どういう街にするのか知事も市長ももちあわせていない
「高知市をどういう都市にするのか。」「どういう都市づくりをするのか。」残念ながら高知県知事も高知市長も持ち合わせていませんでした。もちあわせているならば、今や都市中心部の貴重なビオトープである新堀川。歴史的資源が豊富な新堀川を県道の自動車道路工事で暗渠にし、環境を破壊することなどはしません。
中心街にある追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設と高知大学の一部をもってきて賑わいを出すとか。一方で高知県はすぐ近くの高知女子大学を郊外へ移転させる計画とか。なんか滅茶苦茶なる中心市街地開発ではありませんか。
工事の説明をする県土木部の職員は職務に忠実であればあるほど環境破壊に加担したことになり、この「愚かな工事」を執行した県職員として歴史に記憶されるわけですね。
でも1番愚かなのは県知事と高知市長です。
高知市中心部の再開発、まちづくりについては、大昔それこそ高知青年会議所時代に「都市再開発セミナー」を開催し、提言書「快適都市」も3冊も出しました。「快適」という理念で都市づくりをすべきであると提案しました。ただその当時気がついていなかった視点は地方公共交通の問題でした。
ブログで交流を始めた筑波大学大学院生の野本靖さんに教えていただきました。「今ある土佐電鉄。くろしお鉄道。路線バスを活用しよう。」
昔もポートランドの都市づくりについてはうすうす知ってはいましたが、どちらかと言いますと市民自治の先進事例としてでした。
路面電車を有効に活用し、環境や地方都市中心部の再生に活用している。十分ニ高知でも実現可能な方法手段であると思いました。
9月の高知シティFM「けんちゃんのどこでもブログ」に出演いただきましたが、私が聞きだしたのはごく一部です。
しっかりしたと都市計画を勉強され、そのうえでの地方交通政策ですので、県知事も高知市長も意見を聞くべきでしょう。
(県民マニフェスト大会の様子)
私のブログにも掲載していきますが、詳しくは彼のブログやホームページを熟読していただきたい。単なる鉄道マニアではありません。橋本知事にも提言書を出し、「県民マニフェスト大会」へもパネラーとして出席もしました。各メディアにも情報発信をしていますし。
野本靖さんの地方公共交通に関する関連サイトとブログです。
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