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2007年10月

2007.10.31

大恩人の訃報

 さきほどわたしの携帯に電話がありました。「父の携帯電話のリストのある人にお電話させていただいています。今日の午後5時に父は亡くなりました。肝臓癌から大腸に転移し、頑張りましたが力尽きました。生前父が親しくしていただいた人に連絡させていただいています。」との連絡が息子さんからありました。

 その方にはわたしが新米営業マンであったとき公私共に世話になりました。営業活動のなんたるかを身を持って教えてくれました。オフコン時代に苦労されてシステムを導入された先駆性もありました。

 2年間の営業担当時代にどれほどお世話になり糧になったかわかりません。それはもう27年も前のことです。独身時代のことでした。その時代は私にとっては青年時代の爽やかで活力に溢れた時代でした。

 時は過ぎ私は帰郷、結婚し、2人子供を授かりました。上の子供が大学へ進学することになり、なんと偶然にも同じ街にその方は自宅と会社とが移転されていました。
 あつかましくも私は連絡し、こどもの下宿を探していただきました。

 その折は親子で対面し、お世話になりました。大学に通学中の間に子供はひとかたならぬお世話になりました。卒業して子供が帰郷する時も、私は挨拶に行きました。ささやかな送別会を奥様としていただきました。

 突然の訃報には驚き、打ちひしがれています。あまりに早い人生の幕切れでありました。
 いろいろ教えていただきました恩義に何も私はお返しをしていません。

 親子2代お世話になりました。あまりに早いご逝去は残念です。心よりご冥福申し上げます。

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仙波敏郎さん関連の記事

  警察の組織ぐるみの不正を勇気を持って告発された愛媛県警の現職警察官である仙波敏郎さん。その講演会の様子は何故か地元新聞でも報道されませんでした。理由はわかりません。

 インターネット新聞JANJANに、当日取材されていました成川順さんが、詳細なレポートをされています。

 
 警察の真実-捜査費横領システムの闇

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県民マニフェスト大会の意義

 ある政党メディア関係者は個人ブログで「言いたいことを言うだけの集会は無意味。方向性を定め知事候補予定者も呼んで討論させるぐらいのことはやるべきだった。」「こうあるべきであると共産党宣言のように言いきることも必要であった。」と述べられていました。

 「マニフェスト」の意味は、こまかい政策の発表ではなく、「宣言」であることは私も知っています。高知女子大の田中きよむ教授は以前番組にも出演いただいたことがあり、面識はありました。あちらは6月ごろから県民有志を集め、意見を集約し、ワークショップ方式で運営をしていましたし。

 知らないもの同士ではなかったので一緒にやれば良かったのですが、何故かお互い日程調整がつかず出来ませんでした。今月20日の田中先生たちの発表会も仙波敏郎さん講演会と日程が重なりましたし。
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(田中きよむさんとはヤ・シーパークでの「車椅子利用者の海水浴」にともに参加しています。)

 1つの方向にまとめることは簡単です。私たちが運営した8月18日の「県民マニフェスト大会」は、異なる志向の者同士で実行委員会をこしらえていましたので、ばらけて見えるのは当然。それだけに参加者の意見もできるだけ発言いただき、「県民の想い」を発露していただくことに心を砕きました。

 かなり意見の違いはありましたが、

「核廃棄物を高知県に持ち込ませない。」

「民間企業も含めた県関係事業の情報公開」

「本当の県民参加の南海地震対策」

「あるべき資産(公共交通)を活用した中心市街地の再開発」

 など確認事項もでておったことは賢明な県民であればご理解できたと思います。

 「出来レース」の今回の県知事選挙に1石を投じたと思っています。

 現実に大会のパネラーでありました野本靖さんが、最近精力的にご自身のブログで地方公共交通のありかたについて「力作」を次々に公表されておりますし。

 今日も自転車は走る

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橋本知事票25万票の行方は?

 4人の候補者が出揃った高知県知事選挙。いよいよ公示が11月8日と迫ってきました。しかし一向に盛り上がる気配はありません。
 昨日も16年前から一貫して橋本大二郎さんを支援している人たちの何人かと話をしました。それで「選挙はどうされますか?」と聞きました。

 「興味もないし、たぶん投票へは行かないと思う。」というのが答えでした。2003年の最も厳しい知事選挙を支えた人達の思いがある言葉でありました。

 「知事も市長もパッとしないから、ますます高知は真っ暗闇ですな。」と突き放したようなお話。16年前のあの熱気はどうなったのでしょう?どこへあの凄まじい草の根のエネルギーは霧散してしまったのか?

 橋本知事親衛隊というべき人達なのでしょう。春の段階では皆は5選はあると思っていたそうで、8月1日の不出馬宣言と、意中の人発言。それが県庁の十河氏であったこともすべて「想定外」の出来事であったそうです。

 25万人の橋本知事へ投票してきた高知県民がすべて、この人達のように白けているとは思いません。しかし現状では「漂泊する25万票」であることは間違いありません。

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イランとは仲良くしてほしい

 日本はイランとは友好関係を続けることが日本の国益です。アメリカの尻馬に乗り、イランの攻撃に賛同してはいけません。イランは中東の地域大国です。イラクのフセイン政権のように脆弱ではありません。人口も7000万を超え、教育水準も高く、資源も豊富です。

 1979年のイラン革命以来、アメリカはイランとは断交状態。ことごとく敵対してきました。しかし日本はイランとの友好関係を保持しています。石油資源を中東に依存している日本は敵をつくってはいけないからです。

 日本人学生がイラン国内で麻薬組織に拉致され、未だに戻りません。イラン政府が懸命に捜査してくれていますし。

 またアジア・クラブ選手権の決勝の相手はイランのチーム。浦和レッズは11月7日にはイランへ行き試合をしなければいけません。試合の結果はどうあれ、サッカーは平和を象徴するスポーツですし。サポーター同士も友好的な応援が必要です。

 決してアメリカの軍事戦略に乗らず、平和的で友好的な関係をイランとはとるべきでしょう。
Irakumap

iイラクの隣は大国のイラン。その隣はアフガニスタンです。

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2007.10.30

マスコミが十分に伝えない真実

今日は四万十町と四万十市を巡回しておりました。窪川町と中村市といったほうが実感があります。市町村合併で新しい名前になった自治体にはまだなじめないものです。道中、大勢の「歩き遍路」を見かけました。多くは単独歩行ですが、30数人が集団で歩いている姿も見ました。

 高松高裁にて高知県春野町での「白バイ隊員とスクールバス」の交通事故に関する裁判の判決が下りたそうです。判決は控訴棄却だったそうです。マスコミの報道は事実追認的な報道であると思われます。

 この事件を深く追及されているブログがあります。詳しくはこのブログを見てください。

 冤罪事件進行中(高知の白バイとスクールバスの事故)

 このブログの記事は、ブログ界では影響力のある「きっこのぶろぐ」でも取り上げられ全国的にも大きな反響をよんでいます。

 続々・またまた警察のデッチアゲ!

 10月20日の自由民権記念館で行われました愛媛県警鉄道警察官の仙波敏郎さんの講演会は120人を超える市民が詰め掛けたにも関わらずマスメディアは十分に報道しませんでした。

 仙波敏郎さん講演会

 「真実は1つ」です。マスメディアがどういう報道をしようが、扱いが小さかろうが関係ありません。

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地方はどこも不況

 今日は中村(四万十市)へ行商に行っておりました。高知県西部の拠点都市ではありますが、地元資本のスーパーが何軒も廃業や倒産し、マルナカやフジという県外資本の量販店が進出してきていました。
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 かつて取引があり、繁盛していたこのスーパーも廃業し、業態変更して魚と肉の小売店になったようです。西へ200メートル行くとマルナカが店舗をかまえていましたし。

 シャッターが閉まっている商店が多く、地域社会は衰退しているようにも思います。

 四万十川は悠然と流れていまして、この地域の人たちの励みになっているのでしょう。
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聞くとことによるとアメリカ経済は11月が山場とか。住宅バブルが崩壊する可能性があり、それが中国へ飛び、世界同時不況の可能性があるとか。

 今の石油価格の高騰もオイルダラーがアメリカからの資産の引き上げながら、様子見しているのではないかとの観測も経済界にはあるようです。行き場のなくなった投機資本が石油に来ていると。これから年末にかけては大変な事態になりそうです。

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大げさな表現を笑う前にやるべきことがある

  「県庁の悪と戦います」「県職員の県民抹殺計画について」という私が個人のサイトに書いたが「過激すぎる」とか「そんな表現ではだれもついてこないし、賛同はしないだろう」としたり顔で私を非難する人がいるようです。
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(高知県庁は自分たち組織に都合の悪いことは黒塗りでしか公表しない。クリックすると拡大します。読めばおかしさがわかるはずです。)

 運動しない人。助けてくれない人に限って自分だけは良識派を意識したいのでしょう。映画「六ヶ所村ラブソディ」のなかで、村で少数の核再生処理施設反対の意志を貫かれている農家の主婦はこういわれています。

「核問題では賛成か、反対しかねえんだ。傍観していることは賛成していることと同じだべ。反対する場合は声を張り上げて反対しないと反対していることにならねえんだ。」と。
 表現がたとえおおげさでも、高知県庁職員の組織的な対応は、ファッショ的であるし、まして状況証拠から、職場のパソコンとイントラネットを使用して県民の処分の打ち合わせをしていたのですから。そのことを指摘し、情報開示を要求しましても黒塗りしか開示しない。不服申し立ても却下する姿勢ですからね。

 戦前のドイツの小話でこんな話がありました。最初に共産主義者が弾圧された。でも自分には関係ないと思った。次に社会主義者が弾圧されたがまだ大丈夫だと思った。次に自由主義者が逮捕された。これは心配だと思ったが何もしなかった。教会関係者も逮捕されたことで、これはいけないなんとかしないとと思っていたが、今度は何も出来なかった。

 みすみすナチスの台頭を許したドイツの小話です。

 「小さい問題」であると矮小化している人は、事実を捏造される怖さを知らない人なのです。

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防衛省の納入単価の一斉点検を

 あれだけや防衛省の納入業者の1社である山田洋行とやらの莫大な交際費が表面化しています。事務次官夫妻の接待ゴルフ代だけで1000万円!。職員には海産物ギフト攻勢とか。なんせ会社交際費が億単位であるらしいし。昨日の国会での証人喚問でも話題になりました。

 だいたい会社の経費で豪快な遊びができるということは、当然取引先の防衛省が市場価格より高値で購入していたいている何よりの証拠。いまどきそんな会社があるとは驚きです。また競争入札が大前提の官公庁で随意契約が9割と言うのも驚くばかりです。
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(こういう備品は高値購入が常ではないのだろうか?)


 1事務次官の贅沢三昧の私生活問題ではなく、防衛省納入備品の情報を公開し、すべての品物の単価を調べ、価格差を公表し高値購入の場合はその理由を担当部署に説明させるべきでしょう。

 また沖縄の基地移転問題やインド洋の海上給油の虚偽の報告書もんだいなど、防衛省の要にいた人物が守屋前事務次官。疑惑は解明されない限り、国民の税金を海上給油活動につぎ込んではならないと思いますね。

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2007.10.29

守屋事務次官の証人喚問を聞いて

 知人の会社は昨年11月に倒産。解雇された知人はその後再就職先はなく、失業保険も今月末で切れるとか。50歳になった知人ですが、高校生を頭に3人の子供をかかえており途方にくれています。高知の有効求人倍率は0・5以下です。過剰な業者のよる接待や贅沢三昧の防衛省幹部の暮らしぶりを聞きますとまるで別世界です。

 自民党と公明党の質問は、前置きの「演説」(精神論)があり、(持ち時間の15分をもてあまし気味)時間稼ぎのように思いました。
 既に報道されているように山田洋行の接待金額は破格。守屋元次官はゴルフ代だけでなく、旅行代金、飲食費、子供の留学への配慮などいたせりつくせりではないでしょうか。

12年間でゴルフ200回超 守屋前次官を証人喚問 (共同通信)


 しかし問題は守屋氏個人が過剰接待を受けていただけの矮小な問題ではないと思います。防衛資材の高値買取による税金の無駄遣い問題。インド洋での海上給油活動の履歴の改ざんと虚偽の報告書の捏造。更には沖縄での辺野古への基地移転にともなう地元ゼネコンとの疑惑問題などたくさんの問題がでてきました。

装備品納入、9割超が随意契約 山田洋行と防衛省(中日新聞)

 共産党の赤嶺氏と社民党の照屋氏の質問は舌鋒鋭くラジオで移動中に聞いていましたが、聞き応えがありましたね。証人喚問にはもっと野党に質問の時間を与えるべきでしょう。与党の質問は時間稼ぎのように思いましたし。民主党の質問も生ぬるいように思いました。与党と民主党には真剣さが足らないように思えますし。

 今回の問題は国民の命を守るための政府機関での疑惑です。時間をかけてでも徹底的に調べないといけないと思いますね。そうでなければ政府・与党のいう「国際貢献」も色褪せてしまいます。ウソで固めた国際貢献などあるはずはありません。

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守屋元事務次官の証人喚問で明らかになるもの

 今日は注目の国会での証人喚問が行われます。ゲストは元防衛省事務次官の守屋氏。断片的な報道では商社の山田洋行から140回もゴルフ接待をうけていたとか。公務員倫理規定がどうのの問題も追及はされるでしょう。

 それよりも考えていただきたいのは、防衛省の取引会社とは7割が「随意契約」であること。またそれだけふんだんに交際費が使える会社はいまどき珍しい。よほどの高値で防衛省は備品を購入していたのではないのでしょうか。

 つまり適性価格よりも数倍以上の価格で備品を購入し、国民に被害を加えた可能性があることです。こちらのほうがよほど問題であると思いますね。

 以前もコメントを書きましたが、以前友人の会社がある機械メーカーに備品を5000円で納入していたとか。全く同じ備品を防衛庁は5万円で購入してくれる。とても儲かると言っていましたから。10年ほど前の話ではありました。

 今もその話が全般に続いている可能性があります。防衛省のすべての備品や資材調達リストを公表させ、適正な市場価格なのかどうか精査すべきでしょう。相当な税金の無駄遣いがあると思います。

 無駄遣いの分は担当部署の職員、退職したその部署の職員が損失補てんすべきでしょう。それくらいのことをしないと組織ぐるみの国家公務員の犯罪は防止できないと思いますね。

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所得格差が学力格差に

 先日全国学力テストが小中学校で実施されたようです。地域間格差があり、また所得格差もあるようです。つまり学習塾へ行っている学童の学力が高く、給食費補助を受けている生活困難所帯の学童の学力が低いことが現れました。

 初等中等教育の義務教育課程の中で、親の所得格差が子供の学力格差になることは深刻な事態であると考えなければなりません。

 衝撃 予想外の格差/学力テスト(沖縄タイムズ)

 義務教育制度の破綻の現れでしょう。これは「教育再生会議」なるものが、義務教育制度を破壊し、教育に「格差」を持ち込んだ結果でしょう。

 小泉内閣以来の構造改革なるものは、日本社会を格差社会にし、階級社会にするものです。本当に憂慮すべき大変な事態です。

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2007.10.28

うって変わって暑くてうねりのある海

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今日のセーリングは久しぶりに高校生のR君と。昨日の「強風体験」があるので、用意周到に2人ともにウエットスーツを着用し海へ出ました。ハーバーでは強風仕様のぎ装にし、中学生達も準備をしていました。

 大学は今日は部員が少なく3艇。夜須中学は8艇のヨットが出ていました。海の上の撮影もトライしました。風はないのですが、うねりがあり、あいにく船酔いになってしまいました。
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 海というものは1日で表情を変えるものですね。昨日に続いて2日連続でセーリングなんて何年ぶりでしょうか。とても健康的でしかも上天気でしたので、仕事での疲れが取れました。海の上で遠くを眺めているだけで目の疲れが癒されます。

Yasu10283

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土佐高知の雑記帳から見えるもの

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは、四万十市から来て頂きました土佐高知さんです。「土佐高知の雑記帳というブログを3年ほど前から作成されておられます。
 ブログの内容は多岐にわたっています。私も毎日見ていてどのような心境でブログを作成されておられるのか興味がありましたので、ご無理を申しまして出演いただきました。

「土佐高知の雑記」帳ブログですが、かなりアクセス数は多いと思います。3年前の開設時からの推移はいかがでしょうか?おかまいない範囲で教えてください。
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(土佐高知さんは地元では体育活動、文化活動で有名な人です。)

土佐 最近は「元に戻ったかな」と思います。始めたことは200~300程度が1日のアクセス数でした。一時期は700近くまで伸びたこともありました。
 とくにブログにアクセスが多い場合は、例えば大河ドラマ「功名が辻」で「種子島(種崎)の浜の虐殺」(指導者的な郷士を相撲大会と偽り集合させ、鉄砲で虐殺した事件)が放映されたときには、関連した記事のエントリーを出しました。そのときには1500くらいのアクセスがありました。

 その時々でブログのアクセス数は異なります。現在は「神風特攻隊」をブログに連載していますので、少し下がり気味ではないかと思います。

西村 「土佐高知の雑記帳」ですが、コアな読者はどういう人たちであると考えられていますか?またブログを通じての交流などもあるのでしょうか?

土佐 コアな読者、正直どんな方なのかわかりません。いろんな方が見ていただいていることは凄く感じます。
 ブログを通じた交流と言うのは、けんちゃんがこういう形でラジオ番組に呼んでいただけるとか、そういうことがあります。直接連絡があってということはあまりありません。


西村 ブログ「土佐高知の雑記帳」のサブタイトルに「四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^) 」と書かれています。そのあたりの説明をお願いします。

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(収録は楽しく順調に進みました)

土佐 1つは田舎を大事にしたいということです。
 「靖国神社問題」では先の戦争(二次大戦)に大変興味がありまして、神風特別攻撃隊のことも調べています。やはり靖国神社が「英霊を祭る」なんてことを言っていますが、その裏には汚いものがある。と感じています。

 バンパイヤハンターと言うのは、私の好きなコナミのテレビゲームに同名のものがありまして、それから「軍事産業は吸血鬼」という意味からブログに書きました。

西村 また「ブログの考え」としてこうも言われておられます。

「◎ブログの考え◎
 TBは、削除しません。ただし、アダルトやスパム、記事に直接関係のないものなどは警告なく削除します。
 コメントへの書き込みは、管理人および訪問者の意見交換の場と考えていますので、反対意見でもフレンドリーかつ建設的な態度で行なっていただくようお願いします。無意味な文字の羅列や、他者を誹謗・中傷する(この判定は下記のとおり)コメントは警告なく削除する場合があります。多重ハンドル禁止など、ネチケットをまもることは、最低限のルールであることは言うまでもありません。
 その他、ここに明文化していないことは土佐高知の判断に属します。」とありますが、ブログへの変な書き込みはTBは多いのでしょうか?

土佐 最初の頃はいろいろありました。こういう書き込みをしまして実践をしましてバシバシしますと変な書き込みは減少しました。最近でもまだ多少そういう書き込みはあります。
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西村 どんな変な書き込みがありましたか?

土佐 例えば「あなたの書き込みは正しくないのだから、こういうことを無謀に発言することが問題だ。削除しろ。」とか言うコメントがありました。話し合い(対話)を一切しない一方的な自己主張の書き込みであるとか。

 他のコメンターに対して一方的に攻撃する書き込みであるとか。いろいろありました。それについては「わたしのブログである。」ことを明確にして削除をどんどんしました。

西村 勝手な質問をしてきて、「何故答えないのか!」とか身勝手に吠えるような人もいるのではないでしょうか。

土佐 当然いましたね。思い込みが凄い人はいるもんですね。「曝し」にしたりとか、エントリーを取り上げることもしました。

西村 また「土佐高知の雑記帳」は「サヨクブログ」なのででしょうか?またわざわざ左翼を名乗る理由はどういうところにあるのでしょうか?

土佐 はい。ネットランキングと言いまして、ブログの人気度をはかるところがあります。これを見ますと上位には右翼の方々が多いです。その人達が人気が高いようです。
 それに対して左翼のほうがやや劣勢なのかな。やはりここ左翼ブログということを明確にして、発言を大いにして人気をとりたいなと思いました。
 
 カタカナで「サヨク」というのは、こちらも「ネット・右翼」「ネット・ウヨ」とか言っていますので、蔑視されるのであれば、こちらも蔑視してやろう。これはお互い様かなと思っています。そういう意味からしています。

 私が思うのは左翼の論客がもっとネットの世界に入ってきて欲しいということですね。大いに発言していただきたい。


西村 考え方の違う、俗に言う「ネット右翼」系の人たちにも土佐高知さんは丁寧にコメントされておられます。彼らとの対話を通じて思われたことはありますか?

