大恩人の訃報
さきほどわたしの携帯に電話がありました。「父の携帯電話のリストのある人にお電話させていただいています。今日の午後5時に父は亡くなりました。肝臓癌から大腸に転移し、頑張りましたが力尽きました。生前父が親しくしていただいた人に連絡させていただいています。」との連絡が息子さんからありました。
その方にはわたしが新米営業マンであったとき公私共に世話になりました。営業活動のなんたるかを身を持って教えてくれました。オフコン時代に苦労されてシステムを導入された先駆性もありました。
2年間の営業担当時代にどれほどお世話になり糧になったかわかりません。それはもう27年も前のことです。独身時代のことでした。その時代は私にとっては青年時代の爽やかで活力に溢れた時代でした。
時は過ぎ私は帰郷、結婚し、2人子供を授かりました。上の子供が大学へ進学することになり、なんと偶然にも同じ街にその方は自宅と会社とが移転されていました。
あつかましくも私は連絡し、こどもの下宿を探していただきました。
その折は親子で対面し、お世話になりました。大学に通学中の間に子供はひとかたならぬお世話になりました。卒業して子供が帰郷する時も、私は挨拶に行きました。ささやかな送別会を奥様としていただきました。
突然の訃報には驚き、打ちひしがれています。あまりに早い人生の幕切れでありました。
いろいろ教えていただきました恩義に何も私はお返しをしていません。
親子2代お世話になりました。あまりに早いご逝去は残念です。心よりご冥福申し上げます。
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