野本靖さんの県民マニフェスト
4人の県知事候補がようやく出揃いましたが高知県知事選挙も一向に盛り上がりませんね。不況ですし政治どころではないというのが県民の本音ではあります。お金を出して組織動員選挙にはならないと思います。このまま最後まで低調にいくことでしょう。
8月18日に開催されました「県民による県民のための県民マニフェスト大会にパネラーで出演されました野本靖さんが独自のマニフェストを公表されています。注目すべきは公共交通機関の見直しと最大活用なしに高知の再生はありえないという独自の持論を展開されていることです。
最近高知市中心部の再開発議論があります。追手前小学校を廃校し、新堀小学校との統合。高知女子大学の移転問題。高知大学をダイエーの跡地へ誘致。商業施設を誘致する。市民不在のうわついた議論に過ぎません。また自動車交通を前提にした議論のようでいくら商業施設を中心地にこしらえてもイオンには到底太刀打ちできないことが理解できないようです。
その点野本靖さんの論点は都市政策,都市経営に基づいています。また環境への配慮もあります。つまり「今あるものを最大活用する」ということであり、高知市長のように「ないものなだり」をする発想とは異なっているからです。
私の考える高知県民マニフェスト(2) 「公共交通の再構築(鉄道路線を地域基幹交通に位置付けよ)」
私の考える高知県民マニフェスト(3) 「直通運転のイメージ図(前回の補足も含めて)」
わたしの「書き散らし」「ぶっ飛ばし」ブログとは異なり、野本靖さんのブログの記事はきちんと考証されています。聞きますときちんとした記事は1つで4時間かかることもあるとか。
大変な力作なのでご一読ください。また4人の知事候補もきちんと読んでいただきたいですね。
また直通運転のイメージを独自に作成されています。葛島鉄橋付近と大橋通、堀詰の様子です。このイメージで具体的に感じることができます。
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