土佐 いろいろありますが、「ネット右翼」と言いましてもいろんな人がおられます。ですのでひとくくりには出来ません。まじめな形で意見交換して、それができるブロガーにはまじめに私も回答しています。

 実はせと弘幸さんというひとが実名でブログを書かれています。かつては別の激しい名前のブログを書かれていました。
 この人のやりとりでいろいろありました。この人とは完全に政治的な主張は異なっています。対話をしようという真面目な感じはあります。だからこういう人たちとは政治的な主張が異なりましても話しや対話ができるのではと思います。

 お互い理解できるところはできるのだと思いました。
 自民党の代議士の加藤鉱一さんがテロ(自宅が放火されました。)にあわれたことがありました。せと氏は「テロを支援する」と発言されました。わたしは彼を批判しました。

 その私の批判に対して、彼が真摯に対応してくれました。そのことは嬉しかったです。そういう面では理解できあうのではないかと思います。ただ別の「ネット・右翼」本物がどうかわかりませんが、全然そうではなく、礼節も知らない人が多いので嫌だねと思いますね。

西村 「土佐高知の雑記帳」の狙いはどういうところにありますか?

土佐 さきほども申し上げましたが、左翼の言論を伸ばしたいなと思います。ネット世界で伸ばしたいなと思います。自分自身も仕事上、物を書いたり、人にわかってもらう。コピーを作るという仕事なので、書くということで、自分の考えを整理する。できるだけ毎日書く。そういきたいなと思います。

 ブログは3年間続けて来ましたが、いろんな意味で力になっているなと思っています。だからこれは続けていきたいと思います・

西村 そうですね。アメリカでは今度の大統領選挙におきまして、民主党の予備選挙に市民ブロガーが大きな影響力を発揮しています。ブログのyou tubeの画像で有権者と候補者がやりとりをしていました。
 結構アメリカでは政治に関与する力があるようです。そのあたりはどう思われますか?

土佐 そうですね。アメリカや韓国では(ネチズン)など市民ブロガーが台頭し、政治に影響を与えていますね。しかし日本の場合はまだまだネット右翼が多数のようです。
 左翼でしゃべりたがりの、高知なんかでは出てきても良いとは思いますが、まだまだ数が少ないようです。もつともっとでてくればいいとは思っています。

西村 確かにけんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきました韓国出身の金英丸さんが言うには韓国では完全に市民ブロガーが主体。反戦運動もネットで盛んであると言われていました。ブログもBBSも圧倒的に多い。右翼的なものは少数派であるといわれていました。
 日本は逆であることを金英丸さんは危惧されていました。
 そういう面で土佐高知さんは「孤軍奮闘」されているのですね。

土佐 左翼の側がネット世界に弱いのが問題。とるに足らない議論であってもそれを見逃していますと、流れがつくられることがありますし。それが世論になることもありますし。
 ネット右翼の方々の発言に対しても1つ1つ丁寧に答えていく努力が筆必要です。そこが弱いですね。

西村 幡多地域のほうではなかり動きが出てきているのではないのでしょうか?

土佐 それが高知でもまだまだ不十分であると思います。これからも「頑張るしかないな」と思っています。

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2007.10.27

友よ冥福を祈る

 今日は強風波浪注意報の中、夜須の海のセーリングで悪戦苦闘であることは既に報告していました。海でセーリングしている最中に携帯に留守電が入っておりました。中学高校大学と共通の友人であった山田和君が26日に亡くなったとの友人からの電話でした。

 詳しい葬儀の日程がわからないと言うので、夜須から戻ってから知り合いに電話しますと、今日がお通夜で、日曜日が友引であるので葬儀は月曜であるとのこと。連絡してくれた友人も私も葬儀当日は週明けで月末に近いので行けないので一緒にお通夜へ行きました。

 若かりし頃の山田和君の写真が祭壇にありました。多分学生の頃でしたが、よくうちで麻雀をしていました。あの頃の面影でした。連絡くれた友人は早稲田、山田君は東洋大学、私は専修で、もう1人は立教へ行っていた知人同士で卓を囲んでいました。

 山田君のお父さんは戦前からの共産党員で治安維持法で検挙されたとか。山田君が中学2年生と時に癌で亡くなりました。生前にレーニン全集を息子に読ませると買い与えていました。お父さんの葬儀には当時の共産党県委員会の委員長他共産党関係者がたくさん来られていました。

 高校は山田君は追手前、私は西高へ行きました。1年のときは高校生反戦会議。2年生の時は高共闘。3年生の時は落評という運動体をこしらえともに活動していました。そんなことが忙しくてともに卒業できなくなり、私は留年しましたが彼は退学しました。翌年私は専修大学へ進学、彼は1年遅れて大検で東洋大学へ進学しました。

 ともに大学時代は社会運動は下火になっており、山田君はブント叛旗派の最後の方のメンバーでしたが、1976年品川公会堂での叛旗派解体集会でお互いの学生時代からの社会運動は終止符を打ちました。

 その後お互い社会人になりました。かれは成績優秀で高知市役所も上級職に学科は受かりましたが、面接で落ちていました。結局伊野町役場に事務職ではなく、介護の現業職で入庁しました。お通夜も役場の人達が多く来られていました。病気になる前はいの町職員労組の委員長もしていましたし。

 奥様と3人の子供達。彼もちゃん家族の営みは大切にしていました。ともに学生時代に「革命」の夢を語っていた友はもういません。私が毛沢東主義に取り付かれていた頃に既に山田君は戦後思想の巨人である吉本隆明を語っていましたから進んでいましたね。

 お通夜の会場でそのことを思い出していました。奥さんも子供達も彼の活動家時代のことは知らないと思います。そのことを知る数少ない友人の1人として心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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大人のヨット教室のエキストラ出演

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朝から強風のお天気ではありました

 明日高校生のR君とセーリングする予定でしたので、今日は夜須へ来る予定はありませんでした。昨日の夕方YASU海の駅クラブ事務局より連絡がありました。「出演予定の2人が急病になったので、テレビ番組のエキストラに出てほしい。海面へ出てヨットで帆走してほしい。」とのこと。

 しかしながら、今日は昨日の雨上がり、しかも太平洋に小型台風20号がいまして、大陸の高気圧が張り出し、強い北風が吹いていました。強風波浪注意報が出ていたようです。高知大学と夜須中学ヨットも練習する予定でしたので、レスキューボートも出るから出ることにしました。
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 RKCは3人のクルーが来ました。

 名倉海子さんが主体のテレビ番組とか。RKC高知放送で11月9日の「WE LOVE 高知」と言う番組。金曜ロードショーの後の番組で午後10時54分頃の番組であるとか。名倉海子さんが大人にセーリングを教える番組でありました。地上でぎ装(ヨットの組み立て)をしています。
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 シーマーチンを使用してぎ装の講習です。

 私のヨットには中学1年生の〇〇君を乗せました。聞けばいじめに遭っていて登校拒否状態とか。しかし体格も良いし、喋り方もしっかりしているので誘ってヨットに同乗してもらいました。ヨットは初めてだと言っていましたが海上へ出ると楽しんでいました。

 しかし海上は予想以上の風でした。常時10メートルは吹いていましたね。こちらは風を逃がしながら沈(転覆)しないように帆走するのが精一杯。中学生や大学生の1人乗りヨットが同時多発に沈していました。

 海上でも撮影をしていたようですが、撮影クルーにほとんど近くにいなかったので私たちの姿は映っていないと思います。〇〇君は「面白かった。ヨットをやってみたい。」と強風のなかで逞しく言っていました。海の上での写真はありません。

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3つの県民によるマニフェスト

 高知県知事、高知市長選挙のダブル選挙に「県民によるマニフェスト」が3つ揃いました。盛り上がらない県知事選挙、高知市長選挙ではありますが、大事なマニフェストです。

 まずは市民団体「さよなら原発ネットワーク」の高知県に核廃棄物を持ち込ませないためのマニフェストです。

 詳しくは ブログ「それがたまるかを注目してください。

 次は野本靖さんの「公共交通の最大活用による高知県を元気にする方法」についての提案事項がされています。

 地方公共交通の最大活用で高知のまちづくりを!

 野本靖さんの県民マニフェスト

最近野本サンのブログに公表されました私の考える高知県民マニフェスト(4) 「公共交通の再構築(ソフト施策の提案)」はなかなかの力作です。一読下さい。

 写真は野本靖さんのブログより

 詳しくはブログ 今日も自転車は走る
Todenlrt


 南海地震対策もマニフェストの柱の1つです。

 県下で自主防災組織をつくるサポートをされておられる西やんのブログも見逃せません。

 西やんのNPO奮闘記

 3年目の山古志

 現地を視察された西やん。「ハード面はほぼ80%は復帰しています。ただ山古志に戻れつ罹災者は100%ではありません。マスコミが報道し続けてくれたお陰でその後の復興事業が進展したことは間違いないようです。報道の力は凄いものです。」と言われていました。
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 写真は西やんのブログより。

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核廃棄物問題は終わっていない

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(東洋町の町民の皆様の賢明な判断によってまずは押し返しましたが、油断は禁物です。)

 今年前半は東洋町での核廃棄物問題が大きな話題でした。4月22日の町長選挙の結果、沢山保太郎候補が圧勝、ただちに高レベル放射性廃棄物最終処分場の応募の取り下げを実施、東洋町議会でも一切の核廃棄物を町内に持ち込ませない「核廃棄物拒否条例が」全会一致で採択されました。

 これで高知県に高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地の可能性がなくなったというのは早計です。東洋町の「手痛い」失敗を教訓に国側は周到に策を練っている筈です。

 ある有機農業を30年実践されている人は「今度の尾崎とか言う官僚の知事候補。大丈夫だろうか?あの若さじゃ本庁で偉くはない。国のロボット知事になって、国策じゃ言うて高知県に高レベル放射性廃棄物を受け入れるのではないのか?」と真顔で心配されていました。

 橋本大二郎知事が原子力発電環境整備機構本社へ乗り込み声を荒げて、応募を受理しないように詰め寄った姿が印象的だけに尾崎正直さんの高レベル放射性廃棄物問題での問題意識が大変気になります。

 市民団体の「さよなら原発ネットワーク高知」が昨日4人の県知事候補者に公開質問状を出したようです。有力候補者の1人である尾崎正直さんがどう回答するのか。同じ官僚出身でも徳島県知事の飯泉嘉門さんのように毅然と反対されるのか、そうでないのか。その姿勢に注目です。

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2007.10.26

地震に対して裁判所は理解しているのか

 必ず起こるとされる東海地震の震源域にある浜岡原子力発電所の差し止めを市民グループがおこしましたが、静岡地方裁判所で判決が言い渡され、原告の市民グループが敗訴しました。

 <浜岡原発>住民らの請求棄却 静岡地裁(毎日新聞)

 巨大地震が想定される東海地域の浜岡原発は危険ではないかとしろうとでも思います。柏崎刈羽原子力発電所は想定外の断層の存在が大きな脅威になりました。新潟中越沖地震で被害が出たことですし。

 今回の裁判所の判断は地震に対する原子力発電所の安全性を担保したとは到底思えません。実に不可解な判決のように思いました。

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ブログの鬼と呼ばれて

 「ブログの鬼」「ブログの伝道師」」とかいうニックネームは「高知ブログアンテナ」の管理人さんの命名です。私は確かにいくつもブログを書いています。「鬼のように」大量の文章を書いているからそう言われたのでしょう。

 仕事もぜずに価値のない雑文ばかり書いている親父だとか。レッテル張りは自由ですが、それでは全然違います。それほど私も暇ではない。あくまで仕事の合間に、「寸暇を惜しんで」ブログを書いているだけです。早朝ですね。書くのは。

 前にも書きましたが私にとって文章を書くことは「あくびをすること」と同じです。今の気持ちを、その瞬間を書きとめておかないと、関心がすぐに別に移るからです。記録としてのブログは大変良い道具でした。今の瞬間感じたことを記録に出来ることはとてもよいことですし。


 伝道師については少しあたっています。80人を超える人達のブログの開設をサポートしました。そのことで「世界が広まった」と感謝されることは嬉しいことです。ブログは技術ではなく、いかに楽しく書くか。ということですし。

 ブログがアメリカのように市民ブロガーが政治を動かすようになれば良いと思います。新しいメディアとしての地位を獲得できるようになるようにどんどん書いて行きたいと思いますね。

 ブログはどんどん進化しています。その拡大にはついていけないところもあります。でもめげずについていくようにします。

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核廃棄物アンケートで知事候補を決めよう

 高知に核廃棄物を持ち込ませない運動を展開されているさよなら原発ネットワーク高知はこのたび、高知県知事に立候補された4人の候補者に核廃棄物に関するアンケートを実施するようです。

 高知県知事選挙立候補予定者への公開質問状

 このアンケートの回答次第で、どの候補者が知事として適正なのか判断できるのではないかと思います。あいまいな態度はおかしいし、核廃棄物施設許容する発言する知事候補者には投票しないことを宣言したいと思います。
Kokeitai


 3月に同じく実施した県議会議員候補者へのアンケートも皆真摯に回答いただきました。高知県に核廃棄物が持ち込まれるようなことになれば、農林水産業だけでなく、観光産業、商業もすべて壊滅的な打撃を風評被害だけで受けるでしょうから。

 この問題には橋本大二郎知事は毅然と反対しました。次期知事もその姿勢はきちんと貫いていただきたいからです。この「核廃棄物」問題が候補者選択の有力な選択肢になることはまちがいないからです。

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2007.10.25

紅葉の季節はもう少し先

Monizi_r

 今日は仁淀川町からいの町本川へ行き巡回していました。途中紅葉がありましたが、紅葉はまだまだですね。山間部も寒いなと言う感じはなく、涼しいかなというところでした。ですので紅葉は山間部では11月上旬でしょう。10日過ぎになるでしょう。

 越知町からいの町柳瀬に抜ける県道18号線ですが、途中道路改良されていない狭い道があり、対向車が来るとどちらかが退避できるところまで下がらなければなりません。高知県は山間部はこうした道路が多い。確かに都会の人からみたらろくに通過車両もないところに道路をつくるのは無駄と言う議論をしがちですが、この地域では「生活道路」です。

 人間の身体でも大動脈など大きな血管ばかり気遣うだけでは健康にはなれません。手足の末梢血管の流れが悪いと手足の痺れや障害が現れるものです。つもり地方が衰えると日本全体が衰えることになるのです。
Rakuseki_r
 道路に「落石注意」と書かれていましても、具体的にどうすれば良いのでしょうか?以前実際に漬物石大の落石があったことがあり、道端に寄せて通過したことがありましたが・・・

 今年は雨が少ないようですね。本川のダムの貯水量も減少しているようですし。
Oohsidamu_r

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政党メディアに期待すること

 私とある政党メディア関係者との個人ブログ上での「論争」がちょとした話題になっているようです。私は政党メディアに商業メディアにはない役目があり、期待度が大きいがゆえの意見を申し上げたのです。

 政党メディアという立場は、身内の政党支持者向けの「社内報」の役目だけではなく、部外者への情報発信の道具としての役割が相当大きいものであると思います。どうしてそういうことを言うのかと言いますと、地元占有率が高い地元商業新聞が報じない出来事をきちんと報道している時もあるからです。

 ある政党のインターネットメディア版で注目していたのは、ある土建業者が川底の土地を高知県土木部長にねじ込んで高額で取得させようとした出来事を詳細に報道されていました。
 2003年頃の話で、注目された話題でした。地元紙も報道はしていまたが、「結果報道」であって、何故そういうことになったのか?という原因追及はされていませんでした。そのおりある政党のメディアは詳しく経緯を説明されていました。

 そのメディアの「読者」はある政党の支持者だけでなく、自民党支持者であるはずの土木建設業者の人たちが当時熱心に閲覧していたようでした。その記事で初めて事件の真相を知り、知事選挙の背景など状況判断に経営者の皆さんは最大活用していましたから。

 2003年度と2004年度の分が時系列的に掲載されています。政党メディアのなかでの記事。これは優れものです。

 特集 03年県知事選挙と坂本ダム談合 橋本知事の「選挙資金疑惑」

 高知では地元新聞は過去の記事を検索することがなかなか出来ません。ネットの上の記事はすぐ消えてしまいます。関連企業が関連記事をまとめ出版した場合は残っているようです。その点沖縄タイムズは10年ほど前の話題も検索できるようになっています。

 沖縄タイムズ過去の特集記事

 個人のブログやホームページでもそうですが、「記録」的な要素は必要です。私個人もラジオ番組の制作や出演の傍ら、「記録」を意識し、ゲストの人達の発言をサイトに制作したのもそれが狙いでありました。1市民を通じた県内外のいろんな立場の人達の発言を記録することが目的でしたし。その人物ファイルはいろんな場面で活用できるのではないかと自負しています。わたしだけのコレクションではなく情報公開していますので「高知を知る」場合には役立つとおもっています。(わたし個人のフィルターは多少あるでしょうが、対談では相手の発言を忠実に聞き取り再現しています。)
Kanban_r_4


 ある政党メディア関係者と意見の相違がありましたのは、最近の東洋町の問題です。取るに足らない感情的な表現であふれている個人ブログを取り上げ、東洋町内に沢山町長批判が渦巻いているような表現をされていました。今にも町民にリコールされるかのような論調でもありました。でもそうはならないでしょう。

 沢山保太郎さんの若い頃からの政治的履歴は、ある政党関係者の政治的履歴とは異なっています。文章による言動も、「過激」なトーンもたまにあります。しかしよく観察していますときちんと公務をこなしています。町政の改革も着実に進んでいます。そうでなければ町議会で補正予算が成立されるはずはないし、町議会で町長問責決議案が議決されてもおかしくないはずです。でもそうはなりません。

 ということは東洋町の人たちは落ち着いていまして、沢山町長の町政改革の様子を見ていると思います。1年ぐらいは様子を見られて動かれたほうが賢明なのではと思いました。白浜海水浴場の「海の駅」も近く開設されるようです。その費用負担も東洋町議会は町長の提案を認めましたし。想像以上に公務をこなされているようです。

 ただ政党メディアは政党の政治的な思惑で報道内容は変化することであると思います。それは仕方がないと思います。
 だとすれば東洋町に関して言えば、政治的思惑はうまくいかなかったと思います。でも今は慌てて沢山町長のあら捜しをしている場合ではありますまい。
Kouyaku


 というのは県知事候補の有力者である尾崎正直さんは「国は地方を向いている。流れに乗り遅れてはならない」と言うことを言われています。気になる発言です。橋本大二郎知事は東洋町への高レベル放射性廃棄物最終処分場への立地を断固拒否し、原子力環境整備機構本社に乗り込み、声を荒げて抗議しました。

 元財務省官僚の尾崎正直さんはどうなのか?国の思惑を受け入れるのではないのか?そういう疑念があります。得体の知れないNPOが高レベル放射性廃棄物の受け入れを表明しており、設立理事のメンバーに元県内大手ゼネコンの役員が名前を連ねているからです。再び東洋町で蒸し返しという事態も考えられないわけではありません。この点官僚出身の飯泉嘉門徳島県知事ははっきりと「核廃棄物は受け入れない」と宣言しています。

 近く市民団体がこの高レベル放射性廃棄物問題と核廃棄物拒否条例に関し、3月に県議会議員のに実施した同様の公開質問状を出すように聞いています。それで各候補者の核廃棄物に対する姿勢がわかります。この問題はあいまいさはありません。YES かNOの2つしか答えはないからです。

 未だに東洋町にて執拗に沢山町長の足を引っ張ろうとしている人達の思惑はなんなのか不明です。知事選挙の動向によっては核廃棄物問題に関しては未だに警戒を怠ることは出来ない事態であると思います。ですのである政党メディア関係者にお願いしたいのは、県知事選挙での有力候補者への取材と、核廃棄物問題の是非。得体の知れないNPOの動きなどの独自取材をお願いしたいものです。

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「峠の茶屋」も今は寂びしい

Hikitibashi
 体調が戻って、ようやく中山間部の現場へ行けるようになりました。先日は仁淀川町の名野川地域へ行きました。戻りに昼ごはんを引地橋の食堂で食べました。
 写真は昔の引地橋の食堂跡。道路の両側にありました。

 国道33号線は高知市と松山市を結んでいる幹線国道です。国鉄バスが往復していました。引地橋はちょうど真ん中地点であったのでしょうか。トイレがあり、一時休憩し食堂でうどんなど食べたものでした。

 国道の通過車両も少なくなりました。今は松山往復のJRバスも廃止されたとか。高知ー大豊ー川之江経由で松山へ行く高速道路を利用しているようになり、国道33号線は利用客が少なくなりました。

 通過車両を当て込んだドライブインが軒並み廃業していますので、走行していますと飲食に困りますね。

 山の奥まで人家があります。新自由主義の経済運営をしていたら、山村も農村も荒れ果てるのみ。都市部の水も空気も誰が維持管理しているのでしょうか?政策を転換させないととんでもないことになりますね。
Yama1

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2007.10.24

浦和サポーターの勝利

 アジア・チャンピオンズの浦和VS城南一和(韓国)戦。2対2の引き分け。延長でも決着がつかずPK戦になりました。こうなれば浦和有利かなと思いました、城南は2人目が外し、浦和が勝ちました。決勝へ行くことになりました。

 試合はアウエーの城南が押し気味。中盤でボールを拾われ、押し込まれ苦しい展開。それでも前半はFWワシントンの豪快なゴールで先生。しかし後半は逆転され危ないかなと思っていた頃に、セットプレーから長谷部が押し込み同点。そして引き分け。

 PKは浦和サポーターの大声援がありました。浦和が蹴るときは静まり返り、ゴールが決まると大声援。相手が蹴ろうとするとスタジアム全体が大ブーイング。とうとう相手が根負けしました。しかし試合は良い試合でした。

