不可解な橋本大二郎氏の行動履歴
4期(5期)16年で高知県知事を退任する橋本大二郎さん。知事の評価は後でしますが、ともかく選挙には強い人でした。1回目は30万票。2回目、3回目も25万票を集めました。3回目。4回目の選挙は前高知市長松尾徹人さんとのガチンコ対決。共産党以外の政党が松尾さんを支持し、連合や自治労という組織労組や公明党の支援を受けた松尾さんに結局負けませんでした。
(とにかく選挙には強かった橋本大二郎さん。2004年県知事選挙最終日)
自民・公明・民主・社民・共産のすべての政党の推薦した対立候補をすべて退けた橋本大二郎さん。今後も高知県の政治史でこれほど選挙に強い人はもう現れないと思いますね。
その橋本大二郎さんが「意中の候補」と指名したのが現職の県庁幹部職員の十河清さん(企画政策部長)。十河さんはしかし固辞し続けました。
結局十河清さんが固辞し続けため、県知事選挙は「後だしじゃんけん」体制になり、ようやく最近になって4人の候補者が現れましたが、どの候補者も政策や人柄の浸透には全然至っていません。
なにせ常時25万票前後の有権者の支持を集めてきた橋本大二郎さん。当然その支持者の票の行方が気になります。橋本大二郎さんは今出ている4人の立候補者には言及していません。しかも先日橋本大二郎後援会(上田真弓会長)は解散してしまいました。
後援会のホームページもなくなっていますし。
後援会が解散したので、まとまって4人の知事候補者のうち誰かを応援・支援する動きもなくなりました。県議会の終了後は一転して知事選挙については沈黙を橋本さんはしています。一体どうなるのでしょうか?今後の言動に注目です。
ブログ「だいちゃんぜよ」も無期限の休筆状態になっていますし。しかし盛り上がらない高知県知事選挙です。本命不在だからでしょう。今回の知事選挙は投票率が相当低くなり、10万票で当選出来るのではないでしょうか?
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