと駄目ですね。アメリカは関東軍を極東軍事裁判で裁きましたが、他人のことを言えない犯罪行為をイラクで犯しているのです。
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