 浦和レッズのサポーターは、FCバロセロナに負けていません。凄いサポーターですね。決勝も勝ってそれこそFCバロセロナと世界クラブ選手権で戦っていただきたいものです。

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野本靖さんの県民マニフェスト

 4人の県知事候補がようやく出揃いましたが高知県知事選挙も一向に盛り上がりませんね。不況ですし政治どころではないというのが県民の本音ではあります。お金を出して組織動員選挙にはならないと思います。このまま最後まで低調にいくことでしょう。

 8月18日に開催されました「県民による県民のための県民マニフェスト大会にパネラーで出演されました野本靖さんが独自のマニフェストを公表されています。注目すべきは公共交通機関の見直しと最大活用なしに高知の再生はありえないという独自の持論を展開されていることです。

 最近高知市中心部の再開発議論があります。追手前小学校を廃校し、新堀小学校との統合。高知女子大学の移転問題。高知大学をダイエーの跡地へ誘致。商業施設を誘致する。市民不在のうわついた議論に過ぎません。また自動車交通を前提にした議論のようでいくら商業施設を中心地にこしらえてもイオンには到底太刀打ちできないことが理解できないようです。

 その点野本靖さんの論点は都市政策,都市経営に基づいています。また環境への配慮もあります。つまり「今あるものを最大活用する」ということであり、高知市長のように「ないものなだり」をする発想とは異なっているからです。


私の考える高知県民マニフェスト(1) 「はじめに」

 私の考える高知県民マニフェスト(2) 「公共交通の再構築(鉄道路線を地域基幹交通に位置付けよ)」

私の考える高知県民マニフェスト(3) 「直通運転のイメージ図(前回の補足も含めて)」

 わたしの「書き散らし」「ぶっ飛ばし」ブログとは異なり、野本靖さんのブログの記事はきちんと考証されています。聞きますときちんとした記事は1つで4時間かかることもあるとか。
 大変な力作なのでご一読ください。また4人の知事候補もきちんと読んでいただきたいですね。
Kazurashima2

また直通運転のイメージを独自に作成されています。葛島鉄橋付近と大橋通、堀詰の様子です。このイメージで具体的に感じることができます。

 大橋通りをこういう電車が行きますと、昔の土佐電鉄の安芸線を思い出しますね。
Oohashi

確かに具体的にどうなるのかイメージがわきますね。
Horizume

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「国際貢献」であるはずのテロ特措法ですが・・・

 「インド洋での海上自衛隊の海上給油活動は、アフガニスタンのテロ防止活動に貢献し、ひいては日本の生命線のシーラインを防衛する役目を担っている。」政府・与党側の説明の主旨はそうです。

 しかしどうやらそのメッキがはがれて来ています。報告した給油量も数字がウソのようです。また米軍のイラク戦争への参加艦艇に給油していたことも事実なのではないでしょうか。

 インド洋の給油量誤り、海幕は03年に把握・報告せず(讀賣新聞)

 ちゃんと政府は国民の疑問に応える義務があり、税金を使った活動である以上説明責任があります。また防衛上秘密は軍事作戦ではないので情報は公開すべきです。

 国民の不信感が高まるようであれば、一時中断し、それからどうすれば決めるべきです。

 参考 イラク復興支援特別措置法の意義・目的は?
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 イラクを視察されている中谷元元防衛庁長官(写真は中谷元さん提供)

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2007.10.23

不可解な橋本大二郎氏の行動履歴

 4期(5期)16年で高知県知事を退任する橋本大二郎さん。知事の評価は後でしますが、ともかく選挙には強い人でした。1回目は30万票。2回目、3回目も25万票を集めました。3回目。4回目の選挙は前高知市長松尾徹人さんとのガチンコ対決。共産党以外の政党が松尾さんを支持し、連合や自治労という組織労組や公明党の支援を受けた松尾さんに結局負けませんでした。
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(とにかく選挙には強かった橋本大二郎さん。2004年県知事選挙最終日)

 自民・公明・民主・社民・共産のすべての政党の推薦した対立候補をすべて退けた橋本大二郎さん。今後も高知県の政治史でこれほど選挙に強い人はもう現れないと思いますね。
 その橋本大二郎さんが「意中の候補」と指名したのが現職の県庁幹部職員の十河清さん(企画政策部長)。十河さんはしかし固辞し続けました。

 結局十河清さんが固辞し続けため、県知事選挙は「後だしじゃんけん」体制になり、ようやく最近になって4人の候補者が現れましたが、どの候補者も政策や人柄の浸透には全然至っていません。

 なにせ常時25万票前後の有権者の支持を集めてきた橋本大二郎さん。当然その支持者の票の行方が気になります。橋本大二郎さんは今出ている4人の立候補者には言及していません。しかも先日橋本大二郎後援会(上田真弓会長)は解散してしまいました
 後援会のホームページもなくなっていますし。

 後援会が解散したので、まとまって4人の知事候補者のうち誰かを応援・支援する動きもなくなりました。県議会の終了後は一転して知事選挙については沈黙を橋本さんはしています。一体どうなるのでしょうか?今後の言動に注目です。

 ブログ「だいちゃんぜよ」も無期限の休筆状態になっていますし。しかし盛り上がらない高知県知事選挙です。本命不在だからでしょう。今回の知事選挙は投票率が相当低くなり、10万票で当選出来るのではないでしょうか?

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2007年高知県知事選挙について

Kenchou
(高知県庁本庁舎。県知事選挙は県庁のありかた存在意義を問う意味もあります。)
どうやら松尾徹人さんが不出馬が確定のようですね。4人の候補者で知事候補は確定されたようです。

 Hashimoto01
今回の知事選挙は1991年に「脱官僚主義」を掲げ、対立候補の大蔵省官僚出身の自民党公認候補を大差(30万対10万)で破った橋本大二郎さんの4期(5期)16年の後釜知事を決めるものです。

 脱官僚知事の後釜が官僚出身者になるのか、経済人なのか、労組出身者か、報道関係者なのか選択が分かれると思いますね。またどの政党、組織、労組も流動化・液状化していまして、上のものが決めた指示が、必ず末端まで届き一斉に動く時代では全然ありません。

 なにより政治ともなれば人とお金を出し、国政にも地方政治(特に知事選挙など)に大きな影響力を持っていた土木建設業者の弱体化は高知県でも著しい。また他方常に政治に介入していた労組関係も組織率の低下、労組員の減少傾向に歯止めがかからず、ここもかつての運動量がありません。

 長引く不況で政治活動どころではない。という雰囲気が商人にはあり盛り上がらない高知県知事選挙であると思います。1市民の個人的見解をブログにて今までに発言してきたものを例示してみます。

 このブログでは「07高知県知事選挙」のカテゴリーで検索してみてください。

 混迷する県知事選挙噂話

 悩ましい松尾徹人さんのこと(その1)

 悩ましい松尾徹人さんのこと(その2)

 関谷徳さんについて

 国松勝さんのこと

 近森正久さんのこと

 尾崎正直さんのこと

 高知県政の流れで重要なのは2003年と2004年の高知県知事選挙でした。高知の1市民であるけんちゃんがレポートしています。

 2003年高知県知事選挙の総括

 2004年出直し高知県知事選挙の総括

 3人の県議会議員への公開質問状

 状況は変化しています。橋本大二郎さんの県知事からの引退は「ひとつの時代の終わり」の象徴的な出来事です。総括につきましてはあらためて行いたいと思います。

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2007.10.22

ある政党メディア関係者の個人ブログの記事について

 先日ある政党メディア関係者の個人ブログを覗くと「毛沢東主義盲従主義者が文化大革命の真似をしてぷらっとこうちをつぶしたようだ」と漫画のようなことを書いてありました。わざわざ文化大革命の解説までされています。

 個人の思想遍歴をあれこれ言うのも自由です。あれこれ言われてもそれは仕方がありません。私は確かに中学生の時に日本語の北京放送を聞いて影響を受けておりました。それはタモリが北京放送の真似をしてデビュー時のお笑いネタにしていたぐらいですから結構当時の日本にはリスナーがいました。

 どうして毛沢東思想に一時的に心酔したかと言いますと、自分と同世代の中学生が街頭へ出て活動している躍動感が凄いと思ったからです。同時期メキシコ五輪での釜本選手の活躍に刺激され、サッカーを始めたのも同じような動機でした。サッカー同好会をこしらえ他校と試合までしていましたから。

 東大闘争のスローガンは「造反有理」。反乱にも道理があるという理屈ですね。ベトナム戦争が激しくなり、公害もひどくなり日本は高度成長期でしたが社会矛盾が噴出していた時期でした。とてもタイムリーな言葉であると評価していました。

 ストイックで潔癖な毛沢東思想に影響を受けていたのは事実。毛沢東語録を暗記し、毛沢東のバッチをつけて学校へ行っていました。毛沢東主義者の京浜安保共闘と、赤軍派が連合し、連合赤軍が誕生し、極端な秘密主義と軍事優先主義、仲間をリンチで殺す事件や浅間山荘事件をひき起こすことで、まずその幻想は打ち砕かれました。社会運動をやりすぎ学業を疎かにしたため高校を卒業できずどうするか悶々としていた春休みに連合赤軍事件のテレビ中継を延々と見ていました。ふんぎりがついてもう一度3年をやり直し(留年し)登校したものでした。

 留年し無事卒業、大学へ進学した後もサークルで「毛沢東オタク」に何人か会いましたから。当時は毛沢東やゲバラは一種のヒーローだったのです。

 ある政党メディア関係者は人にレッテルを貼るのが趣味であるとか。そういえば高校生時代に私は「〇〇高校の反戦トロツキスト」なるレッテルを高教組に張られたので、抗議に行ったことがありました。「わけのわからない言葉は使わないでほしい。」と言いました。

 時代は下り1986年に日本青年会議所の研修で中国へ船で行きました。博多から中国の天津まで船で研修しながら行き、上陸後はバスで北京へ行きました。憧れの天安門広場や人民大会堂へも行きました。3日間中国の北京にいましたが、その貧しさには驚きました。落差に驚いたものでした。文化大革命は全否定されておりすべて4人組が悪いと通訳のガイドさんから聞きました。
Tenanmon
Zinmindaikaidou


*青年会議所時代に訪れた北京。天安門広場と人民大会堂(ここでは党大会が開催されます。先日の共産党大会もここでしました。田中角栄と周恩来が国交回復祝賀会をしたところでもあります。当時中国共産党青年同盟の招きで中国へ行ったものでした。青年団体同士の交流ですね。)

 万里の長城で飲んでいた青島ビール1本分の値段が当時中国の勤労者の1日の日当であるとか。北京のホテルからタクシーをチャーターして夜の北京市街へも行きましたが飲食店はなく、外国人相手のホテルやディスコが租界のようにあっただけでした。現在の北京とは大違いです。

 なによりショックだったのは1989年の天安門事件です。社会の民主化を叫び天安門広場にあつまっていた青少年を人民には決して銃口を向けないと言う人民解放軍(そう信じていました)が非暴力の市民に発砲し虐殺をしたからです。画像で見て人民大会堂前の革命記念碑にいた青少年の集団に戦車が突っ込んでくるのは驚きでした。

 未熟な日本の政治少年の勝手な毛沢東思想への幻想はそれらの出来事で粉々に砕けました。ですので毛沢東思想を一時的に信仰していたことは今や恥ずかしいことでした。実に愚かであると思いました。結局情報不足だったのです。この点は自己批判しないといけないです。

 文化大革命から40年を経過して中国でもようやく話ができるようになりました。社会運動を相対化するのには時間がかかるものなのです。また人間はたびたび間違うものなのです。間違いを起こさないということはありえないと思います。思想的な寛容性は必要です。過去の思想的遍歴を執拗に追及するのは特高警察やゲシュタポなどの全体主義者のやることでしょう。スターリンロシアも同じ。そのミニモデルである各国の共産党も同様の異端者狩りを行い、社会犯罪を犯しておりました。

 ある政党メディア関係者に忠告します。昔からレッテル貼りは得意でしょうが、現在は多様な時代。1つのレッテルで説明できるものではありますまい。運動も組み合わせもまちまち。

 ちなみに8月18日に開催した「県民マニフェスト大会」。窪則光さん、沢山保太郎さん、山崎秀一さんはごりごりの反橋本知事の立場。私はそうでもない立場。西やんは「原発と暴力団は必要悪」と発言する人。会場整理や時間管理のスタッフは自民党青年部の知り合いがやってくれましたし。

 窪さんは保守的な政治スタンス。沢山さんと山崎さんは左翼的ですね。西やんは右翼的。と言う風になんでもありで主催したのですから。後の反省会も盛り上がりましたし。1つの方向にまとめるのではなく、「言いたいことを言う」県民大会でしたので、制約は加えませんでした。思想の多様性、社会の多様性が理解できないと主催運営が出来なかったと思いますね。1パターンの運動しかやったことのない人には到底ご理解できなかったのかも知れませんね。
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 律儀に時代遅れの「科学的社会主義」とやらを信仰したところで、今の時代「?」になりますね。人にレッテルを貼る暇があったら市民運動をされたらいかがでしょう。世の中いろんな人がいて勉強になりますから。
昔なら「トロツキスト」だとか「毛沢東盲従主義者」とか「反革命」というレッテルは「非国民」というレッテルと同様の社会運動を担うものにとっては「死刑宣告」に等しい響きがあったようです。それは旧ソ連型社会がユートピアとされていた時代の神話でした。

 今の時代「それがどうした」という程度のもの。ある政党メディア関係者も多様な世界観をもたれると良いと思います。1つの仮説で世界を説明できるほど世の中単純ではないからです。

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どうなる海上給油活動

 国会でインド洋での自衛隊の給油活動ですが、これほど原油価格が高騰(NY市場で1バーレル90ドルに)なりますと、「やめてもらったら困る」と諸外国は言う筈ですね。日本は「テロ対策」と称し、国民の税金で仕入れてきた石油製品を無料でインド洋の各国艦艇に給油していますから。

 無料のガソリンスタンド活動をやめてもらったら困るということでしょう。
Gasorin
(これほどガソリンが上がれば海上給油活動は無料だけにやめたら困るというのは当然。)

 一方防衛省の事務方のトップであった守屋前次官が出入りの業者にゴルフの接待を常時受けていたことが判明しました。その業者は防衛省と300億円も年間取引があるそうです。

 <守屋前防衛次官>受注業者とゴルフ 倫理規程に違反(毎日新聞)

 ある報道では4年間に140回もゴルフに行ったとか。その防衛省の納入会社はゴルフ1回の接待で5真似ん使ったそうですので、700万円も交際費を使ったということに・・。これは凄いですね。

 以前防衛省と取引のある部品メーカーに知り合いがいました。彼が言うには「農業機械メーカーに600円で納品する部品が、防衛省には6000円で納入できる。高く買ってくれるので会社は儲ける」とか。業者はうはうはですのでゴルフ程度の接待ぐらいします。

 だいたい今の競争社会で「接待」が会社の経費で「交際費」でできる業界は珍しい。それでか取引先が「高く購入」してくれている証拠。しかし高く購入しているといってもこれはすべて国民の税金。このあたりも情報公開して査察するべきでしょう。

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2007.10.21

今こそ国際反戦デーを

 今日は10月21日。昔は「10・21国際反戦デー」で街頭デモに繰出していた時期がありました。本当に下火になりました。社会運動の衰えはどうしようもありません。しかし今こそ反戦デーの必要性は高まっています。戦争の危険性があるからです。

 極端な対米従属思想の持ち主ゆえ安倍晋三氏の失脚は良いことでした。しかし油断は出来ません。国会の勢力分野では憲法改正は阻止できません。戦争をしたがる議員が多数を占めているからです。非力であることは否めません。

 平和を叫ぶことは今の時代少数派。しかも変人扱いすら受けることでしょう。どうやったら市民を集結することができるのか。その方策はなかなか思いつきません。「平和」「反核」「護憲」の3つのマニフェストで平和・統一戦線ができないものでしょうか。

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YASU海の駅クラブ行事

Kacpa
  今朝は午前5時半起床。午前6時50分夜須到着。NPO法人YASU海の駅クラブの行事。釣り大会がありました。当初カヌーで釣る予定の人がいるということで救助艇の段取りもしていましたが、朝は予想以上に寒いのでエントリーがありませんでした。
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 確かに寒く合羽を着ました。ビーチの掃除もしました。高知大学ヨット部も参加しています。その間夜須の若者グループがハマグリの放流をしたいというので、急遽ディンギーの段取りをしました。ウエットスーツに着替えました。掃除の間にヨットをぎ装しました。
Souzi_r
(ビーチはおかげできれいになりました。)

 はまぐりをヨットから放流しました。少し沖合いへ出しました。放流する若者を乗せてハマグリを放流しました。
ほどなく20分程度で終わりました。それから1人でセーリングしました。波がなくとても気持ちの良いセーリングでした。海の上での撮影は出来ませんでした。

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みなでマニフェストを出そう! 10月26日(金)

西村 しばらくけんちゃんのどこでもブログはゲスト出演が続きました。6月は東洋町長の沢山保太郎さん。7月は高知暮らしの楽校の松田高政さん。8月はテーマパーク四国を提唱されている好浦こう一さん。9月は地方公共交通と自転車を都市づくりに最大活用を提唱されている野本靖さんでした。

 今月は久しぶりに、高知シティFMの戸田健史さんとの対談です。今月のテーマは今回のテーマは「みなでマニフェストを出そう!」です。
 全ての核廃棄物を高知県に持ち込ませない「核廃棄物拒否条例」はこしらえるべきです。高知県議会と市町村議会で採択すべきです。6月ゲストの東洋町長の沢山保太郎さんは既に実行しています。

戸田 核廃棄物拒否条例は高知県内では採択したのは東洋町議会だけなのでしょうか?

西村 東洋町が核廃棄物の文献調査に踏み切ろうとしたおりに周辺市町村議会は反対しました。それより進んで核廃棄物拒否条例を採択するところまでは行ってはいません。
そこまで制定したのは東洋町議会だけです。
Sawayama422m
(4月22日に東洋町の民意は全国配信されました。)

戸田 実際に東洋町の選挙でははっきりと「民意」が示されたわけですね。今後絶対に核廃棄物を高知県内に持ちこまさせてはいけないいと言う人たちはたくさんいました。県や市町村でも核廃棄物拒否条例は必要になるでしょう。

 一方で「持ち込むべきだ」という意見の人もおられるでしょう。そういう人たちはそういうマニフェストを出されたら良いと思います。

西村 そういう討論は必要です。高知の未来は一次産業をベースにし、自然を活用し観光産業でとか言う人は多いようですね。そういう人たちこそ核廃棄物の問題が高知へ持ち込まれれば「風評被害」で1発でおしまいになる事実をしらないといけないと思いますね。
 廃棄物から放射能が漏れました。想定外でした。高知の農業も観光も一切おしまいですね。
Doitugenpatuizikomm
(ドイツの原発でも事故がおこりました。)

戸田 持ち込んで良いという人たちは、そういう「風評被害」に対して納得できる回答をしたいただきたいと思いますね。


西村 南海地震条例を実践的にする。倒壊予想家屋に対し耐震補強費用の助成や、低利での貸し出しを行う。民間や行政がで出資をして「南海地震ファンド」をこしらえ資金を集め、住宅改造の為の事業を推進すべき。本腰を入れるべきできですね。

戸田  今月のこの番組でも言いました。県民皆南海地震の心配はしています。しか氏具体的耐震対策はなにもしていません。そういう財力は今の市民にはありません。
 大地震が来れば家は倒壊することは目に見えていますが、お金がないから手をこまねいていることは事実ですし。打開しないといけませんね。
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(1946年の昭和南海地震)

西村 「全県観光宣言」を行う。県民1人1人が「観光大使」になることが必要。県民のマニェストにいれるべきでしょう。

戸田 観光の振興は大事です。宮崎県を見習うべきでしょう。あれくらいに高知もなりたいものですね。


西村 情報化の問題もあります。県民全所帯ブロードバンド対応。情報通信のバリヤフリーは行わないといけない。高知県庁の情報化施策は成功したとは言えないでしょう。「格差」が酷すぎます。ブロードバンドは高知市周辺に今でも限られています。
 山間部では条件は悪すぎます。ダイヤルアップやISKNでは全国に情報は発信しづらいと思います。

戸田 今や大きなメデイァです。民間と行政が力を合わせてブロードバンドを設置する必要があると思います。高知県の山間部はインターネット事情に限りま線。テレビも映らない。ラジオも聞こえない地域がありますし。
 情報化の根本問題ですね。


西村 9月のゲストでありました野本靖さんは「奈半利から後免町駅から土佐電鉄へ入り、宿毛までの直通運転」という構想は地方都市を元気にする方策ではないかと思いました。
 車に依存しておれば、イオンのような郊外型商業施設に地方都市中心街は絶対に勝てません。中心街から車を締め出したトランジット・モールなどが実施され、元気の出てきた地方都市があります。公共交通機関や路面電車しか中心街へ入れないことにすることで特色のある都市づくりができるのです。車を締め出して街歩きができる。これで成功した事例が多くあります。
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(かつての土佐電鉄安芸線のような直通運転も考慮すべき)

戸田 それはわかりますが、地方公共交通機関は深刻な赤字を抱えていまして、単独でそれを行う力はありませんね。確かに理想であると思いますが、民間ベースでは無理であると思います。高知だけの問題ではないでしょう。公共との連携が必要でしょう。

