食料の確保は大丈夫なのか?
世界の人口は爆発的に増えています。また中国やインドの産業発展は目覚しく、食料の消費が急拡大しています。自動車や工業発展で地球の温度が上昇し、異常気象が頻発、穀物生産は打撃を受けています。
グローバル経済主義者が日本でも1時跋扈しました。「効率の悪い日本の農業への補助などやめて、外国から安い農産物を買うべきだ。」「日本の高い木材を切り出すよりも、外国の安い材木で家を建てるべきだ。」
日本経済の伸張と円が強くなった背景から、「思い上がった」発言が多く見られました。しかし世の中栄枯盛衰なのです。カロリーベースで日本の食料自給率は40%台です。国内農業を振興し、国民が安全な農産物を手に入れなければ、国防もなにもないと思います。
そのあたりの農林省や林野庁の政策は成功していると思いません。効率優先のグローバル経済は必ず行き詰ります。なぜなら地球の資源は無限ではなく、有限であるからです。
戦前のような飢餓がまた来るかもしれない。それに備えることこそが国を守ることになるのです。
戦前に日本は飢餓は当たり前の現実でした。
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