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2007.09.17

もう1つの高知医療センター問題

 高知医療センター前院長が逮捕されました前々から業者との癒着が噂されていた人物だけに驚きはありません。

 PFI方式とか民間活力とかもてはやされた高知医療センター(県立中央病院と高知市民病院との統合病院)ですがやはり噂されていたいかがわしい部分が遂に表面化しましたね。

 わたしがもうひとつ指摘したいのは、高知医療センターと高知工科大学のIT事務システムを随意契約で受注しているあるIT企業の存在。2年前にちょっとした関わりがありましたので、この逮捕劇でそのことを思い出しました。

 思案のしどころ

Printer1

(いやはや2万円のプリンターが修理代で7万5千円とか。驚きました。)

 ブログを見ると2年前の11月の頃の出来事。仕事でもフルに使用していたレーザープリンターだっただけに本当に当時困りました。
 実はこのプリンターはあるPCショップの「出物」で2万円で購入したもの。そのIT企業の営業の人に修理代が7万円を超える、今後は月額契約してくださいねと言われて仰天した記憶があります。

 結局とてもうちの事業所ではそうした「法外な」メンテナンス契約を締結できるはずもなく、わざわざ訪問してくれたので、そのIT企業の事業所までお断りに行きました。(別のメーカーのレーザープリンターを結局3万円で購入)

 そのIT事業者の事務所にはきちんとスーツを着た人たちと応対のしっかりした女性事務員たちが30人ほどいました。作業着姿のメンテナンス要員が20人ほどいました。大企業の少ない高知県で一体どこへいくのかと当時疑問でした。

 応対していただいた営業の人の話では高知医療センターや高知工科大学、高知県庁などの対応をしているような話しぶりでした。

 そうなると僅か2万円のレーザープリンターを修理代だけで7万数千円、別に保守月額契約、出張旅費をばんばんとそうした大口契約先に付回しをしているのでしょう。

 高知県庁の経費の見直しはこうしたIT関係をすべきではないでしょうか?削れる経費は億単位であるとは思いますが・・・、。

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