西村 個人レベルでも車を維持し、乗ることは大変な費用負担です。ガソリン代もどんどんあがるばかりですし。地方公共交通で移動交通が代弁できればこれほど良いことはありませんし。コストは安い。
 幸い高知県は海岸線沿いに都市や集落が集中しています。それは鉄道で結ばれています。そこを直通運転で結べばあながち不可能な話ではないでしょう。
 道路をつくるよりは安いでしょう。エコの発想からすれば自動車交通一辺倒の発想からすれば遥かに環境に配慮した政策です。公共と民間が力をあわせれば不可能ではない。
 野本さんの番組でもアメリカのポートランド市は実際に実現していますし。

戸田 奈半利、御免といった規模の問題ではなく、集落へ行っているバスが廃線になり困っている話も耳にします。そういうところにも目を向ける必要がありますね。

西村 7月ゲストの松田高政さんや、8月ゲストの好浦こう一さんのように高知の自然、文化、食べ物を大事にするしくみづくりは大事でしょう。そのことこそが高知の特性になりマニフェストになるのではと思います。
 松田さんは高知暮らしの楽校をオープンさせましたし。

戸田 そういですね9月には正式オープンしましたし。

西村 そういうことこそが高知の特性であり、マニフェストにすべきでしょう。

戸田 宮崎県があれだけやって入るいのですから、高知県だってできないはずはありません。

西村 ないものねだりではなく、あるもので勝負したらいいでしょう。それを県民マニフェストにすれば良いのです。

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2007.10.20

仙波敏郎さん講演会

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現職の警察官で警察内部の不正を告発した勇気ある仙波敏郎さん。いろいろイベントは今日はたくさんありましたが、この講演会は必ずどんなことがあっても行かねばならないと思い家内と2人で出かけました。会場の自由民権会館記念館ホールは、満杯。定員の120人を超す人で溢れていました。。

 隣が高知南警察署。一般市民のふりをして警察の関係者も聴講に来られていると思いますね。組織の悪を暴いていくと言う勇気ある人ですから。今日の1番の注目のニュースです。

 全国に25万人いる警察官。うち500人がキャリアという上級職。仙波さんが告発した裏金づくりは、下部の職員は駐在所の警官から、会計係、事務職員にいたるまでウソの領収書を書かされ、裏金造りを行います。それで使うのはキャリアと署長等管理職の人たちであるとか。「捜査費」の名目でこしらえた裏金の存在は警察機構を蝕んでいて、犯罪検挙率が低下する原因になっていると言われています。
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(支援する会の東さん)

 仙波さんを支える会の東氏は「民間人の不正は個人に原因が帰趨する。官の不正は組織ぐるみだから余計に始末が悪い。」とも言われました。「直接仙波さんの話を聞けば、何が真実であるかがわかります」

 仙波敏郎さんは淡々と語られました。警察に入って以来、ただの1度も裏金つくりに協力はしませんでした。100人規模の警察署であれば、裏金は年間約1200万程度とか。内400万円は飲食費で、のこちの800万円は上級幹部に渡されるようであるとのこと。

 30年間裏金づくりには拒否してきました。「偽領収書を書けば出世する」とも言われました。これでは通常の勤務で犯罪を行うのは警察と暴力団になってしまいます。
 不正を拒否するだけでなく、告発することは更に勇気がいったことであると思いました。

 「82歳の母が告発の翌日から携帯電話を持っています。今日は無事だったかと電話をくれます。」

 わたしは警察が好きで、本来のありかたに警察組織を戻したい。そう思っています。若い警察官が裁判で1審で勝訴したときに喜んでくれたようでした。

 淡々と事実を仙波さんは事実を語ってくれました。真実の重みに会場は静まりかえりました。支援者の会の東さんは「仙波さんのは話しのリアリティを感じていただきたい。今日も警察の人が2人ほど来ています。仙波さんが真実に反することをいえば、いつでも懲戒処分しようと観察に来るのです。でもそんなことはありえません。仙波さんは真実しか話さないからです。」

 また「良心と真実との連鎖」が見られました。高知県春野町のレストランから出ようとしたスクールバスに猛スピードで白バイが衝突し、白バイ警官が死亡した事故がありました。現場検証した後に、運転手は逮捕され、同情していた中学の生徒達や、先生たちはバスが止まっていたのに、白バイが衝突したとのことですが、その証言や証拠は取り上げられずに、裁判でも運転手に不利な判決がでました。

 詳しくはある政党メディア関係者の個人ブログ記事を参照 白バイ隊員事故

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(スクールバスに乗っていた当時の中学生(現高校生)たちも会場に駆けつけていました。

 今回の講演会にも当時中学3年生だった生徒(今は高校2年生)が15人ほど会場に来られていました。運転手さんを支援する会の人が演壇に立ち「子供達の真実の声が無視され、警察や裁判所に不信をもっています。今日は仙波さんの話を聞いて心強く思いました。」

 仙波さんも「真実は1つです。それを信じてください。」と述べられました。
 仙波さんは58歳ですが、体脂肪は18・5%ということでお元気そのもの。仙波さんから元気をいただきました。
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(お元気な仙波敏郎さん)

 仙波敏郎さんに関する関連情報です。

 愛媛県警捜査費不正疑惑

 仙波さんを支える会通信

 仙波さんを支える会ニュース

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尾崎正直さんのこと

 高知県知事選挙に「とり」(?)として立候補された尾崎正直さん。高知出身で経歴には平成3年に東京大経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)入り。主計局主査、理財局課長補佐などを経て18年7月から内閣官房副長官秘書官。40歳であるとか。
 前途有望な若手官僚です。県内の若手経済人や、自民党や民主党の関係者が「是非知事候補に」と動かれこのたび立候補を決意されたようです。

 確かに40歳と若い。徳島県知事の飯泉嘉門氏が初当選時は42歳でしたから、もし当選されましたら若い知事になりますね。前途有望なキャリア役人の道を辞職し、県知事に立候補するということは「勝算」なしにはありえません。「誘致」に動いた政治勢力の皆さんは「必勝」体制を構築しないとかえって尾崎直道さんには失礼というものです。

 尾崎さんは「最近は国も地方のことに目を向けています、その流れに乗り遅れてはいけない。」と言われています。「対話と実行」ということも言われています。しかし国の姿勢は本当なのでしょうか?福田内閣は「構造改革路線の継続(新自由主義=格差社会の推進)」を政策の基本にしていますね。ですので本当かな?地方人は疑いますね。

 ただ気になるのは高知県民の気持ちです。16年前の1991年の高知県知事選挙。県民は「脱官僚主義」を掲げる橋本大二郎さんを30万票という圧倒的な投票で支持し、対立候補である大蔵省の官僚出身者を大差で破り知事に押し上げました。今回その橋本知事が勇退される後釜に、中央省庁の若手官僚の人がなるというのも1県民としてなんか釈然としないような気持ちです。
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(選挙では圧倒的に「強かった」橋本大二郎さん。)

 飯泉嘉門さんの場合は立候補時には出向で徳島県庁に着任されており、徳島県民にはなじみがありました。親しく交流している三好市の知人も、「きさくな人で官僚らしくない。」「よく話を聞いて面白い人物」と言われていた記憶がありますし。事実飯泉氏は当選後吉野川第10堰を保存運動している市民グループと直接対話もしましたし、公約のJ2チーム徳島ボルティスの支援しましたし。支援していた保守勢力の人たちともべったりではなく独自色を出されております。

 国家公務員は国の全体のことを考え行動する役人です。戦前は藩閥政治に対抗し、出身身分や出身を問わず全国から秀才を東京帝国大学に集め、教育し、天皇の臣民として、「上からの近代国家」をこしらえる為の役目が官僚でありました。戦前は内務省がその牙城であったようです。

 地方自治を担当するのはなんか違うようにも思えます。また転進が上手く行くのかどうか注目ですね。県民として厳しい査定が必要です。政党筋の党利党略の動きに惑わされず他の候補者の政策も吟味すべきでしょう。

 地元出身で土佐高校ー東京大学というキャリアであれば、尾崎直道さんと同世代では、川竹大輔さんがいます。東大卒業後、朝日新聞に入社、三重県での商工会勤務や、津市の市議会議員の経験、高知県特別職知事秘書、高知県北海道事務所勤務、安芸市助役、県議選に挑戦。と官僚組織での経験とは異なる「得がたい」体験をされておられます。現在は市井の市民となっていますが有為な人材の1人であると思います。

 今朝の地元紙一面では民主党県連が尾崎さんの推薦を決めたとか。ということは91年から一貫して松尾さんを支援してきた連合や自治労が尾崎さんを支援することになるのでしょうか。もともとは自民党の県議が誘致に動いてきた経緯からまもなく自民党県連も支援にまわるでしょう。公明党や社民党も支援するのではないでしょうか。共産党を除く県下の政党が動く可能性もありますね。

 「大本命に」のしあがった尾崎さんですが、露出が余りに少なくよくわからないことは確かです。
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(熱狂的で分厚い橋本大二郎さんの支援者の動向が注目されます。)

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どうなる韓国大統領選挙

 与党候補の予備選挙で候補者が確定したようです。鄭東泳氏です。一方野党側は前ソウル市長の李明博氏を既に候補者にしており、政権奪還をめざしているようです。
 与党側は北側との協調・融和路線の継承。野党側は対決姿勢。どちらが国民に支持を得るのでしょうか?

李明博氏前ソウル市長であり、高速道路を引き剥がし、中心市街地に河川を蘇らせた清渓川(チョンゲジョン)復元事業をやりつけた市長として注目しています。

 
ソウルの親水空間「清渓川復元事業」と新堀川

 
 清渓川の工事前の様子
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 清渓川の復元後の様子
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 日本にも少なからぬ影響があることでしょう。東アジアの動静にも大きな影響があるだけに注目です。
 個人的には野党候補の人はごりごりの保守派だそうですが、清渓川の復元をされた人ですし、そちらのほうが良さそうだと思いますが・・。

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2007.10.19

近森正久さんのこと

 2002年の高知市長選挙に続き、県知事選挙に立候補された近森正久さん。今回の立候補は、ある学校法人理事長として自らテレビCMに常時出演されているのでありえるかなとは思っていましたが、驚きました。

 近森さんとは高知青年会議所時代には同時期に活動していました。1988年に日本青年会議所全国会員大会を高知で開催しました。わたしは記念事業の野外ロックコンサートの責任者でした。近森さんの働きかけで高知大丸に冠スポンサーになってもらい、高知青年会議所理事会での近森さんのサポートもあり、実現することができました。

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 1992年は近森さんは高知青年会議所の理事長になりました。近森さんに依頼され私は副理事長をしました。大変リスクの高い「天使の翼」(障害のある子供達を東京ディズニーランドへ連れて行く事業)を実現しました。「都市再開発セミナー」の3年目であり、「快適都市3」を発刊しました。
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(1992年の青年会議所が始めた事業はその後県外へも波及し、新しいビジネス・モデルになりツアーになりました。「快適都市3」でもとりあげました。)

 近森さんは山本有二衆議院議員とは土佐高校時代の同級生。選挙も関わりました。その後1991年の第1回目の橋本大二郎知事の知事選挙や平野貞夫参議院議員の選挙にも関わられました。1994年の高知市長選挙には、松尾徹人さんの選対へ入られておられました。当時私とはチームが別でした。JC卒業後も政治的理念や政治思想は異なっていますが、なんとなく交流が不思議にありました。

 2000年に高知シティFM発足時に近森さんは社長でした。それで「けんちゃん、番組をしないか。社会評論的な番組になればいい。」ということで、週に1回30分番組を提案されました。当時シティFMの常務であったDUKEの宮垣睦男さんに「朝の通勤時間帯での15分番組を毎日やれば」と言われ、「けんちゃんの吠えるウォッチング」というヘビーな番組をやることになりました。開局以来形を変え7年続いています。

 近森正久さんの政治におけるスタンスは「敵か味方か」でしょう。理想の政治、あるべき地域社会のモデルは近森さんが尊敬する母方の祖父である野村茂久馬氏です。

 「野村のおじいさんは高知の産業の基礎をこしらえた。かつては高知駅から鏡川河畔まで野村家の土地だった。おじいさんが亡くなってからグループが解体した。西山や入交(いりまじり)、四国運輸、旭食品などは新興勢力である。彼らに高知の経済と政治を任せていてはいけない。」

入交好保さんが早稲田の学生の時に桂浜の龍馬像を建立する募金を集めた時にも、野村のおじいちゃんは全面的に協力しました。」

 近森さんの今回の知事選の詳しい政策はわかりません。思いは偉大な祖父のように高知県の為に働きたいということでしょう。ただ野村茂久馬氏を知っている人は高齢者になっています。

 偶然にも私の母が子供時代に友人が野村家の親族だったため野村茂久馬氏の自宅(現近森病院付近)へ行き、車の形をしたチョコレートを野村茂久馬氏本人から直接もらったことがあるようでした。今から70年ほど前の話です。母は「茂久馬さんは黒塗りの車で家へ戻ってきた。おじいさんだった」という印象した持っていないようでした。子供でしたからそんなものでしょう。

 近森正久さんがどういう政策で県民に訴えるのかわかりませんが、注目されるユニークな存在であることは確かです。2002年の高知市長選挙のときには15978票獲得されています。今回はどのような選挙戦略で活動されるのか注目しています。

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経済指標の大本営発表?

 先日日銀支店長会議の報告がありました。「全体として緩やかに回復」という報告がされたと聞いていますが、四国の高知にいますと全然そうした感じません。

 全地域で景気回復傾向 日銀支店長会議(讀賣新聞)


 地方景気3地域で下方修正、全体として緩やかに拡大=日銀支店長会議(ロイター)

 近所ではかつて周辺に4店舗あったコンビニエンストアがすべて閉店。4年ほど前にとでん西武百貨店が、昨年は高知スーパーが閉店しました。

 青年会議所時代熱くまちづくりを語り合った知人の会社が何社も倒産し、廃業したことでしょうか?先月も1社廃業しましたし。参りました。今月もまた倒産した会社が出ました。なんであそこがという大きな会社でしたが・・・・。
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(イオンはどの地域でも地域経済を破壊して1人勝ちしています。)

 地域内の競争で疲弊し、前向きな話が出てきません。高知で勢いのあるのは県外の企業ばかり。地元会社は元気がありません。商業はイオンの1人勝ち。後はすべて売り上げが落ちています。おそらく皆最盛期の半分。3分の1になっているはず。大変な時代になりました。苦しいのは土建業者だけではないのです。

 生活実感とかけ離れた経済指標の公表は、ひたすら虚しいばかりです。いわゆる「経済の専門家」の皆さんはどちらを見てものを行っているのでしょうか?地方の疲弊した現実を見るべきでしょう。

 国会審議の中で「福祉目的税」ということで、個人負担の増加と消費税率のアップが議論されています。こちらも生活者の実感と現実と遠く離れた「たわ言」のように虚しく聞こえて来ます。年収が200万円以下の勤労者が1000万人を超えました。300万円以下ですとおそらく2000万人を越えます。

 生活の痛み、地方の現実を知らない評論家や新自由経済論者は格差を広げ、日本をより駄目にしているのです。更に低所得者の勤労者から税金や自己負担額を増やそうとしています。到底許されるものではありません。
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(地方のロードサイド店舗も県外大手資本ばかり)

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2007.10.18

ある政党メディア関係者の個人ブログ

 なんの組織や政党に関係のない市井の市民は「安全地帯で無責任に遠吠えをしているだけ」であるとある政党メディア関係者はご自身の個人ブログで述べられています。
 組織や政党に「守られて」いない市井の市民がどうして「安全」なのでしょうか?

 また私が「アマ」で「無責任な言動をしても許され」、プロである政党メディア関係者は「プロだからと言って責任を追及するのはおかしい」と述べられているようです。

 ブログでは意見を発表した以上、全世界の人が見ることが可能になります。ですのでブログで意見を公表すれば、それはメディア(テレビや新聞、ラジオなどと同じ意味で)の遡上に載せた以上は、プロもアマもありません。ブログに掲載している内容についてはライターが責任をとらないといけないのです。

 中学時代の国語の先生は「日記を書くときは、後で他人が読むかもしれない。そのことを意識してきちんとした内容で書くように」と指導されました。中高年親父になっても「飛ばして」「書く」のがわたしのスタイル。思いついたら作文する。書く。後で訂正する。そのくり返しですね。

 どんどん書いていますが、実はわたしの個人ブログは「きちんと」情報も裏取りし、自分の及ぶ範囲の情報にもとづいたことを書いています。推論する場合は、推論と書いています。決めつけたような表現はしていません。

 高知県庁の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」に関して、一部の自称「改革派」の県職員達により勤務時間中に「処分」案を相談したようです。それも県庁内のイントラネットのメーリングリストで彼ら同士、勤務時間中に1県民の「処分」を相談していたようです。「ようだ」というのは、処分の被害者である私自身が個人的な努力で情報開示請求をしましたが、肝心な部分は黒塗りで開示されるからです。

 話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に


 これなども情報を開示するかしないかの裁量権が県職員にある証拠です。裁量権があるから情報操作も可能なのです。わたしは敢えてどきつい表現を使いました。「高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います!」「話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。」
県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に
などの表現がどきつく「誰も共感しないだろう」とある政党関係者は個人ブログで述べているようです。

 「問題の本質は」わたしの表現ではなく、県職員が組織を活用し、業務時間帯に県所有のパソコンとイントラネットを利用して1県民を抑圧しようとしているのではないかと言う点なのです。彼らは県庁と言う巨大な組織の中に身を隠し、「公共性」を装いながら動いているのです。その恐ろしさを感じました。自覚のないまま組織で仕事をしていますと、なんの罪悪感をもっていない、平気でウソをつくようになります。

 部署は違いますが土木部でも、新堀川を暗渠にし道路をこしらえる部署も、当初予想の自動車交通量が半減しているのに4車線の道路建設に未だにこだわっています。データもなにもかにも捏造とまでは言いませんが、かなり現実とは乖離しています。

 20年前の手結港マリンタウン計画での大手の浜マリーナ建設でも同じでした。採算面、安全面で問題だといくら県に行きしましても意見を全く聞き入れませんから。20年経過しましても、橋本知事の改革とやらが進行しているとされてきた県庁でも体質は全く変わりません。
 わたしへの県職員による抑圧行為はその「象徴」の一つです。

 懸命にたたかっている1個人を茶化すような言動は、ある政党のメディア関係者は謹んでいただきたい。「六ヶ所村ラブソディ」という映画は鑑賞されたのでしょうか?映画の中で小数になりながら核施設に反対している農家のご夫人は「核に関しては声をはりあげて反対しないと駄目だ。傍観者は賛成していると同じだ。」と言われていました。ですので懸命に声を張り上げていたのです。

 組織で「仕事」(悪い意味でも)する人たちを擁護し、1市民の私の言葉が少し極端だと行って茶化することが、市民の側にたつのでしょうか?
 わたしはある政党は「市民の味方」をするものだと思っておりました。ある政党のメディア関係者の個人ブログを見る限りどうやらそうでもないのではないかと最近は疑念を持つようになりました。

 組織の中で良心的な個人が当然の行為をしただけなのに、物凄い圧力を感じながらお仕事をされてこられた人が愛媛県警の仙波敏郎さんです。20日に「仙波敏郎さん講演会」を午後2時より高知市桟橋通り自由民権記念館にて開催いたします。

 悪に染まった組織の中で良心的な個人が存在することはいかに大変か。仙波さんの話を聞きに行きたいと思っています。

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嶺北(れいほく)の秋とひばり食堂

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 今日は午後からは「高知県物産公社構想」の中心人物である前田正雄さんと一緒に嶺北地方(大豊町、本山町、土佐町)方面を巡回しました。お昼は国道32号線大豊町役場正面にあるひばり食堂でカツどんを食べました。
 このひばり食堂、日本の代表的な歌手、美空ひばりさんに由来のある屋号らしい。

 ひばり食堂の紹介の個人のサイト参考
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 食堂は精肉店が経営しているので、ラーメン各種もありますが、ここではカツどんとカツカレーがお勧めであると前田さんか言います。しかしその量が半端ではない。しかも上手い。勤労者階級が支持しているお店ですね。B級グルメというのでしょうか。


 それから前田さんのいきつけの道の駅や、直売所を廻りました。同じ地域でも「価格差」があるのには驚き。どうして値段が違うのか。商売の極意は「価格差」を利用することであると思いますね。
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 ある製材所。ハギレの板が1枚100円。とてつもなく大きな板が2000円。これも考えさせられますね。使う人がおれば活用できる板かもしれませんね。知恵を働かせないといけないですね。

 田んぼのなかで収穫した稲を干していました。「この米は自家用だろう。市場へ出す米はコンバインで収穫して、すぐに脱穀して乾燥してあるから。」とのこと。初めて聞きました。

 高知市からわずが車で1時間。典型的な山村風景があることも驚きですね。
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国松勝さんのこと

 高知県知事選挙に立候補された国松勝さん(無所属。会社社長。共産党推薦)。過去一度だけお会いしたことがありました。といっても随分昔の話で13年前の1994年の高知市長選挙の頃でした。当時国松さんは高教組の組合長をされていたのではないかと思います。

