昔は「けつバッテング」がありましたね。
中学校の時だったでしょうか、野球部の知人が先輩達に気合いを入れられると言います。「けつバッテング」です。「なに?」と聞きますとお尻をバットで殴ることであるとか。
当然普通にやれば大怪我をします。それでお仕置きをされる野球部員は、ズボンのお尻側の内側にジァージやバスタオルなどを詰め込んでいたとか。先輩たちもそれを確認してバットを振り、後輩たちに気合いを入れる為に「けつバッテング」をするわけです。練習試合でふがいない試合をしたり、練習態度がだらけていると先輩達が判断した折にその「行事」は行われていたようです。
おそらくローカルな慣習であると思います。ただ怪我をさせない配慮が、お互いにありました。大怪我したり、まして死んだりすることはありえませんでした。他の運動クラブでも独特の「気合いを」いれる行事があると思います。形を変えて今でもあると思います。
今回の時津風部屋での新人力士への暴行事件は論外。話を聞けば聞くほどリンチではありませんか。ありえない光景ですね。
これでは大相撲に入会する日本の若者はいなくなるでしょう。朝青龍の問題をことさら大騒ぎしていましたが、それより遥かに深刻な問題ですね。このままでは大相撲は消滅することでしょうから。
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