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2007.10.30

大げさな表現を笑う前にやるべきことがある

  「県庁の悪と戦います」「県職員の県民抹殺計画について」という私が個人のサイトに書いたが「過激すぎる」とか「そんな表現ではだれもついてこないし、賛同はしないだろう」としたり顔で私を非難する人がいるようです。
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(高知県庁は自分たち組織に都合の悪いことは黒塗りでしか公表しない。クリックすると拡大します。読めばおかしさがわかるはずです。)

 運動しない人。助けてくれない人に限って自分だけは良識派を意識したいのでしょう。映画「六ヶ所村ラブソディ」のなかで、村で少数の核再生処理施設反対の意志を貫かれている農家の主婦はこういわれています。

「核問題では賛成か、反対しかねえんだ。傍観していることは賛成していることと同じだべ。反対する場合は声を張り上げて反対しないと反対していることにならねえんだ。」と。
 表現がたとえおおげさでも、高知県庁職員の組織的な対応は、ファッショ的であるし、まして状況証拠から、職場のパソコンとイントラネットを使用して県民の処分の打ち合わせをしていたのですから。そのことを指摘し、情報開示を要求しましても黒塗りしか開示しない。不服申し立ても却下する姿勢ですからね。

 戦前のドイツの小話でこんな話がありました。最初に共産主義者が弾圧された。でも自分には関係ないと思った。次に社会主義者が弾圧されたがまだ大丈夫だと思った。次に自由主義者が逮捕された。これは心配だと思ったが何もしなかった。教会関係者も逮捕されたことで、これはいけないなんとかしないとと思っていたが、今度は何も出来なかった。

 みすみすナチスの台頭を許したドイツの小話です。

 「小さい問題」であると矮小化している人は、事実を捏造される怖さを知らない人なのです。

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