 物静で温厚な人。労働組合運動の闘士であるという印象はありませんでした。確か市役所近くのどこかの建物の一室で鍋島康雄陣営の選挙対策会議の席上でした。

 共産党もこの1994年の高知市長選挙をきっかけに橋本知事の支援にまわるようになりました。95年の県知事選挙は確か独自候補で佐竹峰雄さんが出ていましたがその後の知事選挙におきましては、1999年、2003年、2004年の選挙などは橋本知事を独自に勝手連的に支援していました。

 今年橋本大二郎高知県知事が退陣することが確定。共産党はひさしぶりに独自の候補者を出され、その人が国松勝さんでした。おそらく近くあると思われる衆議院選挙の対応も睨んでの独自候補でしょう。どこまで健闘されるのか注目ですね。

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(ご逝去された故山原健二郎さん(元衆議院議員)直筆のお便り。筆まめな人でした。)

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20日に裏金問題を告発した愛媛県警巡査部長仙波敏郎さん講演会

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 愛媛県警の裏金問題を告発した現職警察官仙波敏郎さんの講演会が、10月20日高知市自由民権記念館大ホールで開催されます。関心のある市民各位は是非参加し、仙波さんの話しに耳を傾けましょう。

 
(日時)2007年10月20日(土曜)午後2時から4時まで

(場所)自由民権記念館大ホール

(会費)資料代300円

(主催) サロン金曜日 市民オンブズマン高知

 高知県庁では「やみ融資事件」があり、高知県警では「捜査費不正請求問題」がありました。仙波さんは愛媛県警現職の警察官として裏金問題を告発された勇気ある人です。

 9月11日に仙波さんは県を相手に慰謝料100万円を求めた国家賠償請求訴訟の判決が、松山地裁で言い渡され、原告がほぼ全面的に勝訴されました。

 勇気ある警察官の証言を県民は聞くべきであると思います。組織のあり方を再考するテーマではないかと思います。
 県警本部長の指示で配転され、無視され、閑職に追いやられた仙波さん。あらゆる圧力に負けずに真実を貫かれました。

 講演会では仙波さんに「あきらめない勇気」をいただけるのではないでしょうか。

 仙波敏郎さんに関する関連情報です。

 愛媛県警捜査費不正疑惑

 仙波さんを支える会通信

 仙波さんを支える会ニュース

「senba-kouennkai.pdf」をダウンロード

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2007.10.17

関谷徳さんについて

 私は関谷徳さんについては実際にお会いしたことがありません。今回の知事選には2番目に出馬されました。てっきり高知市長選挙へ出るのかと思っていましたので、知事へのエントリーは驚きでした。

 橋本大二郎高知県知事の麻布中学高校時代の友人である高橋次郎さんが支援されているようです。毎日新聞に勤務されておられ、休職されて高知県知事選挙に出馬されました。ある情報では郡部を中心に100回程度のミニ集会を開催され、既に県下を5巡したとのことでした。

 実は関谷徳さんは2003年の高知市長選挙にも出馬されていました。

 2003年の高知県知事選挙は橋本大二郎高知県知事と松尾徹人高知市長との対決で緊迫した選挙でありました。県議会で100条委員会が成立、橋本知事の最初の選挙の折の選挙資金疑惑が追及されていました。また当時橋本大二郎氏の次男も破廉恥事件の首謀者で逮捕されるなど、橋本知事には猛烈な逆風が吹いていました。

 一方松尾徹人さんも前年の2002年高知市長選挙で中根佐知さん(現県議会議員)と近森正久さん(今回知事選挙に立候補)を破り、3選を果たしたばかり。任期を3年残して県知事選挙に出馬されました。

 松尾さんの辞職の結果高知市長選挙も知事選挙と同時に行われることになり、「ダブル選挙」に高知市民はなりました。高知市長選挙には松尾徹人さん後継でということで岡崎誠也さんが手厚い支援で出馬されました。高知青年会議所の先輩であった岡内啓明さんも出馬され経済界の幅広い支持を得ていました。

 市長選挙の告示の10日前に関谷徳さんは立候補しました。知名度ゼロでしたが、23000票を獲得しました。「知事は橋本、市長は関谷」というただ1つのマニフェストで2万3千を超える票を獲得しました。関谷さんの出馬は結果的に橋本さんへの追い風になり、松尾さんとの票差の4万票は、関谷さんが高知市で獲得した票に大きく依存していました。橋本さんにとっては関谷さんは「大恩人」でもあるのです。

 仮にあの時点で関谷徳さんの出馬がなければ、2003年の高知県知事選挙の結果が違っていた可能性はありますね。現実に関谷さんは前年の高知市長選挙で、中根さん、近森さんのそれぞれ獲得した票よりも多く獲得していますので、「泡沫」候補ではありませんでした。

 岡内さんを支援する人たちは、関谷さんに「食われた」と言っていました。じつは食われたのは松尾さんでした。もし関谷さんの存在がなかったら橋本さんは危なかったのですから。

 今回の県知事選挙。関谷さんは橋本さんを2003年の「窮地」から救った人でもありますね。当然橋本さんは「恩義」があると思います。その橋本さんが「意中の人」と指名した十河清さんが不出馬が確定的。そうしますと20数万と言われる橋本支持者は誰に投票するのでしょうか。その支持者を中心に関谷さんは5巡したといいます。案外「台風の目」になるやもしれませんね。

 今朝の高知新聞に高知出身のキャリア官僚であった尾崎正直氏(40歳)が、県知事選挙への出馬を表明されました。自民党と民主党の一部が支援しているようです。出馬を表明していない松尾徹人さんも含め、ようやく慌しくなったようです。
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(分厚い橋本大二郎氏支持者は今回の知事選挙でどう動くのでしょうか?)

(参考資料)

 2003年高知県知事の結果


橋本大二郎(56)無所属・現③   233,801

松尾 徹人(56)無所属・新    192,932

 橋本ー松尾=40869 


 2003年高知市長選挙の結果


岡崎 誠也(50)無所属・新   77,638

岡内 啓明(55)無所属・新   42,508  
 
関谷  徳(42)無所属・新   23,381

 2002年高知市長選挙

松尾 徹人  無所属・現  67,980票

中根 佐知  無所属・新  17,285票

近森 正久  無所属・新  15,978票

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赤福問題は何が問題なのか?

 「賞味期限を偽装した」」ということで老舗の和菓子屋である赤福が批判されています。当日製造した和菓子を包装し、出荷できなかった製品は冷凍してあり、後でその冷凍した和菓子を取り出し、再包装して、その日の製造で出荷した刻印を押して販売したことがいけないことらしい。

 どうもそのあたりがよくわかりませんね。パンなども冷凍レシピで、あらかじめパン製造工場でつくられた菓子パンが店舗へ配送されます。店舗のオーブンで焼いて出したパンは「焼きたてパン」として店頭にだされますし。

 12月24日に何万個も販売されるクリスマスケーキ。これなどもケーキの生地は夏ごろから製造後冷凍し、クリスマス直前に解凍して、上に生クリームで装飾して出されている筈です。これも製造日が生クリームを使用した日になっている筈だと思います。

 ファミリーレストランも殆どが冷凍レシピですし、近所のピザ宅配店もみていますと、冷凍したピザを注文を受けてオーブンで焼いて箱へつめて、宅配しています。それらのことはOKで赤福はいけないという。

 要するに原料段階で冷凍するのはかまわないのでしょうか?JASS法違反だとか。お菓子の管轄が保健所ではなく農林水産省というのもなんか不思議です。

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納豆なんかの賞味期限もやたら短いし。賞味期限を1月程度過ぎても多分大丈夫な食品であると思いますね。消費者がやたら賞味期限に神経質すぎるのも、結果的に廃棄物を増やし、浪費につながるので問題なのではないかとも思います。

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2007.10.16

悩ましい松尾徹人さんのこと(その2)

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 自治省のキャリア官僚の時代から、高知をお気に入りの松尾徹人さん。その気持ちは本物であると思いますね。1994年の高知市長選挙の折も観察していましたが、本気でした。市長になられてからも自宅を購入。高知に永住することになりましたし。龍馬市長を自認しておりました。

 NHK時代からのお知り合いである川田雅敏さんが「お互い1月が誕生日なので松尾徹人君と友人を1人連れて懇親会をやることになっている。僕の友人ということで出てきてほしい。」との連絡がありました。ご指定の飲食店へ行きますと、松尾徹人さんと県庁OBの川見義貞さんがおられました。

 確か2004年の1月のことでしたでしょうか。川田雅敏さんもその前の年、3期目を目指した県議選で土佐郡選挙区で惜敗。松尾徹人さんも高知市長を3期目途中1年で辞め、必勝の決意で出馬した高知県知事選挙で橋本大二郎さんに敗れたのでした。

 川田さんが「選挙に負けて悔しくないのか。俺はとても悔しい。」と松尾さんに言います。最初は「悔しくない」と言い張っていた松尾さん。しかし執拗に川田さんが「悔しいだろう」と言い続けますと、遂に「悔しい。」と言われました。やはり選挙に負けることは悔しいことです。運動員でも悔しいのですから、まして候補者なら尚更でしょう。
(私も1994年の高知市長選挙で1年間支援してきた鍋島康雄さんが松尾徹人さんに負けたときは、1運動員でしたがしばらく放心状態でしたし。その後3年間は一切の市民運動を封印し、謹慎したぐらいですから。)

 その場で松尾徹人さんに当時番組を制作していた「けんちゃんのどこでもコミュニティ」への出演要請をしました。快諾を得ましたので、出演していただきました。収録の時も川見義貞さんが一緒について来られました。川見さんは当時県庁OB会の会長さんで、いくつも退職県庁職員の会があるようで、その人達が選挙のときは松尾さん支援で一丸となって動かれていたようでした。

 番組収録のタイトルや内容も松尾さんのほうから「政治の話しはしないようにしましょう。」と言うことになり、竜馬の話や地方自治の話しを中心にしていただきました。 2004年3月番組表

 1994年の選挙のおりは、わたしは松尾さんの対立候補を支援し、1年間運動をしていました。チームが異なっていました。番組には橋本大二郎さんには既に出演いただいたことがありましたので、立場の異なる松尾さんには興味がありました。偏見抜きで話を聞きました。実に謙虚な人で、高知大好き人間であることがわかりました。

 ただ松尾さんはいつも誰かが一緒(2回とも川見義貞さんが一緒)でしたし、誰かを経由しないと会えないひとであると思いました。人の話をきちんと聞く人で、傾聴力のある人であると思います。反面強引な人、自己主張の強い人も受け入れてしまうある意味で「人好し」の面があるのではないかとも思いました。
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(はりまや橋ブログサロンで体験される松尾徹人さん。真ん中が川見義貞さん。)

 そのあたりは橋本大二郎さんのキャラクターとは対照的。橋本さんとは対談していましても途中で話を遮り、しばしば論争になります。自己主張の強い人。意外に頑固な橋本さん。喧嘩好きで論争好きですね。ですので「圧力」に屈しない強さがあると思います。

 一方松尾徹人さんはソフト。聞き役に徹する時もあります。言い分を聞きすぎるところもあるのではないでしょうか。ですので声の大きな市民が、県庁から高知市役所に移動したのではないかとも言われました。
 いろんな市民の意見を傾聴し、いろんな人の要求でこしらえられたのは高知市総合プラザかるぽーとでした。結果的に大変使い勝手の悪い文化施設になりました。
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(文化施設として使い勝手の悪いかるぽーと。また莫大な維持管理費もかかっています。)

 ある情報では噂の中央省庁の若手官僚が辞表を出したとのこと。いよいよその人物の出馬が現実味を帯びてきました。噂では自民党はその若手官僚擁立で動いているとか。民主党の1部も支援とか。
 一方松尾徹人さん擁立の市民有志の動きも伝えられ、ここでも民主党県連代表が支援の動きをしているとか。伝聞だけでは混乱しているようですね。

 そういう状況になっても松尾さんが出馬するのかどうなのか。長考していると思われます。

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年金加入の加入に社会保険事務所員が来訪

 なにかと話題の社会保険庁。うちの子供が最近20歳になったので、国民年金に加入しなければならない。それで社会保険事務所の人が、パンフを持参し訪問してきました。上の子供の時は確か郵送してきただけでしたが・・。

 なかなか社会保険事務所も必死なわけだ。当然といえば当然。しかし学生であレ社会人であれ20歳になれば毎月1万4千百円を支払わなければならない。収入の少ない若者には大きな負担。加入しない人が増加するのは当たり前。
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 正規の労働者を少なくし、格差社会を構造改革と称して推し進めた政府のやり方では年金が崩壊するのは当然でしょう。
日本で年収200万円以下の勤労者が1000万人を超えました。20歳で毎月1万4千円ということは、年間16万8千円の負担。バイトなどで100万円も収入がない若者に年金を支払えと誰が言えるのでしょうか?

 勤労者に「自己責任」「自己負担」を押し付け、大企業や株主を優遇し、見せ掛けの好景気を演出してきました。
 社会に対して「声を張り上げ」どんどん主張しませんと無視され、より自分の地位は危うくなります。どんどん声を張り上げましょう。

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2007.10.15

悩ましい松尾徹人さんのこと(その1)

 今はある老舗ホテルの社長である松尾徹人さん。県知事選挙のことで長考し、悩まれておられると思います。2度挑戦し、橋本大二郎さんに敗れました。そして「政治を引退する」と言われました。もう政治活動はしないでしょうと誰もが思いました。

 でもそうではないと私は思います。松尾徹人さんは山口の出身ですが、自治省(現総務省)時代に赴任した高知県のことが好きで、家族を高知に置いておられました。高知市長時代も「龍馬市長」を自負するだけあり、龍馬の扮装でイベントに参加しておられましたから本気で高知が好きなんだと思います。

 「竜馬脱藩ゆかりの道」追跡ウォーク

 1991年の高知知事選挙の折も、松尾さんは当時の高知県知事中内力さんに直談判しました。「川崎候補ではNHKのレポーター候補に負けます。行政のしろうとが県政を担えば高知はめちゃくちゃになります。私を候補に差し替えてください。」と強く要請していました。

 当時連合高知の故川田拓助氏が中心になり松尾氏擁立の動きもありました。中内知事は大蔵省にも遠慮があったのでしょう。結局川崎昭典氏が自民党公認候補になり橋本大二郎氏との選挙になりましたが、30万対10万で松尾さんの予想どうり惨敗しました。

 時が過ぎて1994年の高知市長選挙。4選の横山龍雄市長が勇退。後継候補として高知新聞論説委員の鍋島康雄さんが出馬しました。知事の橋本大二郎さんは鍋島さんを支援しました。
 このときも松尾さんも逡巡していました。自民党や連合高知、自治労らが早くから松尾さん支持に固まっていました。その支援者の皆に背中を押され高知市長選挙に出馬されたのです。

 圧倒的な県民の人気のある橋本大二郎さんが相手方候補を支援している。勝てるのだろうか。官僚らしく後先を考えたと思います。「保守市政の奪還を」という保守勢力の悲願もあり、自民党と連合、自治労の統一グループが松尾さんを強力に支えました。労組は「反共」という点。自治労とは橋本知事と県庁で対立していたこともありました。

 一方対立候補の鍋島康雄さんには、橋本知事の草の根支援グループが支持を表明。高知市労連(市職労・水道労組)も支援表明。社会党と共産党が支援しました。
 結局この選挙は公明党が松尾さんを支持したため、松尾さんが高知市長になりました。

 この流れが後の「松尾VS橋本」の陣形の基礎になっています。つまり自民党の保守グループも分裂。旧社会党・労組も分裂。公明党は松尾支持。共産党は橋本支持という陣形が1994年の高知市長選挙から出来上がりました。

 つまり1991年も、1994年も松尾徹人さんは橋本大二郎さんと戦ってきたのです。2003年と2004年も。結果は1勝3敗だったのですね。

 ですのでライフワークとして高知県知事になりたい!。というのは悲願であると思います。
高知出身の若手官僚の出馬の噂もあります。事態は迷走気味。どうなるのかわかりません。

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的外れなある政党のメディア関係者の「ぷらっと」への認識

 ある政党関係者はやはり事実を検証する姿勢がない人らしい

 ある政党のメディア関係者がご自身のブログに「ぷらっとこうち」についての個人的見解を書かれていた。個人的見解なので何を言うのも自由でありますが、今回だけは見過ごせない言動がいくつかあるのできちんと指摘をしておきます。「  」の部分はある政党メディア関係者の個人ブログの文章の引用です。

 「ダラダラと続けて、職員が非生産的な対応になぐれ、ダメージを受け続けるほうが、ずっと県費とマンパワーの無駄である。やってみてダメだと判断すればやめればよい。重箱の隅をつつくような過度な追及は、県民の利益にならない。」

「排除されたとクレームをつけているのはお2人のようだし、「問題点を指摘され、監査や訴訟になった」とあたかも批判が外部に広がっているかのような書き方だが、半ば職業的に日常的にそのような活動をしている投稿者らがご自分でやっているだけのことであり、監査は棄却されているのである。」

「多くの県民は何がなにやら分からないと思うけど、実態を知れば「あほらしい、早うやめ!」と思うのではないだろうか。 」

 県民の税金で運営されていた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」。ある政党のメディア関係者はその「実態」を全く知らないようです。知らない人がとやかく私のことを揶揄し、誹謗しないでほしい。個人ブログとはいえある政党メディアのプロなのですからね。プロならプロらしく物事を調査してから発言していただきたい。ブログイは「メディア」なのですから。

 事態を全く理解されていないようなので、ぷらっとこうちの問題点を指摘します。

1)まず「運営委員会」なるもの。正式に県から委嘱を受けた形跡もない。(委嘱状は存在しない)約半数は設立当初のメンバーであり、後の半数のメンバーを設立当初のメンバーが人選し決める方式であった。

2)ぷらっとこうちは県政情報課の管轄であったが、直属の上司である総務部副部長も実態を把握していないようでした。旧行政経営改革室の県職員と、設立当初の民間運営委員とで運営されていました。わたしを処分した「ルール」なるものも、曖昧でどうでも解釈できるものであり、「総会」のような形式で承認さえもされていません。

3)今でもしょうこりもなく県政情報課長は「個人を特定する行為を執拗にやっていた」などとあたかも自分が被害者のようにマスメディアに発言している。当時は運営委員でありながら匿名で(実名で発言する私を)ぷらっとこうち上で誹謗中傷し、その不適切な発言削除を求めても、削除せず、わたしの以下の発言をさしたる根拠もなく彼らは削除したのです。

 
(参考)高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います!


 文中の「品のない匿名での書き込みは高知の恥」という文章と「掲示板症候群」と言う文章のどこが悪くて削除に値するのか今読み返してもしてもわかりませんね。

4)市民の活動を制約し、一方的な情報を「ぷらっとこうち」に掲載し、そのやりとりも県庁内のパソコンと、イントラネットで業務時間中にしていたことは明白。情報開示請求したところ、その部分だけが黒塗りで開示されたことからも明白です。

 話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に

5)2006年8月12日に「ぷらっとこうち」の問題で橋本知事と個別に面談し、話しました。その後知事は長文の見解書を出されましたが、私とは見解におおきな違いがありました。

 橋本知事の「ぷらっと」投稿文書に反論します

 ある政党のメディア関係者は「半ば職業的に日常的にそのような活動をしている投稿者らがご自分でやっている」との記述をしています。何の根拠でそう言われるのか。わたしは小さな会社に勤務する会社員にすぎません。高知県庁の県民室は平日の勤務時間帯でしか開設されていません。

 そこで情報開示請求を行い、私自身の個人情報開示請求も行いました。自分のことを県職員が誹謗している内容の文書を情報公開で1件1件申請し、開示された申請書1枚に対して10円のコストも支払っています。
 その事実も確めずにある政党のメディア関係者は「実態を知れば「あほらしい、早うやめ!」と思うのではないだろうか。 」などと無責任なことを個人ブログに書き散らしているのです。

(私は 昼休みとか、県庁付近の事業所へ用事のある合間に、情報開示請求をしてきたのです。情報開示されたら確認し取りにいくのも平日の時間帯にいかないと情報は入手できないのです。そういう仕事のやりくりをしている市民を愚弄する発言をある政党のメディア関係者はすべきではないでしょう。本当に「国民の味方」なのかどうか疑わしいですね。発言履歴をたどりますと。)

 ある政党のメディア関係者に忠告する。市民を馬鹿にするな。自分で事実を確めない言動をたとえ個人ブログでも書くことは控えるべきでしょう。あなたが仕事で書く政党メディアの情報全体の信憑性を疑わざるを得ない。関連資料もすべて目を通してから発言すべきでしょう。

(関連資料)県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて

 ある政党関係者にはよく事実関係を調査してから個人のブログ(メディア)に掲載するように忠告する。「調査なくして発言権はない」と思うからです。

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ゴーヤさんありがとう

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 夏の猛暑の間日陰を提供していただき、またゴーヤの実を食べさせていただきました。ゴーヤさんありがとう。おかげで都市の中で緑を楽しませていただきました。10月一杯で片付けさせていただく予定です。

 葉っぱも実のほうも最近は虫に食われています。ゴーヤは苦いので虫なんかも食わないと思っていましたがそうではないのには驚き。
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 有機無農薬の野菜でいつもお世話になっている井上正雄さんが、「うちでもゴーヤは虫には食われない。都会で虫がいるのも驚き。多分食べるものがないので、ゴーヤも食べたんだろう。」とのご意見。

ゴーヤの葉と実を食べていたのは蛾の幼虫。それとゴマぐらいの大きさの小さな虫。見事にやられています。の僅か1平米のプランターのゴーヤの虫を取るだけでも結構な労力でした。昼休みがつぶれましたし。井上正雄さんのように畑がすべて無農薬・有機栽培ですと虫取りの労力は「想像を絶します。
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 10月一杯までゴーヤさんには頑張っていただいています。11月になれば撤去しようと思っています。ゴーヤのおかげで、通りがかりの人たちや、近所の人たちとの会話が弾んでよかったです。来年は5月から植え付けてみようと思いました。
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2007.10.14

県知事選挙は候補者が出てきましたが、高知市長選挙は?

 11月25日投票の高知県知事選挙。昨日の夕方のニュースは、会社社長で学校法人理事長の近森正久氏が県知事選挙に立候補しました。
 これで関谷徳氏(無所属)と、国松勝氏(無所属・共産党推薦)の3人が現時点で高知県知事選挙にエントリーしたことになります。

 あとの有力候補としては、松尾徹人氏(元高知市長。ホテル社長)でしょう。2度の県知事選挙に敗れ、「政界引退」を公式に表明されていますが。地元紙の記事によれば、13日に「出馬を促す」市民有志が4800人余りの署名を2日間で高知市だけで集め要請されたようです。ご本人も「熟考する」と言われています。
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(松尾徹人氏はどうされるのでしょうか?)

 名前は出ていませんが、高知出身の若手官僚(1説に44歳。ある説では40歳。同一人物なのか別なのかも不明)への出馬要請を自民党筋がされているようです。賛同する他党の有志もいるようで、陣形からすれば噂の若手官僚が出馬すれば、県知事選挙の陣形は固まりますね。

 こうなると焦点は松尾徹人さんでしょう。2度の敗れた選挙はいずれも橋本大二郎氏との一騎打ちのもの。あの当時自民・公明・連合・自治労推薦の候補者が敗れることは通常ありえないもの。相手がある意味選挙に強いスーパースターである橋本大二郎氏であったから負けただけとも言えると思います。

 私の個人的見解ですが松尾氏は「気を取り直して」出馬するのではないかと思います。しかしそれは噂の若手官僚の動向によると思います。そちらが自民党などの推薦候補になれば、松尾氏は無所属で出馬が強いられるからでしょう。その状況になっても出馬されるかどうかでしょう。おそらく週明けにでも動きがあると思われます。

 それなりに高知県知事選挙も盛り上がっているようですが、低迷しているのは高知市長選挙ですね。岡崎誠也氏に対抗する人物は出ないのでしょうか?

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高知市長はしっかりしてほしい  10月19日(金)

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(高知市役所本庁舎)

西村 しばらくけんちゃんのどこでもブログはゲスト出演が続きました。6月は東洋町長の沢山保太郎さん。7月は高知暮らしの楽校の松田高政さん。8月はテーマパーク四国を提唱されている好浦こう一さん。9月は地方公共交通と自転車を都市づくりに最大活用を提唱されている野本靖さんでした。

 今月は久しぶりに、高知シティFMの戸田健史さんとの対談です。今月のテーマは今回のテーマは「高知市長はしっかりしてほしい」です。

 現在高知市議会は共産党をのぞくと「オール与党」体制になっています。執行部と市議会の緊張関係がありません。そのため一部「声の大きな市民」の跋扈を許した弊害もあるようです。

戸田 結局今でもそのような話を聞きますね。「声の大きな市民」の話が通るようですね。その話は伝わってきますね。そこのところはなんとかしないといけないですね。
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(昭和南海地震)

西村 何より最優先すべきは「南海地震対策」です。土佐橋歩道橋などなんの効果も上がらないと思われる公共工事はやめるべきです。
 耐震地盤や低地には「津波避難マンション」を民間活力で建てるべきでしょう。やりかたはあるはずです。高知市の下知地区や潮江地区などです。
 液状化し家が潰れるだけではなく、津波まで襲ってくる地区ですし。耐震マンションはあらかじめ土地をまとめて地域を守る方法ですね。空中権と土地の権利を等価交換するとか。
 大地震で壊れてしまってからの災害復旧工事は、無意味です。
 被害を受ける前の建て替えがなにより必要です。

戸田 わたしの住んでいる瀬戸、長浜地区もそうです。この地区は住宅も築30年以上のものも多くありますし。地震が来たところはどうなのか。実際には耐震基準を満たしていないようですし。
 では建て替えるとか、耐震補強をする。となると多少公共の補助金があるかもしれませんがおいそれとはできません。そこまでのお金はありません。
 耐震診断はありますが、診断を受けましても耐震建築するお金がない人も多い。そこらをなんとか手立てをしないと話が前へは進みませんね。
 貧乏な市民は見殺しかというのがこんところ思います。
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(昭和南海地震。下知付近)

西村 耐震補強や診断の問題は、高知シティFMで「防災番組」をしている西やんも常に指摘していますね。
 実際の話しですが60万円の補助金を受けるためには、300万円程度の工事をしないといけないようです。そうなると所得の余裕のある人しか耐震補強ができないということになります。
 築50年とか古い木造民家がたくさんある下知地区などは、高齢者の人たちも多く、なかなか踏み切ることができません。そこをなんとかしませんと。

 補助額を増加するとか、「地震ファンド」をこしらえるとか具体的な手を打つしかないと思います。

戸田 瀬戸、長浜地区にしても今宅地のところは湿地帯であったとも聞きます。地盤が弱いところです。道路をトラックが通過すれば揺れるようなところにあります。こうなると南海地震では倒壊するのではないかとも思います。
 どうすれば良いのか。正直打つ手はありませんね。
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西村 観光都市を目指すのであれば、中心部に「よさこい踊り館」でもこしらえ年中踊りが見れる指導できるプロチームをこしらえるべきでしょう。スーパーよさこいの東京原宿にも高知市物産館ぐらいは出すべきでしょう。それには高知市のあるべき歴史的資源は大事にする姿勢は必要ですね。それには新堀川をつぶして道路にする県の計画には高知市は反対すべきでしょう。

戸田 例えばよさこいを「プロ化」して年中見られるようにする。いろんなひとがやろうとしていましたね。やれば潰れ、その繰り返しでした。
 よさこいは全国ブランドですね。全国でも通用しますし。それをなんとかしてもらいたいですね。観光資源になるでしょう。

西村 プロ化の話しですが、サッカーJリーグでは徳島や愛媛が先行しましたね。あれもお金を集め、市民も動き、行政も支援しました。
 高知であればよさこいのプロ化でしょう。これをプロ化して指導者を全国に派遣する。全国大会にはみんな来てもらう。そういう発想で観光の底上げをするのも1つの方法ではないかとも思いますね。高知市も1枚かむべきでしょうね。
 最初は民間ベースでするには荷が重いので。公共の力も必要です。

西村 岡崎誠也高知市長は続投の意思があるようです。どうやら有力な対抗馬は見当たらないようですので、再選の可能性はあるでしょう。
 高知市は明確な都市計画や都市ビジョンがありません。ただ惰性で街路整備をしているだけです。中心商店街はさびれ、イオンの「1人勝ち」をより促進する為に公共工事で街路整備をしている有様としか思えません。
 たとえば追手前小学校をつぶして商業施設や高知大学をもってくるにという発想は、まちこわしになります。
 考えてみてください。小学生が1人で学校へ来るのではありません。半径500メートル以内に家族がいるはずです。家族がおれば商店街の顧客になり商店街を利用するはずですね。それだけ子供がいなくなり「過疎化」してしまえば、そこには人がいないのですから商業がなりたつわけはありません。そんなところへ商業施設をもってきたところで、商売が繁盛するはずがありません。そんな当たり前の事がどうして高知市長がわからないのか不思議です。
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(廃校予定の追手前小学校)
西村 市内中心部に耐震住宅でもこしらえて人を増やす政策がないとおかしいです。それを市長としてすべきでしょう。賑わいは狭い地域に人が住んでいるところから生まれますね。
 人口が集積されることから賑わいがでますね。でも今の高知市の都市政策は結果的に郊外に分散して住む政策を推進しています。よけい公共投資が必要となり、市の財政も破綻するでしょう。世界の都市のいろんな例で明白ですので、コンパクトな都市づくりをする必要性が高知市長にはあります。
 中心市街地の再開発も単なる商業施設ではなく、追手前小学校の児童を増やす=住民を増やす都市政策が必要です。校区として考えるべきでしょう。

戸田 だから郊外が発展しているかといえばそうでもないですね。特定の大型商業施設の「1人勝ち」状態ですし。そこをちゃんと見ないといけないですね。
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(高知の商業はイオンの1人勝ち)
西村 ロードサイト店舗は特色がありません。やはり街の顔である中心市街地の商店街がしっかりしていただきませんといけないと思いますね。再開発も必要ですが、受託や人口増加も考えた都市政策が必要です。そこを高知市長もしっかりしてほしいところです。

戸田 たとえば都会の人が「移り住みたい町」に高知市がなるとか。そこも考えていただきたいですね。

西村 それは歩いて買い物が出来、仕事へ行き、学校も病院も娯楽施設もあり、自然も豊かである。

戸田 おのずとそういう都市になるべきですね。

戸田 商店街でもその地域に住んでいる人が少ない。地域の小学校である追手前小学校の児童が少なくなる。あそこへ大学をこしらえたところで、見た目は人は増えますが、そのときだけでしょう。なんかうまいやりかたがほかにあるように思いますが・・。
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(中心街でも閉店は増加の一途)

西村 来年3月には春野町とも高知市は合併します。ますます高知県のなかでの存在が大きくなります。具体的でわかりやすい都市づくりのテーマが高知市政の課題でしょう。

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2007.10.13

県民による県民のためのフォーラム

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高知市青年センター4回ホールにて開催されました。パネリストは多彩でした。東洋町長沢山保太郎さん、新堀川界隈ネットワーク西岡謙一さん、土佐市で環境保護に取り組まれている田村満香さん、高知女子大学生戸田淳子さん、はりまや橋商店街事務局長の山本良喜さんでした。
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 今日はイベントが重なっている関係か参加者は30人とやや少なめでしたが、3時間半のトークは中身はなかなか濃いものでした。

 沢山氏「国や県が進めている市町村合併は住民にとってはなんらメリットはない。欧米では小さな自治体をつぶさないし、無理やり国が合併させることはない。それは市民が地域に誇りを持っているからだ。」

「国家の姿は辺境に現れる。高レベル廃棄物最終処分場を東洋町へ持って来ようとした姿勢でわかる。得体の知れないNPOも成立して県下のどこかへ核廃棄物施設を誘致しようとする動きがあるようだ、」

「県が県下の市町村に1億円でも交付したもらったらずっと住民本位の行政ができる。東洋町に海の駅は近くできる。」

西岡氏「10年前から新堀川で釣をしていました。当時は変人扱い。3年ほど前から高知新聞が取り上げ、関心を持つ人が増えた。道路をつくるなとは言ってはいない。自然と共存できる道路であることをいつも提案しているだけだ。」

「県は道路が神様のように思い込んでいる。車の通行量も減少しているし、4車線の道路は不必要。」

田村氏「梼原などは開発が進んで、本来その地にない植物を生やしたりしている。土佐市の情報公開条例を平成10年に成立させました。」

「やはり地産地消が基本。土佐市新居海岸はちりめんじゃこの産地。しかし市内の県外資本のスーパーは外国産のちりめん雑魚が置いてある。魚も野菜も県外や外国物。そこで買い物をしていたら地域が元気にならない。」

戸田氏「高知女子大の入学案内にも、入学してからも池に移転する話は聞いていません。移転問題の情報公開がされておらず不信感を持ちました。」

「もし移転するとなれば現在の下宿から通学は無理。車の免許もいるでしょうし。学内の誰に聞いても池キャンパス移転に賛成する学友は1人もいませんでした。」

山本氏「商店街も各商店も努力はしているが、すぐ結果を求めたがる。倍の努力では駄目。3倍の努力をしないと。郊外へ商圏が移転し、中心街は衰退している。安心、安全を商店街はつくらないと。トイレも必要。自転車の通行も制約しないと歩けないし。」

「すぐに大型商業施設を期待しすぎる。もっとできることがあるはず。また商店街の問題は店主も顧客も高齢化していること。後継者問題もある。テナントにして貸すとか。県外資本ばかりの商店街になれば味気なくなる。自助努力が必要。
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 また会場からは永国寺自主防災会の藤島利久氏から中心市街地の活性化と防災拠点の整備について、追手前小学校と高知女子大を活用した施設づくりのありかたの提案がパワーポイントでありました。

 新堀川に関すること。高知女子大に関する事。高知の都市づくりのプランに関する件。など意見がありました。

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高知こだわり農産物フェアを見学

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高知市大橋通り商店街にあるひろめ市場ひろば前にて、高知こだわ理農産物フェアが開催されていました。
 長年有機無農薬栽培を実践されてこられた井上正雄さんや、減農薬、ISO農業など、「流派」はそれぞれ違うが、安全な農産物栽培に取り組まれている高知県下の農業者やJAなどが出店していました。

 会場位置付近で、今年ゆうき野学校の研修生になっておられる入野敏郎さんに再会。「作品」の農産物を店頭販売されていました。
 土といのちを守る会とJASS認定野菜栽培をされている井上正雄さんは、オクラやにら、玄米などを出されていました。お釜でたかれた玄米と無農薬米の試食もしました。
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 また別のコーナーではオクラの試食もしましたが美味しくいただきました。
 JAコスモスでは山本太郎君が責任者でトマトを売られていました。購入しました。

 杉本久典さんが「今年は井上さんたち有機農業者たちも参加いただいたので、昨年よりは賑やかでした。マスコミも来ていますし。」
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 なかなか好評のようでした。午後3時まで開催されています。ぜひ東京の銀座あたりでもやる必要性はありますね。バス2台の「弾丸ツアー」をやるべきでしょう。

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今日は大事なイベント盛りだくさん

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(有機無農薬農業の実務者南国市の井上正雄さん)

 秋はイベントの多い季節です。10月13日(土曜日)は大事な行事がありますね。午前10時から午後3時までの予定で、高知市大橋通りのひろめ市場広場で「こうち 農業 こだわり農産物フェア」が開催されます。

 減農薬栽培や有機無農薬栽培の野菜などが販売されます。いつもお世話になっている土といのちを守る会の井上正雄さんの野菜や米も販売されるようです。ぜひ参加し、販売に協力いたしましょう。

 午後からは県民による県民のためのフォーラム
11月25日の高知県知事選を前に、県民自身が県政を考え、語りあおうという県民フォーラム第2弾が来週末、開催されます。
「県民フォーラム」をダウンロード

「kenmin-f-m.jpg」をダウンロード

熱い想いで みんなで話そう 240分トーク
 
LLP行テラス(行政手続専門家集団)開設記念
県民の手で地域づくりを!
県民による県民のためのフォーラム

10月13日(土) 13:00?17:00
高知市青年センター4Fホール/高知市桟橋通2?1?50

パネルディスカッション

●民意を反映した都市計画・街づくりとは
●学生と県民不在のまま進む高知女子大移転
●道路が覆う街中の歴史と文化と自然遺産
●衰退する商店街で高知らしさや人情が滅ぶ
●消えた12億円 誰のための高知工科大
●橋本県政16年間の検証 高知県に残したもの
●ワースト1の失業率 若者は高知に残れない

他、参加の皆様からのご意見をお受けします。

Kenminfm

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2007.10.12

10月はりまや橋金曜市

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 1ヶ月ぶりの訪問になりました。なんかこのところ金曜日になると急に仕事がせわしくなり、郡部への配送作業や、お客様からの問い合わせがあったりして来ることができませんでした。ひさしぶりのはりまや橋金曜市です。

 それでなんとか今日は久しぶりに来ました。占い師の島本茂男さんにも会いました。谷ひろ子さんや、宇賀恵子さんにもあいました。桑名真紀さんにも久しぶりにお会いしました。

 すっかり市の様子は秋のモードですが日中はまだまだ暑い感じです。今日はフレッツスポットにもつながりましたが、なんか接続速度が遅いようでした。
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歴史は繰り返すもの

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(新堀川を暗渠にし、歴史資源とビオトープの新堀川をを破壊する県の道路工事の完成予想)

 歴史資源とビオトープ新堀川にふたをして県道はりまや橋ー一宮線を建設する工事が強引に進行しています。この工事の経緯や、県側の説明を聞いていますと1991年頃の夜須町におけるマリンタウン計画のやりとりを思い出しました。

 当時の手結港マリンタウン計画の主体は大手の浜に建設するマリーナでありました。ヨットをあの海域で乗っているからわかりますが、大手の浜は北西方向に正面向いており、冬場は正面から強風を受けるので着岸がとても、難しい。

 ディンギーヨット冬場は最悪でとても利用できないでしょうと。しかも県の計画では堤防内に台風時に静穏域を確保することは不可能であると見解を出しました。
 そしたら当時の県港湾課長は「コンピューターシュミレーションによれば港内は静穏で大丈夫である。」との見解書をだしました。

 直後に超大型台風が高知県に接近。夜須海岸に放置してある自分のヨットを引き上げに行った折海面を見ると、とても県の構想の堤防では高波を防げるものではない事は一目瞭然でした。

損害保険会社はなんとか海上火災とかいう名前が多いので、知り合いの保険屋さんに「こういう場合はどうか?」と聞きますと、「港内のポンツーンにつながっている船舶同士の衝突により損害があって場合は損害保険会社は支払いに応じない。」つまり免責事項になるようです。ということは高知県庁に連帯保証してもらわないと、大手の浜のマリーナに船を預ける人はいません。

 1991年に強引に着工したものの、県知事が変わり、結局3年後にマリーナ建設は凍結されました。

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(中内前知事時代に強引に着工され、堤防の1隅だけが海に出ています。香南市夜須町大手の浜)

 今新堀川を暗渠にする県側の説明を聞いていますと、自動車通行量の数量のおかしさ。貴重な生物資源に対する配慮のなさ。歴史的資源への無知。自動車への無原則な依存。などを感じます。説明全てが「まやかし」のうように思います。20年前の夜須での「まやかし」を臆面もなく業務で担当者は説明しています。

 本当に同じようにうそで固めた説明を県の土木担当者は言われていますね。一体誰の為の公共事業なのかをきちんと説明すべきでしょう。

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2007.10.11

貧乏県の悲哀

 橋本県知事も高知女子大の移転のための予算が県議会で否決され、さぞかし悔しい思いをしていることでしょう。でもどう考えても県執行部案はメチャククチャですし。都市計画上でもおかしいのですから否決は当然です。

当初は高知駅前の複合施設案もありましたし。それに看護士を多数養成するというのであれば、県立の看護学校を廃止するのはどう考えてもおかしい。どうしても移転をというのなら廃校になった土佐女子短大跡を買い取るなどしたほうが安上がりであると思うし・・。学校施設はありますし。

 私がなによりより悔しいのは「2000人収容ホール」と「夜間照明のある球場」がないのは高知県ぐらいではないのでしょうか。文化やスポーツからパワーをいただけないのは辛い。仕事の憂さ晴らしを健全に晴らす場所がないのは辛いとは思う。
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 かるぽーとは諸悪の根源、200億円かけて1000人ホール!呆れます。

 せめて橋本知事の在職中は両方とも可能であると勝手に思い込んでいたが、全く出来なかったので失望しましたね。せっかく高知が本社でDUKEがあるのに活用しきれないもどかしいのが高知。ダイエーの跡は2000人ホールと映画館でしょう。必要なものは。

 高知ファイティングドックスはどうやら消滅するようですが、夜間照明がない球場で野球など見れません。暑くて日陰もないし。夜間照明があれば、仕事帰りに野球観戦もいいものです。その動きも全然ないようですし。
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 高知が何が面白くないかと言えば、この2つがないことですね。いくら貧乏県でも最低この2つの施設は絶対に必要です。県知事も高知市長も2つの施設をこしらえることをマニフェストにしていただきたい。

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食料の確保は大丈夫なのか?

 世界の人口は爆発的に増えています。また中国やインドの産業発展は目覚しく、食料の消費が急拡大しています。自動車や工業発展で地球の温度が上昇し、異常気象が頻発、穀物生産は打撃を受けています。

 グローバル経済主義者が日本でも1時跋扈しました。「効率の悪い日本の農業への補助などやめて、外国から安い農産物を買うべきだ。」「日本の高い木材を切り出すよりも、外国の安い材木で家を建てるべきだ。」

 日本経済の伸張と円が強くなった背景から、「思い上がった」発言が多く見られました。しかし世の中栄枯盛衰なのです。カロリーベースで日本の食料自給率は40%台です。国内農業を振興し、国民が安全な農産物を手に入れなければ、国防もなにもないと思います。

 そのあたりの農林省や林野庁の政策は成功していると思いません。効率優先のグローバル経済は必ず行き詰ります。なぜなら地球の資源は無限ではなく、有限であるからです。

 戦前のような飢餓がまた来るかもしれない。それに備えることこそが国を守ることになるのです。

戦前に日本は飢餓は当たり前の現実でした。

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2007.10.10

昔は「けつバッテング」がありましたね。

 中学校の時だったでしょうか、野球部の知人が先輩達に気合いを入れられると言います。「けつバッテング」です。「なに?」と聞きますとお尻をバットで殴ることであるとか。

 当然普通にやれば大怪我をします。それでお仕置きをされる野球部員は、ズボンのお尻側の内側にジァージやバスタオルなどを詰め込んでいたとか。先輩たちもそれを確認してバットを振り、後輩たちに気合いを入れる為に「けつバッテング」をするわけです。練習試合でふがいない試合をしたり、練習態度がだらけていると先輩達が判断した折にその「行事」は行われていたようです。

 おそらくローカルな慣習であると思います。ただ怪我をさせない配慮が、お互いにありました。大怪我したり、まして死んだりすることはありえませんでした。他の運動クラブでも独特の「気合いを」いれる行事があると思います。形を変えて今でもあると思います。

 今回の時津風部屋での新人力士への暴行事件は論外。話を聞けば聞くほどリンチではありませんか。ありえない光景ですね。

 これでは大相撲に入会する日本の若者はいなくなるでしょう。朝青龍の問題をことさら大騒ぎしていましたが、それより遥かに深刻な問題ですね。このままでは大相撲は消滅することでしょうから。

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高知県知事選ーそして誰もいなくなった

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(高知県庁のあるじはどうなるのか?)

1 0月10日現在高知県知事選挙に正式に立候補を表明しているのは関谷徳氏のみ。16年の県政担当を今期限りで勇退する橋本大二郎高知県知事の後継候補者は関谷氏以外未だに登場いたしません。

 自民党・民主党・公明党・共産党・社民党などの県内有力政党も候補者の噂は出ても依然「音なし」。相手方の出方を見ている様子。今年は4月の統一地方選挙。7月の参議院選挙もあり、政党筋のプロの皆さんはお疲れモードであることは確か。

 それに加え参議院選挙で与野党逆転国会に参議院はなり、安倍前首相の突然の辞職、自民党総裁選挙、福田内閣の成立と国政方面のめまぐるしさがありますね。いつ衆議院の解散総選挙があってもおかしくない状況。

 高知県知事の任期は12月までですが、来年1月以降の早い時期に衆議院の解散総選挙があるとすれば、橋本大二郎高知県知事はどこかの選挙区で出馬するであろうと言われてもいますし。そうすると選挙に強い橋本大二郎氏だけに、どの小選挙区の候補者もうかうか出来ず県知事線どころではないこともそれはそうかもしれませんね。

 どうも政党筋の関心が目の前の県知事選挙ではなく、近くあると思われる衆議院議員選挙対応に追われているようですね。福田内閣の支持率が高く、テロ特措法でも延長に賛成の国民世論があるうちに、解散総選挙しよう。野党は選挙準備が整っていないし。
 そういう可能性は否定できませんね。

関連記事 

07高知県知事選挙

虚飾の知事(ヤスタロウの東洋町町日誌)

県民による県民のためのフォーラム

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2007.10.09

日本共産党再建ための私案

 郵便局はだれのために「民営化」したのか?田舎物にとってなんら良いことのない郵政民営化。どうして小泉氏の言動に国民の多数が狂ってしまったのでしょうか?それは生活というもの、どういう暮らしをしたいのかがはっきりしていないからでしょう。

 今から15年も前に講演で来ていただいた津端修一氏(当時三重大学客員教授)は、「21世紀は地方の中小企業が鍵。家族主体のスモール・ファミリービジネスが元気な地域は活力が出てくる。」と言われた。

 それは宮崎アニメの「紅の豚」の世界ですね。物語の中で、主人公の複葉飛行機を修理する場面がありました。街中の家族経営の機械工場が出てきました。女性ばかりの工場でもありましたが、見事に修理をした場面があったように思います。それが「スモール・ファミリー・ビジネス」だと思いました。

 またイタリヤ事情に詳しい知人はこう言っていました。「イタリアは年収200万円程度の勤労者も自宅以外に別荘があり、1ヶ月の休暇を取り優雅に生活している。」と。
 日本では200万円程度のの収入では満足な暮らしが出来ません。物価も高いし、個人負担が年々多くなっているからですね。

 「イタリアは15歳で人生のコースが分かれる。勉強がしたい生徒は大学へ行く。手に職を持ちたい生徒は職人になり修行をして、30歳くらいで親方になり経営者になる。」

 イタリアは芸術の国。ガラス工芸や、靴や革製品やブランド品やファッション。世界とスモール・ビジネスが直接?がっています。そのつなぎ役をしていたのが、旧イタリア共産党であったと津端修一氏が言われていました。

 「一種の第3セクターを共産党がつくり、スモールな家族企業の工房が世界のバイヤーと交渉できる仕組みをこしらえました。」

「高知もある意味南イタリアに似ている。所得も低く、貧富の差があります。マフィアも強い。左翼勢力も強い。だから高知の共産党がイタリアの共産党のように、世界に向けて物販販売をやれば高知は変わるし、豊になる。」と。

 確かにイタリアでは1970年代に60万を超える家族経営のスモール・ファミリービジネスが、80年代花開き、結果世界を席巻するイタリアの製品となっていったのです。高知のバイヤーが直接イタリアに買い付けに行き、仕入れてきています。靴や雑貨などですね。

 高知の共産党もイタリア共産党のように物販をすれば良いと思います。そうすれば地域で雇用をこしらえ、独自の経済圏をつくり地域の生産者と都市の勤労者を結ぶ。流通を大手業者に任せず直接勤労者同士がこしらえる。それこそ高知が元気になる。

 その方法手段を2度くらい提案したことがありました。採用すれば共産党は天下をとれると思いますが・・・現状のチラシ配りと、ポスターと機関紙販売だけでは党勢は未来永劫にのびないでしょう。一度真面目に共産党関係者は旧イタリア共産党を研究されると良いと思いますね。

 小泉ー安倍ー福田の「新自由主義」は、スモール・ファミリービシネスとは対極の効率主義。人間を軽視する経済システム。グローバルにして儲けるのは大企業の経営者と株主だけですから。

イタリア共産党は変化に対応しました。時代をつくりました。変わらないのは日本の共産党の特色であるのかもしれないですね。

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13日は大事なイベント盛りだくさん

Kochiagri
 秋はイベントの多い季節です。10月13日(土曜日)は大事な行事がありますね。午前10時から午後3時までの予定で、高知市大橋通りのひろめ市場広場で「こうち 農業 こだわり農産物フェア」が開催されます。

 減農薬栽培や有機無農薬栽培の野菜などが販売されます。いつもお世話になっている土といのちを守る会の井上正雄さんの野菜や米も販売されるようです。ぜひ参加し、販売に協力いたしましょう。

 午後からは県民による県民のためのフォーラム
11月25日の高知県知事選を前に、県民自身が県政を考え、語りあおうという県民フォーラム第2弾が来週末、開催されます。

「県民フォーラム」をダウンロード

「kenmin-f.pdf」をダウンロード

熱い想いで みんなで話そう 240分トーク
 
LLP行テラス(行政手続専門家集団)開設記念
県民の手で地域づくりを!
県民による県民のためのフォーラム

10月13日(土) 13:00?17:00
高知市青年センター4Fホール/高知市桟橋通2?1?50

パネルディスカッション

●民意を反映した都市計画・街づくりとは
●学生と県民不在のまま進む高知女子大移転
●道路が覆う街中の歴史と文化と自然遺産
●衰退する商店街で高知らしさや人情が滅ぶ
●消えた12億円 誰のための高知工科大
●橋本県政16年間の検証 高知県に残したもの
●ワースト1の失業率 若者は高知に残れない

Kenminfm


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2007.10.08

60年ブントは格好良すぎますね

 日本経済新聞最終面に「わたしの履歴書」が連載されています。今回の筆者は青木昌彦氏(スタフォード大学名誉教授)。全学連委員長の唐牛健太郎氏は背が高く石原裕次郎のようであったと。「赤い雷族」と当時全学連は言われていたそうですが、「赤雷」と書いたジャンパーを唐牛氏は着ていたと青木氏は述べています。

 当時の安保全学連は「ヌーベルバーグ」とも言われていました。戦後思想家の巨人である吉本隆明氏も触発されたようですし。明るく、楽しい反体制運動。後にも先にもなかったのではないでしょうか。

 私の学生時代は72年の連合赤軍の直後であり、セクト間の内ゲバで陰惨な社会運動の印象が強烈でありました。60年安保は各業界のスーパースターが学生運動に集結したいたのであると今更ながら感心するばかりです。

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格差広げてテロ対策もあるまい

 アメリカのブッシュ政権は「テロ対策」という手法を発明し、未来永劫戦争する体制を確立しました。従来のように敵が枢軸国や旧ソ連であれば、いつかは戦争状態は終わります。相手が国だからです。

 得体の知れないテロリストであると、どこにいるのかわからず、アフガニスタンの洞窟やイラクの砂漠へ爆弾を落としてもテロとの戦争と言い張れるからです。軍需産業にとってはこれほど都合の良い話はないでしょう。

 そもそも「格差社会」の世界的な拡大こそが諸悪の根源。石油や穀物を投機の対象にして、金儲けばかりしているのは極1部のファンドの連中。必要資源を釣り上げられ困るのは、先進国の勤労者もそうですが、開発途上国は必要最小限の生活が破綻してしまいます。

 そうなると生きる為には武器を取り、絶望的な対米テロに向かうしかなくなります。アメリカがテロ対策をすればするほど、テロ増加し、よけいに収拾がつかなくなり、遂にはアメリカ本土にもテロの脅威が押し寄せ、アメリカ社会は崩壊に向かうでしょう。

 テロを軍事力で制圧することは出来ません。格差社会をなくすことしかテロの撲滅はありません。軍事力のアメリカではなく、環境対策や雇用の創出、災害支援大国である日本こそ本当の国際貢献が出来る国なのですから。
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(軍事力の行使だけでは平和は構築できないでしょう。)

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2007.10.07

寂しい高新まんが道場20周年記念展

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 昨日は会場で2人にしか会いませんでした。今日は昨日の高知新聞の夕刊に記事が掲載された効果もあり会場で10人くらいと会いました。しかし寂しいもの。うちは81歳の母親が孫の作品を見たいというので一緒に見に行きました。

 人がいないのでゆっくり見れますね。なかなかの力作も多い。本業は接骨院をされているという「かしま山」さんの投稿数の多さには圧倒されますね。
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(タマリンさんの絵は線が独特。特選は8回とられていますね。)

 昨日のブログでも感想を書きましたが、タマリンさんの急逝は本当に惜しまれますね。何度見ても彼の絵や似顔絵は印象に残ります。ご存命ならプロになられたと思いますね。

 ご両親が彼の作品の展示館を南国市にこしらえられたとか。今回の展示で知りました。今度時間があれば見に行ってみようと思いました。
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 まんが王国土佐というのであれば、もっと多くの県民に見てほしいと思いますね。場所が悪いのかどうか知りませんが。複製画を商店街の中や、イオンで展示すればもっと見る人がいたとは思いますが。

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高知県知事の必要十分条件とは? 10月12日(金)

西村 しばらくけんちゃんのどこでもブログはゲスト出演が続きました。6月は東洋町長の沢山保太郎さん。7月は高知暮らしの楽校の松田高政さん。8月はテーマパーク四国を提唱されている好浦こう一さん。9月は地方公共交通と自転車を都市づくりに最大活用を提唱されている野本靖さんでした

 今月は久しぶりに、高知シティFMの戸田健史さんとの対談です。今月のテーマは今回のテーマは「高知県知事の必要十分条件とは?」で話を進めます。

 11月25日投票の高知県知事選挙。だれが高知県知事になられても実行していただきたいことがあります。それは県事業の「情報公開」の推進です。義務化することです。情報公開が義務付けられておれば「やみ融資事件」「別件闇融資」事件は起こりえなかったです。努力目標ではなく義務化すべきでしょう。

戸田 そうですね。ここ10年ぐらいで「情報公開」と言う言葉はかなり定着しました。行政でも公開しなければいけないようにはなりました。しかしまだまだふじゅうぶんですよね。
 昔では政治家任せでよかったのでしょうが。細かいところまで市民が見なくてもよいという意識でした。そういう人達がどういう政治をしているのか。政治家が信用できない時代になりましたから。

 今は公開するすべは多様化しています。メディアもたくさんありますし。やましとことがなければどんどん公開すれば良いと思います。
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(2004年の出直し知事選挙。橋本大二郎氏は選挙には強かったですね。)

西村 問題なのか「情報を公開するか。しないのか」の「裁量権」が事業当事者の行政側にあります。都合の悪い情報は未だに出しませんし、出しても黒塗りで出したりしますね。行政側に「裁量権」があることがおかしいのです。
 県庁内にもきちんとした部署をこしらえて情報を開示することを「義務化」しませんと「やみ融資事件」などは再発防止できないでしょう。

戸田 第3者機関が必要でしょう。今でも「黒塗り」公開の定義は明確ではないですね。

西村 わたしも県の情報開示請求で「ぷらっとこうち」に関してしました。やはりぷらっとこうち運営委員会議事録なども、私を「処分した」問題箇所も「だれが発言したのか」「どういう根拠で処分したのか」。またその打ち合わせに高知県庁内の県庁所有のパソコンとイントラネットでのメーリングリストで協議していることが明白であるのに「個人情報」としてメールアドレスなどが開示されません。黒塗りで開示されました。

 恐らく県庁内のパソコンでやりとりした。業務時間内に業務としてやりとりしていたはずで「公務」だろうから公開すべきであると主張し、情報開示への異議申立もしました。しかしそれ以上は追及できない仕組みです。おかしな部分がありますね。
 県庁各部署の裁量を優先し、県民の情報開示に応えないようにしています。

 それと高知県のマニフェストに「核廃棄物拒否」を明記すべきでしょう。当然県議会で全会一致で東洋町議会が採択した「核廃棄物拒否条例」を採択するように新知事は動くべきです。

最近得体の知れないグループが「高レベル放射性廃棄物最終処分場を高知へ誘致する」ことを目的にNPO法人の設立をしようとしています。これなども予断ができません。

戸田 東洋町で核廃棄物拒否という結果がでているにもかかわらず、どういう人達がやっているのかわかりませんが。NPO法人と言うのは実に微妙な存在ですね。
 NPOなどといえば良いイメージがありますが。わかりませんね。

西村 「公の役目」と「民の役目の」の区分と、共存を行うこと。
  なんでもかんでも民営化が良いかと言えばそうではない。所得の低い高知県においては、医療と福祉分野は公の役目は大事です。これ以上医療費の県民負担を増やさない政策が県は必要です。病気になっても医療を受けられない。高齢者になって必要になっても介護が受けられない。そういう人達が高知県では増えます。

戸田 医療を受けたくてもお金がないから受けられない話は耳にします。「民営化」が何でもかんでも良いことのように言われていますが、「つぶれたらどうなるの」と言うことに対する答えがありません。

西村 新しい知事は口先だけでなく「高知の活性化」「一次産業をベースとした県民所得向上」のためには官民一体で大都市部の消費者への広報と販売拠点が必要です。
 宮崎県の東国原知事は自らのキャラクターで宮崎県商品を販売しまくっています。大都市圏でどんどん販売しています。地元のスーパーでラッキョウを買いましたが、東国原知事のキャラクターのシールが製品に貼り付けられていました。ブランド化しています。
 高知県商品計画機構と同時期に発足した沖縄県物産公社わしたショップは、1000の取引先を県内で確立しています。東京銀座に大きな店舗を出し大発展し沖縄にはなくてはならない地位を獲得しています。
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(わしたショップ東京)

戸田 宮崎県は大手コンビにチェーンでも「宮崎フェア」を仕掛けていますし。あらゆるところで宮崎産品を見かけます。また宮崎産品は高知と似通っていますね。高知県民としては悔しいですね。それを取り戻すことを次の知事にはしていただきたいですね。

西村 ピーマンやししとうなど施設園芸野菜はすべて宮崎県と高知県は競合しています。園芸も観光関係もそうです。プロ野球のキャンプも高知から宮崎に奪われましたし。
 高知としてはきちんとして巻き返しをはからないと全部宮崎にやられてしまいますね。
 ないものねだりをするのではないですね。
 「今あるものを最大限に活かす」ことを県政の課題にすべきです。新堀川を県道の工事で埋め立て潰すなんて愚かなことをすべきではありません。現在の交通容量では計画の4車線道路は全く必要ありません。県知事はただちに新堀川の道路工事を大幅に見直し、ビオトープの保全と歴史的資源の見直しをすべきです。
 観光資源にする気迫がないと高知の売り物はなくなってしまいますね。

戸田 あんな中心街に自然豊かな川がある。というのが驚きです。それをみすみす公共事業で(税金を使って)自動車道路をこすらえるのはどうかと思いますね。
 車を持っていない家は動きにくい。そういうまちづくりのような気がしますし。今の地方公共交通は大変な状態になっていますし。車優先の道路作りばかりすることはいかがなものでしょうか。
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(県民参加を標榜しながら、県民を排除し続けた公共電子掲示板はついに廃止されましった。)

西村 情報公開は大事です県職員の意識改革がなにより必要です。そのためには情報公開が必要です。県職員と県民との対話のチャンネルであった公共電子掲示板である「ぷらっとこうち」も不明瞭な契約要件や運営体制の不備から廃止になりました。県民との真の対話を恐れる県職員の体質が現れとても残念です。
 特定の企業や声の大きな県民のほうばかりして仕事をしている高知県庁と言う思いは、県民はぬぐえないと思いますね。

戸田 ぷらっとこうち問題なにかと話題になりました。インターネットで知事と県民が対話できればそれは良いことでしょう。理論は納得できますが。
 しかしネット上は治安が悪く、無法地帯ですね。このところ「迷惑メール」も物凄い数で押し寄せてきていますし。この状況では難しかったと思わざるをえません

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2007.10.06

高新まんが道場20周年記念展を見学

 夜須の海から帰りまして方付けをして「高新まんが道場20周年記念展をかるぽーとの横山隆一記念館へ見に行きました。2階から入り、5階の展示場で開催しています。

 高知にゆかりのある市政の漫画愛好者の作品180点が展示されていました。うちのこどもの作品も6点ばかりありました。とにかく凄いのは「かしま山」と言う人。圧倒的な作品応募点数。子供から高齢者まで投稿者も幅広い。

 そのなかでもタマリンさんは抜けていますね。絵に個性があるし、1度見たら印象深い。26歳の若さで交通事故で逝去されたのが残念です。

 見ていて飽きませんでした。是非閲覧可能な人は鑑賞ください。

 10月6日から12月2日まで。横山隆一記念館企画展示室で、午前9時から午後6時までです。入場は無料です。

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10月最初のセーリング

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 いつも一緒にセーリングしている高校生のR君は修学旅行だということです。今日はいの町在住の従兄弟に声を掛けました。高校卒業以来40年以上故郷を離れ東京生活をしていました。定年退職しUターンしたのです。

 還暦だとはいえ、自転車でいのから高知へ常時来ていますし、山の生活に憧れていると言うので、本川での間伐体験をしてもらい土佐の森救援隊にも入隊したもらったほど。元気な人は還暦でも元気ですね。ローリング。ストーンズも還暦を過ぎて現役のロックバンドでありますし。

 朝はさすがに肌寒いと感じますが、夜須へ着き、ハーバーでヨットをぎ装していますと気温は上がりますね。昨日から上天気ではありますし。まだまだTシャツと短パンでセーリングはOKですね。

 従兄弟は91歳のお母さんをデイ・サービスに出し、奥さんを牧野植物園に送り10時過ぎにやってきました。山での運動と異なり海のセーリングもまた気分が異なることでしょうね。

沖縄付近の大型台風15号の影響で海上はうねりがありましたが、沖へ出ますと風もありまずますのセーリング日和ではありました。従兄弟も堪能していました。

 今日は古いカメラの調子が今一つ。写真は1枚だけですね。

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仙波敏郎さん講演会まであと2週間

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 愛媛県警の裏金問題を告発した現職警察官仙波敏郎さんの講演会が、10月20日高知市自由民権記念館大ホールで開催されます。。

(日時)2007年10月20日(土曜)午後2時から4時まで

(場所)自由民権記念館大ホール

(会費)資料代300円

(主催) サロン金曜日 市民オンブズマン高知

 高知県庁では「やみ融資事件」があり、高知県警では「捜査費不正請求問題」がありました。仙波さんは愛媛県警現職の警察官として裏金問題を告発された勇気ある人です。

 9月11日に仙波さんは県を相手に慰謝料100万円を求めた国家賠償請求訴訟の判決が、松山地裁で言い渡され、原告がほぼ全面的に勝訴されました。

 勇気ある警察官の証言を県民は聞くべきであると思います。組織のあり方を再考するテーマではないかと思います。
 県警本部長の指示で配転され、無視され、閑職に追いやられた仙波さん。あらゆる圧力に負けずに真実を貫かれました。

 講演会では仙波さんに「あきらめない勇気」をいただけるのではないでしょうか。

 仙波敏郎さんに関する関連情報です。

 愛媛県警捜査費不正疑惑

 仙波さんを支える会通信

 仙波さんを支える会ニュース

 講演会関係のチラシは以下のPDFファイルから

「senba-kouennkai.pdf」をダウンロード

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2007.10.05

あと1ヶ月 告示前の高知県知事選挙

 高知県知事選挙は、11月8日告示、25日投票と決まりました。高知、南国、宿毛の三市長選と同日選になりました。しかし県知事候補者は揃いません。

 5日の高知新聞によりますと知事選挙に最初に立候補を表明していました高知市の元会社員、新村勝信氏が辞退することを表明されました。これで10月5日現在正式に立候補を表明されている県知事候補者は関谷徳氏だけになりました。

 橋本知事の「意中の候補者」と言われている県政策企画部長の十河(とおごう)清氏は固辞したままです。自民党、民主党、公明党、共産党などの政党筋もきちんと県知事候補を擁立していません。

 本来出馬してもおかしくない人が登場していませんし。このまま秋が深まっていくのでしょうか?そのまんま東氏のような人物も聞こえてきませんし。どうなる高知県ですね。

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高知県庁はデマを捏造するな!

Kenchou

(高知県庁など廃止してもかまわないと思う。写真は高知県庁本庁舎。)

 昨日NHKローカルニュースをぼんやり聞いていましたら、県が運営していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」の廃止についての県側のコメントを一方的に発表していましたね。

「ルール違反の書き込みが増え、利用者離れがあった。」「一度離れた利用者が休止している間に戻ってくるとは思えなかった」などと現県政情報課長の無責任なコメントをそのまま垂れ流し報道しておりますね。

 高知県庁県政情報課は県民室を運営し、県民の情報公開請求の窓口の部署。こんな事実に反するコメントを平気で業務として言うから高知県庁職員は社会的な信用を失うのです。

 正しい情報は私個人がこうした高知県庁の「被害者」にもかかわらず情報を整理していますので以下を参考にしてください。


高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います!

県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて(資料)

 いかに彼らの言う「ルール」なるものがデタラメで、勝手に人を処分し、その法的根拠も曖昧。県知事からの委嘱状もなく、管理者であるはずの総務部副部長も運営は蚊帳の外。責任の所在が全く不明瞭ないい加減な運営形態。

 橋本知事の改革を推進するというの自称「改革派職員」が、総務部管理職よりも権限を握り、一部の県民と結託してやりたいほうだいをしていたのが「ぷらっとこうち」の実態でした。

 橋本知事を「毛沢東」。自称改革派職員を「紅衛兵」に例えることができるのではないだろうか。知事の権威を傘に、「ぷらっとこうち」を活用して県民参加の電子版をしようとしたが、身勝手なルールと自己矛盾が露呈して破綻したのでありますね。橋本流「文化大革命」は悲惨な失敗をしたということでしょう。

 このうえ破綻した責任をまたしても「デマ」と中傷をNHKに流すとは。またしても県職員は県民を愚弄するデマを捏造しましたね。

 闇融資事件で30数億円県民の税金を流失させても、ボーナスの返上もする県職員は1人もいませんでした。県民の意見を聞いた振りして、全然意見を聞かない高知県庁などこの世から消え去るべきではないかと本気で思うようになりました。

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明日 高新まんが道場20年記念展が開幕

 高知新聞に市民が気軽に漫画を投稿できる「高新まんが道場」というコーナーがあります。1987年からとのことです。そうなるとうちの子供などはその申し子かもしれませんね。その年に生まれましたから。「高新まんが道場20年記念展」は高知市の横山隆一記念館で10月6日から12月2日の予定で開催されます。

 高新まんが道場20周年記念展
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 「未来への贈り物」横山隆一記念館パンフより

 「タウン情報高知10月号」の96Pにも掲載されていました。

 7歳の時に初投稿し入選。それは私がサッカー観戦していて日本が韓国に負けた試合。テレビに向かってわめいている姿を「おとうさん」という題で投稿され「高新まんが道場」に掲載されてしまいました。その頃の道場主は故青柳祐介氏。

その後たまに投稿し、入選したり、時に特選になることもありました。

「未来への贈り物」は今年の1月頃に帰省しているときに、東洋町で大問題になっていました「高レベル放射性廃棄物最終処分場」。タイムカプセルかと思い未来の子供がロボット犬と掘り返してみたという設定の1コマ漫画。高レベル放射性廃棄物が未来への贈り物になっていた。そういうおぞましいお話。確か特選になっていました。
(間違いでした。特選ではなく入選だったようでした。)

 横山隆一記念館のパンフに載っていましたので転載させていただきました。

 亡くなられたタマリンさんやいろんな人達のユニークな漫画が会場では多数展示されていることでしょう。

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2007.10.04

ブントもベンチャーの1種であるとか

 日本経済新聞の最終欄に連載されている「私の履歴書」が面白い。今回の執筆者は青木昌彦氏(スターフォード大学名誉教授)であります。経済学で日本人がノーベル賞を受賞するのであれば彼が1番近いとも言われている。

 青木氏は60年安保前に全学連を指導し、安保闘争を盛り上げた人物の1人。共産党から分派した共産主義者同盟(ブント)幹部5人のうちの1人とか。連載2回目で広報部長をしていたので「国際共産主義運動の総括」なる論文を20歳で書き、ブントと組織名を名づけたそうです。

 これも1種のベンチャーだなと言いきるところがとても面白い。3回目では大学校内で広松渉氏に出会い影響を受けたとも。ロシア革命の悲劇の指導者トロッキーは面白いと思ったが第4インターへは行かなかったとも。

 岸首相訪米阻止闘争で羽田空港の食堂に立てこもるもあえなく機動隊に逮捕される。しかし全学連とブントの存在が大きくなったとか。

 ともかく左翼特有の「暗さ」がないですね。60年ごろのブントは格好が良いですね。青木氏が当時有名な姫岡玲治であったそうです。「ブントのスーパースター」であった青木昌彦氏の自伝を日本経済新聞で読めるとは面白い時代ではありますね。

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福田内閣も弱者切捨て大企業優先内閣

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 「ワーキング・プア」社会の日本。地方にいますとよけいに感じます。「グローバル化」と称して地方経済を破壊した小泉ー安倍政権。この気に及んで地方人が自民党を支持する必要はどこにもありませんね。おかしいですよ。

 福田康雄首相の所信表明演説は言葉こそ外来語を使いませんでしたが、やはり基本路線は変わりません。大企業優先ー地方切捨て構造改革路線(アメリカ従属社会)ですので。なんとなくベテラン勢が表へ出ているから「古きよき頃の自民党」かと思いきや全然違います。

 強いもの、お金持ち、大企業はもともと力があり強いのですからわざわざ政府が優遇する必要はありません。政治が必要なのは経済的弱者です。憲法25条の完全履行こそが政府の役目です。それを放棄し、貧困に格差に無関心な政治家は政権担当をしてはならないのですから。

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2007.10.03

浦和レッズの試合に感動

 10月3日はBS朝日がアジア・チャンピオンリーグの中継をしていました。相手は韓国の城南一和。前半先制されながらも、後半2点を奪い一時はリード。追いつかれましたが引き分けました。アウエーでの引き分けは勝ちに等しいです。

 浦和は敵地で2-2引き分け(スポニチ)

 田中達也と、ワシントンが取ったPKをポンテがきっちり決めて2点。感動的な試合でしたね。後半は両チームはよれよれ状態でしたが見ごたえがありました。

 凄いと思ったのは浦和レッズのサポーター。3000人近い人達が浦和の赤いシャツを着て韓国でレッズの応援を大声でしているので凄い。浦和サポーターは世界水準になっていますね。

 ホーム&アウエーで、アウエーの1点はホームの2点に相当。試合こそ2対2の引き分けでしたが、実際は4対2で浦和のリード。24日のホームは浦和スタジアム。スタジアムが真っ赤に染まるでしょうし。浦和はホームでは強いし。

 見ていて浦和サポーターの力が大きいと思いました。

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ぷらっとこうちが正式に廃止

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(正式に「廃止」された公共電子掲示板「ぷらっとこうち」)

 9月2日の高知県議会総務委員会にて県政情報課長が県が運営していた公共電子掲示板「ぷらっとこうち」を正式に廃止するとの報告をしたようです。これに対し、2人の県議から「公共の定義があいまいでおかしい」「一体どこの県民を相手にしていたのか」との疑問がだされたとの地元紙の報道でした。

 わたしなどはあいまいな「公共」の定義の被害者であり、ぷらっとこうち運営委員会なるるものにより不名誉な登録者抹消措置とその処分を正当化する不当な一方的な掲示をぷらっとこうちにされました。それに対する関係者の謝罪が未だになされていません。問題はこれで終わりではないのです。

 その後無責任で事情を知らない連中が、「ぷらっとこうち」に関してあれこれ面白おかしくわたしのことを誹謗中傷した書き込みをしているようです。民間掲示板は匿名の気安さで、自分が「透明人間」でもなった気分でどんな暴言を吐いても処罰されないという気安さから、面と向かっては言えないことを発言したりするものです。もっと事実をよく検証してから発言していただきたい。

 県民の税金で運営されるべき公共電子掲示板は「県民と県職員との交流」「県民同士の交流」が主たる役目であり、またその発言は「面と向かって言える節度」があるべきであることを私はぷらっとこうち運営委員会なるものに言い続けて来ました。民間掲示板とは役目は違うだろうし、実際のまちづくりに関与するだけの現実性がなければ県税投与の意味もないでしょうから。

 しかし「ぷらっとこうち」では、一方でぷらっとこうち運営委員という掲示板の運営と管理に携わりながら、一方で匿名で私のことを誹謗中傷する輩が複数いました。実名での私の適切な発言をさしたる理由なく運営委員の立場で削除する。そういう権限を持っている。自分達の匿名の誹謗猪中傷発言は指摘されても削除しない。こういうインチキと不正行為がぷらっとこうちではまかり通っていました。

 しかも深刻なのは当時橋本知事が「県政改革を担っていた」と評価していた自称改革派県職員が多くぷらっとこうちに関与し、業務で仕事時間中に私の処分やその方法を打ち合わせをし、実行していたことです。橋本県政の「改革」や「県民との協働」とはなんであるのか。その一端を露呈した事実でありました。

 高知県の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」は正式になくなりました。当時の「ぷらっとこうち運営委員会なるもの」と関与した自称「改革派県職員」の犯罪行為が消えるわけではありません。未来永劫その事実を明らかにし、彼らが謝罪し罪を認めるまで事実を伝承していかねばなりません。(2007年10月3日)

 ぷらっとこうちに関する関連した情報一式

 ぷらっとこうちは何故駄目なのか?

 県民を排除する「ぷらっとこうち」なるものについて(資料)

 きちんと経緯を読んでいただければ、高知県政が「改革」を標榜しながらいかにいい加減であり、県民との対話を拒んできたのかが理解できるでしょう。

 橋本県政16年の総括をしなければなりません。「ぷらっとこうち」は橋本知事の言う「県民参加の予算づくり」事業から派生してきたものです。県民との対話を結局したくない県職員により無残な失敗をしてしまったと後世に伝えなければいけないでしょう

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戦慄の「公安警察の手口」(鈴木邦夫著 ちくま書房)

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 とにかく迫真のレポート。尾行、挑発、ゴミアサリ。スパイ行為。盗聴、捏造なんでもあり。今や過激派もほとんどいない日本社会で公安警察の必要性はあるのかと鈴木邦夫氏は問いかけています。

 刑事事件の捜査をきちんとやる刑事警察と、政治的な観察を続ける公安警察は、「警察」の名前はついているものの全く別物であるといいます。警察の実態につきましては
10月20日に自由民権記念館で仙波敏郎さん講演会を予定しています。

 裏金問題を告発した愛媛県警巡査部長、仙波敏郎さん講演会

 最近は新左翼系統の過激派がいなくなると、今度は「テロの脅威」を言いたて市民のプライバシーもなにも無視してやりたい放題。以前映画で見た東ドイツの盗聴国家そのもの。「本当にこれが日本の公安警察なのか」と驚くばかりです。

 参考 監視国家体制の恐怖

 鈴木氏は一水会という元新右翼の活動家時代があったそうです。それだけに実際に監視され、尾行され、家宅捜査された経験があるそうです。克明なレポートでしたが、公安警察は当然のことながら「情報公開」されていませんので、実態は知ることは市民にはできませんね。

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2007.10.02

韓国大統領軍事境界線を徒歩で越える

 「歴史的」なことなのでしょうが、何故か素直には感動しませんね。日本人拉致問題は全然解決していません。核問題なども光明が少し見えましたが、今ひとつ不明です。
 
 言葉がわかりませんが徒歩で軍事境界線を越えた韓国大統領夫妻のようです。

 SOUTH KOREA NORTH KOREA SUMMIT

【写真】軍事境界線越える盧大統領夫妻(中央日報日本語版

 今回の南北首脳会談はどういう意味があるのでしょうか?年末の大統領選挙にも影響があるのでしょう。融和政策の大統領か、それとも対決姿勢の大統領か。その大統領選挙の前哨戦なのでしょう。

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独善主義では天下は取れませんぞね

 ある政党関係者の個人ブログが執拗に絡んでくるようです。言論の自由ですのでそれはそれでかまわない。

 どうやらその理由は政党関係者のメディアがある町の出来事をきちんと現地取材せず、政党関係者個人の身勝手な感覚で報道したおかしさを私がブログで指摘したことが始まりでした。

 その後言い訳がましく、ちゃんと裏とりもしているとか、取材履歴もこちらに指摘されてから個人ブログで公表しているようです。それは報道に携わる者としてはごく当たり前の事。私個人のブログやサイトでも意見の対立がある問題は双方の意見を聞き取り慎重に出すべき情報は出しています。

 20年ほど前夜須町がマリンタウン計画で揺れ動いていた時、わたしは対立解消に汗を掻きました。当時住吉海岸にあった海浜レストラン「幸の茶屋」の撤去問題や、外洋型マリーナ建設ではなく、海岸整備(現・ヤ・シーパーク)に主要計画を変更すべきであることを関係者に進言したこともありました。

 アメリカ視察研修もそうでしたし、その後の前向きなまちづくりへの関与もしましたが、それは私が夜須町内のあらゆる立場の人と交流があり、また何の利害ももたない「7分の1夜須町民」であったから出来たことです。ちゃんと実践もしています。1市民ですが。

 私なりに実践を踏まえ、きちんと指摘していることがどうやらこの政党関係者はご理解していないらしい。

 その政党の「支持者の大半は専従ではなく、皆仕事を持って懸命に政党活動をしてるからとやかく言うな」とか。それも当然。真摯な活動をされているその政党の関係者を多く知っているからこそよけいにそう思うのです。もったいないなと。真摯な努力が報われないと。

 なぜかと言いますとその政党の上級幹部が無能で「風が読めない」ことは安倍前首相と同じ。その原因の1つが政党関係者の、メディアの取材のありかたにあるのではないかと思うようになりました。偏見にみちた取材姿勢では物事は正しく伝わらないことでしょうし。真実を色眼鏡で見る人は報道関係のお仕事をしてはいけないのです。たとえ政党関係のメディアであっても。

 「独善主義・唯我独尊主義」では天下国家は担えません。もっとも野党で満足しているようなマニフェストを出しているようですから天下を取るつもりはないのかもしれませんが。

1市民でもアメリカあたりでは既に政治を動かす力になっていますね。

 ブログがつくる市民革命
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夜須の海が大きな考えかたを育んでくれたのです。

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まさに「テロとの戦い」-ミャンマー

 政府・与党は自衛隊のインド洋の海上給油活動は「テロとの戦い」で大変大事なことを担っている。国際公約で絶対に必要であると。日本が離脱すれば国際的信用を失い大変なことになる。と声高に主張しています。

 そうであるならばミァンマーの軍事政権の非暴力抗議行動をしている市民への武力行使は「テロ」ではないのか。映像ジャーナリスト、長井健司さんの射殺事は「テロ」そのものではないのか。

 中国やロシアは軍事政権を支援し、豊富な天然ガスと鉱物資源確保の為に、国連決議を反故にしました。この経緯からしても中国は「平和の祭典」の北京五輪を開催する資格はありません。中国こそ「テロ支援国家」ではありませんか。

 日本もミャンマーの軍事政権への支援をやめるべきでしょう。民主化勢力の支援をすべきです。そうすれば軍事政権打倒後、中国やロシアの影響を駆逐することができるでしょう。

 日本は「テロとの戦い」を国連の場や国際社会で声高にミァンマー問題で主張すべきです。福田首相はミァンマーへ乗り込み民主化を軍事政権に約束させることをすべき。国会もミァンマー制裁決議を採択すべきでしょう。

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高知とミャンマー(ビルマ)との縁

 民主化を求める市民のデモを軍事的に弾圧するミャンマー軍事政権。許される行為ではありません。正確に世界に報道しようとした日本人カメラマンも惨殺されました。

長井さん銃撃は背後から、町村官房長官会見(日本経済新聞)

 国際社会ももっと関心を持ち、民主化を押し進めないといけないです。しかし国連常任理事国の中国とロシアは軍事政権への制裁には消極的。むしろエネルギー資源の確保を名目に軍事政権を支援するようなことをしている疑いまでありますね。
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 一方で今より昔はミャンマー(ビルマ)との縁は深かったようですね。
 写真は自宅近くの故浜口喬夫さんの絵です。昔近所のよしみで購入しました。大戦後将校であった浜口氏は戦後何年間か当時のビルマで抑留されたとか。インパール作戦と言う無謀な作戦で日本軍将兵が多数ビルマで戦死されたそうです。

 高知の部隊はビルマに多数派兵されたとも聞きました。そういえば五台山近くにもビルマの寺院のようなパコダが建立されていますし。映画「ビルマの竪琴」もありましたし、「戦場にかける橋」もビルマが舞台ではなかったでしょうか?。あれはタイとビルマとの国境の話しなのでしょうか?

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2007.10.01

ブログがつくる市民革命

 アメリカでは実際にブログがメディアになり市民運動に大きな影響を与えているようですね。日本ではまだまだブログを馬鹿にし、卑下する傾向もあります。また匿名掲示板から「罵倒の泥の海」に自己満足する人たちも多い。

 なによりアメリカの市民ブログは行動的であり、実践的であることが大きい。今回東京新聞がとりあげている人もそうですね。

 第一部 <1>政治ブロガー  政界揺るがす行動力(東京新聞)

 民主党の7人の大統領候補者たちが彼ら主催のネット討論会に参加したことからもその実力がわかる。確かに現実を動かしているようですね。

 日本では麻生太郎氏が漫画好きだとか。いわば「代償行為」で自己満足しているだけ。あるいはイラクで人質になった人たちへの誹謗中傷キャンペーンという体制側の手先としてのネット。日本ではネガティブな意味での活用がまだまだ目立ちますね。

 前向きなブログの活用には元気付けられますね。

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郵便局が民営化してどうなるの?

 大騒ぎで郵便局が民営化しました。郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4事業会社が10月1日から発足したようです。小泉前首相が奮戦して「優勢民営化」したことで日本の国民にどのような利益があるのでしょうか?

 未だにわかりません。過疎地を抱える高知などではよけいに不便になるだけでしょう。

 民営郵政が本格始動 社員24万人の巨大企業(東京新聞)

 結局はアメリカのハゲタカファンドに日本国民の預金を差し出しただけなのではないでしょうか?さっぱりわかりませんね。

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海への安全対策は万全に

 昨日の広島県江田島市の沖合いでのヨット転覆事故は痛ましい。画像で見ますと1人乗り(せいぜい2人)のミニ・ホッパーと呼ばれているディンギー・ヨットに大人1人、子供5人が乗り、沖合いで転覆、子供2人が亡くなりました。

 6人乗りヨット転覆、女児2人死亡 江田島市沖美沖(中国新聞)

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(広島で転覆したヨットと同じタイプのミニホッパー。普通は1人で操船します。)

 右に旋回中に転覆とあるから、タッキング(風上にてヨットの方向を変える)中にバランスを失い沈(転覆)したのでしょう。報道によると子供達はライフジャケットをつけてはいたが、大きくて外れたのではないかとも言われています。

 ディンギー・ヨットは船の厚さが30センチ程度。マストの高さがこのミニ・ホッパーでも4メートルはあります。それにセール(帆)を張り海上をセーリングしますと不安定そのもの。体重移動を巧みにしないとすぐに沈します。

 子供達でわいわいやっているうちに体重移動がうまくできなくて、転覆したのでしょう。ここまではよくあります。乗っていた人全員が正しくライフジャケット(救命胴衣)を着用していれば痛ましい事故にはならなかったでしょう。

 なんとも残念な事故でした。

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(子供用のライフジャケットはありますので、身体にあったものを着用させるべきです。)

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やはりインド洋給油は米軍の軍事作戦のものでしかなかった

 NPO法人ピースデポは、インド洋での海上自衛隊の洋上給油活動は、国際社会がテロとの戦いという名目ばかりでなく、米海軍空母キティホークに給油されイラク戦争での爆撃に使われていたことを明らかにしました。

 海自艦が給油した米艦はイラク作戦に使用した

 国際社会との協調とかウソ800を並べ立てるものでありますね。自衛隊はインド洋からもイラクからも撤退すべきです。国会審議ですべて情報公開し明らかにすべきでしょう。

情報を公開し、審議しどうするか決めるべきでしょう。

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